2025年4月13日の投稿[1件]

瀬尾まいこ「そんなときは書店にどうぞ」を読み終わった。
瀬尾さんの小説を読んだことがないので、このエッセイが瀬尾さん初読み。
関西人らしい、ノリツッコミとボケにあふれた、優しいエッセイ。
ダジャレ社長のダジャレもいい味を出していて、何度となく吹き出してしまった。


特に好きなのが、ストーンズ(とカタカナで書いているのもめちゃくちゃ好き)の松村北斗さんが出てくるくだりで、(最初シックストーンズだと思ってました。トーンズの前のシックスが見えてるの、私だけでしょうか? 何の現象?)という素朴な疑問が提示されたところ。
そうか、なんでみんなすんなり読めるんだろうと思ってたら、みんなには見えていないのか、あのSix……納得。

地味に好きなのは、社長とのLINEのシリーズ。
「書店巡りをエッセイにしたい」と言った瀬尾さんに対し、社長が「水鈴社のnoteに書きましょう」と提案したあとのこと。
「誰かには読んでいただきたいので、(会社の)ノートに書くのはどうかと思います」
と社長にマジでLINEしているのが好きすぎて、何度も見返してしまった。
「noteというのはこれです」と真剣に返してくれる社長もじわじわと笑える。

内容とはまったく関係ないのだけれど、個人的に思い入れのある映画館・イオンシネマ高の原が登場したのが嬉しかった。
瀬尾さんの娘さんが「映画、高の原か四條畷で見ます」と松村さんに言ったら、松村さんが「高の原? そういう地名があるんだね」と返してくれたというエピソード。
かつてあのあたりを根城にしていた身としては、「そうなんですよ!! あるんですよ!!」とでっかい声で言いたくなった。いいところなんだよなー、高の原イオン。畳む


#読書

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