2023年2月23日(木)
NHKのドラマ版がおもしろいので、よしながふみ「大奥」を改めて最初から読む。
Amazonのポイント還元セールのときに、全巻電子で買い直した。
ドラマでは端折られている話も多くて、ドラマで見たばかりでも、もう一度楽しめる感じ。
呉服の間で針をなくして帰れなくなってしまった少年のために、水野が呉服の間のメンバーを全員一列に並べて、太鼓を叩きながら探させるシーンがすごく好きなんだよな~。
水野の人柄が端的にわかる名シーン。
あと、ドラマでは雑音になるから意図的に端折ったんだと思われるけど、捨蔵(お楽の方)関連の話がけっこう好き。
大奥のなかではかなり珍しい、明るくお気楽な性格の彼と、嫉妬に狂う有功が歩み寄っていくのがいいんだよな。
顔は有功に瓜二つ、性格は水野に近いという、主人公たちの中間を取ったようなキャラクターで、そんな造形だからこそ、有功が家光からの寵愛を失った彼の最期を看取るシーンは胸に染み入る。
こんなキャラを平然と使い捨ててしまうあたりの思い切りのよさもおもしろい。
ドラマに追い付かない程度に原作の読み直しをしていく予定。
#読書
Amazonのポイント還元セールのときに、全巻電子で買い直した。
ドラマでは端折られている話も多くて、ドラマで見たばかりでも、もう一度楽しめる感じ。
呉服の間で針をなくして帰れなくなってしまった少年のために、水野が呉服の間のメンバーを全員一列に並べて、太鼓を叩きながら探させるシーンがすごく好きなんだよな~。
水野の人柄が端的にわかる名シーン。
あと、ドラマでは雑音になるから意図的に端折ったんだと思われるけど、捨蔵(お楽の方)関連の話がけっこう好き。
大奥のなかではかなり珍しい、明るくお気楽な性格の彼と、嫉妬に狂う有功が歩み寄っていくのがいいんだよな。
顔は有功に瓜二つ、性格は水野に近いという、主人公たちの中間を取ったようなキャラクターで、そんな造形だからこそ、有功が家光からの寵愛を失った彼の最期を看取るシーンは胸に染み入る。
こんなキャラを平然と使い捨ててしまうあたりの思い切りのよさもおもしろい。
ドラマに追い付かない程度に原作の読み直しをしていく予定。
#読書