2024年10月22日の投稿[2件]
2024年10月22日(火)
2024年10月22日(火)
「キングオブコント2024」を見た。
ここ三年くらいのなかで一番満足度が高かったかもしれない。
審査に関しては毎年荒れているようだけど、個人的には今回の審査には不満はなかった。
ほぼほぼ94点~96点あたりで処理している人たちは、もうちょっと差をつけてほしいなとは感じるけど。
飯塚さんが独自の信念を持って点差をつけているぶん、他の人たちの無難な採点が目立つ気はする。
今後は、飯塚さんにハマらないと優勝できないような状況になってきそうだな~。
じろうさんのコメントがすごく誠実でわかりやすくて好きだった。
ファイヤーサンダーの一本目、シティホテル3号室、や団、ニッポンの社長が特におもしろかったが、ラブレターズの一本目に一番度肝を抜かれたというか、これだけかなり別の軸のネタになっていて、好きだった。
や団やファイヤーサンダーのような職人気質のネタをたくさん見たあとで、最後の最後に『爆発する感情』が登場したことが、みんなの心を動かしたのではないかと思う。
ひきこもりの息子の服のポケットから出てきた、たったひとつのどんぐり。
そこから世界が広がっていって、実は彼はすでに外に出ていくことができていたというドラマが明かされる。
閉塞していた現状が打破され、両親の感情が爆発する、まさにその瞬間を喜劇として捉える。
昨年のサルゴリラは、ネタが精巧に作られているというよりは、演技や展開に円熟味があるのがいいなと思った気がするんだけど、ラブレターズもまさにそんな感じだった。
コントは人間の感情のドラマでもあるので、あまりにもきれいに作られすぎていると、非現実的だなと思ってしまう。そこに現実と同じゆらぎがあるとおもしろいし、論理で説明しきれない展開があってもいい。
そして、こういう感情の表現は、やっぱりある程度芸歴の長い人のほうが得意なのだろうと思う。
あと、ロングコートダディの二本目の豪華すぎるセットや、小道具を破壊しまくることでウケを狙うニッポンの社長を見ていると、よしもとの贅沢さを感じるな……という気持ちにもなった。お金が、かかっている……!畳む
#お笑い
ここ三年くらいのなかで一番満足度が高かったかもしれない。
審査に関しては毎年荒れているようだけど、個人的には今回の審査には不満はなかった。
ほぼほぼ94点~96点あたりで処理している人たちは、もうちょっと差をつけてほしいなとは感じるけど。
飯塚さんが独自の信念を持って点差をつけているぶん、他の人たちの無難な採点が目立つ気はする。
今後は、飯塚さんにハマらないと優勝できないような状況になってきそうだな~。
じろうさんのコメントがすごく誠実でわかりやすくて好きだった。
ファイヤーサンダーの一本目、シティホテル3号室、や団、ニッポンの社長が特におもしろかったが、ラブレターズの一本目に一番度肝を抜かれたというか、これだけかなり別の軸のネタになっていて、好きだった。
や団やファイヤーサンダーのような職人気質のネタをたくさん見たあとで、最後の最後に『爆発する感情』が登場したことが、みんなの心を動かしたのではないかと思う。
ひきこもりの息子の服のポケットから出てきた、たったひとつのどんぐり。
そこから世界が広がっていって、実は彼はすでに外に出ていくことができていたというドラマが明かされる。
閉塞していた現状が打破され、両親の感情が爆発する、まさにその瞬間を喜劇として捉える。
昨年のサルゴリラは、ネタが精巧に作られているというよりは、演技や展開に円熟味があるのがいいなと思った気がするんだけど、ラブレターズもまさにそんな感じだった。
コントは人間の感情のドラマでもあるので、あまりにもきれいに作られすぎていると、非現実的だなと思ってしまう。そこに現実と同じゆらぎがあるとおもしろいし、論理で説明しきれない展開があってもいい。
そして、こういう感情の表現は、やっぱりある程度芸歴の長い人のほうが得意なのだろうと思う。
あと、ロングコートダディの二本目の豪華すぎるセットや、小道具を破壊しまくることでウケを狙うニッポンの社長を見ていると、よしもとの贅沢さを感じるな……という気持ちにもなった。お金が、かかっている……!畳む
#お笑い
野木亜紀子&塚原あゆ子のタッグということで張り切って待機していたのだが、一話はまだどういう話になるのかはわからない感じ。
1955年と2018年というふたつの時間軸を行き来するのがやや複雑。個人的に「仮面ライダーキバ」方式と呼んでいるやつ。
2018年におけるヒロイン・いづみさんが、過去の時間軸にいる三人のヒロインのうちの誰なのか?という謎が基軸になりそう。
今のところは、誰だったとしてもそこまでの意外性があるとは思えないので、三人のなかにはいない可能性もあるかな。どういう流れになるのか気になる。
「MIU404」ではコロナ禍という節目に強い物語的意味があったけれど、今回の現代の時間軸が2024年ではなく2018年なのも、なにか意図がありそう。
1955年の軍艦島という舞台設定がすごく興味深くて、炭鉱夫たちの生活にフォーカスしていくのが緊張感ある。
事故と隣り合わせという意味でも、肺を犠牲にして働いているという意味でも、命がけの仕事で、肉体を削る職業だと思う。
それと対になるように、感情を犠牲にして働いている2018年のホスト・玲央が登場するのも、今後の対比に期待できそう。顔がそっくりなのも、意味があるのかな。畳む
#ドラマ