2023年12月10日の投稿[2件]
2023年12月10日(日)
2023年12月10日(日)
年末年始の過ごし方について考える。
じっくりと本を読むか、ゲームをするか。
手帳を書き込むか。
あらかじめ準備していても、その通りには行かないことが多いが、とりあえず準備だけは万全にしておこう。
読書はじめについて考えるのが毎年の楽しみ。
じっくりと本を読むか、ゲームをするか。
手帳を書き込むか。
あらかじめ準備していても、その通りには行かないことが多いが、とりあえず準備だけは万全にしておこう。
読書はじめについて考えるのが毎年の楽しみ。
喫煙の美学を感じる映画、かつ反戦映画でもあり、昭和を通して現代社会を覗き見ているのが楽しかった。
伏線回収やら新たな事実が明かされたりやらで、途中から頭のなかが渋滞していた。情報の密度が半端ない。
少しずつ敗戦後の希望が見え始めた昭和から、いまだ戦争や搾取にあふれる令和へ。
偉い人間は蜜を吸いつづけるが、弱い者は容赦なく全てを剥ぎ取られ、尊厳を奪われ、やがて殺される。特に女性と子ども、下っ端の労働者や異端者は真っ先に搾取される。
まさに令和の日本そのものの風景で、娯楽映画としての体裁を保ちながら、さりげなく社会を斬っているのがかっこよかった。
戦争のあいだは政府や上官に人生を奪われ、そして戦後もやっぱりその構図はどこかで再生産されつづける。そのグロテスクさにゾクゾクするし、そんな絶望の淵から、鬼太郎という小さな希望が見える瞬間に震える。
冷徹でグロテスクなのだが、シニカルに社会を見つめている構図がすごく好きだった。
タバコの受け渡しを通して人間関係を描いているのもおしゃれだったなー。
もう一度見たくなる映画だった。
畳む
#映画