2022年11月の投稿[30件]

2022年11月30日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

「ポケットモンスター バイオレット」をのんびりやっている。
プレイ時間11時間でバッジ10個獲得。
もう中盤であるはずなのに、いつも使っている推しポケたちがまったく登場しない……どうなっているんだ……?と思って推しの名前でググったら、みんなリストラされていたっぽい。
嘘だろ……!?
剣盾ではなんだかんだでいない子は少なかったため、リストラという概念をイマイチ理解していなかった。心折れそう。
かくとうタイプとむしタイプが大好きで、いつもそのあたりを中心にスタメンを組むのだが、好きな子がリストラされすぎて中心にできなくなってしまった。悲しいよ。
つづきからは旅の記録でも。長いので格納しておく。


1.セルクルジム
2.岩壁のヌシ
3.ボウルジム
4.スター団ほのお組
5.大空のヌシ
6.スター団あく組
7.ハッコウジム
8.潜鋼のヌシ
9.カラフジム
10.チャンプルジム

という、気ままな順番で攻略。
攻略や他の人の情報は見ないほうがたぶんおもしろい。
正しい順番がわかってしまうとつまらないよなー。
みんな道なりで進んでいくと思うから、大きく違う順番にはならない気もするけど。
余裕のレベルでクリアするよりも、ギリギリで勝てるほうが燃えるから、ほのお組はかなり熱かった。

ここまで、全滅する局面は意外と少なかった。
野良トレーナーとの対戦でなぜか1回全滅、適正レベルじゃないのに砂漠のヌシに喧嘩を売ってしまい1回全滅、とあるジム戦の直後のネモにボコされて1回全滅、くらいか。ネモはやり直しなしだったので悲しい。
ジムとかヌシとかは勢いでなんとかなってきているなー。
アオキはかなり強かったため、次のジムはそろそろ痛い目を見そうで怖い。

ポケパルレやポケリフレにまったく興味がない薄情なトレーナーなので、ピクニックをしないでストイックな旅をしている。
サンドイッチづくりがだるいのもあり、ピクニックはまだ2回しかしていないのであった。
わざマシンや飲食店にもあまり興味がなく、ありものの技とバフなしの肉体ですべてをなんとかしている。
……もうちょっと雰囲気を楽しんだほうがいいのかもしれない。

現在のパーティのメモ。
マケンカニ(LV36):アローラでお気に入りのスタメンだったカニ。再会してからも、ひたすらかわらわりをつづけている。進化させるとイマイチな姿になるのでこのままでいてほしい。
ハリテヤマ(LV34):お目当てのかくとうタイプの推しがなかなか登場しないため、その代わりとして仕方なくパーティに加えていたら、いつのまにか大活躍するようになったニクいやつ。よく見るとかわいい。
デンリュウ(LV37):なぜかいつも気づいたらパーティにいることでおなじみのデンリュウ。どのナンバリングでも必ずいる。序盤のでんき枠は便利。
モトトカゲ(LV39):やせいで遭遇した際に全滅させられかけたため「こいつ……絶対に強い!!!!!」と確信してパーティに入れたら本当に強い。なんでも倒してくれる便利屋。ドラゴンタイプがパーティにいるのはかなり珍しい。
ウェーニバル(LV37):影が薄いがやるときはやる相棒。主な使用技はローキック。みずタイプの技を使っているところを見たことはほとんどない。
ヒノヤコマ(LV31):序盤からずっといるかわいいトリ。最近、一時的に離脱していたため、レベルが低い。長年、「ヒノコヤマ」だと勘違いされていた。

補欠メンバー
ヤドン(LV34):いつもパーティに入れているので今回も……と思ったが、ジムなどでボコられまくっており、まだ活躍の場がない。
ドオー(LV27):序盤にじめん技で大活躍していた、のっぺりとした妙なポケモン。いつのまにかボックスに入れられ、いつのまにかスタメン落ちしていた。また復帰させたい。どく+じめんって強いよなー。畳む


#ゲーム

2022年11月29日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

森博嗣「馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow」を読んだ。

社会派……というには厭世の色が濃すぎるのだが、どちらかというと本格というよりは社会派っぽい読み心地だった。
この作品の発売日は2020年の10月。
その約一年後にどんな事件が世の中を騒がせていたのかを考えると、薄ら寒くなる。
犯人の動機そのものはありふれたものではあるのだが、その思考に周囲が寄り添おうとする日々をずっと眺めていた読者としては、やはりこういう形で幕が引かれるのは非常にやるせない。
森博嗣作品の主人公としては、こういう世の中を斜めから見ている性格のキャラクターはわりとよくいる印象があり、まさかこんなふうに扱われるとはまったく予想していなかった。序盤からなんとなく不穏な気はしていたが。

加部谷恵美にまた出会えてすごく嬉しかったがゆえに、ラストではかなりつらくなったな……。
帯には「悪いのは、誰か?」という大きな字が書かれているのだが、「その弓を引いたのは誰か?」というのを考えると、加部谷さんと同じ気持ちになれて、大きく心が沈む感覚を味わえる。

GシリーズもXシリーズも途中までしか読めていないので、そちらもまた読まなくちゃなーと改めて思った。
Gシリーズは終盤まで来ていた気がするし、この機会に読むぞー。

#読書

2022年11月28日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

「シン・ウルトラマン」を見た。
すごく悪いところがあるわけではないが、自分がウルトラマンにもとめている要素も、庵野監督にもとめている要素も、どちらも中途半端だったので、歯切れが悪い感想しか出力できない予感がする。

その人が『ウルトラマン』という作品になにをもとめているのかによって、この映画の価値は大きく変わると思う。
自分は、ドシンドシンと地面を揺らしながら行われるダイナミックな格闘シーンや、スケール感のあるミニチュア、隊の人間模様、怪獣に抗う人間(自衛隊)の魅力、そして怪獣の魅力……あたりが好きな部分だ。
「シン・ウルトラマン」において、戦闘シーンが非常に淡白(空中戦が多いので土煙が立ったりするシーンが少ない気がする)なのは残念だった。ラストバトルは特に物足りない。
ウルトラマンが人間を好きになる話なのに、人間の魅力を感じられなかった(キャラクターや人間関係の掘り下げが少ない)のも物足りなさを増させているように思える。

一方、メフィラスとザラブはすごく魅力的で、怪獣の魅力という要素はクリアできていると思う。
公園でメフィラスが遊んでいるシーン、そのあとで公園から人がいなくなっているシーンは非常に不気味な雰囲気で、満足感があった。
また、神永というキャラクターの神秘性にはとても惹かれた。
斎藤工の演技がフィットしていて、いいキャスティング。

全体としては、期待していたほどではないけれど、一定の水準は満たしているかな、というような作品だと思う。
オムニバスのような感じで、気軽に見るには向いているかも。
「シン・ゴジラ」があまりにも全方向に完璧な作品であったせいで、「シン・ウルトラマン」にも過剰に期待しすぎたのかもしれない。
もうすこし、いろいろと読み込んで考えてみたいような気持ちもあるなあ。

#特撮

2022年11月27日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

プラネタリアTOKYO へ行ってきた。

上映プログラムは「猫星夜 -ある日の星空のおはなし-」で、ある日に出会ったふしぎな猫と一緒に、星空や星座を鑑賞するというストーリー。
といっても、物語はほとんどなくて、またたびのアロマを楽しみながら、星空の中に沈み込んでいくようなヒーリングプラネタリウムだった。
3Dの没入感がすごくて、ほんとうに夜空に浮いているような感覚があった。
プラネタリウムに行くのはすごく久しぶりだったけど、心がいい感じに無になって、リフレッシュできた気がする。

猫をイメージしたアロマ(肉球香という名前)がいい感じの香りで、終わったらストアで買いたいな~と思っていたのだけれど、きょうが最終日だったためか、在庫がまったく残っていなかった。
プラネタリウムから出てきたばかりの人が「肉球香……」「にくきゅう……」「ない……」とつぶやきながら、ゾンビのようにさまよっていたのはおもしろかった。
おしゃれで感じのいい売店なのに、肉球難民ゾンビでいっぱいになってしまってる……!!
仕方ないので、ノンカフェインのお茶と、おみやげ用のコーヒーを買った。
家からそんなに遠くない場所だったし、気分転換しにまた行きたいなあ。

#イベント

2022年11月26日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する



や団の「デスゲーム」が好きだ。
デスゲームという非日常空間が、すごい速度で生活空間に近づいていき、やがて日常の一部へと変えられていくのが気持ちよすぎる。
デスゲームという概念はなんとなくリアリティがなくてぼんやりしている印象があるんだけど、それとは真逆のくっきりとした生活感覚が世界に色をつけつづけて、最終的には非常に平和で生活に根付いた趣味へとたどり着くのがいいな。
徐々に主催者の人物像が浮き上がってくると同時に、デスゲームという非日常存在が色を失って消えていくのを、ただ眺めている。そんなコントだった。

#お笑い

2022年11月25日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

「ライブアライブ」近未来編とSF編をクリアした。
ここまでのプレイ時間は10時間くらい。

近未来編は正直、期待はずれだった。
これまで「ライブアライブ」をプレイしていて、無駄な要素を極限まで削ぎ落とした名短編と思えるクオリティの物語が多かったので、近未来編も丁寧に伏線を回収してくれたりするのかと思っていたのだが、あまり回収されず、イマイチだった。
話はこれまでのなかで一番長く、プレイヤーに余計な作業を強いる展開が多い、というのも相まって、テンポがよくないように感じる。
NPCの心の中を読むことができるというのはおもしろいし、たいやきのミニゲームもカオスで楽しかったが、シナリオ的には今ひとつ。
ゲームシステムとシナリオがきれいに噛み合う瞬間をもっと見たかったなー。
もし、これを一本目のシナリオに選んでいたら、ここで脱落していたかもしれない。

SF編は非常におもしろい。今までで一番シナリオがよかったかも。
序盤で出てきた深い意味のなさそうな日常描写が、実は意味のあるものだった……という展開はとてもいいなー。
「誰が犯人なのか? 誰が本当に倒すべき敵なのか?」が最後の最後まで明かされないというフーダニット的構造がハラハラドキドキで楽しい。
主人公が人間の心をすこしずつ理解し、ロボットとしてゼロから着実に成長していく成長譚でもあり、地に足のついたリアルな描写の積み重ねが丁寧で、クオリティが高いと思う。
主人公が乗組員のひとりではなく、乗組員によって作られたロボットであることにもちゃんと意味があって、無駄のない構成が非常に美しい。
終盤ではプレイヤーが自らの手で謎を解き明かさなければ先に進めない局面もあり、ミステリ好きにはたまらない話だった。

さて、残りは原始編と幕末編の二本となった。どっちからやろうかな。

#ゲーム

2022年11月24日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

M-1グランプリ準々決勝、ワイルドカード選出のための企画 がはじまっている。

ダントツで好きだったのはダイタクのネタだった。
こういう、謎を散りばめておいて後から回収するタイプの話、好きなんだよな。
理解するまでに時間がかかるので、賞レースには向かないタイプのネタのような気もするんだけど、ミステリ好きとしてはこういうネタは愛さずにはいられない。

あと、ひつじねいりもやっぱりよかったなー。安定している。
ひつじねいりは、細田さんが明らかに常軌を逸したことを言っているのにも関わらず、松村さんと同等に口喧嘩で戦えるのがおもしろい、というのが基本スタンスだと思う。
今回の「パーティのピザに黒ウーロン茶とサラダをつけたい!」はそこまで常軌を逸した感じではなく、「つけてもいいんじゃね?」的な部分もあるので、そこはもっとぶっ飛んでほしかった感じはあるかもしれない。

#お笑い

2022年11月23日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

ぼんやりしながら、西武新宿線に乗っていた。

「この電車は、『サーシ』までの各駅に止まります」
「『サーシ』から先は、○○と○○に止まります」

と、聞き慣れない謎のフレーズがちょこちょこ耳に入る。
西武線にはたまに乗るくらいであまり詳しくはないが、一通りの駅名は知っているつもりだった。
『サーシ』などという駅は初めて聞いた。
その後もちょくちょくアナウンスに出てくるので、おそらくは主要な駅だと思われるが、どんな字なのか。どんな駅なのか。埼玉なのか東京なのか。さっぱりわからない。

もしかして、『狭山市』なのか? と電車に揺られながら考える。
いや、でもさすがに『狭山市』と『サーシ』はだいぶ字数が違う気がする……。
……気になる!

どうしても気になって、車内でネット検索して路線図を見ることにした。
『サーシ』までの各駅に停まるという情報があるので、そこから逆算すれば、路線図だけで正体を特定できるはず。

結果、『サーシ』の正体は、『狭山市』ではなく『田無』だった。
アニメ「あたしンち」の舞台となっている、西東京の駅だ。
『タナシ』と『サーシ』……似ている……のか……?
車掌さんの滑舌がややよくないのか、自分の耳が悪すぎるのか、微妙なところだ。

2022年11月22日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

佐藤友哉「少年探偵には向かない事件」を読了。

メインキャラクターに「入来院」がいて、「これは鏡家サーガ関連作なのでは!?」と期待して読み始めたが、ぜんぜん関係ないし、鏡家サーガのような展開にはまったくならない。
今回のテーマはジュブナイルなのだが、文体ははやみねかおるのコピーっぽい雰囲気で、トリックの内容は非常にお粗末……毒のある文体やグロテスクな展開などはすべて封印されているため、いつもの佐藤友哉の文章を読みたい人にはあまりおすすめできない。

「少年探偵には向かない」というタイトルのフレーズからして、ジュブナイル風な雰囲気とは裏腹にとんでもなくブラックで大人向きな真相があるのか!?とすごく期待値を上げて読んでしまったのだが、実際はジュブナイルとしてはなりそこねであり、本格としてもイマイチ……という残念な結果に終わった。
あまり書く時間がなかったのか、やる気がないのか、どっちなんだよユヤタン。
単純にジュブナイルを書くのが向いていないだけかも。

初瀬川研究所のあれこれがうまいことなじみそうな話なのに、ここでそれを出さずしてどこで出すんだよ!?とツッコみたくなるなあ。
あらすじの時点ではかなりおもしろそうだったのに、蓋を開けたらコレジャナイ感が強かった。

#読書

2022年11月21日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

「“マーダーミステリー×バラエティ”『マーダーマーダー』〜踊る貴婦人〜」を見終わった。
犯人の正体以外はネタバレOKということなので、犯人以外の部分についてさらっと感想を。
一応、見ていない人のために折りたたんでおく。

マーダーミステリーというものがどういうものなのかを知らなかったので、なにをどう手がかりにすればいいのかよくわからないまま見ていたのだが、見終わってみると、丁寧に考えれば誰でも解けそうな構造になっていて、自分もチャレンジしてみたくなった。

ひわちゃんとサツマカワさんの怪演が光っていて楽しかったなー。
サツマカワさんは、演技力やアドリブ力はすごく高いんだけど、存在感が異常すぎてそこだけ浮いてしまうので、ドラマには向かない……というヘンテコな才能の持ち主で、いつも目で追ってしまう。

賀屋さんとひわちゃんが推理面では流され系だったせいもあり、サツマカワさんが全体の雰囲気を引っ張っていき、笑いのベクトルを操作し、さらには議論の主導権までいつのまにか握っていたのはかなりおもしろかった。
「Among Us」のプレイ動画を見ているような気持ちだった。
……というのもラストまで進んでようやく気づいたことで、実際に議論をしている間は、サツマカワさんに主導権を握られたことにはぜんぜん気づかなかったけど……みんながワチャワチャしているとしか思っていなかった。巧妙すぎる。
おいおい、やりたい放題かよ!としか言いようがない。
ハッチポッチステーションの話ばっかりしていたのも、元を辿ればサツマカワさんのせいだろう。

ひわちゃんは自分のペースの笑いを守りつづけていて、ひわちゃんファンとしても楽しめた。
女の子に言い寄られてデレデレになり、完全に言いなりの奴隷になってしまうのが、いかにもひわちゃん!という感じで、よすぎる……このシーンだけでも見た価値があったな……。
ヒートアップしすぎて「インチキババア」と言ってしまったのも好きすぎる。

賀屋さんは第一発見者かつ現場にあるものにベタベタ触ってしまったせいで、逆に全然疑われず、ポジションとしてはおいしくなかったのかもしれない。
疑われないのはミステリーではいいことのはずなのだが、お笑いとしては、疑われたほうがおもしろいからな。
女の子の演技をするときだけイキイキとしているのはすごく笑った。いつもやり慣れてるからね……。畳む


この企画、別の芸人キャストでまたやってくれたら絶対に見たいな……と思った。エンジョイした。

#お笑い

2022年11月20日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

「“マーダーミステリー×バラエティ”『マーダーマーダー』〜踊る貴婦人〜」のお笑い芸人編の配信チケットを買った。
配信終了期限まで余裕があるので、まだ中身は見ていないのだが、本編が2時間以上あって、かなり見応えがありそう。
最近わりと頑張っている自分へのご褒美のつもり。
いったいどんなシナリオなのか、楽しみだ。

2022年11月19日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

きょうはかなり疲れるイベントがあったので、日記は手抜きで。
あしたはSCPを読みまくって、ラジオ父ちゃんを聞くぞー。
たっぷり寝たい。

2022年11月18日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

先月、ピザ屋さんにピザを食べに行ったら、食べようと口を開けた瞬間に、顎の奥の方で「グギッ」という嫌な音がした。
それ以来、顎が痛くて、硬いものがうまく食べられない。
時折、顎から「コキッ」「パキッ」というような変な音がする。
歯医者に行ったところ、特に口の中を見ることもレントゲンを撮ることもなく、聞き取りだけで「顎関節症ですね」と言われ、マウスピースをつけることになった。
だんだんこの状態に慣れてきて、硬くないものは普通に食べられるようにはなってきたが、マウスピースはしばらくつけて寝なければいけないようだ。
顎関節症って、なんなんだよー!
よくわからないまま、マウスピースをひたすらにつけている。

2022年11月17日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

M-1グランプリ準々決勝の結果発表の日だった。
波乱の大激戦。
推し漫才師がいっぱい通っていてすごく嬉しいなか、ラストイヤー組の金属バット、ランジャタイ、見取り図、阿佐ヶ谷姉妹が落選という厳しい現実もあった。苦い結果だが、審査員の本気を感じる。
ラストイヤー組での唯一の生き残りがかもめんたるなの、お笑い新時代という感じで非常にいいな……。
かもめんたるは漫才に対してすごくアグレッシブで、いいんだよなー。

特に金属バットは3回戦でこれまでにないくらいかっ飛ばしてたので、本当にショック。
あと、ダイタクやひつじねいり、怪奇、トム・ブラウンもいないな……。
ひつじねいりはこの仕上がりなら決勝行ける!と勝手に思っていたので残念だ。
まあ、まだワイルドカードによる復活枠があるから、「落ちた……」と泣くには早いけれども。
ワイルドカードは動画再生回数で決まるような感じだった気がするので、動画勢と相性の良さそうな金属バットはここで復活の目があるかもしれない。

昨年ファイナリストのなかでは、ゆにばーす、インディアンス、モグライダーも脱落組。
結局、オズワルド、真空ジェシカ、ロングコートダディの三組しか残らなかったという……。
いや、まさかこの超激戦のなかで真空ジェシカが生き残る側とは思わなかったよ……また決勝行ってほしいな。
KOCと同時進行で頑張っていたロングコートダディが2年連続で残ってるのもすごい。

受かってて嬉しい・期待しているのは、キュウ、ママタルト、真空ジェシカ、ダイヤモンド、ケビンス、カベポスター、かもめんたる、ヤーレンズ、男性ブランコ、ストレッチーズあたりかな。ハイツ友の会もけっこう好き。
このあたりの、普段見慣れているメンツでの決勝があるかもしれないと思うとワクワクが止まらない。
個人的に優勝しそうな風格があると思うのは、カベポスターとストレッチーズだが、ママタルトにドカンとやってほしい気持ちもかなりある。
どんな決勝になるのか、楽しみだー。

#お笑い

2022年11月16日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

澤村伊智「怪談小説という名の小説怪談」を読んだ。

相変わらず、ホラーなのに理知的でおもしろかった。
作品のなかに理論がちゃんと通っているので、説得力があるし、スッキリ読める。
存在しない小説の恐怖だけがどこまでも追いかけてくる「涸れ井戸の声」がベストだった。
「高速怪談」だけは既読だったが、構成が凝っていて完成度高いと思う。これはなにかのアンソロジーに入ってたのかな。
ラストの「怪談怪談」もよかったなー。
やっぱり、そこにあるのが『文字』ではなく『音声』であることってすごく怖いんだなと思う。

#読書

2022年11月15日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

「ライブアライブ」現代編をクリアした。

今回のモチーフは格闘ゲーム。
格ゲー経験者なら深くうなずける再現度の高さで、非常に雰囲気がいい。
たまたま自分の選んだキャラ順がよかったのかもしれないが(反撃や状態異常系が早めにそろっていた気がする)、難しいことはなく、するっとクリアしてしまった。お相撲さんに一度負けたくらい。
ラスボス、あまり歯ごたえないな……。
ジャーマンを繰り返しているだけでなんとかなってしまった。
技を集める過程を楽しむ感じだった。
かなり人数が少ないのに、ちゃんとムエタイ枠がいるのが嬉しかった。あと、ルチャ・リブレもいいよね。

次は近未来編をやるつもり。
序盤だけやったが、なんだか独特なテンションで、異様な雰囲気が漂っている。

#ゲーム

2022年11月14日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

「霊媒探偵・城塚翡翠」5話を見た。

2話と3話を見逃してしまった(録画はした)のだが、4話と5話だけでも反則級におもしろい。
ロジック硬めで大満足。「踊る人形」を引用してくるところも好きすぎ。
1話を見たときの物足りなさや違和感に対して、ちゃんとアンサーがあったのは嬉しかったなあ。
「あなたが物足りないと思ったその直感……合ってますよ!!」と言ってくれるようなタイプの作品、いいよね。

「『異能』で一足飛びに突き止めた真相に『論理』で説明をあとづけする」という構造が流行していると一昔前に思っていたのだけれど、どうやらこのよくある構造の裏をかいていくという新たなフェーズに突入しているようだ……というときめきもあり、嬉しいドラマだった。原作を読みたくなった。

こういう構造の作品を映像化するにあたって、連続ドラマという形式はおそらくタブーであったと思う(キャラクターの扱い的にも、視聴率がとりづらい構造であるという意味でも)。
それをあえて丁寧にやったというところが非常に挑戦的で、好感度高いなと思う。
視聴率がとりたいのなら、王道ストーリーでキャラクターに愛着を持たせて、ちょっとずつ話を盛り上げていく無難な構成のほうがたぶん強いだろう。
不完全な謎解きを提出してしまうことで1話や2話で脱落する可能性を上げているうえ、ラストでそれまでに出てきたキャラクターや俳優が好きだった人を振り落とすかもしれないような冒険に出ることはリスキーだ。
だが、本格の在り方としてはこれがあまりにも正しい……!
本格ファン一本釣りともいえるドラマで、満足度が高かった。来週からどうなるのかも気になるところ。

#ドラマ

2022年11月13日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

久しぶりにSCPをいろいろ読み直している。
まだまだ読んだことがないやつがあるし、前に読んだやつを読み返すのもおもしろい。
いくらでも時間が溶けるぜ。

最近、初めて読んでよかったのは SCP-2616-JP「雪中送炭」だ。
JPは好みにクリティカルヒットすることが少なめなんだけども、これは非常に好き。
クオリティの高い「意味がわかると怖い話」で素晴らしい。
本当にSafeなのか!?害はないのか!?と考えながら読むのが楽しいし、含みのあるオチも好きすぎる。

よくできた「意味がわかると怖い話」が読みたい!と騒いでいたけど、SCPにはけっこうありそうな気がする。発掘したいな。

2022年11月12日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

埼玉に越してきてかなりの時間が経つが、「埼玉県民の日」という、学校が休みになる超うらやましい謎のイベントが毎年あると知ったときは衝撃を受けた。
自分が住んでいた地域にはそんなのなかったぞ。

今年の埼玉県民の日を目前にして、調べてみて初めてわかったのだが、「埼玉県民の日」とは廃藩置県の際に埼玉県が生まれた日のこと。
かなり由緒ある日だ。

県民の日自体はそこそこよくある記念日のようだが、学校が休みになる文化は関東の一都五県にしかないらしい。
選ばれし関東の民だけが、地方民よりも多くお休みをもらっていたのだ。
いいなー。

2022年11月11日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

大型アプデを迎えた「Tap Ninja」が軌道に乗ってきていて楽しい。
Steam内実績70%までクリアした。プレイ時間は162時間。
頭のなかをからっぽにしたいときに最適。
アプデで実装されたペット機能がなかなかかわいい。
地道に進めていれば、定期的にサクサク転生できるゲームバランスが嬉しいな。

#ゲーム
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2022年11月10日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」をまとめて聞いているが、エピソードトークにハズレがなさすぎて凄まじい。

特に、一見地雷に思える個性的なやりとりをする店主の飲食店に行って、激ウマなメシを食う系のエピソードは本当におもしろい。
飲食店の話は前に聞いてたときにもあった気がするな。

普段はコンビのラジオしか聞かない人間なので、ひとりしゃべりでここまでおもしろくなるのかー!と毎度新鮮に聞いている。
必死にかじりついて聞くというよりは、ゲームしながらとか料理しながらまったり聞いて、時折爆笑するような、そんな日常に寄り添ったラジオだ。楽しい。

#ラジオ

2022年11月9日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する



ネタ飛ばしの青に立ち向かう真空ジェシカを見に行ったら、ヤーレンズがおもしろすぎて、他が全部飛んでしまった。
恐るべし、ヤーレンズ。
ラーメン屋を題材にした漫才やコントはわりとよくある印象だけど、それを「駐車場の跡地にできたラーメン屋」にするだけでこんなにも個性が膨らんでおもしろくなるのか……!という、非常に技巧的で緻密なアイデアのネタだった。いつまでも駐車場要素を引きずりつづけるのが楽しすぎる。

真空ジェシカの金八のネタは前にも見たので目新しさはなかったが、「変な免許とってる……! 普通免許とったらついてくるやつなのに……」「山人間たけるはぼくの将来の姿だ……」は死ぬほど好き。
ネタ飛ばしの青を知る人間だけが板書のシーンで大爆笑するという内輪ネタも含めて楽しかった。

今のところ、「めっちゃ仕上がってるな」と思ったのは、金属バットとオズワルドとヤーレンズかなあ。
まだまだたくさんあるので、他のもじっくり見ていこう。

#お笑い

2022年11月8日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する



M-1グランプリ3回戦動画めぐりの旅が始まっている。

オズワルドは予想通りめちゃくちゃ仕上がってて素晴らしい。勝ちに行ってる……!
「じゃあ誰にしようかなぁ~?」のところの畠中さんの笑顔がよすぎる。
今年は勝てるネタが全然ないとか言ってたのは何だったんだろうな……一組だけ戦場のレベルが違う感じがするなあ。

なにげに、今ホットな「犯人しか知らないはずのことを口走っても、それを本当に犯人しか知りえないことだと立証できるまでは犯人ではない」の理想的な例でもあり、楽しかった。

キュウは清水さんの顔がおもしろいシリーズで、こちらも安定していて、準々決勝が楽しみ。

#お笑い

2022年11月7日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

「ゴジラ FINAL WARS」に出てくるガイガンが好き!
という話を繰り返ししているのだが、いつのまにかよくわからないグッズが作られていた。

2004年ガイガンをモチーフにしたペーパーナイフ だ。

ゴジラとウルトラマンは、ありとあらゆるグッズを作り尽くしすぎて、時折、需要の謎なグッズを作っているよな。
せめて同じものを2個セットで売ってほしいところだ。

#特撮

2022年11月6日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

「真空ジェシカのラジオ父ちゃん」(2022年11月5日)を聞く。

以前も何回かあった、ラジオで採用されたネタの盗用疑惑の話がまた持ち上がっていた。
今回は、複数あったのと、本文まんま引用かつネタ元が明確なせいで100%黒っぽいけど、単発でのネタ盗用を黒判定するのって非常に難しいよな~と毎回思う。
特に、ともはるさんのコーナーだと、わりと頑張れば別の人でも思いつけそうな発想(ダジャレとか)が多いからなあ。
最近流行りの芸能人の名前やネタ内容から、ダジャレを逆算して作る……となると似たような韻を踏む言葉なんて限られているから、盗用じゃなくても普通にネタかぶりはしそう。

真空ジェシカのスタンスの好きなところは、盗用は基本グレーで判定する(ネタがたまたまかぶった可能性を考慮する)ところかもしれない。
たまたまかぶっただけなのに黒判定されたら、たぶんその人はもう投稿しないだろうし、すべての可能性を考慮する気遣いは大事。
それにしても、爆速おばちゃんが日常RTA以外にもネタかぶり調査という特技を持っていたのはおもしろすぎる。
何者なんだよ、爆速おばちゃん……。

#ラジオ

2022年11月5日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

「ライブアライブ」功夫編をクリアした。
ここまでのプレイ時間は4時間くらい。

RPGって、たいていは一本道だから「やらされてる感」や「最初から全部流れが決まってる感」があると思う。
このあたりを「決まった脚本を演じさせられているのではなく、プレイヤーの選択によって流れが変わった」と思わせてくれるゲームはすごくおもしろいし、愛着がわく。

功夫編は、どこからどこまでが決まった流れだったのかわからないし、最後の結末も、プレイヤーが下手くそだったら、たどり着けなかったかもしれないのでは?(レベル調整的な意味で)と思わせてくるところがうまかった。予定調和っぽさが少ない構造になっているというか。

カンフー映画の世界観の再現度も高く、カンフー映画を多少見たことがある人なら、「こういう展開、見たことある!」と感心するだろう。
カンフー映画によくある復讐の文脈はあまり好きではないのだが、再現度が高くて熱い展開なので、すごく楽しめた。
街で肉まんの大安売りが行われはじめたシーンが愉快だった。
回復薬をケチりすぎて、ラスボスを倒してもなお、大量に余ったのは悲しかった。

#ゲーム

2022年11月4日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

「ライブアライブ」西部編をクリアした。

家族がファンなだけで、このゲームのことはなにも知らない。
昔やったこともないし、話を聞いたこともないので、ネタバレ知識は皆無。

ミルクでも飲んでな!と侮辱されながら、無限にミルクを飲めるのが好き。おいしそう。
大事な決闘シーン(シリアス)なのに火炎ビンで相手を倒してしまい、罪悪感が募った。最低だ、オレって……。
火炎ビン、かなり強いので、たぶんまたやることになったとしても火炎ビンで倒してしまう気がする。

罠集め+ボス戦は初見では失敗してしまい、二回目で丁寧に探索してようやくクリアー。
罠を仕掛ける時間もある程度見ておかないと、抱え落ちになりがち。
一回負けてガトリングガンの絶望を知った上で挑むと、達成感があるなあ。

#ゲーム

2022年11月3日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する



「トークサバイバー!〜トークが面白いと生き残れるドラマ〜」のOPがすごく好きで、定期的に見たくなる。
と思っていたら、公式がOPだけのまとめ動画を出してくれていて非常に助かる。
小宮さんと安村さんがじゃれあっている、よくわからない謎のカットが好きだー。
あと、今見直すと伊藤さんとイワクラさんが隣り合って、イワクラさんが伊藤さんをじっと見つめてるカットがあって、非常によい味。

第二期とかないんだろうか??と思って調べたら、制作決定 していた。
うわー、楽しみすぎる。早く見たいなあ。

#お笑い

2022年11月2日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

「チェンソーマン」第4話のエンディング曲。
「知らない歌手だけど、この曲の感じは絶対ボカロPだろ!!??」と思ったら、本当にボカロPだった。
かわいらしくて、パワーちゃんに合ってていい曲。ギュルギュルする伴奏の感じがいい。
今まででいちばん好き!!と言いたかったが、いちばんは2話の曲かな。



2話は映像的にもオシャレで気だるくてすごく好きで、毎週これが流れても全然かまわないなと思った。

#視聴メモ

2022年11月1日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

ヒオカ「死にそうだけど生きてます」を読了。

貧困家庭で虐待されて育ち、おとなになってもその影響を引きずりつづける著者による半生の記録と、日本社会の抱える問題について書いた本。
いつしか日本社会に溶け込んでしまった『自己責任』というよくない概念と、その裏で踏みつけにされつづける貧困者の姿を丁寧に語っていて、具体的ですごくわかりやすかった。

高校の制服が買えない。
参考書が買えなくて勉強ができない。
大学の飲み会に行けない。
流行についていけない。
新しい下着や洋服が買えない。
成人式に着ていく振り袖がない。
家賃の予算は3万円で、ぼろぼろのシェアハウスにしか住めない。
問題が起きて引っ越ししようとしても、やはりその先もシェアハウス。
すべては、お金がないから。

そういったちょっとした不具合がいたるところに散りばめられた人生では、すこしの体調不良ですら、命を脅かす出費となりうる。入院先の病院で「これ以上入院していたら破産してしまう」と言って泣くくだりは本当に悲しくて、つらかった。

『子どもの貧困は救うべきだが、20歳を超えているなら自己責任だ』など、驚愕するような残酷で想像力のない意見が著者のところへ届いているのを見て、やっぱりこの国は致命的に病んでいるのかもしれないと思う。20歳で急に人生や環境が切り替わることはなく、子どもの貧困と大人の貧困は完全に地続きである。

人生の初期パラメータは、どんなに努力しても埋めることのできない格差である。
最低限の教育が受けられるかどうかも、いい学校へ行けるかどうかも、奨学金を借りずに大学に行けるかどうかも、たいていは生まれたときの環境によって、ほぼ決まっている。
学力そのものは努力で伸ばせても、『学力を努力で伸ばせる程度に恵まれた勉強環境』は努力しても手に入らない。
静かな勉強部屋があるとか、四六時中怒鳴りつけてくる親がいないとか、ヤングケアラーでないとか、親がきちんとした食事を三食つくってくれるとか、親の収入が充分であるとか……そういった環境を当たり前に手にしている人は、それが恵まれているとは気づかないだけだ。
努力で格差を埋められるような逆転劇は、誰にでもできることではない。むしろ、珍しい部類のものだからこそ話題になる。

恵まれている人ほど、自分の現在の社会的地位は『自らの努力で勝ち取ったもの』だと思いたがる。
手に入れられなかった人に対し、『努力が足りなかった』『自己責任だ』と思いこんでしまう。その考え方こそが、格差を余計に広げていくのに。
自分の強者性に自覚的になりながら、弱者性とも丁寧に向き合っていきたいと思える、そんな本だった。

#読書

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