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2024年6月25日(火)
2024年6月24日(月)
読みながら「読んだことあるな……」と思っていたけど、2016年の3月に一度読んでいた。
こういうときに読書メーターの16年分の読書記録が生きてくる……!
さて、「氷菓」は、アニメ化もされた古典部シリーズの一作目であり、角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞を受賞している、米澤穂信のデビュー作でもある。
折木奉太郎と千反田えるの出会い、古典部の結成シーンから始まり、33年前に起きたある事件の謎解きまでを描く。
デビュー作かつ角川スニーカー文庫ということで、ややライトなノリではあるのだが、心情描写の手堅さはさすが。現在の米澤穂信作品に通じる情緒があると思う。
中盤まではやや退屈な日常の謎解きパートが続くのだが、終盤にかけて行われる、33年前の事件の概要を探る会議のくだりは楽しかったなー。
情報と仮説を提出し、別の人たちがソースを提示しつつ仮説を否定する。その後で新たな仮説を出す、また否定する……という建設的な議論の過程が気持ちいい。大人数で協力して謎解きをする作品が好きなので、このくだりだけでも読んだ価値があった。
2016年当時はさらりと流し読みしていた気がするんだけど、8年ぶりに読んでみると、昔より楽しめたかも。
#読書
2024年6月23日(日)
最近は外に柄もののTシャツを着ていくことはあまりないのだが、汗をよく吸うし、肌触りが最高だし、洗濯を重ねても新品のようにシャキッとしているので、寝間着や部屋着にちょうどいい。
今は一着だけ部屋着用グラニフを用意しているのだけれど、洗い替えもグラニフにしたくて、公式通販を眺めている。
寝間着や部屋着は、誰にも見られないからボロボロの服でもいいかな?とずっと思っていたけど、部屋でくつろいでいるときこそ、いい布を使っている服で快適に過ごしたほうがいいのでは?と考えを改めている。
むしろ外にボロボロの服で出ていっている気がする。よくない。
2024年6月23日(日)
19世紀末ロンドン。
路地裏で浮浪児として暮らすリューイが出会ったのは、変わり者の探偵・シャーロック・ホームズだった。
リューイは、浮浪児を見下すホームズに憎しみを抱きつつも、ホームズの『猟犬』として働くことを決意する。
浮浪児と探偵。不可思議なバディの謎解き合戦がはじまる。
ホームズのパスティーシュはどうしても、ワトソンとホームズというバディにフォーカスした話になりがちなイメージがあるが、「ガス灯野良犬探偵団」には今のところ、ワトソンは出てこない。
ホームズは開業したばかりという設定なので、おそらくはワトソンと出会う前のホームズの話だ。
そして、主人公のリューイはおそらく未来の世界での「ベイカーストリートイレギュラーズ(ベイカー街遊撃隊)」の一員という。
ありとあらゆる人間から暴力を振るわれ、蔑まれ、それでも路地裏で生き抜いていく浮浪児たちの人生を追いながら、ホームズとの交流を描いていくのがおもしろい。
パスティーシュって、原典に忠実である必要はないけど、「原典におけるこのパートを切り取っています、こういうリスペクトがあってやってますよ」という目的が明確だと、作品としての質が上がると思う。
パスティーシュでありながらホームズを主人公にしない、ワトソンを配置しないなど、変則的でありながら、それでいてきっちり時間軸を決めて原典ホームズに差し挟む話をやっている。
この力加減がたまらなくて、続きが気になっている。
#読書
2024年6月21日(金)
座布団さえあればどこでもできる究極の話芸・落語。
突然、父の志ん太が破門された日から、朱音は噺家を志しはじめる。
個性的な仲間たちとともに目指す、噺家の頂点。
果たして、朱音の噺家としての道はどこへつづいていくのか。
超シンプルで王道。丁寧すぎるほど丁寧なジャンプ漫画。
落語シーンで、客席を呑み込んでいく噺家たちの迫力がきっちり表現されている作画がいい。
最後にドン!とキメの大ゴマでサゲや演目名が大写しになるのがかっこいいんだよなー。
特に「真景累ヶ淵 豊志賀の死」は急に異能バトルの世界に引き込まれたかと思った。
怖すぎてゾッとする。BLEACHの隊長格の卍解に匹敵する強さを絵面で見せつけられた。
キャラクターたちも個性的ながら落語を愛する熱い人たちばかりで、とても読みやすい漫画だと思う。つづきも気になる。
金属バットの友保さんのそっくりさんキャラがいるのだが、主人公のライバルとしてかなりの良キャラで、なおかつ出番も多くてびっくりする。性格も友保さんっぽい。
「これ、友保さんじゃない!?」と思いつつググった結果、「ヒロアカにも友保さんがいる」という謎情報を仕入れてしまった。
漫画キャラにしやすい造形なのか……?と無駄に気になってきた。
#読書
2024年6月21日(金)
「パワーウォッシュ シミュレーター」(PS5版)を買ってしまう。
特に内容はなく、ただ高圧洗浄機でお掃除をするだけのシンプルなゲーム。
一人称視点なのでやや酔うが、心を無にするのにはちょうどよさそう。
「ZEN」を体感できそうなゲームである。
#ゲーム
2024年6月19日(水)
なんとなくクライマックス風の展開になってきた。
コナーとハンクがいいコンビすぎる。ふたりとも幸せになってほしい。死なないでくれー。
このゲーム、選択肢を選んで未来を変えるアドベンチャーゲームなのだが、『絶対に正しい選択』が存在していないというところがおもしろい。
どの選択肢を選んでも、誰かを傷つけたり、自分が損をしたりするようにできていて、正解っぽくても正解ではなかったりすることが多い。
Aさんに好かれる発言はBさんに嫌われる、というような構造がよくできている。
プレイヤーの倫理観を揺さぶる選択の連続。
その揺さぶりこそが、シナリオの核である『変異体』の象徴となる。
主人公である3体のアンドロイドが人間らしいふるまいをするのは、彼らが変異体であるからだが、彼らの内側にはプレイヤーという本物の人間が潜んでいる。
プレイヤーは機械ではないし、シナリオの未来も知り得ないため、当然、人間らしい、ブレた選択をしつづける。
プレイヤーが人間らしい(機械らしくない)選択をすることによって、変異体としての個性がどんどん確立されていく……という構成、あまりにもうますぎる。
人間は、自身の人生の中で、常に正しい選択をしつづけることはない。
間違えながらも先に進むことしかできず、やり直すことは叶わない。
そのブレや間違い、一貫性のない行動こそが、機械ではなく人間である証なのだ。
仮に、最初から攻略サイトなどを参照して『絶対に正しい選択』をしつづけたなら、それはもはや唯一無二の「Detroit: Become Human」ではないのだろう。単なる、どこにでもあるアドベンチャーゲームになってしまうはず。
間違いをそのままにして先に進む。間違ったことを後悔しながら、必死に修正を重ねていく。
その後悔こそが、このゲームにおいて、もっともおもしろい体験かもしれない。
#ゲーム
2024年6月18日(火)
10巻めの「ブギーポップ・パラドックス ハートレス・レッド」まで読み終わったけど、どの巻も物語の構造が違っていて、新鮮に楽しめる。
毎回、主人公が新キャラに変わるのが熱いんだよな~。
特定のキャラの人気に頼らなくてもおもしろいのがすごいし、肝心のブギーポップがほとんど出てこないのも凄まじい。
一応、主人公としてシリーズに名前を冠されてはいるけど、ブギーポップが主人公であったことは一度もない……という驚きがある。
かつて、中学生のときに一番好きだったのは「ペパーミントの魔術師」だった気がするけど、「VSイマジネーター」の退廃感も好きだし、あらためて読むと「歪曲王」も迫力あるし、「パンドラ」の疾走する青春模様も好きだし、正直、全巻おもしろいので一番が決まらないという。
上遠野浩平といえば、ジョジョ勢としては「ジョジョの小説を書いている人」「業界一のジョジョ好き」というイメージなのだが、ブギーポップもジョジョっぽさはかなりあるし、影響は色濃く出ていると思う。
統和機構のヒリヒリ感は5部っぽいなーとか、全体の世界観やテンションは4部っぽいなーとか、考えつつ読むのも楽しい。
「スタンド使いはひかれあう」ならぬ「MPLSはひかれあう」の魂を感じる。
「笑わない」は1998年、10巻目の「ハートレス・レッド」は2001年ということで、どれも20年以上前の作品なのだが、昔の作品でよくある「令和においてはこの価値観は古い」「倫理的によくない」「時事ネタが通じない」というような、気が散る描写がほぼないのも印象的だった。
もちろん、時代性を考慮しながら読むため、そういう描写があること自体は悪いことではない。ただ、度重なると我に返る時間が増えるのは確かで、なければない方が快適に読めるよなと思った。
おそらく、ライトノベルが萌えと完全に融合するよりも前の、硬派かつリアル志向の作品だから、違和感が少ないのかなと思う。
あと、メインテーマが青春の傷み、思春期の儚さというような、現代に通じるものなのも一因かもしれない。
主役だけではなく脇役やチョイ役にも切実な悩みがあり、等身大の人生があるという丁寧な拾い上げが、まるで本当の世界を眺めているようにリアルなのだった。
今のところ既刊が25巻ということで、まだ折り返し地点にも着いていないのだが、この調子なら全巻読破できそうな気がしてきた。今後も楽しみ。
#読書
2024年6月18日(火)
バトルハブで肩慣らし、トレーニングモードでコンボ練習、ランクマッチで腕試し……というループ。
ランクはなかなか上がらないが、「これをやると負ける!」というNG行動を体に染み込ませる作業を繰り返していけば、いつかは勝てるのかな、という感じ。
特訓するうえでは、バトルハブが便利かもしれない。
強さのわからない人と、ランク帯やポイントに関係なく自由に戦えるというのがすごい。本当にゲーセンで遊んでいるみたい。
対戦相手も気楽に戦っているので、異次元の強さだったとしても、稽古をつけるようなノリで戦ってもらえるのがありがたい。ランクマッチだけだと気持ちが荒むからなー。バトルハブは癒やし。
#ゲーム
2024年6月17日(月)
ガルクラのOPが痺れるほどかっこよくて、たまらない。
「外側の世界から俯瞰的に見た、アニメのOP映像」ではなくて、「5人の作ったミュージックビデオ」というていでの1分半が濃密で、リアルで、世界観に合っていると思う。
口パクが丁寧に挟まれることで、そのイメージが強化されている。
演奏の様子が挟まれるタイミングも絶妙にミュージックビデオっぽくて、すごくよくできているなと思った。テンション上がる。
#アニメ
2024年6月16日(日)
大瀬くんの誕生日だったので、推しのふみやさんとセットで、アクスタを追加で買う。
誕生日キャンペーンで大瀬くんのブロマイドがついてくるとのこと。
このコンビを推しているので嬉しい。
こんなにもふみやさんのことを推しているのに、いまだにふみやさんのことをなにも知らないという恐怖。
他のメンバーはかなり詳細に心の闇まで暴露されたというのに、ふみやさんにはなにもない。
人造人間だとか、培養液に浸かってたとか、そういう現実があってもおかしくないくらい、伊藤ふみやはわからない。
最近は、どこまで行ってもなにもない、暴くべき事実すらない、それこそが伊藤ふみやなのでは?という気持ちになってきている。
3期でふみやさんのプロフィールが暴かれるのかどうか、今から気になる。
2024年6月14日(金)
リアルなライブシーンがとにかくかっこいい。かっこいいだけでなく、ライブシーンとキャラクターの精神性が噛み合っていることもすごく嬉しい。
シナリオやキャラの描写が非常に細かく、ほの暗く、彼女たちがその鬱屈した感情をロックへとぶちまけていくのがたまらない。
この1話の路上ライブのシーンでぐっと心臓を掴まれていて、何度も見てしまう。
初めてのライブがこんな状況下だったの、視聴者の心を揺さぶるよなあ。
なぜか一緒に演奏してくれる後ろのふたりがおもしろい。
いいセリフがたくさんあるのだが、3話での桃香のセリフが特に好きだった。
「仁菜は気が弱いくせに意固地で、臆病なのに自信家で、自己矛盾のコンプレックスのかたまりで……それだけ仁菜は鬱屈して、エネルギーがたまってる。それはまぎれもない、『ロック』だ」
「仁菜は、『ロックンロール』なんだよ」
まだ3話しか見ていない視聴者でも、井芹仁菜がどうしようもないほどめんどくさい人だということを知っているし、でもそれこそが仁菜なんだとわかっている。
主人公としては、鬱屈しすぎているし、性格だって手放しでいいとは言えないだろう。
欠点だらけで、矛盾だらけの人。それが仁菜だ。
高校を中退し、うだつの上がらない生活を送る仁菜を、世間はおそらくいい目では見ない。
でも、そんな仁菜を『ロック』の世界はむしろ歓迎しているし、そんな彼女だから『ロック』に向いている。
経験もないのにとんでもないパフォーマンスができるのは、彼女の存在そのものが『ロック』だからだ。
世界を睨みつけるように歌いつづけるその表情は、どんな笑顔を振りまくアイドルよりも魅力的で、この先の彼女が気になるのだった。
#アニメ
2024年6月13日(木)
仕事中に頭のなかでずっとボボンガリンガが流れていたので、帰ってからMVを見る。
記憶していたよりもひどいMVと歌詞だった。心が無になる~!
Spotifyでの再生回数の落差を見るに、カリスマの個人曲で人気ランキングを作ったらたぶんこれが一位なんだろうけど、ボボンガリンガが一位になる世界は絶対におかしいよなあ……なんなんだろう……。
メロディがキャッチーというか、一番耳に残る曲なのは確か。
カリスマは、女性向けのイケメン萌えコンテンツというよりは2000年代初頭くらいのニコニコ動画だと思って楽しんだほうがいいようなノリなのだが、特にボボンガリンガはたぶん2000年代だったらMADを作られて流行っていたタイプの曲だと思う。
「レッツゴー!陰陽師」や「患部で止まってすぐ溶ける」や「エアーマンが倒せない」あたりの曲と一緒に並んでそう。
(もしかしたら令和でも作られているのかもしれないけど、肝心のニコニコ動画がサイバー攻撃で落ちているせいで確かめられない)
「万歳!VIVA LA 解放!叫べや」のところのアホみたいな振り付けがよすぎるし、「生まれたまんまで人間万歳!」はイケメンを推すコンテンツで作っていい歌詞の範疇を超えている。
それでいて、いやらしい感じや下ネタな感じはあまりしないのが天彦さんのすごいところ。
#音楽
2024年6月13日(木)
もともと、水まんじゅうや水ようかんやわらびもちが好きなのだが、すっきりとしたぶどうの味が水わらびにすごく合う。
やっぱり夏は水まんじゅう系のお菓子が食べたくなるなー。
2024年6月11日(火)
小市民シリーズ、ついに完結。
完結編にふさわしい、ミスリードを駆使したトリックが素晴らしい。
小佐内さんとの絆も次のステージへ移ったような感じで、すごくよかったなあ。
お話が一番好きなのは秋期限定なんだけど、ミステリとしては今回が一番クオリティが高かったかもしれない。
短くスッキリとまとまっているシリーズなので、アニメ化をきっかけに読みはじめる人が増えると嬉しいなあ。文体も読みやすいし、おすすめ。
#読書
2024年6月11日(火)
インターネットという装置を駆使したジャパニーズホラーではあるのだが、そちらは本筋ではなく、実際のところは死生観を揺さぶる哲学系映画だと思う。
黒沢監督は「CURE」や「散歩する侵略者」が好きだった気がする。このふたつもやや哲学系だったような……。二作品ともそろそろ詳細を忘れてきたので、そのうちにまた見たい。
「永遠に孤独なまま存在しつづけるということは、ただ死ぬよりもつらいことだ」というような結論を出しているっぽいようなところには、ついこのあいだ久しぶりに見た手塚治虫「火の鳥 未来編」のマサトの深すぎる孤独を思い出した。
「回路」に出てくる幽霊たちは、みんなマサトと同じ状態なのかもしれないよなー、と思うと怖い。
「永遠に生きる(永遠に死んでいる)」こと自体は苦ではないけれど、そこに「孤独」が加わると非常に深い苦痛に変わるのかもしれない……と考えさせられる。
また、生きている人間とも会話であまり分かり合えていないという絶望感も、幽霊たちの孤独な気持ちを補強しているような気がして、細やかだ。丁寧に積み重ねられた孤独が世界を埋め尽くしていくのは、爽快ですらあるかもしれない。
不安を煽るアングルや不気味な舞台装置がうまく作用している映画で、ジャンプスケアに頼らずに怖がらせる演出が楽しかった。
直接的な暴力描写がないということも含め、良質なホラー映画だと思う。
こういう上品めなジャパニーズホラー、他にも見たいな。畳む
#映画
2024年6月10日(月)
ブギーポップの思い出は一言では語り尽くせない。
中学生のころ、初めて読んだライトノベルであり、当時の自分の創作の源流でもあった。
ライトノベルの世界観としては非常にドライで残酷であり、キャラ萌えとはあまり縁のない感じが当時の自分としてはかなり斬新だったし、いまだに色褪せない。
「バッカーノ!」もそうだけど、群像劇かつ一人ひとりの登場人物へのウェイトが少なめなのが好きだったなー。
巻を追うごとにキャラ推しの要素は出てくるんだけど、そこまでベタベタしていない感じ、というか。
ブギーポップと再会できたのは、今回、Kindleで大安売りセールをしていたためで、これがなければ戻ってきたりはしていなかったかもしれない。
当時、ブギーポップを読んでいたのは確か14巻くらいまでで、そこから先はいつのまにか読まなくなっていたような気がする。
今から、当時の自分を追い越せるといいなー。
#読書
2024年6月8日(土)
待ちに待った沼駿先生の新作。
慣れ親しんだ定食屋の味がするぜ……!!
「左門くんはサモナー」のファンはみんなむせび泣きながら読んでいると思う。
クズだけどどこか憎めない主人公と、そんな主人公に振り回されつつも、意外とふてぶてしく生きるヒロイン……という構図は「左門くん」と同じなのだが、「左門くん」と比べると、シリアスよりもギャグ多めな感じになっている。
ギャグでぶん回しつつも、気づくといい話になっている、という展開が楽しい。
キャラ的にはまだまだここから、という体感だが、今後も新刊が出るのかと思うと非常に嬉しい。
#読書
2024年6月8日(土)
今の自分の環境で時間を融通できるかどうかは謎だけど、かつて無限に時間を吸われたあの日々にもう一度帰れるなら、帰ってみたいなあ。
「Elona」にはいつでも帰ろうと思えば帰れるのだけど、これをきっかけに「Elin」からまた始めるのもありなのかもしれない。楽しみだ。
2024年6月6日(木)
群像劇の重なり合い方が美しくておもしろい。
キャラクターも個性があっていいなー。表情豊かで好き。
前回の感想ではパーティ内恋愛に激おこだったが、あれ以来、恋愛要素が激減し、今はごきげんにプレイしている。
バトルやダンジョンの謎解きはけっこう難しい気がする。
毎回、ギリギリの局面を攻めている。
パーティの入れ替わりが激しく、お気に入りのキャラクターだけでクリアすることが不可能なように作られていて、全員をほぼまんべんなく育てる必要があるあたりに戦略性があって、楽しい。
#ゲーム
2024年6月6日(木)
・3rdシーズン開始(本命)
・アニメ化(ワンチャンありえる)
・虎姫の立ち絵公開(一番ありそう)
このあたりだろうか……あとはイベントとかグッズの発表かもしれない。
ちょうど昨日、2ndシーズンを全部見終わったので、ここで三期が来たらかなりグッドタイミングなんだよなー。どうなるか。
2024年6月4日(火)
個人の感情が政府によって管理された未来の警察国家で、ひそかに感情に目覚めてしまった男の反逆を描く。
「アメリカン・サイコ」が大好きで、クリスチャン・ベールはこの役が一番好き!!と思っていたのだが、「リベリオン」も「アメリカン・サイコ」の主人公と同系統の演技っぽくてよかった。
かなり変人で、どこかロボットめいているんだけど、愛嬌があって憎めない感じ。いいんだよなー。
物語的にはややガバガバなところもあり、ツッコミどころも多々あるのだが、アクションのコンセプトが最高すぎて、なんの文句もない。
犬のくだりをはじめとする「シリアスな笑い」も完備していて娯楽として上質。
演出もおしゃれで、独特のアングルが気持ちよかった。
ガン=カタのことは知っていたけど、実際に元ネタを見たのは初めてだったので、「こ、これが噂のガン=カタ……!」と震えることとなった。
ほぼほぼカンフー映画に似た文法で描かれている気がして、カンフー映画好きとしてはかなりハマった。また忘れたころに見たい。
#映画
2024年6月3日(月)
しょっぱなから「この回から聞くやつが多いんだろうな!!!!」「川北というコンテンツに飛びついただけだろうが!!!!」とブチギレるサツマカワさんだったが、本当にこの回で久しぶりに戻ってきた自分としてはなにも言えない。
速攻で川北さんの結婚をいじろうとするサツマカワさん、まったくいじらせないで通常運転の川北さんという会話の応酬がよかったなー。
ふたりともやや不謹慎でシュールなタイプなので、かなり相性がよくて、テンポよく不条理ギャグが展開されていて聴き応えがあった。
自然体でしゃべっているだけなのにギャグのラリーが続いていく感じが独特で、もっと聞きたくなった。似たもの同士なんだろうな。
脱線ギャグが積み重なりすぎてわけがわからなくなったとき、「賭けの途中です」とTPが入ってきて「TP、そこでセーブしてたんだ」とマジレスされるのがおもしろかった。
#ラジオ
2024年6月3日(月)
激しい戦争が続いている中東の国家・アスラン王国。
戦場で危険な仕事を任される外国人部隊のなかに、ひとりの日本人パイロットがいた。
彼の名前は風間真。
日本で親友に騙され、部隊へ入る契約書にサインをしてしまった真は、部隊を抜けるのに必要な資金を貯めるため、戦いつづけていた。
日本には真を待つ恋人・涼子がいるのだが、なかなか資金が貯まらず、危険なパイロット生活に身を投じつづける。
果たして、真は無事に日本へ戻ることができるのか。
かなり硬派な戦闘機アクションもので、戦闘機の描写にこだわりを感じる。
展開も手に汗握る感じで、仲間たちは、戦争という日常の中で、無惨に散っていく。どれだけ親密だろうと、いいやつだろうと、関係なく突然死んでしまうのが、つらいけどリアリティがあるなあ。
キャスティングがよくて、特に風間真役の塩沢兼人がめちゃくちゃ合っている。こういう涼やかなイケメン役、いまだに塩沢さんが一番似合うような気がするなー。
ちょっとしか出てこないような役に、千葉繁・井上真樹夫・大塚芳忠・古川登志夫などが配置されており、現代から考えると凄まじい顔ぶれ。
でも、戦場の最前線なので、速攻で死んでいたりする。怖すぎる。
細かいところはツッコミを入れたくなるような部分もあり、特に3巻での展開にはちょっとモヤモヤするのだが、あまり深く考えすぎず、娯楽作品として楽しむのがよさそうな気がする。常に一定の緊張が持続するので退屈しないできばえ。
原作とはだいぶ違う話になっているっぽいけど、原作はどんなふうにオチがつくのか気になるなあ。
なお、このあともう一度アニメ化されたようだが、そちらはかなりダメダメな出来らしい。
新アニメの1話をアマプラで見たけれど、1話だけなのに「この改変は……かなりよくないのでは……?」と目をそらしたくなるような感じだった。残念。畳む
#視聴メモ
2024年6月2日(日)
5/31 「サガ エメラルド ビヨンド 公式設定資料+攻略ガイド 翠の導きの書」
6/4 沼駿「超巡!超条先輩」1巻
6/4 川田大智「半人前の恋人」3巻
6/13 伊吹亜門「幻月と探偵」文庫版
6/13 汀こるもの「最強の毒 本草学者の事件帖」
6/28 今村昌弘「明智恭介の奔走」
近刊だけで、かなり充実の6月。どれを買おうかわくわくするなー。
ちょっと多めなので、いくつかは後回しにするかもしれない。
#読書
2024年5月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
2024年5月31日(金)
こういう雑誌を買うの、かなり久しぶりかもしれない。
アクスタもちょこちょこ買っており、なぜかここへきてカリスマにドハマリするという……人生、なにが起きるかわからない。
本編は103話まで見終わって、あと数話で追いついてしまう。もったいないので、ちびちびと見ている。
2024年5月31日(金)
Ⅴと比べるとかなりグラフィックが進化していて、奥行きがある感じとか、本当に空を飛んでいるような質感とか、表現力がすごい。マップ内オブジェクトも凝っている。
人間関係もなかなか複雑で見応えがある。
かなりたくさんのキャラに名前をつけさせられている。
もう名前のネタがなくなりそうだよ……何人いるんだ……。
自分のつけた名前でしかキャラを認識できないため、クリア後にググって出てきたキャラに「誰だ、おまえ!?」と戸惑いそうである。
複数人で歩いているときに、前の人たちはふたりきりで会話をしていて、遅れてついていくふたりは後方でまったく別の会話をしている……というような旅のリアリティが好きだなー。
ただ、Ⅴの戦略的な奥行きが好きだったものとしては、今のところ戦闘や育成の自由度がかなり低めで、ちょっと寂しさもある。できることが少ないので、結局同じような戦い方になりがち。
魔石が出てきたから、ここから先はちょっと自由度が上がるかな。
あと、ⅤやⅢをやったあとなので、「シナリオが……とにかく暗い!!!」とか「パーティ内で恋愛沙汰すんな、次やったら追い出すぞ!!!」などと思っている。ろくなことを思っていないな……。
なんとなくファイナルファンタジーはパーティ内恋愛が多そうな印象があり(※印象があるだけで実態は知らない)、RPGにおけるパーティ内恋愛地雷勢としては、かなりピリピリした空気になってきている。
いったいどうなってしまうんだ。
#ゲーム
2024年5月30日(木)
自分のコンディションが悪いのもあるが、早急なストレス解消が必要だった。
ということで、きょうは電車に乗ってショッピングモールまで行き、ほしいものを買いまくることにした。
ちょうど使っていない図書カードNEXTがいっぱいあるし、本屋で好きな本でも買おう。本以外もバンバン買っていいことにしよう。
はりきって準備をしたのはいいものの、結局、文庫本2冊、ブックカバーひとつ、家でリングフィットアドベンチャーするとき用のエアリズムのズボンを一着買っただけで終了してしまった。
浪費の内容がショボいため、ストレスがあまり消えなかった。
もっと文庫本をたくさん買ったほうがよかったかな……他にもいろいろ雑貨とか買えばよかったか……と、もやもやしながら帰宅することになってしまった。
節約とダイエットをやらなきゃという強迫観念があって、どうしても金額をセーブしがちなんだけど、ストレス解消としてはドカンと買ってあげたほうがよさそうな気も。難しいバランス。
文庫本は伊吹亜門の「刀と傘」と「雨と短銃」。
「刀と傘」が大好きでフィーバーしたのに、「雨と短銃」を読んでいなかったんだよなー。読むの楽しみ。
最近は、作家買いするのはしっとり系の作家さんばっかりになってきている気がする。
連城三紀彦、エラリイ・クイーン、伊吹亜門など。他にもしっとり系を探したくなってきた。
2024年5月28日(火)
ヤーレンズに丸美屋のCM仕事が来るというミラクルが発生していた。
真空ジェシカが提唱する「M-1で一番やるべきことは、ネタのなかに企業名・商品名を入れてCMをもらうこと」論の正しさがまた証明されたなー。
優勝した/しない、結果が出た/出ないにかかわらず、CMの仕事は来たほうがいいし、CMになることでまた久しぶりにM-1のネタを思い出してもらえるというお得感もある。
ただ、この作戦で上手にCMをもらえている例は、意外とあまり見ていない気がする。
ミルクボーイくらいすんなりCMをもらえていたら気持ちいいだろうな。
これ系だと、いつのまにかR-1宣伝隊長にさせられていた井口さんが好き。
#お笑い
2024年5月27日(月)
凄まじく丁寧に作られたモキュメンタリーだった。
真相を明かしすぎたら興ざめだなと思っていたのだけれど、いい感じにぼかされていて、あとは視聴者のご想像にお任せ……という優しい感じになっていた。
最後の最後で、怪異の討伐にロマンスの要素が付け加わるのもすごかったな。
イシナガキクエとはいったいなんだったのか。どんな霊障があるのか。など、怪異の詳細についてはまったく語られなかった。本当に存在しているのかどうかも正直謎だが、討伐されると写真に変化が起こるあたり、たぶん存在してはいるんだろうな。
第1話での展開を見ていると、写真を引き金とする認識災害っぽい部分もありそうだが、大部分は不明。
ここまで完全に不明な存在であるにも関わらず、確かに怖いのがテクニカルだと思う。
最近、ジャンプスケアって、あってもいいけどありすぎると下品だよなと感じていて、ジャンプスケアの少ない作品を探していたのだけれど、イシナガキクエはまさにジャンプスケアからの脱却を見事に果たしている、理知的で静かなホラーだ。
ここから先は脱線的な話題になるけれど、以前にホラーゲームが好きだと言っている知人におすすめのゲームを聞いたところ、ジャンプスケア系(バイオハザードなど)しかなくて、「ジャンプスケアじゃないのはないの?」と訊いてしまい、微妙な雰囲気になったことがある。
たしかに、当時のホラゲというジャンルはほぼほぼジャンプスケアありきなところはありそうで、例外のほうがおそらく少なかった。その知人は別に悪くはない。
しかし、これをホラーの定番のように呼ぶのはあまりに動物的ではないか?とジャンル全般にモヤモヤした。
映像分野についても、ジャンプスケア込みの作品が多いような体感があり、Jホラー映画が衰退していった原因って、そういうところなんじゃないのか?と憤慨していたりする。
「ホラー=ジャンプスケア」という方程式が定着してしまえば、ジャンプスケアが苦手な人はホラー映画そのものを見なくなる。動物的・即物的な演出に頼りすぎると、映画の内容自体も薄くなる。一度見ればそれでいいか、という使い捨ての作品になってしまいそうだ。
もちろん、スパイスとして効果的に活かせる作品もあるけれど、無駄に多用してしまうような作品も散見される。なにより、視聴者に深く思考させ、感情移入を行ったうえで恐怖が襲いかかってくるようなホラー作品と、その思考を必ず中断させるジャンプスケアとはあまり相性がよくないと思う。
「変な家」や「近畿地方のある場所について」など、ホラー小説が最近ブームなのも、ジャンプスケアが苦手な層にも、文章ならリーチできて、客層を広めに取れるなのでは?と考えている。「近畿地方のある場所について」の写真のパートは軽いジャンプスケアなのでは……?という気持ちもあるが……。
ということで、大幅に脱線はしたけれど、昨今のモキュメンタリーブームは、即物的な見た目の怖さだけではなく、視聴者に思考を要求する複雑な怖さを重視する作品が増えてきているという証拠でもあると思う。単純に考察系というジャンルそのものが人気というのも追い風になりそうだ。
この調子で、ジャンプスケアに頼り切らない作品作りが進んでほしいな。畳む
#視聴メモ
前回は、懐かしい人たちがたくさん出演しており、同窓会のようだなと思った気がする。
今回は大会の雰囲気が一変。初出場組の大躍進がかなり目立って、フレッシュな空気になっていた。
そいつどいつの市川刺身さんがまさかの初出場、かつ優勝という快挙。
この芸歴と知名度で初めて「細かすぎて」に出ることがあるんだ……!と驚いた。
内容は非常にしょうもないんだけど、よね皮ホホ骨さんの「たぶん捕まる奴」が妙にツボに入って、めちゃくちゃ笑ってしまった。顔芸がよすぎる。
あとは怪しいエステシリーズのおいらさんもおもしろかった。
安定しているし、怪しいエステの解像度が高い。実際に行ったことがあるんだろうか?という手触り。
#お笑い