2022年3月27日の投稿[1件]

「あちこちオードリー」(2022年3月2日分)見た。

特別企画「思ってたのと違う発表会」と題して、若手が「芸能界、思ってたのと違った」という本音をオードリーに打ち明けていく企画。
ラランド、真空ジェシカ、コットン、ゾフィー、ウエストランドがゲスト。

みんなおもしろかったのだが、コットンとウエストランドが濃すぎて、他はかなり霞んでしまった気がする。
コットンは以前に有料配信ライブで見たくらいであまり詳しくないんだけど、自らを『ミラクル陽キャ』『イケメン』と称し、さらに陽キャかつイケメンであるということが現在の芸能界では負の要素となっている、陰キャよりも圧倒的に損をしていると鋭く切り込んで自爆していく姿がおもしろすぎた。
まず、自分のことを自分で陽キャって言ってる人、初めて見た。陽キャであることが損だと主張するのも、本来の姿とあべこべな感じがして楽しい。

でも、『陰キャがすごく得をしている世界』という価値観に対してはすこし納得感があった。
星野源とか米津玄師とかCreepy Nutsとか、音楽のメインシーンを見ても、陰寄りの人はかなり多いしな~。
芸人でも、陰寄りの人のほうがメインシーンにいるな~という体感はある。

陰キャ(という言葉はあまり好きではないが)は陰キャ自身が思っているよりも、現代日本においてはスタンダードな存在であるという手応え、確実にあるなぁ……と番組の本筋とは違うことを考えていた。
陽キャのほうが珍しいからこそ、「俺、ミラクル陽キャなんですけど」と切り出されて「何いってんだこいつ!?」と笑えるわけで。
「俺、ミラクル陰キャなんですけど」と言われても、特に笑いにはつながらないのでは?と思う。

それはそれとして、お目当ての真空ジェシカは相変わらず、誠実に本音でトークしていた。
ラヴィットの反省会だからというのもあるかもしれないけど、やっぱり川北さんはすごく繊細な人で、真面目な話をまったくしないでボケ倒すという行為には本来向いていないタイプなんだろうな~と感じた。
本人はこういうことを言われるのは嫌だろうけど、無神経に周囲を無視してボケつづけたりとか、そういうことはたぶんできないんだろう。
本筋を無視してボケ倒すというスタイルを取りながら、ウケたところだけをあとから抜粋してもらうからどれだけ滑ってもいい、とガクが冷静な判断をしているところがおもしろかった。

#視聴メモ

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