2024年3月9日の投稿[1件]

仕事が終わり、ご褒美のつもりでケーキを2個買って食べたのだが、糖分を取れば取るほどメンタルが不安定になる体質なので、限界を超え、完全にメンタルが崩壊した。
甘いもの、やめよう……と心に誓うのであった。

崩壊した気持ちのままで「R-1グランプリ2024」を見る。
ルシファー吉岡と街裏ぴんくという、感情と人生の重みが載ったふたりが完全に流れを変え、フリップネタ勢をなぎ倒していった。
このふたりが大きく跳ねたのは、芸歴制限撤廃のおかげでもあるが、それ以上にネタ尺が1分増えたことが大きいのではないかと思った。
ふたりの影響によって、それ以降は厳しい点数が続く。これは出順が大きい大会かもしれない……という残酷な流れとなった。
このふたりがラストのほうだったら、他の人たちももうちょっと点数が高かったのではないか。

個人的に好きだったのは、毎年ちょっとずつ精度を上げてくるサツマカワさん、地上波に乗せるには危険すぎる毒まみれの吉住さん1本目、最後の最後に身一つで人生を作り上げたどくさいスイッチ企画さん。
ルシファーさんの2本目で、お笑いにおけるいわゆるコントパートを、コント内のおじさんがひとりで演じているという入れ子構造の状態が滑稽でめちゃくちゃ好きだったのだが、最終審査で一票も入らず、落胆した。
「見せ算めちゃくちゃ好きだったな~、何票入るかな」とわくわくしていたらどん底に突き落とされた、数ヶ月前のあの日を思い出した。

今後、ぴんくさんがどれくらいの温度感でバラエティを一巡するのかが非常に気になる。
あと、どうにかして、理音さんにもっとR-1チャンピオンとしての夢をしっかり見せてあげてほしい。これは本当に切実な願いとして。
しんいちさんが昨年からバラエティの新たな活路を見出して来ている気がするし、理音さんもここから活躍を増やしてほしい。

さて、『漫談』が久々の優勝を飾ったということで、来年は永田さんが優勝して、「ピン芸といえば、漫談である」というくらいのうねりを見せてほしいな……という新たな希望も生まれた。
来年に漫談でR-1に出ると、ぴんくさんの熱量と比べられてしまうのか……と思うとなかなかハードルが上がったような気もするけれど、来年も楽しみだ。

#お笑い

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