2022年6月5日(日)
枡野浩一「かんたん短歌の作り方」を久しぶりに通しで読んだ。
短歌指南本のなかでも非常に好きな方向性の一冊であり、個人的なバイブルでもある。
枡野浩一が語る理想の『かんたん短歌』という概念を追いかけるのが楽しい。
短歌初心者がやりがちなミスを片っ端から潰していってくれるのが爽快でもある。
特に、
・短歌は定型であることでパワーが増すので、字足らず字余りはやればやるほど不利である、特に過剰に崩すのはよくない
・「おもしろいことをそのまま書く」ではおもしろくはならない、「おもしろく書く」が正しい
・助詞は抜かない
・句読点は使わない
・「共感を呼ぶ題材を見つけただけ」なのは技術を放棄している駄目短歌
・リズムを崩さない
・短歌以外の媒体で表現したほうがおもしろいものは短歌にしない
このあたりは、常に確認するべき事項だと思う。
「短歌をつくらなくても元気に生きていける人は、短歌をつくらないでほしいと思います。」から始まるあとがきも大好き。
この本を読み始めたのは、短歌をはじめたばかりだった2018年。
それから4年が経過したけれど、まだまだかんたん短歌の入り口に立ちつづけている気がする。
かんたんな構造だからこそすごく難しい、それが『かんたん短歌』。
#読書
短歌指南本のなかでも非常に好きな方向性の一冊であり、個人的なバイブルでもある。
枡野浩一が語る理想の『かんたん短歌』という概念を追いかけるのが楽しい。
短歌初心者がやりがちなミスを片っ端から潰していってくれるのが爽快でもある。
特に、
・短歌は定型であることでパワーが増すので、字足らず字余りはやればやるほど不利である、特に過剰に崩すのはよくない
・「おもしろいことをそのまま書く」ではおもしろくはならない、「おもしろく書く」が正しい
・助詞は抜かない
・句読点は使わない
・「共感を呼ぶ題材を見つけただけ」なのは技術を放棄している駄目短歌
・リズムを崩さない
・短歌以外の媒体で表現したほうがおもしろいものは短歌にしない
このあたりは、常に確認するべき事項だと思う。
「短歌をつくらなくても元気に生きていける人は、短歌をつくらないでほしいと思います。」から始まるあとがきも大好き。
この本を読み始めたのは、短歌をはじめたばかりだった2018年。
それから4年が経過したけれど、まだまだかんたん短歌の入り口に立ちつづけている気がする。
かんたんな構造だからこそすごく難しい、それが『かんたん短歌』。
#読書