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2022年5月18日
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2022年5月18日(水)
錦鯉「くすぶり中年の逆襲」を読み終わる。
テレビやラジオですでに知っているエピソードも多いのだが、お互いが相手を最高のバディとして尊敬しているということや、芸に対しての真摯な姿勢が伝わってくる一冊だ。
錦鯉の魅力的なところは、単なるバカを貶すだけの芸をやっているわけではなくて、バカの長所を最大限に活かそうと努力しているところだということを再確認できた。
長谷川雅紀のバカさをここまで丁寧に演出できるのは渡辺隆だけであり、渡辺隆を全力で信じてすべてを委ねられるのも、長谷川雅紀だけなのだということ。
ここに至るまでのふたりの長い人生もドラマティックで、胸に迫るものがある。
暗めの性格の芸人は他にも多々いるけれど、錦鯉の場合は、この年齢までくすぶりつづけたゆえの冷静な暗さや諦めが感じられることが多いなと思う。
ふたりとも、今の自分の状況を客観的な視点から俯瞰で眺めていて、言っている内容は暗いはずなのに、逆にポジティブに見えたりする。
隆さんの「結婚なんて考えていない。孤独死でもいいと思っている。」という言葉なんかはその最たるもので、人間、四十代前半でこんな言葉がするっと出てくるものなんだろうか?と考えさせられた。
そんな感じで、「笑い」だけではなく、様々な感情のツボをまんべんなく刺激してくる、不思議な一冊だった。
錦鯉ファンなら絶対に楽しいと思う。
#読書
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錦鯉の魅力的なところは、単なるバカを貶すだけの芸をやっているわけではなくて、バカの長所を最大限に活かそうと努力しているところだということを再確認できた。
長谷川雅紀のバカさをここまで丁寧に演出できるのは渡辺隆だけであり、渡辺隆を全力で信じてすべてを委ねられるのも、長谷川雅紀だけなのだということ。
ここに至るまでのふたりの長い人生もドラマティックで、胸に迫るものがある。
暗めの性格の芸人は他にも多々いるけれど、錦鯉の場合は、この年齢までくすぶりつづけたゆえの冷静な暗さや諦めが感じられることが多いなと思う。
ふたりとも、今の自分の状況を客観的な視点から俯瞰で眺めていて、言っている内容は暗いはずなのに、逆にポジティブに見えたりする。
隆さんの「結婚なんて考えていない。孤独死でもいいと思っている。」という言葉なんかはその最たるもので、人間、四十代前半でこんな言葉がするっと出てくるものなんだろうか?と考えさせられた。
そんな感じで、「笑い」だけではなく、様々な感情のツボをまんべんなく刺激してくる、不思議な一冊だった。
錦鯉ファンなら絶対に楽しいと思う。
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