2023年12月18日の投稿[1件]

「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」(2023年12月16日)を見た。

非常に久しぶりに見た気がする。
まったく変わらないテンションで、楽しい時間が過ごせた。
ドンココ、森本サイダー、や団の本間キッドなど、最近別の場所で見かけた人たちがガンガン出ていたのは嬉しかった。

「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」は、自分にとっては思い出深い企画である。
かつて我が家では、基本的に20時以降にテレビをつけてはならないという消灯ルールがあり、20時よりあとにやっている番組は、どれだけ流行っていたとしても見ることができなかった。
19時台にやっているアニメを大事に見る日々のなか、修学旅行があった。
修学旅行なら、消灯ルールは家よりも緩い。遅い時間のテレビが見られる!

そんな修学旅行先で、21時ごろに流れていたのが、「とんねるずのみなさんのおかげでした」の「博士と助手〜細かすぎて伝わらないモノマネ選手権〜」だった。
衝撃的だった。みんな、こんなにおもしろいものを夜に見ていたのか!?と雷に打たれたようになり、その後も、「細かすぎて伝わらないモノマネ」の文字を新聞で見た日には、ルールに例外を設けてもらってチャンネル権を勝ち取ったり、録画したりして見るようになった。

テレビのない大学時代を経て、バラエティやお笑いから遠ざかり、しばらくこの番組のことは忘れてしまっていた。長い時間が流れた。
しかし、2023年になっても、かつて見た懐かしいメンバーがまだ現役で出ていたのには驚いた。
牧田知丈、博多華丸、みょーちゃん、河本準一などなど。
お笑い賞レースは通常は新たな才能を発掘するための場であり、何十年も同じ場所に同じ人がいるというのは珍しいと思う。
「細かすぎて伝わらないモノマネ」は、賞レースというよりは、いつものメンバーが集ってワイワイ騒ぐという同窓会みたいな存在なのかもしれない。
気心の知れた仲間だから、だれが優勝しても特にヘイトは生まれないし、次の大会ではまた当たり前のように再会できる。
視聴者も、いつ戻ってきてもいいのだ。
あの修学旅行の日に見た風景が、まだあの日のままにそこにあった。
それがただただ嬉しい、特別な2時間だった。

#お笑い

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