2024年の投稿[367件](12ページ目)

2024年2月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

雪だ! すごく積もった!
歯医者の予約をキャンセルして、家で「ポケモン不思議のダンジョン」を遊ぶ1日だった。
10時間ほど遊び、かなり終盤なのでは?という雰囲気のところまで来ている。でもまだ終盤には早い気がするから、たぶん終盤っぽいだけかな。
一応、リメイク前バージョンにつづいての二周目だが、一周目がはるか昔すぎて、初回のようにシナリオを楽しめている。
この、まったり&だらだらできる感じがたまらないな。
本当は読書や創作にも手を出したかったが、夢中で救助をやっていたため、きょうのところはできず。

#ゲーム



「ポケモン不思議のダンジョン救助隊DX」を4時間ほどプレイ。
めちゃくちゃ懐かしい。「青の救助隊」は、まだローグライクのロの字も知らなかったあの頃、すごく素直に楽しんだ記憶のあるゲームだ。当時、寝ないで夢中になってやっていた。
不思議のダンジョンとしてはかなり難易度ぬるめで、ちょっと主旨が違うかなという感じもあるのだが、見た目のかわいさとシナリオのおもしろさ、そしてまったりと洞窟を歩ける雰囲気が好きで、のめりこんでやってしまうなあ。
なお、主人公はカラカラ、相棒はヒトカゲ。

基本的に、世の中にあるローグライクゲームって、まったりとやりたいときには難しすぎるものが多いので、これくらい気楽にダンジョンを旅できるゲームがあってもいいんじゃないかなと思う。
初心者向けとしてもいい感じの出来栄えなのではないか。
グラフィックの出来もかなりよく、良作だと思う。

#ゲーム

「IPPONグランプリ」(2024年2月3日)を見た。

引退した王者ではなく現役プレイヤーであるバカリさんがチェアマン代理ということで、昇太さんが司会になった直後の笑点のような雰囲気で、和やかに進行していた。
審査もなんとなくゆるめのような体感があり、いつものピリピリした感じはなかった気がする。
松ちゃん不在の物足りなさはおそらく確実にあり、バカリさんの無難な進行が肌に合うかどうかという部分で意見は分かれそうなんだけど、これはこれで楽しかったかなと思う。

個人的には、『松ちゃんが選んだ視聴者の答え』のコーナーがIPPONグランプリで一番好きな時間だったので、それが見られなかったのが非常にせつなかった。
そんなにおもしろくない答えにバカウケする松ちゃんとか、松ちゃんと視聴者が一緒におつまみ食べながら酒を飲んでいるような感じがチェアマンに求めているもので、プレーンな視点で見て無難に褒め称えるのはちょっと物足りないかなと思う。
でも、あくまで代理なので、今回はこれが大正解なのだろうな。
松ちゃん不在のなかでの振る舞いの最適解を瞬時に叩き出しているのがすごいと思った。
これはバカリさんか川島さんじゃないとできない仕事ではないか、と勝手に思っている。

川島さんはさすがの高得点で凄まじかった。通常運転。
得点が高いのもすごいんだけど、別ブロックが答えているときにガヤで的確なツッコミを入れているのもよかった。
これができるのとできないのとで、だいぶ視聴者のなかでの印象が変わると思う。
「朝の大喜利支配人」というフレーズもよすぎる。
今回出場組だと、田中さんとヒコロヒーの答えを見るのが好きだったので、また出てほしいなー。

#お笑い

「経県値」というアプリで遊んでみた。
全国47都道府県の経験(経県)を6つのレベルに分けて判定し、47都道府県の得点合計を「経県値」として算出する、というもの。

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マジで旅行してこなかったタイプの人間なので、かなり白い。特に上半分。
東北とか北海道とか沖縄とか、行きたいなあ……。
九州も修学旅行で行っただけなので、記憶が曖昧で、自分がどこに降り立ったのかよくわかっていない。
これ、どうにかもっと埋めてみたいなあ。
旅行そのものは好きなのだが、準備したり、お金用意したり……という行程がなかなか進まず、いつも立ち消えになる。

「佐久間宣行のオールナイトニッポン0」(2024年1月31日)を聞く。
ゲストは、新曲で大バズリ中のDJ松永。
やっぱり、めちゃくちゃおもしろい。
松永さんのことをよく知っている佐久間さんが聞き手だからというのもあるが、生き方を模索しつづける様子があまりにもドラマティックだった。

新曲での大進撃を自画自賛しまくり、どこまでも天狗になりつづける、いつもどおりのうるさすぎる松永さん。
リスナーをハラハラさせるこの感じ、もはや懐かしいな。
テレビやラジオの現場から姿を消してしばらくの時間が経っているが、この快進撃の裏には、バラエティ番組やラジオという『好感度商売』と向き合うことへの苦悩があった。
これ、本当に興味深い話で、売れれば売れるほど、アーティストやタレントは「いいこと」を言うことを求められたり、ちょっとした発言で失望されて炎上したりして、本業とは違う労働を強いられていく。
本業を犠牲にしてまで、そこにリソースを割くのはもったいない。

松永さんが「いいこと売人」の土俵(テレビ、ラジオ)から離れることを決め、「いいこと中毒」の人から解放されたというくだり、エンタメ業界のすべての人が今、向き合っている課題なのではないかと思う。
たしかに、ヤフコメで「頭悪すぎるだろ、このチー牛」なんて言っている人は、ライブには来ない、音源買わない、そもそもCreepy Nutsのことなんて知らないだろう。
お金を落とさない人と真面目に向き合うのは、商売としては時間の無駄としか言いようがない。
でも、そういうネット民たちのご機嫌を取ることが、なぜかエンタメ業界にいるすべての人の義務になりつつある。
そんなことをしている暇があるのなら、テレビの仕事は断って、曲をひたすら作ったほうが建設的だ。
あれだけバラエティ番組を巡回しておきながら、仕事のパフォーマンスのためにバラエティをやめ、さらに新曲で結果を出すというのは、目標設定がうまく行き過ぎていて、素直にすごいんだよなあ。
ここまで天狗になっていると、またアンチはうるさくなっていきそうだけど、ありのままの松永さんでいてほしい。
でも、できたら炎上はしないでほしい、という複雑な気持ちになった。

卓球さんも似たようなことを言っていた気がするけど、アーティストは曲さえよければそれを武器に戦っていくことができて、バラエティタレントや俳優のように、人格への好感度が下がったせいで仕事がなくなるということはほぼない。
音楽アーティストは、好感度のために自分の人格を切り売りしなくて済む職業なのかもしれない。

#ラジオ

2024年1月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する



ぼんやりとしつつ、匿名ラジオを聞く。
心の底からしょうもなくて、癒やされる。
いい大人が泣いちゃうまで言葉をぶつけ合うのがおもしろいし、「かっこいいもの」というお題で「遠くの光」が出てくる社長の詩人っぷりが熱かった。
永田さんだけ2回呼ばれてるのも地味に笑えるし、いいなあ。匿名ラジオ。

#ラジオ

2023年の獲得楽天ポイントは、20881ポイントだった。

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期間限定ポイント以外は楽天証券の投資信託(たわらノーロード先進国株式)に入れて、評価損益が+4600円くらい。
楽天関係のみで、一年で25000円近く増やせた計算になる。やったぜ。
NISA口座ではないため、売却するときには税金がかかってしまうけど、しばらくは引き出さないはずだし、このままつみたて続行でいいかな。

ポイントは、ゲーム感覚で増やせるし、お金が直接減るわけでもなく、気楽に運用できるのがいいと思う。
いきなり新NISAに現金を突っ込むのが怖いよ~!という人には、まずはポイントだけ投資するのは非常に向いているのではないか。
あと、普段は別の投資信託を買っているけど、他のもお試しで買ってみたいな~、という人にもおすすめできる気がする。失敗しても、ダメージはないからなー。

#投資



真空ジェシカと鬼越トマホークの対談のつづきがアップされていた。
めずらしいテンションと、普段あまり聞かない話題だったので、かなりお得感があって嬉しかった。
死んだ弟の棺を引きずっている芸人さんの話が壮絶すぎて、でも笑えて、凄まじい。
なんというか、テレビやラジオには絶対に載せられないし載せない芸人たちの領域を一瞬だけ覗き見た気がして、なんとも言えない興奮があったなあ。
干された人のその後みたいな話も含めて、刺激的で、それでいて自然体のトークでもあって……いつもはテレビやラジオ、劇場という濾過フィルターを通して見ている世界の、フィルターなしの状態に思いを馳せてしまった。

#お笑い

旅行が終わった。
今回、新幹線の予約を初めてEXにしたところ、かなり快適だった。
指定席だけど、いつでも違う時間の便に変更可能。
普通に買うより安い。
さらに、初めから切符が存在しないので、なくさない。
スマホの充電さえきっちりしておけば、窓口や券売機に並ばなくていいし、めちゃくちゃ楽じゃん!!
最初からこれにしておけばよかった。

ホテル予約もネットからできて、ネット予約のQRコードをフロントで機械にかざすだけでチェックインでき、帰りはカードキーを入り口にあるボックスに入れるとチェックアウト完了。だれとも話さずに新幹線と宿泊をクリアできる……いつのまにか近未来がきていた。

なお、そんな近未来でも、レストランで友人と2人でメシを食い、伝票に「一括会計でお願いします」と書かれていると、現金がないと詰んでしまうという弱さはあった。
片方がバーコード決済しても、もう片方がその人にお金を返すというフェーズがあるので、現金からは解き放たれないという。
個人間のお金のやりとり、やっぱり電子ではやらないよね……信用していないわけではないけど、まったく同じ電子マネー振り込みサービスに登録していないといけないのがハードル高い。

#旅行

きょうは旅行中。
美術館を見に行って、ダラダラして、ホテルでひと休み。
明日に向けて、ゆっくり寝るぞー。

#旅行

「水曜日のダウンタウン」(2023年1月25日)より、「犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリ、めちゃしんどい説」を見た。
映画化も決まったらしい、名探偵津田シリーズの第一弾をようやく見る。

フィクションの世界に突然放り込まれたら、人はどう振る舞うのか?
脱出条件がわからないなかで、チュートリアルキャラたちに導かれ、ものぐさ芸人は名探偵となる。
メタの世界で推理をさせられるのが楽しすぎる。
ある種のシンデレラ・ストーリーで、普段は悪態をついていじられてばかりの津田さんが、いつのまにか伝説の名探偵となってしまうというコンセプトが非常におもしろくて、見入ってしまう。
普通に生きている人は、生活のなかで「これはフラグだな」とか「証拠になるな」とは思わないので、「思い出してみてください。なにかあるはずです」なんて言われても、たぶん思い出さないんじゃないかと常日頃から考えているんだけれど、津田さんが一生懸命考えた末、ちゃんと思い出せるシーンでは毎回笑ってしまう。
ミステリー好きがやりたくてしょうがない「ドラマの探偵役」を、やりたくないのに無理やりやらされているという滑稽さも大変に好きで、たまらない。

ドッキリ企画がやや苦手で、「水曜日のダウンタウン」はたまにしか見ないのだが、メタの視点からドッキリの構造を紐解いていく名探偵津田シリーズ、どうにかこの先も続いてほしいなと思う。
ドッキリの本質は、嫌がらせやビックリ要素ではなく、現実と地続きの『フィクション』であることで、スタジオにいる芸人たちは『ドラマを見ている視聴者』だと捉えているの、あまりない冷静な着眼点だよな。オシャレだ。

#お笑い



「ドラえもんのどら焼き屋さん物語」の発売が楽しみすぎる。
ドラえもんとドット絵の相性が最高によくて、見ているだけで癒やされそう。
販売プラットフォームのなかにPlayStationが入っていないのがやや不安だが、もしなかったらSwitchとSteamのどっちで買おうか、悩むなあ。

カイロソフトのドット絵で版権コラボをやるという発想がすごく新しく感じたし、かなり驚いたけど、ここまで高度なかわいさが発揮されるのであれば、ほかのジャンルともコラボしてほしくなってしまうなあ。

#ゲーム



「スクエニの創りかた」の河津さん回を見た。
ロマサガハマりたての人間としては、こういう感じであのへんてこなゲームが完成しているのか……!と興味深かった。

RPGにおいて、プレイ時間の大半をしめるのはシナリオではなくバトルであり、一番力を入れているのはバトルだ、と述べているところが好きだったなあ。
誰がやっても同じになるシナリオをたどるだけなら、映画を見ていればいいだけ。ゲームである必要性はない。
そうではなくて、プレイヤー固有の体験を促したい、というくだりにはおおいに共感した。
最近のRPG超大作はシナリオ偏重なものが多いと思うが、単なる映画のようなものにならないためには、やはりゲームに固有ななにかの要素が必要だろう。
それが、サガシリーズにおいてはフリーシナリオとバトルだった。
自分がロマサガ2・3やサガフロにハマった理由も改めてわかった気がして、すっきりした。

#ゲーム

「吉住の聞かん坊な煩悩ガール」(2024年1月20日)を聞いた。

数回前に魂ずのコバシさんを迎えて行っていた「マッチングアプリ女子会」の回がめちゃくちゃおもしろかったので、またマッチングアプリの話をやってほしいな~と思っていたら、まるまるマッチングアプリの回が爆誕。最高だった。

自分にとっては、マッチングアプリは異界だ。
なにが出てくるかわからない場所に、自分のプロフィールを晒してだれかと会うという、ハラハラドキドキのファンタジー、みたいに思っている。
とんでもないダメ男と出会ってしまう人もいれば、そのまま意気投合して入籍する人もいる。だれとも出会えずに会費を払いつづける人もいる。

婚活とは、言ってしまえば単なるくじ引きである。
当たりの確率が上がる様々なバフアイテムを使いつつ、ちょっとずつはずれを除去していくという地道な作業。
これをめげずにきっちりとこなせるような人は、たしかに結婚できそうな気がする。
作業内容は、マッチングアプリでも、職場恋愛でも、お見合い結婚でも、たぶん変わらない。
しかし、マッチングアプリは、アプリという名のくじ引きの機械っぽいものを通してしまっているせいか、さらにくじ引き感が強くなっているような気がする。

それぞれのマッチングの結果が発表され、それを聞いて吉住さんが完全に他人事という調子でコメントをする。
吉住さん本人がマッチングアプリに手を出すことはなく、リスナーもそれと同じ立場で、他人の色恋沙汰を雑に楽しむ。
他人が回しているガチャガチャの中身をひたすら見つづけるような贅沢な時間が、刺激的ですごく興味深かった。

#ラジオ

アニメ版「スナックバス江」の1話を見た。

原作は何冊か読んだことがあるのだが、原作のイメージとはいい意味でかけ離れていた。
スナックの空気感を大事にしている、ゆったりとした進行に度肝を抜かれた。間を大事にしている感じ。

ギャグアニメはテンポが命で、おもしろければおもしろいほど早いテンポで短くまとめている(ギャグマンガ日和など)という印象があった。
ローテンポなのに、なぜかうまくハマっているのは興味深い。
本当にスナックにいるような雰囲気作り、楽しいな。

#視聴メモ

今更すぎるのだが、昨年から食っちゃ寝を繰り返していたらかなり太ってしまったので、「リングフィットアドベンチャー」を購入した。
とりあえず、1日あたり10分くらいの運動を、4日間つづけられている。
けっこう負荷がかかるので、これは痩せるのでは?痩せないとしても健康にはかなりいいのでは?という手応えがある。
ただ、疲れすぎて眠くなり、また食っちゃ寝してしまうという悪循環も懸念されている。
数年前にやっていた「フィットボクシング」は風景が変わらなくて飽きてしまったのだが、今回はちゃんとつづくのだろうか。

#ゲーム



なぜか今になって、めだかボックスの新しいPVが発表されていた。
いろはアニメ化フラグなのか。それともめだかボックス再アニメ化?
今見てもやっぱりワクワクするし、再読したくなる。
西尾維新と漫画原作の相性がこんなにいいとは思わなかったよなあ。
ところどころ外してくるところもあり、それゆえに読む人を選ぶ作品だが、個人的にはそれも含めて楽しい漫画だと思う。



鬼越トマホーク喧嘩チャンネルの真空ジェシカゲスト回を見る。
「どんな組み合わせだよ!?」と戸惑ったが、フランクな感じでの本音トークのテンションが逆におもしろい。
三芳町民と板橋区民で東武東上線トークが盛り上がるのも、埼玉県民としてはうれしいな。
「人身事故で電車が止まるとき、だいたいときわ台だった」という、本当に一部の人にしか通じない、謎のあるある。
あと、川北さんがクラスの人気者だったくだりを、こんなに深く掘り下げているのはなかなか珍しいかも。
大学お笑い勢でも非よしもと勢でもない鬼越トマホークならではの、外側の視点から見た真空ジェシカが新鮮だった。

#お笑い



オモコロチャンネルより、「低レベルな格付けチェックをしていたらとんでもないことが起きた」を見た。
庶民的な食べ物で数十円の差を見破る、低レベル格付けチェックシリーズの第3弾。
本当にとんでもないことになった1本目から、さらにとんでもないことが起きる2本目へのスピード感がすごい。
おじさんが狭いところにミッチミチに詰まっているだけでもおもしろいのに、高いほうを「まずい……」と忖度なく言ってしまうのもすごく笑ってしまった。
あのシリーズは、たしかに値段に比べておいしくないときがあるので、なんとなく納得感もあった。
永田さんがからっぽの部屋を見て動揺しまくってるくだりが最高に楽しくて、バカバカしくて、大好きだったなー。

#視聴メモ

最近書いていなかった、投資の近況。
どこまで詳細に書いていいものか悩みつつ、年始なので、ここまでの含み益の成果でも書いてみる。

投資信託の含み益、15035円。
国内株式の含み益、148348円。
米国株式の含み益、1322円。
それプラス、配当金としてもらったのが、15481円。
含み益と配当金の合計は、180186円となった。

現在、新NISA開始によって日経平均株価が爆発的に上がっており、その補正もありそう。本来はもうちょっと下かも。
だけど、そんなにちゃんと勉強していなくても、開始8ヶ月でこれだけ増やせるというのはおもしろい。
種銭がたくさんある人しか得をしないと思われがちだけど、数百円、数千円からでもコツコツと入れていくと意外と積み重なっていくし、投資信託に関しては複利パワーもあり、まだまだこれから増やせるかも。

なお、かなりマイナスになってしまっている米国株については猛反省している。
秋頃に、よくわからない超高配当株(タバコとか)をたくさん買っていたら、アメリカの脱タバコの雰囲気に押されたのか、単に高値掴みだったのか、どんどん下がっていった。
すでに損切りラインを大幅に超えている気もするが、減配しなければ切らないというルールでやっているので、損切りしていない。
配当の金額を考えるとまだトントンではあるのだが、タバコはこれからまだまだ下がる気がする。いつ切ればいいのか、ヒヤヒヤしながらホールドしている。
よくわからないものを買うのはやめよう!!という当たり前の教訓を得た。

#投資

西堀亮「芸人という病」を読んだ。
思わぬところから、とんでもない良書が飛び出してきた。
『笑いながら読み進めると、突然“真の豊かさ”を問われる哲学の書。』という若林さんの推薦文がついているのだが、本当にそんな本だった。

世に出ている芸人本は、バカ売れした人のものがほとんどだと思う。
しかし、世の中に存在しているほとんどの芸人は、売れていない。
売れているのはほんの一握りの人だけで、あとは地を這いずるようにして生きているはずだ。
ランジャタイやマヂカルラブリーやモグライダーが売れたことによって、ホームとなる劇場を持たない『地下芸人』という存在にスポットが当たった今こそ、売れていない芸人を主役にした本が出てもいいのではないか。
そんなふうに思っていたときに、この本が発売された。

「芸人という病」は、マシンガンズの西堀さんが、売れないまま何十年も経ってしまったおじさん芸人たちにひたすらインタビューをしていくという構成になっている。
「R-1の芸歴制限に達したことで、R-1に挑まなくてよくなって安心した」というような、意識低い系芸人トークが繰り広げられ、みんな、芸人としてはどう頑張っても食っていけなさそうなのに、どうしても芸人をやめられない。
やめられない理由はそれぞれ違っているが、芸人であることが、すでに『職業』ではなく『生き方』になってしまっていて、どれだけ赤字になってもやめられないという話はおもしろかった。
彼らは惰性で芸を続けているだけで、「絶対にM-1で優勝する!」というような大きな夢はすでに持っていないし、モチベーションもない。
M-1で優勝した錦鯉を見て羨ましがったり、自分もワンチャンあると思ったりはするが、いたってマイペースな暮らしをつづけている。
でも、芸人であるだけで幸せそうで、満ち足りて見える。

われわれは、老後に備えて2000万円の貯金があること、定職があること、結婚して子どもがいることなどを勝手に幸せに必要かもしれない条件だと思っているが、お金もろくに持っていないし、定職もないままおじさんになってしまった彼らが、サラリーマンよりも幸せそうに見えるのはなぜだろう。
だれにも注目されなくても、『芸人である』というただそれだけのことで満ち足りてしまうのだとしたら、そこにはどんな魔法があるのだろう。
西堀さんの淡々とした語りが彼らから引き出す価値観は、どう見ても異様だが、妙に安心感のあるものだった。
幸せとはなんなのか。芸人とはなんなのか。若林さんの言うように、これは哲学だ。
風呂のない部屋に住んでいても、借金がたくさんあっても、その日暮らしでも、彼らは芸人であるだけでこれまでと同じ日々を生きていける。
世界情勢が悪化し、世の中が暗くなっていくなか、それでも幸せに生きていくにはなにが必要なのか。
自分らしさを見失わないためには、どう生きればいいのか。
そんなことを考えさせてくれる本だった。

#読書

「残穢 住んではいけない部屋」を見た。
映画を見てから読もうと思っていたため、原作は未読。
新年初映画なのに、全然めでたくないものを見てしまった。
作りは丁寧で、見ごたえがあると思う。

心霊現象を否定したい人がよく繰り出す論理として、「原始時代、戦国時代、戦時中など、過去を遡りまくれば、そこらじゅうで無数の人が死んでいるはず。そんな数の幽霊がウロウロしていたら、ギュウギュウ詰めで、この世は霊の満員電車のような収拾がつかない状態になっているに決まっている。でも、そんな状態の霊を見た人はいない。だから、幽霊はいない」というものがある。
しかし、この論理は、逆に考えれば、「太古の昔から霊がいるとしたら、この世はもうすでに収拾がつかない状態になっているのではないか?」という論理に変えることもできる。
交通事故で死んだ霊が地縛霊としてそこにいるという話よりも、無数の霊がずっと同じ場所に溜まっているという現象のほうが、よほど怖い。
さらに、その霊たちが死に引きずり込んだ人たちも、同じようにそこに溜まっていくとしたら……。
抗いようもない巨大な穢れに、人はどうやって対処していけばいいのだろう。

「残穢」は、そんな無数の『穢れ』を思わせる話だ。
マンションで起きる奇妙な霊障の話は、土地のルーツを探るたびに、過去の犠牲者の存在を浮かび上がらせる。犠牲者たちの霊がさらなる霊障を呼ぶ様子が明らかになるにつれ、それを調査する主人公たちにも霊障が襲いかかる。
好奇心で情報を手繰り寄せれば手繰り寄せるほど、無限に陰惨な出来事にぶち当たる様子が、ドミノみたいで気持ちいい。
こういう巨大な穢れが、世界中の至るところに存在していて、奇怪な自死や心中を呼びまくっているのだろうと視聴者に想像させてくる展開がうまい。
直接的な肉体への攻撃はしてこず、みんな霊障でメンタルをやられて死ぬという部分もじわじわと品のいい怖さだと思う。
唯一、残念なのは霊のCGのチープさ。見えないからこそ怖かった穢れが、実態を持った瞬間に怖くなくなってしまうのが惜しいと感じた。
これはまったく見えないほうが怖くてよかったと思うんだよなあ。

Jホラー映画に非常に映える雰囲気を持つ竹内結子と橋本愛、そして異様なほどに好奇心旺盛な変人作家の佐々木蔵之介がいい味を出していて、キャスティング力の強い映画だ。
どんどん死んでいくモブキャラたちも絶妙に怖い顔つきの人が多くて、雰囲気づくりがうまいよなと思う。畳む


#映画

散らかりまくったホビーオフのガラス棚に、ゴーゴーブレス、サイレンビルダー、デジタンクなどが並んでいるのを見た。うおーっ!
でも箱無しだったので、見るだけにとどめた。

デジタンクは今までノーマークだったが、改めて見るととても欲しいな……。
デジタンクはロマン。
一般人が乗って戦うロボアイテムって他にもあるのかな。あまり思いつかない。



前年は、最終的に「カゲヤマの記憶がどんどん鮮明になって、敗者復活戦の象徴のようになっていく」というよくわからない脳内状況だったが、2023年は「スタミナパンとフースーヤの記憶だけがどんどん鮮明になって魅力を増していく」という似たような状況にある。どういうこと?
もっと「エバースは今後伸びる! 二年以内にストレートで本戦まで行けそう!」「来年には令和ロマン枠になっているかも」みたいな、かっちょいい話がしたいのに、スタミナパンしか頭にない。

敗者復活戦のあと、スタミナパンがでぶチャンネル完全再現YouTubeをやりはじめたのが、くだらなくて最高に大好き。
でぶチャンネルにオリジナルツッコミを加えた「トシダに見せてみた」がアップされ、さらに完成度が増した感がある。なんの完成度を極めてるんだよ……!

シシガシラが「敗者復活戦の会場ではウケたかもしれないが、本戦はフィールドが違う」みたいなニュアンスの講評を受けているくだりがあった気がするけど、正直、敗者復活戦のお笑い観や会場の空気のほうが好きだったりもするんだよな。
スタミナパンでゲラゲラ笑って、カゲヤマでなごんで、ランジャタイが「国民最低~~~!!!」と叫び散らし、トム・ブラウンがキモくない漫才に負けてズッコケて……みたいなムードって、本戦ではあまり存在しない気がする。
おもしろければなんでもいいはずなのに、実際のところはテクニカル点の配分が大きくて、歌ネタや下ネタ、しょうもないネタや大喜利ネタは徹底的に排除されていくような場所よりも、「本当にうんちしてま~~す」で大爆笑する場所のほうが、自分のお笑いの理想に近いような気がしてならない。

カゲヤマはKOCで爆跳ねしたし、スタミナパンも爆跳ねしてほしいな~と期待している。

#お笑い

「ウエストランドのぶちラジ!」(2024年1月11日)を聞く。
耳に心地よすぎて、3回くらい聞いてしまった。ツボすぎる……。

マシンガンズの西堀さんが突発ゲスト。
マシンガンズを見ていると、漫才や平場におけるニンの大切さがしみじみとわかる。
卓越したテクニックがあるわけではないが、飾らないありのままの性格が伝わる漫才と、漫才とのギャップが少ない平場でのトーク。
錦鯉も似たような部分はあるけど、錦鯉はまさのりさんの『バカ』を隆さんが丁寧にパッケージしているからこその優勝。
マシンガンズにはそういうパッケージはなく、ふたりとも同じ地点に対等に立っているようなイメージがある。
錦鯉よりもさらに原石の状態で、常に素っ裸でそこにいるような存在感が非常におもしろい。
「そういうところを見て、みんなファンになるんだろ?」と自分で言ってしまうところも笑える。

パッケージングされたクズやバカというよりは、本音をぜんぶボロボロとその場に出してしまうありのままの『ダメなおじさん』に見えて、自然に笑っちゃうんだよなー。
真空ジェシカや令和ロマンなど、テクニックと知力、分析能力で勝ち上がるコンビが増えてきているが、それでも、漫才においてもっとも大事なものはニンだろうと思う。
みんなが必死にいろいろ勉強して、分析して、努力して……という賞レースの大舞台だからこそ、準備不足のまま、素っ裸で上がってきてしまったおじさんは伝説になる。
周囲の芸人が賞レースにヒートアップすればするほど、あの日のマシンガンズの輝きは増すばかりだ。

そんな西堀さんを全力でいじり倒す井口さんと、一緒になってツッコミを入れている河本さんのノリノリぶりが最高だった。
後輩の配信に来て、快進撃やバズリを自慢するみっともない先輩というキャラ付けも非常に笑えるし、後輩との距離感が近すぎるのも親しみがわく。
どのトークを聞いても、西堀さんの素の雄叫びが聞けるから楽しいんだよな。
西堀さんのダメな部分が見えた瞬間に、井口さんがズバズバとツッコんでくれるのが気持ちよすぎて、もっとこの組み合わせが見たいなと思った。滝沢さんも来てほしい。

全然関係ないんだけど、ぶちラジを聞くたび、毎回「OPジングルが妙に印象的だよな~」と思っていた。
この妙に耳に残るジングルは、6年前に石野卓球が作った曲なんだということを今更知った。どうりで耳に残るわけだぜ……!

#ラジオ

芝田 優作「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王」9巻を読む。

勇者アバンにはいろんなキャラが出てきて嬉しいけど、推しは時系列的に100%出られないんだよね……と嘆きながら毎回読んでいたが、9巻では推しのコンパチが出てくるというサプライズがあった。嬉しい!でも不穏!
彼の存在そのものがハドラーの変化を表しているような気がして、かなり不穏である。

そろそろ終わりそうだな?とずっと思っているけど、なかなか終わらない。
終わってしまうと楽しみが一つ減るので、できるだけ長くやっていてほしい。

ハドラーの性格が変わってしまった(のか?)きっかけのようなものが、次の巻では語られるのかなー。
「あれ、この人って原作だとどんなんだったんだっけ?」と原作を読み直したくなる、良スピンオフだと思う。

#読書



古原靖久TVより、マトイ兄さんのゲスト回の前編を見た。
いろんな特撮のキャストを迎えて古原さんとおしゃべりをするという企画の、ゴーゴーファイブ編。
古原さん自身がゴーゴーファイブの本編をガッツリ見て覚えていて、細部をトークしてくれているのが非常に嬉しい。

ゴーゴーファイブといえば、透け面、追加戦士なし、スーツアクターの存在感という三要素は外せないのだけれど、そのすべてに細かく言及していて、とてもいい。ポイントを押さえまくっている。
西岡さんのざっくばらんでさわやかな感じも、まるでマトイ兄さん本人がしゃべっているみたいで、好きだなあ。
「ゴーレッド」と「ゴーオンレッド」でお互いにシンパシーを感じているというくだりも微笑ましくて大好きだった。和むなー。

#特撮

月刊湿地帯「ファミレスを享受せよ」(Nintendo Switch)をクリアした。
2024年のクリア1本目。

ゲームはじめとして申し分のない、非常に特異な存在感のゲームだった。
主人公は、永遠につづいている、終わりのないファミレスに閉じ込められる。
店の中には店員はおらず、客だけが数千年、数万年の月日を過ごしている。
客たちのなかには、脱出を試みたり、自殺を図ったりしたことがある者もいるが、現在はすでにすべてを諦めており、達観して静かに暮らしているようだ。
主人公は、ファミレスのそれぞれの席に座っている客たちと雑談をしながら、永遠のはじまりを歩みはじめる。
果たして、このファミレスから脱出することはできるのか。

『永遠』や『不変』を受け手に体験させる・実感させるということは、ゲームという媒体に限らず、難しいと思う。
普通の人間ならば、体験したことがない特殊な現象だからだ。
アニメ版「涼宮ハルヒの憂鬱」における「エンドレスエイト」は、『永遠』や『不変』という現象へのナマの体感を無理矢理に呼び起こす試みを行った作品として、もうちょっと評価されてもいいのではないか?と常々思っているのだけれど、そういうことを言っている人はどうやら少ないようだ。
『永遠』も『不変』も、娯楽としておもしろくするのは難しいのだと思う。
おもしろさは、基本的に『変化』と共にあるものだから。
アクションゲームなら、先のステージに進むごとに新たな敵やルールが増えて『変化』していくし、ノベルゲームなら、シナリオが先に進んでいくことで『変化』が生まれる。
シミュレーションゲームなら、なんらかの数値を育成や商売によって上げる『変化』が望まれる。
なにも変わらないということは、ゲーム性がないこととほぼ同じだ。

しかし、「ファミレスを享受せよ」は、心地よい『永遠』と『不変』を丁寧に描いている。
そのために「コマンド選択式アドベンチャー」の形式を採用するという発想が非常におもしろい。
通常のノベルゲームなら、選択肢を選ぶごとにどんどん場面が転換して、前の場面に戻るとか、同じことを繰り返すというようなことはあまりない。『不変』とは無縁だ。
しかし、コマンド選択式アドベンチャーは、簡単に『不変』を発生させることができる。
以前行った場所で「しらべる」「話す」などを選ぶと、どれだけ話が進行していても、以前とまったく同じメッセージが表示されることが非常に多い。
もちろん、丁寧にメッセージを変えてくるゲームもあるが、シナリオと関係のない場所や人物に新規のメッセージを用意していることは少ない気がする。ある意味では『手抜き』ともいえる。

「ファミレスを享受せよ」は、『永遠』のなかを生きる人たちの会話を切り取った作品だ。
そのキャラクターの席まで出向いて、話題コマンドを選択すると会話がはじまる。
新たな話題が追加されることもあるが、以前の話題はそのままになっており、以前の話題を選択した場合はまったく同じ会話が流れる。
同じ会話が流れるということは、通常の生活においてはありえないし、ノベルゲームでもありえない。
通常のノベルゲームなら、プレイヤーは急いでスキップのボタンを押したりして、無理矢理に切り抜けることもありそうだ。
だが、このファミレスにおいては、同じ会話を繰り返すことは、十二分にありえる現象である。
なぜなら、彼らが永遠のなかを生き抜く存在だから。
無限の時間を生きるなかで、同じ話題にたどり着くこともあるだろうし、話題がなくなって飽きることもあるだろう。
なにしろ、数千年、数万年という時間を、同じ場所で、同じ人々と一緒に暮らしているのだから。
プレイヤーは「またこの話か」とは不思議と思わない。これが『永遠』であり『無限』なのだと感じる。
そして、この『永遠』に説得力があるからこそ、終盤になってからの『変化』の描写が生き生きと輝きはじめる。
「コマンド選択式ADV」という形式に新たな意味を与えるゲーム設計が、非常に特異で興味深い。
無限のファミレスを終わらせるか、それとも、そのなかで生きつづけるか。
プレイヤーは突然、哲学的空間へと叩き込まれる。

この特異なゲーム設計を最後まで貫き通しているところが、またおもしろい。
中盤で、パスワード入力を要求する小さな箱を主人公が手に入れるというシーンがある。
通常、この手のパスワード入力に対しては、どこかに『答え』が用意されている。
暗号があったり、意味ありげな数列が書かれたメモがあったり……それがノベルゲームや脱出ゲームの常識だ。
しかし、このファミレスには、そんな常識は通用しない。
主人公がこの箱を開けるために選んだ行動と、周囲のキャラクターたちが見せた反応こそ、『永遠のファミレス』を象徴しているような気がして、すごく好きだ。

ということで、2時間くらいあればサクッとエンディングコンプできる良作だった。
唯一無二の存在感があって、短いのにきれいにまとまっているのが好感度高い。
優しい色使いや、達観したキャラクターたちもすごく心地よくて、いつまでもこのファミレスにいたいと思わせてくれた。畳む


#ゲーム

この数ヶ月、ずっと買わなければならないと思っていたゲーム「ファミレスを享受せよ」を買う。
まだ起動はしていないが、絶対好きなやつだと思う。楽しみ。



きょうは「逆転裁判456」に備えて、しばらく積んでいた「逆転裁判123」を軽く遊んでいた。
もう何度もクリアしている逆転裁判シリーズなのだけど、PS4のでっかい画面でやると、なんだか違うゲームみたいな錯覚に陥る。

#ゲーム

宮口 幸治「どうしても頑張れない人たち ケーキの切れない非行少年たち2」を読む。

前作ほどのインパクトはないが、少年たちの発達や事情に寄り添っていた前作とはスタンスを変えて、そんな少年たちを支援する側にはどのような心構えが必要なのか、という視点で書かれている。

保育や教育現場での支援の必要性が主に書かれているが、大人の職場でも似たような現象は起きている。
「本当に支援を必要としているのは、この人は支援したくないなと思うような嫌なことをする人」だというくだりは、日常で起きたあれこれを思い出して、「そうだよな~」と思わされた。
なにをどう教えても、絶対に失敗してしまうようなタイプの境界知能や発達障害の人って、どの学校にも職場にも一定の確率で現れるのではないかと思うけれど、そういう人は非常に無愛想だったり、挨拶ができなかったり、空気が読めなくて場を凍りつかせることを言ってしまったり、攻撃的だったりと、仕事以外の行動にも問題があることが多い。
それによって、「この人とは一緒に働きたくないな」という空気が徐々にできあがり、致命的なミスが積み重なり、やがて退職したりさせられたりしていく。

でも、本来、そういう「この人と働きたくないな」と思わせる人には、周囲の理解と協力が必要だ。
そうでなければ、違う職場で無限に同じことを繰り返すだけになってしまう。
愛想がよくて気配りができて、「この人と働きたい!」とみんなが思うような人には、たぶん支援はいらない。

しかし、この『支援』を実現するのは非常に難しいと思う。
支援者を支援する人の存在が必要不可欠だし、その人たちにもケアが必要となるかもしれない。
社会全体がこういう境界知能の人を忌避し、学校や職場から追い出しているからこそ、少年院や刑務所に入ってしまうことになり、そこからの復帰も遠のいていく。そうなる前に、どこかで誰かが支援する必要がある。
個人個人の問題としてではなく、社会全体で考えていかなければいけない問題だと思った。
社会を構成する一員として、考えさせられる一冊。

#読書

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