2023年7月の投稿[32件]

2023年7月31日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

「剣が君 for V」(PlayStationVita)、縁ルート1週目は奇魂エンドで〆。
(奇魂&荒魂がバッドエンド、和魂&幸魂がハッピーエンド)

実彰に引き続き、またもや気合が入ったバッドエンドで、心をえぐられた。
乙女ゲームのバッドエンド、基本的に手を抜かれがちだったり、安易な方向性(ヤンデレ、主人公死亡、攻略対象死亡、主要キャラ殺害など)に行きがちだったりするんだけど、剣が君のバッドエンドは今のところ、こういう安易さがなく、考え抜かれているのがいい。
なんとなく、「死んでしまうよりも、生きて業を背負っていくほうが絶対につらいはずだ」という思惑がありそうな気がするし、物語としても「キャラが死なないバッドエンド」のほうが深みがあると思う。

そのキャラの心の弱いところに、どうすれば一番大きい傷を残せるかということに特化していて、すごくおもしろいんだよなー。ハッピーエンドが物足りなくなるくらい。
次は荒魂で行くか、ハッピーエンド系で行くか、悩むな。

#ゲーム



そういえば、「逆転裁判456」の発売が決まっていたのだった。
ニュース直後に言及しようとして、すっかり忘れていた。
「逆転裁判123」が出て以来、「456は出さないんだろうな~」と半ばあきらめていただけに、これが出るというのはかなり驚き。
個人的には、6のノリはあまり好きではなく、4は妙に長く感じてだるいという印象。
ただ、4は体感プレイ時間が長いせいで再プレイをあまりしていなくて、そろそろ以前の記憶が消えてきて楽しめる頃合いではないかという予感がある。
5と6の王泥喜くんを経てみると、4の王泥喜くんの見え方も変わってきそう。

なお、5は素直におすすめ。
456をまだやったことのない人は、この機会に5をプレイしてほしいな。
あとは「逆転検事1+2」のパックが出れば完璧なんだけど、まだ先だろうなー。

#ゲーム

2023年7月29日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

三國万里子「編めば編むほどわたしはわたしになっていった」という本を読んだ。
普段は編みものの編み図を作っていらっしゃるニットデザイナーさんらしいのだが、この本は自伝のようなエッセイ集。
旦那さんとの出会い、今の職業にたどりつくまでの長い道のり、どこにいても周囲に馴染めていないような正体のない違和感。
どのパートをとってもすごく居心地のいい詩的な文章で、すごくどっぷり浸かれた気がする。
実は編みものの話はあまりないのだが、このタイトルも染み入るような感じで好きだなあ。

エッセイは、その人に共鳴する部分があればあるほど深く入り込めると思うんだけれど、この本はかなり共感する部分があった。
語りを通して、過去の自分自身の傷に同時に触れているような読後感があって、すごくよかった。
しばらくしたらまた読みたいな、と思える本だった。

#読書

2023年7月28日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

ポイント欲しさに、SuicaからモバイルSuicaに乗り換えた。
スマホさえあれば改札に入れるし、電車の中でも残高がわかるので、かなり便利。
しかし、代償として、これまで使っていたお気に入りのSuicaケースが行き場を失ってしまった。
東京駅限定のSuicaペンギン柄のケースで、かなり長いあいだ使っていたと思う。
ポイントのためだけに、ずっと使っていたものを切り捨てるのはせつない。
どうにか、使い道を探してあげたいと思う。

2023年7月27日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

「剣が君 for V」(PlayStationVita)、黒羽さんルートをコンプ。
1キャラにつきハッピーエンド2種、バッドエンド2種。
どの終わり方も真ルートのような手の込みようなのが、なかなかおもしろい。
ほぼ同じ序盤の話を選択肢のために4回まわらないといけないので、回収はどうしても作業っぽくなってしまうけど、内容はよかったと思う。黒羽さんの性格も実直で好感が持てる。1人めにふさわしい攻略対象だった。
選択肢も、的確に相手のトラウマを抉るような一言がさりげなく用意されていて、それをひたすら選んでいくとバッドエンドになるという積み重ねが丁寧だと思った。
次は縁を攻略しようと思う。
黒羽さんとは真逆ともいえるチャラ男っぽいけど、果たしてどうなるか。

#ゲーム

カステラ万年筆vol.2が到着した。早い。
理想のサイズ感と色で、かなり満足している。

コンバータは、カステラっぽく茶色にするか、それとも黄色にするかで悩んだが、公式が茶色をおすすめしていたので茶色を購入。
しかし、本体の箱を開けてみたら、カートリッジがふたつも入っていた。太っ腹。
我が家にはカートリッジを使うセーラーの万年筆はないので、ここでコンバータを仕込んでしまったら、カートリッジが余ってしまう。
先にカートリッジを消化してから、コンバータを使うか。
カートリッジは保留にして、コンバータを入れてしまうか。
ここで悩んでいて、まだ決めていない。
中に入れるインクの色も決めていないし、まずはカートリッジで書き味チェックでもいいかも。

#手帳

2023年7月26日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

「剣が君 for V」(PlayStationVita)をプレイ。
「前章」というのが「プロローグ」みたいな意味だと思ってプレイしていたら、やってもやっても前章が終わらず、「さすがに、このプロローグ長すぎない!? どんな大長編なんだよ!?」と戸惑っていた。
結局、「前章」とはいわゆる共通ルートのことで、まったく「プロローグ」ではなかったのだった。むしろ本編の一番長いところっぽい。
商人の娘である主人公が、徳川の花嫁行列の花嫁の身代わりになり、東海道を侍たちと旅していく……というドラマティックな序盤からの、ニセ花嫁のお役目を終えて仲間たちと別れ、日常へ帰っていくという緩急の付け方もよくて、このあとの展開への期待が高まる。
フラグの立て方が丁寧なシナリオだな~というのが第一印象。

一周目は無難そうな黒羽さんをチョイス。まだエンドは迎えていないけど、かなりいい感じ。
攻略対象が少ない分、ひとりひとりのルートが多いっぽいので、回収が楽しみ。

#ゲーム

2023年7月24日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

ドラマ版「パリピ孔明」に森山未來が出るらしい。
「いだてん」と「みをつくし料理帖」を経て、すっかり森山未來のプチファンとなってしまっているので、たぶん見ると思う。

第一報が来たときは「アニメで見て話知ってるから実写はいいかな~」とスルーしようとしていたのだが、続報で追加出演者のビジュアルが出てくるたびに「これはものすごくガチな実写化なのでは……!?」という期待が高まっていく。
どんな実写になるんだろう。

#ドラマ

かなりひさしぶりに夏祭りへと行ってきた。
一箇所に集まってくる山車、出店に群がる人々、クライマックスに上がる花火。
帰りは涼しくなった道を歩いて帰った。
コロナ禍の前、夏ってこうだったんだよなー。
と、小学生並みの感想を抱きつつ、満足して日常へと戻っていく。
会場で花火を見るのなんて、何年ぶりだろう。下手したら十年くらい見ていなかったかもしれない。

2023年7月23日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

楽天証券の口座を開設してみた。
コツコツ貯めたポイントが30,000円分くらいあるので、新しい投資信託を買ってみることにした。
たわらノーロード。名前がかわいいという理由で選ばれた投資信託である。

非課税口座ではないサブ口座なので、あまり積極的にお金は入れない。
ポイントを余らせておくよりは運用したほうが有意義な活用法に思えるので、とりあえずやってみよう。

#投資

2023年7月22日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

LINEシェフ 」というゲームに何故かハマっている。
お客さんが要求してくる料理の注文に対し、最適な料理を最速で提供するというもので、レベルが上がってくると音ゲーに近いリズミカルな操作感があって、なかなか難しい上にゲーム性があっておもしろい。
ソシャゲ禁止ルールは続行中なんだけど、こういうひとりで黙々と遊べるスマホゲームはやっぱり好きだな。
気づくと夢中でやっていて、電車の駅で降り忘れそうになる。
なぜか「上海」みたいなミニゲームが付属しているという、最高のおまけつき。

#ゲーム

2023年7月20日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

投資信託をはじめてから、40日が経過した。

オールカントリーとS&P500、合わせて25440円積み立て中。
運用収益は330円。
まだまだ誤差の範囲内ともいうべき金額しか貯まっていないが、ここから雪だるま式に増えることを期待したい。
銀行に預けているよりはかなりよさそうだし、Tポイントをお金に変えられるのも嬉しい。定期預金と違って、いつでも下ろせるのも気楽。
相場が下がっていそうな気配の日や暇な日に、気まぐれでTポイントを入れてボーナスみたいにしている。

ドルコスト平均法を厳密にやるならボーナス日をつくるのはやめたほうがいいんだろうけど、すこしでも金額を増やしたくて、ついやってしまうな。

#投資

2023年7月19日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

石丸文行堂のカステラ万年筆vol.2を購入した。
前回のが瞬殺だったと聞いていたので、今回は発売時刻に待機。バッチリ買えた。
この数ヶ月、さんざん節約して貯金していたのに、ガッツリと散財してしまうことになってしまったが……でも、頑張っているから少しくらいは許されるはず。
見た目のかわいさもさることながら、セーラー万年筆のプロフェッショナルギアスリムを基調としているため、セーラー推しとしては使うのがすごく楽しみだ。

話は変わるけれど、昨日読み終わって感想を書いた「ハンチバック」が本日、芥川賞を受賞した。
「推し、燃ゆ」のときも思ったけれど、この作品が賞を取ることで、きっと世界は変わる。
凝り固まった社会を前に進めるための一歩となるような作品だと思うので、受賞が本当に嬉しい。

#買い物

2023年7月18日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

市川 沙央「ハンチバック」を読み終わった。
第128回文學界新人賞受賞作であり、第169回芥川賞候補作。

右肺を押しつぶす形で背骨が湾曲してしまっている井沢釈華は、重度の障害を持ちながらも、金にはまったく不自由しておらず、両親の遺したグループホームでコタツ記事のライターをやって暮らしている。
自らを「ハンチバック(せむし)」と呼ぶ彼女は、「健常者と同じように子どもを育てることはできなくても、産んで中絶するところまでは追いつきたい」「生まれ変わったら高級娼婦になりたい」という赤裸々な欲望をTwitterで吐き出していた。
ある日、グループホームのヘルパー・田中が釈華への敵意を剥き出しにし、「俺も弱者ですけど」と吐き捨てる。
釈華への強い敵意と嫌悪感を持つ彼は、釈華が本音を吐き出しているTwitterのアカウントをウォッチし、その過激な内容に嫌悪をつのらせていたのだった。
重度障害を持って生きる釈華と、自称弱者男性の田中の関係は、いったいどこへ転がっていくのか。

強烈に頬を横殴りされたような衝撃を食らう小説だった。
作者もまた、主人公と同じ重度障害を持っているということで、私小説的な読み方もできそうだけれど、私小説として素直に読み解くには、内容が非常に過激でショッキングだ。
この作品ににじみ出ているのは「中絶のための妊娠(それによって健常者に近づきたいという切実な感情)」という欲望であり、性欲。そして、弱者男性(健常者)の暴力性。
しかし、その身勝手さや必死さが人間らしさや個性として強く立ち上がってくるので、不思議と釈華への嫌悪感はなかった。
むしろ、障害を持つ女性がそういう欲望を持っていることを知り、彼女を強く憎悪してくる田中の弱さが際立っていたかもしれない。
『弱者男性』をはじめ、全体的にネット用語っぽい言い回しが多いので、読む人によってはピンとこない表現もある。が、それを差し引いても、一度は読んでみてほしい本だった。

特に、紙の本と電子の本に関するくだりは一読の価値ありで、われわれが当然のように行っていた「紙の本は手触りがいいよね」「電子は置き場所を取らないからいいよね」などという議論が、実は健常者優位のマチズモ的価値観に依拠していたということがわかる。
目が見えること、本が持てること、ページがめくれること、読書姿勢が保てること、書店へ自由に買いに行けること。
この5点を満たさなければ、紙の本を読むことはできないと彼女は語る。
読書姿勢が保てない釈華にとっては、紙の本は憎悪の対象だった。
釈華の視点に立って見た世界は、わたしたちが普段見ている風景とはまったく違う色を見せる。
もし、田中と同じような理由で釈華を嫌悪するような読者がいるとしたら、そこには無自覚な差別が潜んでいるのかもしれない。
田中というキャラクターは、やまゆり園襲撃事件や小田急線刺傷事件のようなヘイトクライムを連想させるような人物造形になっていると思うけれど、それと同時に読者の本音を写し取るための装置のような扱いにもなっていて、興味深い。

#読書

2023年7月17日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

「ドラゴンクエスト3」(PS4)をちょっとだけプレイ。
「まほうのたま」というアイテムが急に出てきて、心のなかではかっこよくて神秘的な水晶玉みたいなイメージだったんだけど、使ってみたらなんか思ってたのと違った。

ドラクエ3は、以前、SFC版で途中までやっていたが、おもしろさがわかるところまで進めずにリタイアしていた(かなり序盤)。
つまらなかったからというよりは、ハードが起動しづらくてやりづらかったからというのが大きい。
PS4なら気軽に起動できるから、ということで、バージョン違いでもう一度スタート。
ロマサガ2も、最序盤でよくわからなくてリタイアしてからの、再プレイで死ぬほどハマったというパターンだったので、ドラクエ3もそういう感じになったら嬉しいな。

投資の資金を捻出するために倹約週間をはじめているので、「すでにあるゲームのなかから、今遊ぶ作品を探して、無駄をなくそう!」というスローガンで積みゲーを崩すことにしたのだった。
いくら安売りで買ったとしても、値段分を楽しんでなくて放置されているとしたら、それは無駄だもんな……ということで。
すでにあるものを大切にすることで、出費を減らすというスタイル。
得意のGoogleスプレッドシートで、積みゲーの進捗リストでも作ろうかな。

#ゲーム

「グッド・オーメンズ シーズン2」が公開されるらしい。
海外ドラマをほとんど見ない自分が、珍しく夢中で見た作品だ。
小粋なブラックジョークとおしゃれな画面づくりが光っていたと思う。
今のうちに、シーズン1を復習しておくべきかもしれない。

2023年7月15日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する



最近ハマっているYouTubeのジャンルのひとつに、文具DIY系がある。
ロルバーン改造や100均の材料のみでの縫わないポーチづくりなど。
気軽にできそうなDIYネタがおもしろい。

と言っても、見ているだけで、自分ではほとんどやらない。
以前にも書いたけれど、リングノートやシステム手帳のページをこまめに整備したり取捨選択したりすることは自分のもっとも苦手とする分野だ。
不得手だと理解したため、リングのついたノートやルーズリーフは基本的に買わなくなった。
ロルバーンも、外見が好きなので文具店では必ずチェックするが、買うことはめったにない。
情報は順番や種類や優先順位に関係なく、すべて1冊のノートで管理する。同時に使う冊数はむやみに増やさないし、途中でいらないページを捨てたりはしない……というのが、ノートを作るうえでの基本方針だ。

自分では苦手でできない(やらない)作業だから、それをこなしている人のYouTubeを見るのがすごくおもしろいんだと思う。
ロルバーンの表紙やページをバラして適切に管理できる人の頭のなかはどうなっているんだろう。
きっと、理路整然としているはずだ。
そのきっちりした感じに憧れるけれど、自分には絶対に向いていない。
手に入らないものだからこそ、見ていてわくわくするんだろう。

#視聴メモ

2023年7月14日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

オトメイト「ゆのはなSpRING!」(PlayStationVita)、トロフィーコンプ。
4人目は宏太、5人目は直昌、そして最後にノーマルエンドで〆。
ルートバレは一応隠しで。

宏太はピュアで大変よかった。
石田彰に乙女ゲームで出会う機会があまりなかったので、破壊力が高く感じた。
ここだけ、温泉旅館というよりもグルメ漫画みたいになってるのも好きだったな。

直くんはたぶんダメだろうと思っていたが、やっぱり合わなかった。
乙女ゲームにおける『メガネ+ドジっ子+精神的に幼い』の属性が当たりだった試しがない気がするのだけれど、この傾向をどうにかしているゲームはあるのかな……。
『メガネ+ドジっ子』の組み合わせから導き出されるのって、たいていの場合は腹黒だったりヤンデレだったりして、イマイチなんだよなあ。
人気投票でもこの手のキャラは最下位であることが多い気がして、もったいない感じがする。

ノーマルエンドはおまけシナリオ的な感じで、かなり好き。高平と宏太が特によかったなー。畳む


全体としては、共通ルート長めではあるんだけど、共通ルートのなかでも細かい分岐が用意されていて、それぞれのキャラによって問題解決方法が違うので、実質個別ルートと言ってもいいような作りになっているのが斬新だった。
共通ルートって、周回では選択肢以外全スキップになってしまいがちな部分なんだけど、そこをあえて周回するたびに別のシナリオに変貌するようにしているという概念が新しいと思った。作り込みが半端ない。

分岐が多いのにバッドエンディングが存在しないシナリオというのも、案外なかったので楽しかったなあ。
どこをどう進んでも、ちゃんとハッピーエンドになるというのが、やや物足りないけれど、安心感があってよかった。
ヤンデレなし、キャラの死亡なし、ギスギスや嫉妬バトルなし。
嫉妬イベントはたまにあるけど、メインシナリオに食い込むほどのものはなかった体感。
この陰りのなさ、唯一無二の存在感だなー。

攻略対象としてはやっぱりダントツで高平が好き。
時点で宏太、梅さんがよかったかなあ。
シナリオ的には高平と金太郎が丁寧で好きだった。

#ゲーム

「ウルトラマンブレーザー」の1話を見る。
30分間を戦闘のみで使い切るという豪勢な構成になっていて、満足度が高かった。
人間関係とかは来週以降、という感じなのかな。

相変わらず、ウルトラマンのミニチュア特撮は見ごたえがあるなあ。土煙の感じが好きすぎる、と見るたびに思う。
CG一辺倒ではなく、肉弾戦のよさをガッツリ前面に押し出してくれるのが嬉しすぎるよなー。CGは添えるだけ。

#視聴メモ

2023年7月12日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

オトメイト「ゆのはなSpRING!」(PlayStationVita)をプレイ。
この手の王道ラブコメ乙女ゲーム、実はほとんどやったことがなかったかもしれない。
DS時代まで遡るといくつかあるけど、VitaとSwitchがメインフィールドになってからは、死んだり殺したりするようなゲームしかほぼほぼやっていないような気がする。

さびれた温泉旅館を立て直す若女将として、旅館の面々とともにお客さまの悩みを解決していくという、人情+お仕事もの。
個性豊かなお客さまエピソードが豊富で、恋愛そっちのけで共通ルートのお悩み解決を楽しんでしまう。
内容の話は一応つづきから。


攻略対象は通常4人+隠し1人。
初手は無難に金太郎、2周めは入るつもりがなかったのにうっかり入ってしまった隠しルート、3週めは本命の高平を攻略。
共通ルートがかなり長めに取ってあるので、共通でまったく出番のない隠しキャラはややパンチ弱めだった。
声優と外見はかなりよかったのだが、やっぱり交流期間が短すぎる気がする。
乙女ゲームの幼なじみルートは、めちゃくちゃいい夫婦か手抜きの地雷かの究極の二択だと勝手に思っているんだけど、金太郎はめちゃくちゃいいほうの幼なじみだと思った。
仲が良すぎて家族同然の幼なじみであるがゆえに、双方が好意を伝えられなくなってしまうのいいよね……。

本命キャラである高平は、期待を裏切らない出来で大変素晴らしいシナリオだった。これがグランドフィナーレでもいいんじゃない!?というくらい。
温泉旅館ものにおいて一番燃えるのは買収とライバル旅館との対決だと思う。
そこらへんを高平のエピソードにきれいにまとめたうえで、さらにED1とED2でまったく違う方向性を持たせているところがよく練られていて、作り込みが凄まじい。
ヤンデレ一歩手前まで行ったあと、最後には純愛に落ちるのもバランスよくて好みだった。意外性をもたせつつ、きっちり王道へと戻していくのがいい。
引き続き、残りの2人を攻略していきたい。畳む


#ゲーム

2023年7月11日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する



松井証券の公式YouTubeで公開されている「学べるラブリー」がおもしろい。
順番に見ているのではなく、おもしろそうな回や実用できそうな回からつまみ食いしているのだが、普通にバラエティとして見やすく、最終的に全部見てしまいそう。

M-1優勝前にマヂカルラブリーを自社YouTubeに起用している先見の明もすごいが、現在に至るまで、多忙なふたりがずっと出続けてくれているのも素晴らしい。
だんだんとこなれてきているのか、芸人以外のメンツも、シーズンが進むに連れてバラエティがうまくなっていくのが見ていて楽しいのであった。
最近は投資家枠がふたりに増え、ふたりの掛け合いを見たり、投資スタイルの違いを語ったりしていて、奥行きが出た感じがする。

武藤さんへのインタビュー もすごく興味深く読んだ。
YouTubeで生き残るための戦略の細やかさがよくわかる。
これからも更新されつづけてほしい。

#株

2023年7月10日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

暑い。暑すぎる。
きょうの埼玉は38℃を記録していた。
外に出なければいけない用事があったので、汗だくになりながらひたすらに歩いた。
まだ7月だというのに、この暑さ。これからが心配すぎる。

歩く合間に、日経が出している「やさしい株式投資〈第2版〉」という本を読んだが、暑すぎて脳がゆでダコになっているので、難しい説明はあまり頭には入らなかった。
株の仕組みや証券所の仕組みなど、あまりにも初歩的すぎて、他の株の本には書かれていないようなことの説明が丁寧にされていたので、そこはよかったと思う。

2023年7月9日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

早坂吝「しおかぜ市一家殺害事件あるいは迷宮牢の殺人」を読了。

久しぶりに早坂作品を。
さすがの早坂節で、大変すばらしい本格推理だった。
パズラー大好きな本格フェチにはかなりおすすめ。
逆に、重厚な推理ものが読みたい層にはまったくおすすめできないピーキーさも併せ持っている。

序盤から違和感があって読みづらいなという描写が頻出するのだが、すべてが後々になって効いてくるタイプの伏線なのが凄まじい。読みはじめたら必ず最後まで読むべき作品。

トリックの根幹を為している要素は意外と古典的で、古き良き要素をきちんと新しい作品に仕上げているのがいい味を出している。
これは、今年度の本ミスにも食い込んでほしいな。

古き良き講談社ノベルス、あるいは古き良きメフィスト賞の作風の正当な後継者だなあ、としみじみと思う。
ただ美しいだけではなく、喜劇のおかしみを含んでいるような、本格推理という枠組みを全力で楽しんで遊んでいるような余裕がたまらない。
デビュー作からコンスタントにこの作風で出しつづけている持久力もすごいし、やっぱり好きな作家さんだった。
これまでに読み逃しているぶんも遡って読みたい。

#読書

芸人ラジオ生活が充実している。
6月は、情熱スリーと煩悩ガール、ラジ父、マヂラブANN0、オーライパパあたりをよく聞いていた。
定期的に聞くものが自然と入れ替わるのだが、しばらくすると聞かなくなったものに戻ってきたり。
季節とともに、聞くものが移り変わっていく。同じものを聞きつづけることこそが価値だと思っていた頃もあったが、最近はその移り変わりを楽しむのもいいかもしれないと思っている。

#ラジオ

2023年7月7日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

「アンデッドガール・マーダーファルス」の第1話を見た。
原作は以前から気になっていたけど、設定が異質すぎて踏ん切りがつかず、読んでいなかった。
1話は前座な感じで、まだ本題には入っていない気がするけど、全体に漂う厨ニで退廃的な雰囲気はすごくよかった気がする。なんだか懐かしい感じがした。
とりあえず、つづけて見てみようかな。

#視聴メモ

2023年7月6日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

呉勝浩「爆弾」を読んだ。
「このミステリーがすごい!(2023年)」と「ミステリが読みたい!(2023年)」の二冠。そして第167回直木賞候補作。

些細な傷害事件で野方署へと連行された不審な男、スズキタゴサク。
野方署の面々が、明らかな偽名を名乗るその男を尋問していると、「十時に秋葉原で爆発がある」と男が予言した。
直後に本当に爆発があり、彼は「霊感で爆発の場所がわかった」とうそぶく。
彼の予言した場所が次々と爆発するなか、警察は彼の真意を探るため、その場で尋問を続ける。
果たして、スズキタゴサクは爆弾魔なのか? 東京が火の海になる前に、止めることは可能なのか?

ノンストップのジェットコースターミステリーで、得体のしれないスズキタゴサクの気持ち悪さが際立っている。
スズキを取り巻く群像劇の様相が楽しく、場面がころころ移り変わって、それぞれの思惑が語られるのが熱い。
この先どうなるのか、爆弾は何個残っているのか、すごく気になってどんどん読み進められた。
読後感はあまりよくなく、モヤモヤが残るビターなエンディング。
全体的に映画にすごく向いている筋書きなので、たぶん数年以内に映画化されると思う。
ちょうど2時間半くらいできれいにまとまりそうだし、映画になったら盛り上がるだろうなー。

#読書

2023年7月5日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

桐谷広人「桐谷さんの株主優待のススメ」を読んだ。
優待廃止がやや流行っている昨今、優待株にはあまり興味がないので、テクニック面や銘柄紹介はあまり参考にならなかったが、メンタル面は他の株の本とは違う視点のように思えて、興味深く読めた。

基本的に、人は儲けるために株を買うので、普通の株の本には儲けるための買い方や失敗するときのパターンなどが簡素にまとめられている。
また、投資のための節約法などが書かれていることも多い。
ミスをすると大損するというリスク管理のイメージが強く、どちらかというと、クールだったりネガティブだったりするトーンになりがちだ。
損切りはきっちりすること、狼狽売りしないこと、四季報を正しく読むこと、マイボトルを持参して節約すること、固定費を見直すこと、儲けても生活のレベルは落とさないこと……などなど、あれはダメ、これはダメ、という制約の話がどうしても多くなる。

桐谷さんの本にもそういったことは書かれているのだけれど、どちらかというと「どうやって楽しく暮らすか?」という部分にかなり大きくフォーカスしていて、そこが高配当株投資やインデックス投資の本とは毛色が違う。
読者ターゲットとなっているのが定年後のサラリーマンという点も大きいのだろうが、「楽してたくさん儲ける」のではなく、「優待品で生活を豊かにする」ことが目的で、出費にことさら厳しくしたりするギスギスした感じはない。
ゲームとして優待を楽しんでいるうちに、いつのまにか出費がなくなっている、といった感じ。
こういうトーンで株の話をするのは、非常に異質。
値動きを細かく追ったり、損切りしたりすることをすべて諦めるという強気の姿勢で、ただ楽しむだけの株式投資というポジティブな投資スタイルを打ち出している。
エンジョイすることを重視しているため、お金を使わずに優待を受け取ることのできるクロス取引はしないなど、自分が気持ちよく過ごすために全力を尽くしているところもいい。
儲けだけが目的なら、クロス取引したほうがお金が減らないのだからいいじゃないか、という論調になりそうなものだけど、楽しく企業を応援することが目的だから、そういうことはしないということか。

優待には複利がないし、値動きを追わない&損切りしないのは非常にリスキーだと思うので、こういう姿勢で株と相対することは自分にはまだ考えられない。
しかしながら、株式投資をする目的は、本来はお金を手に入れるためではなくて、自分の未来をよりよくするためだったはず。
お金だけがたくさんあっても、使い道が充実していなければまったく意味がない。
そういう意味で、優待を使い倒して人生をどんどん明るくしていく桐谷さんの姿勢はすごく輝いて見えた。
配当は結局再投資に回るだけでお金以外になにも生み出さないかもしれないが、優待は届いたその日から楽しいもんなあ。

#読書

2023年7月4日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

「ZAZYの週明けにイチャモン」(2023年7月3日)を聞く。
ゲスト:お見送り芸人しんいち。

ふたりの本音バチバチバトルがおもしろい。
田津原理音のR-1後の展開が盛り上がっていないなど、外側への毒も吐きつつ、ZAZYのリスナーにしんいちさんが噛みついたりと、安定して刺激的なラジオだった。
R-1芸人が大会後に仕事をもらえていない系のトーク、せつないけど、語り口がうまくてすごく笑える。
ZAZY&しんいちコンビはちょこちょこテレビで見かけるし、サツマカワさんとアキトさんもそこそこ見かける気がするんだけど、田津原さんはあまり見ていないので、どれくらい平場でやばいのかがまだ体感できていない。
平場が弱そうなのは、もう見るからにそんな感じだけども……。

いつ聞いても男性ブランコの悪口(?)を言っているの、笑ってしまうんだよな。
「男性ブランコは喧嘩をしてくれないから嫌い! あまりにもいい人すぎる! 仕事外で会ってもまったく変わらないいい人……!」という主張が繰り広げられているとほっこりする。
男性ブランコの、喧嘩やプロレスがまったく向いていない人柄が見えるのがいいなあ。

#ラジオ

一年の半分が終わったらしい。
まったく実感がない。
いろいろな面で、ぱっとしない半年だったなー。
残りの半年は楽しく過ごしたい。

2023年7月2日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

「マヂキタ大草原」の第3回(2023年6月30日分)を見る。
第2回までは録画していたのだが、第3回は突発的だったので録画できず、TVerで見ることに。
第3回はホラー特集。2ちゃんねるオカルト板、検索してはいけない言葉、ホラーフリゲ、びっくりフラッシュなど。懐かしいものや場所がいっぱい。
川北さんは相変わらずおとなしかった。「SEXスタート!」のときだけははっちゃけていたが、これはいつのまにか持ちネタとなってしまったのか?

番組内容は相変わらずノスタルジーに満ちていて、アラサーにはかなり刺さるのではないかと思う。
今回の『インターネット・ホラー』という特集テーマは当時のネットをよくわかっている感じで、好きだったなー。
あのころのインターネットは、存在そのものがホラーだった。
今と違って、向こう側が見通せない不透明なものに満たされていて、手を入れると異世界に連れて行かれるような感触があったと思う。
すこし覗き見ただけでも、自分のパソコンを破壊されたり、ガチの死体画像が突然出てきたり、本当か嘘かわからないオカルトな書き込みが満ちていたりして、直接的に非日常に繋がっている気がした。
眠れないほど怖いのに、ついついページを開いては見てしまう日々だった。

令和のインターネットは、いつのまにか、現実と地続きで、非現実世界には接続していないようなクリアな場所となっている。
手を突っ込んでも、そこからきさらぎ駅には行けないし、ブラクラもないし、正体不明の死体画像もほとんどない。
戦争の写真も、自殺中継の映像も、生々しくリアルだ。ネットに死の香りが満ちているのは変わらないけれど、オカルトの香りはいつのまにかなくなってしまっていた。いつからそうなっていたのかは、なぜか思い出せない。
もしかすると、あのころ感じていたような得体のしれない恐怖は、令和にはもう体験できないのかもしれない。人生で感じられる恐怖の上限を超えていくような、現実と嘘の狭間にあるインターネット・ホラーは、もうここにはないのかも。
そんな郷愁にふけってしまうような内容だった。

「マヂキタ大草原」、そろそろネタが切れるころかもしれないけど、この調子で突き進んでほしいなー。

#視聴メモ

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