2024年2月9日の投稿[2件]

杉井光「世界でいちばん透きとおった物語」を読む。

いわゆるワンアイデア系。
アイデアそのものはインパクトがあり、一読の価値はあると思う。前フリの段階で多少の予想はついてしまうのだけれど、ここまで徹底しているとは思わず、かなり驚かされた。
しかし、ワンアイデア系全体に言えることだけど、キャラがアイデアのために右往左往しているような雰囲気があり、感情移入したり、人間関係を楽しんだりという感じの小説ではない。
「このあと、なにか仕掛けがあるんだろうな」ということは帯やあらすじの情報からよくわかっているので、それを待ち構えてしまっていると、余計に人間関係が薄く感じてしまうんだよな。
こういう宣伝を読まないまま、まっさらな状態で読んでみたいなと毎回考えてしまう。

あと、帯や宣伝文句で過剰に煽られすぎていて、読み終わったときに「こんなもんか」と思ってしまうという問題もある。
これは小説の内容が悪いというよりも、こういう煽りで売ろうとすることそのものの問題だと思われる。
宣伝が激化しすぎて、すべてのハードルが上がりすぎている。

1日でサクッと読める軽い文体なので、ワンアイデア系が好きな人にはおすすめ。

#読書

ジョジョ仲間と何度も繰り返すトークお題として、「何部が一番好き?」という鉄板テーマがある。
自分は、いろいろ悩みつつ、最終的には4部。
でも、3部と7部も好き~!2部もいいよね~!という感じ。
ここで何部を挙げるか、どれくらい悩むかで、ジョジョへのモチベーションがわかるような気がして、熱いお題である。
何度も聞かれているはずなのに、毎回まじめに悩む。

「ひとつだけ手に入るとしたら、どのスタンドがいい?」というのも鉄板テーマなんだけど、これは迷いなくハーヴェストなんだよな……。
なにに使うかは特に考えていないが、日常生活に応用が効きそうというか、シンプルに便利そう。

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