2024年2月28日の投稿[1件]

「相席食堂」(2024年2月20日)「街ブラ-1グランプリ」完結編を見る。

先週の予想通り、マユリカの優勝。
なにもしていないマユリカVSなにもしていないくらげ、という、作り物ではないナマのおもしろさのデッドヒートがおもしろい。
主に大悟さんの好みだと思うけど、作り込みすぎるよりも、ナマの人間の感情がそのまま載っかっているロケのほうが楽しい、というような評価軸がある気がする。
昨年優勝の真空ジェシカも人間ドラマだったし、やっぱりロケは感情やドラマがあったほうが見ごたえがあるのかもしれない。

さて、今回は、ともしげさん軸にしたらパッとしなかったモグライダー、完成度はかなり高いが、それゆえに作り物感が出てしまった真空ジェシカ、そして、ヘンテコお父さんと公園でひたすら遊ぶだけのマユリカの三本立て。
マユリカが優勝したのはほぼほぼお父さんのキャラがおもしろいからであり、構成もクソもあったものではない。
だが、カベポスター、ヤーレンズ、真空ジェシカなど、魅せ方重視で構成の上手なロケが多いなかで、くらげやマユリカの『本物』感はたしかに輝いていた。
ちゃんと計画できていない感じや、計画してはいるがから回っている感じが、めちゃくちゃ笑えるんだよなあ。
個人的にはくらげが優勝でもよかった気がする。
「くらげを優勝させたらまずいから、消去法でマユリカにしておこう」みたいな、M-1では絶対にありえないゆるい決着が楽しい。
ロケは経験を重ねればどんどん上手になっていくものだ。三年連続出場の真空ジェシカのロケの上達っぷりは凄まじい。
でも、上手になる過程で失われてしまう魅力は確実にある。
くらげとマユリカのロケには、そんな刹那の輝きが隠されていたという気がした。畳む


#お笑い

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