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2023年2月12日
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2023年2月12日(日)
最近、またゲームのオールタイム・ベストについて考えているのだけれど、そういうときに必ず思い出すのが「東方文花帖 ~ Shoot the Bullet.」である。
東方シリーズは「風神録」あたりまではやりこんだ記憶があるのだけれど、そのなかでも特にやりこんだのが、射命丸文を主人公にした外伝シリーズである「東方文花帖 ~ Shoot the Bullet.」と「ダブルスポイラー 〜 東方文花帖」である。
STGというジャンルにおいては、雑魚を倒して長い通常ステージを進みながら、ボスを倒し、また次のステージで雑魚を倒して先に進んで……という流れがあるのが定石であるように思える。
その流れのなかで、たとえば3面のボスにやられて残機がなくなったら、また1面からやり直し……という仕様に絶望する初心者は多いはず。
「3面のボスだけ練習したいのに! また1面からやるの!?」的な。
たしかに1面での動きはうまくなるかもしれないけれど、結局、3面のボスに挑める回数は決まっているので、難しいボスだとそこで毎回終わってしまったり。集中力が持たずに惨敗したり。
最近では面ごとに練習させてくれる作品もあるけれど、基本的には1面からの道中と、失敗による死の繰り返しを無限に楽しめる根気のある人だけが生き残れるジャンル。それがSTGだと思っていた。
「ボスだけプレイさせてほしい!」「長期的に集中力を持たせるのがつらい!」
……そんなズボラな初心者に救いの手をさしのべてくれたのが、「東方文花帖」だった。
「東方文花帖」には、雑魚も通常ステージも存在しない。
やるべきことは、ボスに近づいて、カメラで撮影することだけ。
ボスを倒すこともしなくていいし、ボムをためて撃つこともない。ある程度まで進めておけば、次はまた好きなボスから遊べる。
STGが下手な人間の一人として、このお手軽さにはすごく救われた。
プレイ時間を大量に確保しなくても、数分で遊べるのもよかった。
きょうはこのボスをうまく撮影できるだろうか? とひたすら試行錯誤するだけでいい。
また、シャッターを切ることで分厚い弾幕を消去できるというのも嬉しい。
STGというよりは、パズルゲームのような感じで遊んでいたのかもしれない。
弾幕ゲーはとにかく気合避けができないとダメ、STGを遊ぶなら1時間~2時間くらいは確保しておかないとダメ、というような既成概念を破壊してくれた「東方文花帖」のおかげで、その後もSTGというジャンルにヘタなりに向き合えるようになったのではないだろうか、と今になって思うのだった。
ちなみに、このあとで出会って好きになったSTGは「斑鳩 IKARUGA」や「ムラサキ」で、やっぱりこの2作品もパズルっぽい要素がある。
パズル系STG、もっと探してみようかな。
#ゲーム
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STGというジャンルにおいては、雑魚を倒して長い通常ステージを進みながら、ボスを倒し、また次のステージで雑魚を倒して先に進んで……という流れがあるのが定石であるように思える。
その流れのなかで、たとえば3面のボスにやられて残機がなくなったら、また1面からやり直し……という仕様に絶望する初心者は多いはず。
「3面のボスだけ練習したいのに! また1面からやるの!?」的な。
たしかに1面での動きはうまくなるかもしれないけれど、結局、3面のボスに挑める回数は決まっているので、難しいボスだとそこで毎回終わってしまったり。集中力が持たずに惨敗したり。
最近では面ごとに練習させてくれる作品もあるけれど、基本的には1面からの道中と、失敗による死の繰り返しを無限に楽しめる根気のある人だけが生き残れるジャンル。それがSTGだと思っていた。
「ボスだけプレイさせてほしい!」「長期的に集中力を持たせるのがつらい!」
……そんなズボラな初心者に救いの手をさしのべてくれたのが、「東方文花帖」だった。
「東方文花帖」には、雑魚も通常ステージも存在しない。
やるべきことは、ボスに近づいて、カメラで撮影することだけ。
ボスを倒すこともしなくていいし、ボムをためて撃つこともない。ある程度まで進めておけば、次はまた好きなボスから遊べる。
STGが下手な人間の一人として、このお手軽さにはすごく救われた。
プレイ時間を大量に確保しなくても、数分で遊べるのもよかった。
きょうはこのボスをうまく撮影できるだろうか? とひたすら試行錯誤するだけでいい。
また、シャッターを切ることで分厚い弾幕を消去できるというのも嬉しい。
STGというよりは、パズルゲームのような感じで遊んでいたのかもしれない。
弾幕ゲーはとにかく気合避けができないとダメ、STGを遊ぶなら1時間~2時間くらいは確保しておかないとダメ、というような既成概念を破壊してくれた「東方文花帖」のおかげで、その後もSTGというジャンルにヘタなりに向き合えるようになったのではないだろうか、と今になって思うのだった。
ちなみに、このあとで出会って好きになったSTGは「斑鳩 IKARUGA」や「ムラサキ」で、やっぱりこの2作品もパズルっぽい要素がある。
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