2023年8月3日の投稿[2件]



アニメ版「私の百合はお仕事です!」を全話見終わった。
ひょんなことから、強制的にカフェでバイトをすることになってしまった女子高生・白木陽芽。
そこは、お嬢様学校を模したコンセプトカフェ、『カフェ・リーベ女学園』。
女生徒たちが上品な態度で客たちをもてなし、紅茶を振る舞うカフェだ。
リーベ女学園では、仲のよいふたりを特別な姉妹の契りで結ぶ『シュヴェスター』というしきたりの設定があった。
それを知らないまま、上級生の綾小路美月を『お姉さま』と呼んでしまったことで、美月とシュヴェスターの関係にならなければならなくなってしまった陽芽。
しかし、まじめな美月は、陽芽の不真面目な勤務態度に、バックヤードでは嫌悪感をあらわにする。
現実の世界ではまったく仲良くないふたりは、コンカフェで『理想の姉妹』を演じきることができるのか?

コミック百合姫とは相性があまり良くないと思っている百合好きなんだけれど、どこにもいない虚構の人物をアドリブで演じつづけることで、現実の側に歪みが生じてしまうというような『フィクションが現実に浸食する』話が非常に好きなので、これはとても楽しめた。
コンセプトカフェにおいて、お客さんはきらびやかな世界で仲良くする生徒たちを見に来ている。
視点としておもしろいなと思ったのは、客が求めているのは『恋愛』ではないし、リーベ女学園のコンセプトには『恋愛』は不要であるということだ。
姉妹の契りはあくまでも客に見せるための『非常に親しい特別な関係』であり、『リアルな恋愛』ではない。
むしろ、甘やかな虚構であるリーベ女学園において、生々しい恋愛は排除するべきものである……という理性の問題と、絆を持ったシュヴェスターを演じるなかで、現実においても否応なく相手を好きになっていくという感情の問題がぶつかりあう終盤はスリルがあった。

常日頃から『作品外の男性読者の視線』が作品内にちらつく百合は非常に苦手なのだけれど、わたゆりにおいては、そもそも『誰かに見られる』ことでシュヴェスターやリーベ女学園が完成している、というメタの構造になっているのがおもしろい。
そこにワンクッションを噛ませてあるせいか、『男性読者の視線』のちらつき具合は、他の百合姫作品と比べて、ややマシだったと思う。

ちなみに、アニメの内容は原作4巻までで、原作ではこれ以降、なかなかヘビーな展開が待っているらしい。
二期の発表はまだないっぽいので、原作を読んでみようか検討中。

#アニメ

節約・投資の一環として、小銭貯金をやめることにした。
小銭を持っていればいるほどに手数料がかかりまくるということが確定しつつあるので、必死こいてドリンクボトルに貯めまくった小銭を、泣く泣く埼玉りそな銀行の口座に入れていく。

一日100枚までなら無料で入れられるため、暇なときにちょっとずつ。
今後は、小銭が貯まってきたら、わりと早めの段階で銀行の口座に入れ、投資に使っていく感じにしたいなあ。
貯金箱にするためにおしゃれなドリンクボトルを集めまくったのに、完全に行き場をなくすなあ。なにに使おう。

#投資

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