2022年9月2日の投稿[1件]



ヨルシカの歌詞は毎回胸に迫ってくるものがあって、妙に惹かれる。
時期的には2018年ごろの歌詞が一番好きだ。
特に「ヒッチコック」は思い入れが強い。

>「ドラマチックに人が死ぬストーリーって売れるじゃないですか。
>花の散り際にすら値が付くのも嫌になりました。
>先生の夢は何だったんですか。
>大人になると忘れちゃうものなんですか。」

のくだりとか、何度聞いても詩的でいいんだよな。

相対性理論の「地獄先生」やアーバンギャルドの「セーラー服を脱がないで」など、先生と生徒を題材とした曲はもともとかなり好きなのだけれど、「ヒッチコック」は先生の側が生徒のペースに巻き込まれて呑まれていくさまが描かれているように読み取れて、なおかつ、その現象を恋愛の枠にくくっていないところがすごく好みだ。

ヨルシカの歌詞の世界観で、いつも、もう手に入らなくなってしまった青春や幸せのことを『夏』と呼ぶところがめちゃくちゃセンスいいよなと思うのだけれど、「ヒッチコック」の夏もまた、青春の一風景としての架空の夏で、大好き。

#音楽

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