2024年5月25日の投稿[2件]
2024年5月25日(土)
2024年5月25日(土)
眠い。朝からずっと眠気に包まれている。
眠気に包まれていると、ふと「深夜に聞きたい曲だけ集めたプレイリストを作りたいな」と計画していたことを思い出す。
最初にそう思ったのはおそらく十年以上前で、実際に作っていたこともあったが、最近は作っていなかった。
くるりの「琥珀色の街、上海蟹の朝」は深夜に聞きたい曲のなかでも上位に位置しそうな一曲だ。
深夜だけではなく、早朝でもいいかもしれない。
よーし、これから深夜・早朝プレイリストを作るぞー!と気合を入れつつ、きょうは眠いので、ここで打ち止め。
#音楽
「金の国 水の国」というアニメ映画を見た。
原作は未読だが、岩本ナオさんは前々からかなり気になっていた。
「町でうわさの天狗の子」をむかし途中まで読んでいて、少女漫画らしからぬ、枠をはみだしたような作品が来た!と思っていたのだった。
「金の国 水の国」も、ふたりの男女のラブストーリーでありながら、主軸は国交の断絶した両国を戦争させずに取り持つことだったり、ふたりが会っているシーンは極端に少なかったりと、チャレンジ精神を感じる構成になっている。
裕福だが、水だけがない金の国。
過去の戦争の被害から回復しておらず、貧しいが、水源だけは豊かな水の国。
互いのマイナス面を補うため、再度の戦争に突入しそうになっている緊迫の状況へと、国家間の謀略に巻き込まれ、偽りの結婚をしたふたりが立ち向かう。
サーラとナランバヤルは美男美女のカップルではないのだけれど、ふたりとも誠実で、好感が持てる。
特に、ナランバヤルの欠点のなさは凄まじい……こういう、昔の少女漫画で当て馬にされていそうなタイプのキャラを、ちゃんと魅力的な主役として育てているのがいいなあ。
作中では、サーラが決して美人ではないということがしっかり明言されていて、それに関しての鬱展開もあるんだけど、ここまでヒロインの美醜が物語に関わってくるのって珍しいなー、と思った。逆に「美人すぎてコンプレックス」みたいなのはありそうだけども。
作画や演出の平均点も高めで、満足感のある映画だったと思う。
丁寧にエンタメに徹する良作。
#映画