2025年1月20日の投稿[2件]
2025年1月20日(月)
2025年1月20日(月)
さかさな「おままごとのおわり。さかさな短編集」を読んだ。
「奈落の花園」もよかったんだけど、これはさらによかった……。
自分が百合に求めている関係性が、全部載せされていた気がする。
以前からいわゆる社会人百合に対する興味がやや希薄で(好きな作品もあるけど、あまりハマらない)、おねロリも倫理的に苦手で、それはなぜなんだろう……と自問自答していたんだけど、この短編集を読んだらちょっと理解してきたような気がする。
お互いの幼い部分を埋め合いながら、未熟な自分と向き合っていく行程にある百合の関係がとても好きで、(精神的に)子ども同士のカップリングが百合では一番見たい!と思っているのかもしれない。
あと、未熟な自分を認めた結果、これまでの百合の関係を一旦終わらせて、次のステージへと進んでいくという成長の過程が見えるのもとても好き。
それを「おままごとのおわり」と呼んでいるのもよすぎて、たまらない気持ちになってしまった。
偽りのおままごとが終わり、本当の人生が始まる。
そのとき、ふたりの関係性はもう一度始め直される。
一度すべて壊してから、また恋が始まる。
その奇跡の瞬間が、とても好きだった。また読み直したいな。
#読書
「奈落の花園」もよかったんだけど、これはさらによかった……。
自分が百合に求めている関係性が、全部載せされていた気がする。
以前からいわゆる社会人百合に対する興味がやや希薄で(好きな作品もあるけど、あまりハマらない)、おねロリも倫理的に苦手で、それはなぜなんだろう……と自問自答していたんだけど、この短編集を読んだらちょっと理解してきたような気がする。
お互いの幼い部分を埋め合いながら、未熟な自分と向き合っていく行程にある百合の関係がとても好きで、(精神的に)子ども同士のカップリングが百合では一番見たい!と思っているのかもしれない。
あと、未熟な自分を認めた結果、これまでの百合の関係を一旦終わらせて、次のステージへと進んでいくという成長の過程が見えるのもとても好き。
それを「おままごとのおわり」と呼んでいるのもよすぎて、たまらない気持ちになってしまった。
偽りのおままごとが終わり、本当の人生が始まる。
そのとき、ふたりの関係性はもう一度始め直される。
一度すべて壊してから、また恋が始まる。
その奇跡の瞬間が、とても好きだった。また読み直したいな。
#読書
第一弾を超えたできばえになっていた。震える。
第1話から気になる引きでグイグイ引っ張っていったが、4話で見えている景色が一気に切り替わるのが気持ちいい。
3話までは、飯沼一家の視点から、あるいは岸本良樹の視点からの物語だった。
が、最後の最後で、視聴者は少年・飯沼明正の視点からすべてを観測することになる。
家族に愛されなかった少年と、家族に愛されながら、別の家族のふりをした少年。
『理想的な息子・飯沼明正』としての岸本良樹をテレビの画面で見たとき、明正さんはどう思っただろうか……。
相変わらず、絵面が怖すぎたりすることはまったくない静かな作品なのだが、4話のやりきれなさや忍び寄ってくる怖さは非常に質がよかったと思う。
この感じだと、たぶん第三弾もあると思うので、とても楽しみ。畳む
#視聴メモ