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2022年10月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

「しくじり先生 俺みたいになるな!!」#145(2022年9月30日)見た。

最近、密かに結婚したという芸人を見つけ出す緊急企画「婚狼〜KONROU〜」前編。
フルポン村上、コットン、ランジャタイ、そして納言安部という六名のなかから、たったひとりの本物の既婚者を見つけ出せ!という人狼風企画。

すでに結婚しているというていで、嘘の嫁とのなれそめやノロケエピソードを出していくという企画なのだが、リアリティの生み出し方にかなり落差があり、今回落ちていったふたりは非常に嘘くさかったのでさもありなん……という感じだった。
『嫁さんは現在もその職場で働いている』という設定なのに、職場の場所を具体的に話してしまったりとか、「それは倫理的に&テレビ的にないだろ!!!」という凡ミスがあり、このあたりは簡単に見抜ける入門編だったんだろうなと思う。
丁寧に作った嘘の内容を詳しく話しすぎてバレるの、おもしろいな……。

単純に考えて、結婚って、たいていの場合は人生で一回しか経験しない(何度もするものではない)ので、こういうまったく経験したことのないことを想像でぜんぶ考えるのってめちゃくちゃ難易度高いんだろうな、と思った。
その人の結婚観や恋愛観が見えるのが楽しいし、ゲームとしても純粋におもしろい。
テレビドラマや友人のエピソードからまるまる引っ張ってくるくらいでないと、どうしてもボロが出るよな……。
ただエピソードが本当っぽいだけか否かでなく、「こういう性格の人だから、こういう人を好きになって、恋のエピソードを語るときにはこういう表情になるはずだ」「こういう立ち位置で語るはずだ」というようなところまで、キャライメージと照らし合わせて想像しながら見ているので、そこに沿うようななれそめエピソードを作るのって超難しいだろうなあ。
本人がやっているブログやTwitterの内容と矛盾しているせいでバレる、とかもありそうだし。
そういう意味で、キャラのイメージと噛み合っていて、さらに本当っぽくもある村上さんと国ちゃんは上手だと思う。

企画を知ったときには村上さん一択だと思っていたのだが、実際見てみるときょんさんがすごく本当っぽかった。
でも、こんな本当っぽいやつが本物だったら番組的におもしろくないから、むしろ嘘なのでは……?という、高度な心理戦が始まっている。
西村さんはどうしてもウッソンの嘘村のイメージが強くて、なにをしても嘘っぽいなと思ってしまう。顔芸がおもろいのも嘘っぽさを補強していてずるい。おいしいポジション。

一番恐ろしいのはジョーカーである国ちゃんがガチだった場合なのだが、たぶん国ちゃんはこういう形で奥さんのプライベートを売るようなタイプではないんじゃないかな、と思っている。
自分のプライベートならサクサク売っていきそうだけど、結婚したばかりの嫁さんにそれはしない気がするなー。
ただ、最初に「嫁さん」と呼んだあとに、次のシーンで「奥さん」と言ったのはすごくリアリティがあって好きだった。
他の人たちがほぼほぼ「彼女」と呼んでいるなか、急に「嫁さん」「奥さん」という距離の近いフレーズが出てきて、「そうだよ、結婚しているならその呼び方のほうがしっくりくる!」と思った。新婚っぽくはない呼び方ではあるけども。
国ちゃんの撮ってきた写真をおもしろおかしく加工してくれたのが奥さんなんですよ、というエピソードも、絶妙にありそうだし、嘘だったとしても国ちゃんが自分で加工しただけなので、隙がなくてうまいよなと思う。特になにかと矛盾するとかもなさそうだし。知的な戦略である……。

#視聴メモ

きょうもあまり元気がないので、好きなMVでも貼っておこう。



tofubeatsの「陰謀論」。
リリース時にも熱心に見ていたが、その後も定期的に見てしまう。中毒性ある。
曲も好きだが、MVの凝りようと、見るたびに微妙に変わっているような気持ちになる構成がうまいと思う。
「前に見たときからちょっと差し替えられてない……?これは政府の陰謀なんでは……?」的な雰囲気。

個人的に好きなのは恐竜と一緒に踊っているところと、踊らされている中の人が急にどアップになるところと、エクスクラメーションマークで画面がいっぱいになるところ。
これまで他の曲のMVで楽しそうに踊っていた人たちが、実は「踊らされていた!!!!!!」と解釈していく謎の展開もおもしろい。

#音楽

2022年9月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

PS Vitaのスティックがいよいよダメになってきている。

もともと壊れていて、自分でクリーニングしながらだましだまし使っていた。
「CharadeManiacs」や「ピオフィオーレの晩鐘」では新しいセーブデータを作ろうとしてスティックが滑って過去のデータを消してしまうといった凡ミスが多発していたが、「ワールドトリガー ボーダレスミッション」に至って、バトル中にスティックが暴走するため、これはちょっとプレイできないなという感じになってきた。
ノベルではなくアクションゲームだからというのもあるだろうけど。

中古VitaをAmazonで見ていると、レビューでも左スティックの暴走症状を訴えている人が多い。
もしかすると、買い直したあとも堂々巡りになるかもしれない。
ハード的にはSwitchよりもVitaのほうが断然好きなので、まだまだVitaでノベルゲームを遊びたいのだが……また同じ壊れ方をするかも、と思うと何度も買うのはよくないフラグっぽい気もする。
「新品と表示されているのに、届いたのが中古だった」というレビューもそこそこあり、どこで買うかの判断もかなり重要そうである。
Amazonはかなり怪しげなので、実店舗で買うのが一番いいんだろうな……。

#ゲーム

なんとなく体調がよくなくて、ぼんやりしていた一日だった。
日記も特に書くことが思いつかない。

来年の手帳をどうしようか考えていたが、ぼんやりしすぎて考えがまとまらなかった。
気になる手帳はあるんだけど、あまり凝りすぎても埋めなさそうで、難しいところ。

「ウルトラマンオーブ」を最後まで見た。

ジャグラーの掘り下げが若干物足りなくはあったが、演出面でも脚本面でも非常に満足度が高い最終決戦だったと思う。
この最終決戦、「シン・ゴジラ」を意識しているだろ~~~!!と直感的に思ったのだが、シン・ゴジラの公開は2016年7月、オーブの最終回は2016年12月で、製作期間的にシン・ゴジラの影響はないらしい。
たまたま、これだけコンセプトが近くなるのはおもしろいな~。めちゃくちゃ見ごたえある。
これを両方見ることができた2016年、奇跡の年。

「シン・ゴジラ」で攻撃よりも避難を優先するシーンは非常に印象的だが、「オーブ」では被害の拡大を抑えるために避難よりも弾道ミサイルを打ち込むことを優先したせいで、ミサイルのエネルギーによりマガタノオロチが覚醒するという……。
あそこでミサイルを我慢しておけば……と思わずにはいられない。

マガタノオロチが東京の街を破壊しまくってる風景を背後に流しながら、画面の手前ではガイとジャグラーが対峙しているという絵がオシャレで好きだったなー。
『世界』と『個人』がダイレクトに接続されている気がして、気持ちよかった。

セブンの最終回に似たきらきらを背景にナオミとガイが話しているシーンは若干あざとすぎる気もするが、やっぱりこれも好き。

なお、「ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA」も見始めたが、今のところ本編ほどはおもしろくない。
お話がいろんなところに分散しすぎてちょっと疲れる構成かもしれない。ここからだんだんおもしろくなるんだろうか。
ジャグラーとガイの話が見たいのに、なぜかエボルトの顔ばかり見せられている。
ジャグラーが闇堕ちした理由が本編であまり語られなかったので気になるんだけど、けっこう焦らすなー。
本編の出来がよすぎて、期待値が上がりすぎているような気はする。外伝だからもっと気楽に見よう。

#特撮

「アルコ&ピースのメガホン二郎」(2022月9月24日分)見た。

真空ジェシカとサツマカワRPGの大喜利力で、教科書に出てくる英語を力技翻訳してみよう!という企画。
三者三様に大喜利翻訳を披露するのだが、川北さんの世界観が常にバグってて怖いのが好きすぎる……。

一番笑えたのは、芸人ネタが理解されなかったサツマカワさんが、スタッフとマネージャーに罪をなすりつけようとし、スタッフ側も反論し、最終的に平子さんに長々と説教をされたくだり。
サツマカワさんの好きなところは、ネタが理解されなくてスタジオが変な空気になったあとで、力技で変な空気そのものを笑いに変えようとしてくれるところだ。
大喜利における場外乱闘がすごくうまい、という印象がある。
変な空気になってしまったあとの対処法を、ある程度わかっているっぽいのがわくわくするよな~。
変顔したりシュンとしたりしているだけで充分に笑える、愛嬌という武器があるのもずるい。

#視聴メモ

ウルトラマンオーブ第22話「地図にないカフェ」を見た。

ジャグラスジャグラーとの最終決戦を一旦脇に置いて繰り広げられる日常ギャグ回……かと思いきや、非常に味のある回になっていて、「こういう回がもっと見たい……!」という気持ちになった。

SSPは、地図にないカフェ『ブラックスター』の噂を聞きつけ、調査を開始する。
解析の結果、カフェにたどり着いた一同だったが、店長も、客も、どこか様子がおかしい。
壁に貼られた客の写真のなかには、かつてジェッタと絆を育んだ馬場竜次の姿が……。
一度訪れた地球人は二度と訪れないと言われているこのカフェは、地球以外の星からやってきた異星人たちの憩いの場だったのだ。
店長は、きょうで店を閉め、地球を去る決意をしていた。
地球を『沈みゆく星』として見限った異星人たちが、侵略を諦めて船に乗って宇宙へと旅立ち、お客が来なくなってしまったからだ。
かつてはいろんな仲間が集う場所で、ガイやジャグラーも常連客だったのだが……客が減りすぎて、もはや商売が成り立たない。
みんな、夢をあきらめて去っていく……。
しかし、地球侵略の夢を諦めていない者が、ひとりだけ残っていた。店長の相棒のノーバだ。
地球を去るくらいなら、と巨大化して暴れるノーバに同化し、一緒にオーブと闘う店長。
オーブに敗北したノーバは死に、残された店長は地球で新たな商売を始めることを決める。

地球を侵略しにやってきた異星人たちにも、やすらぎの時間がある……という視点がまず楽しい。
そのカフェのマスターは、迷い込んだ地球人にも、侵略を目的とした異星人にも、そしてウルトラマンオーブであるガイにも、別け隔てなくおいしいコーヒーをふるまってくれる。
地球は侵略する価値のない星であるという話は以前にもちょくちょく出てきていた気がするけど、本当にみんなに見限られているんだな……というリアリティも含め、おもしろい回だった。
カフェの雰囲気もすごくよくて、このカフェの中では対立する勢力だったとしても闘いはない、というのも好き。
ガイとジャグラーがここでどんなふうにコーヒーを飲んでいたのか、という気になる部分をあえて描いていないのもセンスがいいと思う。
地図にない都市伝説を探し求めるという設定は、SSPの本来の任務っぽさもあり、わくわくする回だった。

#特撮

高瀬 隼子「おいしいごはんが食べられますように」を読了。

第167回芥川賞受賞作。
芥川賞にしては普遍的で読みやすいテーマを扱っているし、タイトルもキャッチーですごくいいと思う。
が、タイトルと表紙のファンシーさに惹かれて読み始めると、予告なく奈落へと突き落とされる。

見た目はかわいいが、心と体が弱く、片頭痛などを理由に仕事を何度も早退してしまう芦川。
自分も頭痛持ちなのに、芦川の仕事の穴埋めをするためにずっと我慢している女性社員の押尾。
芦川の仕事のしわ寄せにモヤモヤしつつ、彼女の可憐さに惹かれてもいる男性社員の二谷。
物語はこの三名を中心に進んでいく。

守ってやりたくなるような、可憐で弱い芦川に対して、職場の人たちはすごく甘い。
二谷は芦川のかわいさに惹かれて彼女と付き合いはじめるが、食に対する価値観がまったく噛み合わず、心のなかでは充実した食事への価値観を持つ彼女への憎悪を募らせる。
押尾はそんな二谷と逢瀬を重ねながらも、肉体関係は持たない。
押尾もまた、食に対する同調圧力や、彼女を特別扱いする職場に耐えられず、芦川を憎悪していた。

『かわいくて弱い』というだけで、他人よりも得をする人間というのは確実にいて、そういう人が職場をクラッシュしてしまったとき、犠牲になるのはその人本人ではなく、その人を疎外しようとした側である……という状況が非常にリアルだ。
最適な結婚相手として選んだ芦川のことを憎悪しつつ、肉体関係を持たないことを選んだ押尾を食事の価値観が合う相手として付き合いつづけるという二谷の行動はやや極端なのだが、でも、打算的な人の人生ってこういう形なのかもしれない……という気もする。

食事そのものを憎悪しているような二谷の思考の内容はやや現実離れしていて、「こういう人いる!」というレベルではなくなってくるのだが、芦川に関してはこういう職場全体へと負担を強いるタイプの人はどこにでもいるので、わりと「あるある」キャラだなと思う。
芦川本人はまったく悪い人ではない。むしろ漫画のヒロインのような人間だと思う。
だが、みんなに守られ、庇護され、仕事では優遇され……そういう人が職場の全員に生菓子の差し入れをしてくる(高カロリーかつ、今日中に食べなければ悪人扱いされる)……という人物造形は醜悪そのものであり、こういう人がかわいがられる背後で、確実に苦しんでいる人がいるよね……ということがありありとわかる。
そのヒリヒリするようなリアルさが非常に秀逸。
芦川が負の感情を持たないようなかわいらしい人間でありつづけられるのは、彼女の周囲にいる押尾や二谷が負の感情を肩代わりしているからなのかもしれない。

個人的には、その日のうちに食べなければならないようなものや、手作りのお菓子を職場に頻繁に持ってくる芦川の行為は想像力に欠けていると思う。
ダイエット中の人とか、糖尿病の人とか、甘いもの苦手な人とか、衛生観念にうるさい人とか、いろいろいるはずなのに、問答無用で持ってくる上に、それを断ったり捨てたりするといじめ扱いされるというのは非常にエグい状況である。まあ、職場のゴミ箱に捨てるのはよくないけど……。
たまにならともかく、毎日のように持参されたらと思うとなあ……。

どこの職場にも、芦川のような人って大なり小なり確実にいるので、そういう職場での理不尽なしわ寄せを経験したことがある人には、非常に刺さる小説なのではないかと思う。
二谷と押尾はそれぞれの視点での話が展開されるが、芦川が視点の話がないという構成もおもしろく、芦川がこの状況のなかでなにを考えているのかは明かされることがない。
ブラックボックスのように不気味で、それでいてとてもかわいらしい……という印象的なキャラクターになっている。

#読書

コロナ禍でなかなか進まなかったマスターオブ埼玉への道。ようやく達成された。

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ラスト駅は、つくばエクスプレス・八潮駅だった。
せっかくのラストなので、降りて歩きまわってみたが、広々としたショッピングモールが駅前にあり、のどかな駅だった。
ついでに、つくばエクスプレスの終点であるつくば駅まで行った。
つくば駅も、独特の近未来的な雰囲気があって、楽しい駅前だったなー。
通勤ラッシュに巻き込まれたくなくて早めに帰ったので、筑波山には登れなかった。また行きたい。


さて、マスターオブ埼玉をものにした今、次に目指すべきは近隣県のマスターだ。

駅数的には、
東京:660駅
神奈川:347駅
千葉:334駅
あたりはちょっと多すぎて途方に暮れてしまうが、

群馬:134駅
栃木:115駅
このへんは少ないので気軽に達成できそうである。
……そのぶん、立地が不便かもしれないが。

実は東京のほうが駅が密集していて達成しやすいかもしれないため、悩みどころだ。
350駅くらいは持ってるから、あと半分だしな……。
電車が混んでいて、あまり行きたくないなと思うのは、神奈川と千葉。横浜行きも船橋行きも、いつ乗っても混んでいる。
まだまだコロナも気になるし、空いている電車でまったり駅集めがしたいな……と思うと、やっぱり群馬・栃木・茨城あたりをうろつきたい感じだ。
ぼちぼち頑張ろう。

#ゲーム

「ママタルトのラジオ母ちゃん」で、檜原さんがサカナクションにハマったきっかけが「FM802のヘビーローテーション」であると語っているのを聞き、「うわー! 懐かしい名前だ!!!」と歓喜していた。

「FM802のヘビーローテーション」とは、今もっともホットな曲を一ヶ月に二曲(洋楽と邦楽一曲ずつ)選び、その月はひたすらにその曲を流しまくるという激アツなコーナーで、否が応でもその曲の思い出がリスナーにはっきり刻まれるような構成になっている。
世間一般で流行っているヒットソングとはやや選出の方向性が違っていて、どちらかというと「これから世間一般で流行りそうな曲」を先取りしているイメージだった。
もちろん、すでに流行っている曲が選ばれていることもあったが。

このコーナー、1989年から現在に至るまでずっと続いている上に、公式がこれまでに選ばれた曲のバックナンバー を公開しているというのがおもしろい。
選ばれた曲を眺めるだけで、自分が何年ごろにこのラジオを聞いていたのかがわかる。
自分が一番熱心に聞いていたのは、たぶん2002年~2004年くらいだと思う。
メレンゲの「夕凪」やレミオロメンの「雨上がり」、KICK THE CAN CREWの「マルシェ」などを初めて聞いたときの衝撃は忘れられない。
普段自分が聞かないようなジャンルの曲でも、一ヶ月間ずっと聞きつづけると好きになってしまう。不思議な魅力を持ったコーナーだった。
あと、ヘビーローテーションには選ばれていなかった気がするけど、ゆらゆら帝国を初めて聞いたのもこのあたりの時期だったような気がする。

大阪に住んでいる音楽好きならたいてい聞いている。
テレビで流行っている曲とは違う曲がたくさん聞ける。
中高生の自分にとって、FM802はそんなイメージのラジオ局だった。
今は関東に住んでいるから聞けないけれど、自分とラジオとのもっとも濃い思い出は、もしかするとこの頃だったかもしれない。

#ラジオ

ウルトラマンオーブ第14話&第15話「暴走する正義」「ネバー・セイ・ネバー」を見た。

総集編の13話を挟んでの後半戦開幕ということで、そこに繰り広げられるのがジャグラスジャグラーとの因縁の対決なのか、それとも惑星侵略連合最後の生き残り・メトロン星人タルデとの復讐の対決なのか……とわくわくしていたら、まさかのどちらでもないという。

突然、地球へと降り立ったのは、真っ白い竜神のような形の巨大ロボット。
SSPはこのロボットを正義のロボットだと解釈し、「ギャラクトロン」と名付け、解析を進める。
しかし、ギャラクトロンは自身のプログラムに基づき地球を解析し、争いをやめない人類の文明と、食物連鎖を基調とした間違った自然はリセットして白紙に戻すべきだという結論を下し、キャップを内部に取り込み、暴走を始める。
通常のオーブでは歯が立たないと悟ったガイはベリアルのカードを再び使うことを決意するが、サンダーブレスターはまたも暴走し、ゼットビートルを叩き落とし、さらにはキャップを取り込んだままのギャラクトロンにも牙をむく。
ギャラクトロンはなんとか倒すことができたが、オーブの攻撃をまともに受けたキャップは重傷を負ってしまう。
味方だと思っていたオーブがキャップに怪我を負わせたことに絶望し、嘆き悲しむSSPの一同を見て、ガイは彼らのもとを去ることを決める。

暴走するロボットは発達しすぎた科学の成れの果てであり、シンがこれを見て科学による正義は成せないのだと絶望するという展開がすごく見ごたえがある。
人類の文明のみならず、弱肉強食の自然の世界すらも間違っていると結論づけるギャラクトロンの思考も、意外性があっておもしろい。
ギャラクトロンとサンダーブレスターは強大な力を制御できていない『暴走する正義』であるという点においてまったく同一の存在であり、正義と正義が潰しあったことによって、ガイがもっとも大切に思っているキャップが深く傷つくという展開には迫力がある。

ウルトラマンが自らの手でゼットビートルを撃墜する(そしてコフネさんの人間を愛する気持ちが隊員の命を救う)という絵面のインパクトがすごすぎる。
叩き落とされる瞬間の視点がオーブ側ではなく、ゼットビートルに乗っている人の視点なのもショッキングだ。
カラータイマーが点滅した瞬間の「オーブはもうすぐ消えてくれます」というシンの発言は、あまりにも深い絶望に満ちている。

ギャラクトロンとの戦いには怪獣が登場しないため、ジャグラスジャグラーもタルデもまったく出てこないのだが、このふたりが出てこなかったことでシリアスの濃度がいい感じに上がった気がして、すごく雰囲気が引き締まった回だったなと思う。
演出面でも印象的なシーンが多いんだけど、特に好きなのはトンネルのなかを車で走りながらシンとコフネさんが会話しているくだりで、暗闇のなかのふたりの横顔を交互に映しつづけ、最後にトンネルの先にいるオーブがギャラクトロンに腹を貫かれるところが見える、という部分。
『暗闇』の果てに『光』の敗北が見える……というのは今回の展開を暗示しているかのようで、すごくオシャレだと思う。

#特撮

ウルトラマンオーブ第9話「ニセモノのブルース」を見た。

メフィラス星人ドン・ノストラの次なる作戦は、偽者のウルトラマンオーブに街を破壊させ、オーブと人間のあいだにある絆をも壊すことだった。
にせウルトラマンオーブとして指令を受けたのは、ババルウ星人のババリュー。
さっそく、オーブの姿で民衆の前に登場したババリューだったが、たまたまその現場に怪獣が登場。
なりゆきで市民を守って怪獣と戦い、さらに変身が解けた直後、オーブの正体を調べている早見ジェッタに見つかってしまう。
人間の姿で「馬場竜次」と名乗ったババリューは、子どもたちがオーブである自分を尊敬しているさまを目の当たりにし、暗黒星人をやめてヒーローになる未来を夢見るようになる。

「おれ、このままウルトラマンオーブになるっていう人生もあるんじゃねぇのかな」
純真な子どもたちの優しさに触れ、心からヒーローになろうと思いはじめるババリューだったが、一方で、ドン・ノストラはババリューに頼んだはずの街の破壊作戦が遂行されていないことに怒り、ババリューと子どもたちの前に現れる……。
子どもたちの前でオーブに変身し、敗北し、ババルウ星人の姿に戻ってしまうババリュー。
しかし、子どもたちのなかでは、オーブではない彼もまたヒーローだった。
正体を知られてしまい、ジェッタの前から風のように去っていったババリューは、こっそりと、姿を変えて人間の世界にとどまっていた。
今度は、偽者ではないヒーローになるために。

ヒーローになろうとあがくババリューをちゃんと見守るガイがすごく素敵だし、ドン・ノストラの作戦をジャグラスジャグラーが「古臭いやり方」と嘲笑って帰っていくのもおもしろい。
そして、本当に人間の世界に溶け込んでヒーローになったババリュー……いいなあ。
あと、今回印象的なのはジェッタ。子どもたちに問い詰められて困っているババリューが口ごもるたびに、ヒーローとして適切なセリフを横からジェッタが言っていき、「こうですよね?」と言うくだりがすごく好きだった。
完成度が高くて、しみじみといい話だった。

#特撮

気圧の変化にやられて、一日ぐったりしていた。

Pawooが復旧したと思ったら、今度はSimplenoteがバグっていて入れないという不具合ラッシュ。

Pawoo、ロリエロをやってる人数が多い(登録者の母数も多い)から、またそのうち似たような状況(鯖ごとBANとかも……)が起こるかもしれないことを考えると、Fedibirdをメインにしといたほうが安全面としてはいいのかな―。
ちょっと様子を見て行こうと思う。
幸い、インスタンスが違っても見たい人をフォローすることはできるから、そんなに困ることはないだろう。

Simplenote、スマホアプリのほうは入れるんだけどなー。
途中までは頑張って直そうとしていたが、パソコンから入ろうとして、パソコンのデータが白紙になる→スマホのアプリのほうで白紙の状態を同期してしまう→データ全消え!みたいなことが起こりうる気がするので、むやみに入ろうとしないほうがいいか。
早く直ってくれー。

藤井風の「青春病」が好きだ。
軽快なメロディに透き通った声を載せていて、すごく歪んだ青春の形を表現しているのに、どことなくさわやかで。



関ジャムで、「青春の真っ只中にある10代に向けた曲ではなく、青春を終わらせてしまった20~30代に向けた曲なので、20代よりも上の年齢の人が青春だと感じるようなものにしている」と解説があって、自分がこの曲に惹かれる理由を垣間見た気がした。
ヨルシカでいうところの『夏』のようなものか。
歪んだギターをさりげなく単音で鳴らすことで、歌唱を邪魔しないように青春の歪みを表現している、という解説もなかなか好きだった。
歪んだギターの音色がそこに存在しているだけで、人は青春の気配を感じることができる……というのがすごいと思う。

>青春の病に侵され
>儚いものばかり求めて
>いつの日か粉になって散るだけ
>青春はどどめ色
>青春にサヨナラを

というサビの歌詞の突き刺さりぶりもハイセンスでいい。
ほぼ全部の言葉が異様なのに、スッと入ってくる。

#音楽

あまりにも邪悪な話題が増えすぎたせいでTwitterをやめてから、一年と半年が経つ。
「やめた」と言いつつ、大丈夫そうなアカウントに関しては個別で眺めに行ったりはしているのだけれど、ネガティブすぎる話題をばらまく人(攻撃的な人)に関しては完全に見えないようにミュートやブロックでシャットアウトしたりして自衛している。
つぶやくのも本当に用事があるときだけで、基本的にはなにも投稿していない。

そんななか、避難先として活用していたPawooの調子がよくないようだ。
今までもちょこちょこ落ちていたが、きょうは一日中落ちまくり。結局ほとんど入れなかった。
なにか深刻な問題が起きているようでもあるが、全貌は不明。
Twitterと違い、学級会や炎上はほとんどない平和な場所なので、心置きなく細かい日記や感想を壁打ちするのに向いていたのだが……。
一応、Fedibirdに避難アカウント(@shiohama@fedibird.com)を作っておいたので、もしPawooがダメになるようだったらこっちに移ろうかと思う。

Mastodonのいいところは、一つのインスタンスがだめになっても、インスタンスを変えればいくらでもまた集合できるというところだろうなあ。
以前にいた居心地のいい趣味特化インスタンスがなくなったときはかなりショックだったし、そのときの人たちとは再集合できてないけれど……。
インスタンスが変わっても、使用方法はそんなに変わらないし、共倒れのリスクが分散されるのはTwitterにはない長所だと思う。

なんだかとんでもない台風が来るようだ。
今のところ、関東はそんなに凄まじい予報は出ていないので、あまり緊張感がない。
明日起きたら、九州は大変なことになっていたりするんだろうか……。

「救急戦隊ゴーゴーファイブ」と「ウルトラマンオーブ」、どっちもおもしろいので、どっちから見るか悩む。
プライムは永遠に見られるわけではないだろうから、オーブから見るのが合理的なのだが、ゴーゴーファイブが常にクライマックスなので、ついついゴーゴーファイブを見てしまう。
おもしろい番組のマラソンがふたつも残っているの、すごく嬉しいな。

「ホリケンのみんなともだち」#46(2022年9月13日)を見る。
真空ジェシカに根ホリ葉ホリ・完結編。

ランジャタイのときもおもしろかったけど、ホリケンと若手との距離感があまりにもよくて、相変わらず好きな番組だ。
「先輩芸人が、最近売れている若手芸人を呼んで話をする」という番組形式とは思えない、本当の友だちのように対等で気さくなホリケンの語り口が好きすぎるんだよな。

前編は、別の場所で聞いたような気がする話が多かったのだけど、後編はホリケンが川北さんの肩を持ちまくり、ふたり分のボケパワーでガクさんを困らせるというオモシロ展開になっててよかった。
やっぱり、ボケ2:ツッコミ1の構図は好きだな……。

川北さんのボケをガクさんのツッコミで終わらせるべきところを、ボケの内容をホリケンが全力で愛を持って肯定することで話が終わらなくなるというバグ。
ツッコミをしてもホリケンがバンバン蒸し返すせいで、いつまでもその話題が続いていくという地味な地獄がしみじみといい。味があるなー。
川北さんが存在しない兄の話をする、ガクさんが「こいつ兄いないんですよ」とツッコミを入れる……という流れに対し、「え、でも見えてたかもしれないじゃん」「お兄ちゃんの名前はなんていうの?」とどんどん架空の兄を掘り下げていくホリケン……というくだりが最高。

川北さんの論理的なボケとホリケンの感覚的なボケが合わさった結果、どういうツッコミが正解なのかわからなくなってしまうネタコラボのぼやけ方も楽しすぎる……。なんだったんだろ……。
ネタコラボが終わったあとに、ホリケン側が「ごめんね。ありがとう」と言ってくるのも意味がわからなくて好きすぎる。普通、逆だろう。

#視聴メモ

「全ウルトラマン大投票」でのジャグラスジャグラー大健闘を見て、「やっぱりウルトラマンオーブが見たい!!!」と改めて思った。
たしか、以前に4話くらいまでAmazonプライムで見たんだけど、見ている途中で消されちゃったんだよなー。
いつのまにかAmazonプライムのが復活していたので、ぼちぼち見よう。
プライムなら気楽に見られそう。見終わる前にまた消えそうな気もするけど……。

昨日は、7話「霧の中の明日」を見たんだけど、すごくおもしろかった。
怪獣が出現する直前に予知夢を見てブログを更新する少女・ハルカは、ガイがウルトラマンオーブに変身し、そして敗北する姿を夢に見る。
敗北の未来は覆せないと思い、絶望するハルカに、ガイが明日を変えるための希望を与える……という話。

予知を覆せないことへの諦めの気持ちが、マイナスのエネルギーとなって怪獣の力に変わっていたから、彼女が希望を取り戻せばオーブは勝利することができる、という展開が理知的で好きだなー。
ハルカを励ますガイもかっこいいけど、キャップに言われた言葉がハルカにとっての明日の希望のひとつになっているのも熱い。
あと、オーブの正体は絶対に秘密だと思っていたので、こんなにあっさり正体バレしているのは意外な展開で楽しい。特に口止めしてなさそうなのも。
正体がバレたことに焦って、「ぼく、ラムネのお兄さんだよ!」になってしまうガイさん、いいなー。
あんなにかっこいいのに、ちょこちょこ抜けがあるところが、いい主人公。

ラストシーンのハルカとガイの距離感が、あまりにもセンスが良くて、大好き。
「ガイさん、しっかりね?」「ああ、あんたも。幸せになれよ?」「ありがと。……『ウルトラマンオーブ』さん」という会話が好きすぎて、「なんだ、この理想の距離は……!」と心から思う。何度でも見られる。
別れ際に「幸せになれよ?」という言葉がさらりと出てくるのは本当にかっこよすぎる。ちゃんと風来坊っぽさもあるし。
そのあとの「もしも明日を見失ったら、捜せばいい」はウルトラセブンからの引用っぽいけど、これもガイさんらしい言い回しで好きだった。

#特撮

「龍が如く 維新! 極」の発売が発表されていた。
「龍が如く」シリーズで一番長くやりこんだ作品であり、一番好きな作品でもある。
ゲーム全体でオールタイム・ベストをやったとしても確実に上位に食い込むであろう、お気に入りの一本だ。リメイクされるなんてまったく思っていなかった。



「維新!」はそもそもグラフィックがPS3の時点で死ぬほどきれいなので、リメイクしてもそんなにイメージは変わらないんじゃないかと思うんだけど、「極」になるということはグラフィック一新以外にもおそらくなんらかの追加要素があるはずなので、めちゃくちゃ期待してしまう。

一生懸命生きていると、たまにこういういいことがあるんだな……。
最近、今後出るゲームで楽しみな作品があまりなくて、「龍が如く8」を待つだけだと思っていたんだけれど、「維新!極」はもしかすると8より楽しみかもしれない。
早く2月になってほしいぜ。

#ゲーム



久しぶりに岡崎体育の「MUSIC VIDEO」のことを思い出して、MVを見ていた。
そうしたら、どこかで見たような推しアーティストが映っていた。
このふたり、こんなところにいたのか……!
まだメジャーデビューしてないころのやつじゃないか。若い。

それはさておき、こういうアイデア重視型のMVは本当にすごく好きだなー。
MVも含めて作品であるような曲はどれも好きなのだが、この曲の場合はMVがないと成立していないくらいの域にまで達していておもしろいし、存在感あると思う。

「ドンピシャのタイミングでパン!」の演出が気持ちよくて何度でも見たくなる。

#音楽

1月ごろにやっていた、NHKの「ゲームゲノム」がすごくおもしろかったけど、続きはやらないのかな?と思っていたら、正式に10月からシリーズが始まるらしい。
『ワンダと巨像』『人喰いの大鷲トリコ』はやったことがないんだけど、その後の放送予定が『ペルソナ』『逆転裁判』『ダークソウル』らしい。嬉しい~~!!!
ペルソナと逆転裁判、楽しみだなー。ゲストは誰が来るんだろ。

秋アニメは楽しみな作品が多いけど、夏アニメもろくに見られていないので、またダメかもしれない。
よふかしのうたはぼちぼち追いつきたいな……。
アニメを見る習慣が失われてしまい、よっぽどリアルタイム性のある番組でないと見られない。

秋アニメでダントツ楽しみなのは、このあいだ原作1巻を読んだ、後宮の烏。
二番目に楽しみなのは千年血戦編。麒麟寺さんが好きだから楽しみだ……動いてしゃべる麒麟寺さん……。
零番隊いいよね……。

モルカー、モブサイコ、チェンソーマンもぼちぼち見たいなー。

「真空ジェシカのお茶の間ーちゃん」のグッズの第一弾が出ていた。
予想以上にキャッチーなのが多くて、普通にほしい……!
Tシャツがすごくかわいいなー。
かわいいグッズを作ってくれてアルティメットありがとう。

でもまだ第一弾だからな!!と思うと慎重に行きたい。
ガクパコ!バスツアーのクッションカバーがかわいすぎてひどい。
どうしてこんなところにかわいさを投入してしまったんだ……。

「石原慎一 SONG BEST」が届いたので、ちょっとずつ聞いている。

本当はビーファイターの全曲入りアルバムが欲しかったのだが、ちょっとお高かったので、こちらにした。
ビーファイターのみのアルバムではないが、OP「重甲ビーファイター」、ED「地球孝行」、みんなだいたいこれが聞きたいはずの「黒き十字架 BLACK BEET.」、さらに「戦え!!メガヘラクレス」も入っているので、この一枚でかなりお腹いっぱい。ビーファイター基本セット。
「綺麗な涙を君は見たか みんなの幸せ 祈って流すのさ」という、ヒーローの涙が綺麗であることを謎にアピールしてくる歌詞がすごく好き。
「地球は母なる星だから 肩を叩くように大切にしたい」も、最初は「ダサいな……」と思っていたが、なんだかんだで味があって好きだ。

ビーファイター以外も充実していて、「仮面ライダーAGITO」、「Dead or alive」、「救急戦隊ゴーゴーファイブ」が揃っている。特撮セットとしてもいい感じ。

あとは、超懐かしい「あにまるQ」の曲が入っていたのがびっくり。
「むしまるQ」がすごく好きで、めちゃくちゃ夢中になって見てたなー。
すっかり番組の存在を忘れていたけど、このCDのおかげで思い出したぜ。

ドラゴンボールZの曲も4曲入っていて、あんまりイメージソングには詳しくなかったのだが、「Cool Cool ダンディ」はかっこよかったなー。
ぼちぼち聞いていきたい。

#音楽

長い人生のなかで、澱のように心の奥底に沈んでいる曲というのがある。
すごく愛着のある曲なのに、触れる機会がないせいで、なぜか忘れられている。
なんらかのきっかけがあれば思い出せるが、きっかけがないままだと、自分がどうしてその曲が好きだったのかすらわからなくなってしまう。

きょう、ふと浮上してきたのは「CAN YOU FEEL IT」という曲だ。
完璧に歌えるほどに鮮明にメロディも歌詞も覚えているのに、どうして自分がこの曲をこんなに好きなのか、思い出せない。
このバンドのことはよく知らない気がするし、好きな番組の主題歌というわけでもなく……どこでこの曲を知ったのかがまったくわからないのだ。
ポカリスエットのキャンペーンソングらしいが、それ経由で知った記憶はない。



いかにも自分が好きそうな曲なのだが、いったい、どこから降ってきたんだろう。
ラジオなのか、Spotifyのおすすめとかなのか……。
謎だけど、この曲を思い出せてよかった。

#音楽

「ラヴィット!」(2022年9月7日分)見た。

ラヴィット!のロケ収録って、ネタ本体はあまりやらない印象があるので、最初だけヨーグルトの冒頭をやって、あとはワイワイロケ、くらいのさじ加減を予想していたのだが……まさかの、かなり長い間ネタをやる展開。
さらに、ネタの時間が終わり、ヨーグルトの食リポがはじまってからも、ぴろさんは延々とゴリラであいうえお作文しつづけ、結局最後までネタを演じきったという……
キュウの世界観を壊さない出演ですごくよかったと思う。
スタジオでもゴリラのあいうえお作文を柴田さんがやってくれて嬉しい。

ラヴィット!は水曜日のレギュラーメンバーが一番好き。
キュウ以外の部分も、安定の盛山いじりが炸裂して最高だった。
「盛山さん『で』……ゲフンゲフン、盛山さん『と』遊びたいので……」のくだり好き。
すゑひろがりずのヌン活ロケも三浦殿が楽しそうでよかった。

ラッピーのきぐるみの顔の部分に謎の手形がついていて、川島さんに指摘されて「身だしなみが……すみません……」としおらしく謝っていたシーンがテンション上がった。
ラッピーをややエッチな目で見ているので、ふとした拍子に見せる隙の部分にニヤリ……としてしまう。最低の人間。

#視聴メモ

明日の「ラヴィット!」にキュウが出るらしい。
しかも「フルーツヨーグルトランキング」のコーナーで……!

ごめん、そんなの予想もしてなかったわ。
理想の放送になりそうだな~。
「ラヴィット!」にキュウが出るなんてな~。



ゴリラであいうえお作文するに決まっているので、今のうちにちゃんと予習しておくべきだな。
ゴリラのあいうえお作文の『ラ』のパートが「ラヴィット!」であることに賭けたい。

#お笑い

「救急戦隊ゴーゴーファイブ」6話まで見た。

災魔一族よりも、航空隊で保管されている猛毒の生物兵器のほうがエグくて怖い……と思っていたら小林靖子回だったぜ。
解毒ガスでどうにかなるレベルの被害じゃねーぞ!!
こんなものをカジュアルに保管しないでほしい。
後遺症が残らないのか心配である。
カビが怖すぎるのはさておき、シナリオの内容はすごくよかったなー。
マトイがショウを引き止めないことが優しさだと思っているのも、ショウがそれに不満を持っているのも、ほどよいすれ違いで大好き。
作品用に作られたオリジナルの曲を歌ってるのかと思ったら、矢沢永吉だったのは意味わからなくて笑った。なぜ?

ここまでハズレ回が一切ないので、自分の肌にあった戦隊だと思う。
3話~6話ぐらいの時点で挫折して見ていない戦隊がちょこちょこあるんだけど、ゴーゴーファイブはこのまま継続できそうな気がする。

個人的には『他人』がちょっとずつ仲良くなる話が好きなので、こういう『家族』のなかだけの話はあまり興味がなかったのだが、ゴーゴーファイブの家族の描写の仕方はリアリティがあって、すごくおもしろい。
理想の家族というのは、喧嘩をしないでいつでもなかよしの家族ではなくて、衝突を繰り返しながらも話し合いと想像力で和解できる家族なのだ、という理念が徹底されている気がする。
毎回、「こいつが100%悪い!」というような喧嘩は少なくて、どっちもちょっとずつ悪いということをお互いにわかっていて、そのうえで己の想像力が至らなかったことを反省する……という流れが多い。
喧嘩のきっかけ自体は正直しょうもないことが多く、それまで抱いていた些細な不満の蓄積がふとしたきっかけで爆発するような流れになりがちなのも、現実の家族の喧嘩の再現っぽい。こういうこと、あるよな~。

あと、その人の欠点が完全に治ることはなく、そのうちまた同じようにやらかしてしまうのも、やっぱり家族の距離感ゆえっぽいなと思う。
職場に勝手に辞表を出したオヤジが、それで怒られたのにもかかわらず6話ではショウに送られてきた手紙を無断で開封して読んでるくだりとか、「こういう家族、いる~~~!!!」とバカでかい声で言ってしまう。
職場だったら最悪だけど、家族だったら「こういう人だもんね」で済むような行為、というか。

兄弟たちのそれぞれのハプニングへの対応も完全に大人の思考による柔軟な対応であり、子ども向け番組だからといって子ども的な価値観で動いてはいないところも、見ごたえがあって楽しい。
この先の展開も楽しみだ。

#特撮



「タイマン森本」のサツマカワRPGの回、いままで見たタイマンのなかで一番おもしろかった。
ほとんど小物なしの一発ギャグで走り抜けていくのが最高。
ガクさんの回も好きなんだけど、普段ふつうにツッコまれてる立場の人じゃない人のほうが展開に意外性があっておもしろい気がする。
「お昼到着でーす」があまりによすぎて一生やっててほしい。
ランチを運ぶだけでおもしろい謎。

#お笑い

すごく眠くて、ぼんやりしていたらこんな時間。
こういう日は、日記のネタが思いつかなくていつも悩む。

メガシルバーのトレカをいっぱい買ったので、どうにかきれいに収納したいけど、いい感じのトレカケースないかなー。
ケイタイザーもきれいに並べたいなー。
などと、気を抜くとメガレンジャーの話しかできないbotになってしまう。
なにもかも、メガシルバーがかっこよすぎるのが悪いのだ。
こんな、かっこよさだけを集めてつくられたようなキャラ、そうそういないだろ……!と思う。
頭がよくてI.N.E.T.でトップクラスのエンジニア、戦術に長けており柔軟な思考ができる、人格的にも完成されていて迷える他人を導くことができる、さらに戦場でもずば抜けて最強……って、なんでこんなに長所を盛ってしまったんだよ、と毎度思う。
欠点といえば、組織の命令や規範よりも自己の判断で動いてしまうことと、ロボ戦ではそんなに強くないことくらいだ。ほぼ欠点なし。すごい。
これでメガウインガーが最強ロボだったら、それはもう収拾がつかなくなっていたと思われるので、ロボがそこまで強くないのはとても空気を読んでいるよな……。
メガウインガー、あっさり負けるシーンがちょこちょこあって、「操縦する人がこんなに手練れなのに負けるわけねーだろ!」と意外すぎるのだけれど、やっぱり正規の開発費が出ていない野良ロボだから弱いのだろうか……。
名前からして「メガウインガー」なので、メガウイングが本体でロボはおまけなだけ、という気もする。
メガレンジャーのもとへ翼を運ぶためのロボというのが、ロマンがあって好き。

半年前までは「ボウケンジャーよりおもしろい戦隊が見つからないんだよな~」とか言っていたのに、いまやメガレンジャーの話しかしていないのは驚き。
おもしろさだけでいえばボウケンジャーのほうがたぶん上だが、愛着はどっこいどっこいくらいだと思う。
まだ見ぬ戦隊にもこういう宝物が埋もれているかも……と思うと、ワクワクする。

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