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2024年6月14日
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2024年6月14日(金)
「ガールズバンドクライ」というアニメを3話まで見た。凄まじかった。
リアルなライブシーンがとにかくかっこいい。かっこいいだけでなく、ライブシーンとキャラクターの精神性が噛み合っていることもすごく嬉しい。
シナリオやキャラの描写が非常に細かく、ほの暗く、彼女たちがその鬱屈した感情をロックへとぶちまけていくのがたまらない。
この1話の路上ライブのシーンでぐっと心臓を掴まれていて、何度も見てしまう。
初めてのライブがこんな状況下だったの、視聴者の心を揺さぶるよなあ。
なぜか一緒に演奏してくれる後ろのふたりがおもしろい。
いいセリフがたくさんあるのだが、3話での桃香のセリフが特に好きだった。
「仁菜は気が弱いくせに意固地で、臆病なのに自信家で、自己矛盾のコンプレックスのかたまりで……それだけ仁菜は鬱屈して、エネルギーがたまってる。それはまぎれもない、『ロック』だ」
「仁菜は、『ロックンロール』なんだよ」
まだ3話しか見ていない視聴者でも、井芹仁菜がどうしようもないほどめんどくさい人だということを知っているし、でもそれこそが仁菜なんだとわかっている。
主人公としては、鬱屈しすぎているし、性格だって手放しでいいとは言えないだろう。
欠点だらけで、矛盾だらけの人。それが仁菜だ。
高校を中退し、うだつの上がらない生活を送る仁菜を、世間はおそらくいい目では見ない。
でも、そんな仁菜を『ロック』の世界はむしろ歓迎しているし、そんな彼女だから『ロック』に向いている。
経験もないのにとんでもないパフォーマンスができるのは、彼女の存在そのものが『ロック』だからだ。
世界を睨みつけるように歌いつづけるその表情は、どんな笑顔を振りまくアイドルよりも魅力的で、この先の彼女が気になるのだった。
#アニメ
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リアルなライブシーンがとにかくかっこいい。かっこいいだけでなく、ライブシーンとキャラクターの精神性が噛み合っていることもすごく嬉しい。
シナリオやキャラの描写が非常に細かく、ほの暗く、彼女たちがその鬱屈した感情をロックへとぶちまけていくのがたまらない。
この1話の路上ライブのシーンでぐっと心臓を掴まれていて、何度も見てしまう。
初めてのライブがこんな状況下だったの、視聴者の心を揺さぶるよなあ。
なぜか一緒に演奏してくれる後ろのふたりがおもしろい。
いいセリフがたくさんあるのだが、3話での桃香のセリフが特に好きだった。
「仁菜は気が弱いくせに意固地で、臆病なのに自信家で、自己矛盾のコンプレックスのかたまりで……それだけ仁菜は鬱屈して、エネルギーがたまってる。それはまぎれもない、『ロック』だ」
「仁菜は、『ロックンロール』なんだよ」
まだ3話しか見ていない視聴者でも、井芹仁菜がどうしようもないほどめんどくさい人だということを知っているし、でもそれこそが仁菜なんだとわかっている。
主人公としては、鬱屈しすぎているし、性格だって手放しでいいとは言えないだろう。
欠点だらけで、矛盾だらけの人。それが仁菜だ。
高校を中退し、うだつの上がらない生活を送る仁菜を、世間はおそらくいい目では見ない。
でも、そんな仁菜を『ロック』の世界はむしろ歓迎しているし、そんな彼女だから『ロック』に向いている。
経験もないのにとんでもないパフォーマンスができるのは、彼女の存在そのものが『ロック』だからだ。
世界を睨みつけるように歌いつづけるその表情は、どんな笑顔を振りまくアイドルよりも魅力的で、この先の彼女が気になるのだった。
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