2023年9月1日(金)
澤村 御影「准教授・高槻彰良の推察2 怪異は狭間に宿る」を読んだ。
最近、どうも続き物の小説を読むのが苦手になっていて、1巻がおもしろくても、なかなか2巻に手が伸びない……ということが続いていたけど、これはようやく2巻を手に取ることができた。
1巻を読んだのは、たぶん半年くらい前。
イケメンで怪異好きの准教授の高槻と、彼の助手の尚哉は、フィールドワークのために怪異を収集している。
今回は、小学校で行われたコックリさん、映画の撮影現場で起きた幽霊騒ぎ、そしてバス事故からひとりだけ生還した奇跡の少女を調査する。
相変わらず、謎の内容は小粒なのだが、高槻のトラウマに迫るような内容もちょっとあって、キャラミスとしてはかなりいい味を出していると思う。
高槻彰良は本当に『怪異』になってしまったのか?
そして、彼とよく似ている境遇の尚哉も、『怪異』なのか……?
シリーズを通して解き明かされるであろう、ふたつの謎の答えが気になる。
怪異を科学の力によって読み解きながら、同時にホンモノの怪異へと迫っていく感じ、小野不由美の「ゴーストハント」シリーズを思い出すなー。あれもそろそろ再読したい。
#読書
最近、どうも続き物の小説を読むのが苦手になっていて、1巻がおもしろくても、なかなか2巻に手が伸びない……ということが続いていたけど、これはようやく2巻を手に取ることができた。
1巻を読んだのは、たぶん半年くらい前。
イケメンで怪異好きの准教授の高槻と、彼の助手の尚哉は、フィールドワークのために怪異を収集している。
今回は、小学校で行われたコックリさん、映画の撮影現場で起きた幽霊騒ぎ、そしてバス事故からひとりだけ生還した奇跡の少女を調査する。
相変わらず、謎の内容は小粒なのだが、高槻のトラウマに迫るような内容もちょっとあって、キャラミスとしてはかなりいい味を出していると思う。
高槻彰良は本当に『怪異』になってしまったのか?
そして、彼とよく似ている境遇の尚哉も、『怪異』なのか……?
シリーズを通して解き明かされるであろう、ふたつの謎の答えが気になる。
怪異を科学の力によって読み解きながら、同時にホンモノの怪異へと迫っていく感じ、小野不由美の「ゴーストハント」シリーズを思い出すなー。あれもそろそろ再読したい。
#読書