2025年11月の投稿[18件]

2025年11月18日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

YouTubeのおすすめ欄に突然、「この音楽をかけると、今年あなたの邪魔をしてきた人たちが全員去ります 高次元の光が邪気を払います」という怪しげな動画が出てきた。

なんとなくの好奇心で3分再生してしまったが、中身はふつうのヒーリング音楽だった。特にどうということもない曲で、背景には美しい花火の動画が流れている。
コメント欄を見ると、「わたしに◯◯したあの人が去りますように」という呪詛が大量に書き連ねられており、動画そのものの胡散臭さを指摘するコメントは見当たらなかった。
まだまだ自分の知らない世界があるんだな、と思った。

2025年11月17日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

花田菜々子「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年のこと」を読んだ。

波瀾万丈でドラマティックな実録本。
さまざまな人がマッチングする出会い系サイトで、ひたすらに相手に合いそうな本をおすすめしまくるという、嘘みたいな本当の話。
一応、恋愛目的でない人もいて、同性と会うこともでき、友だち作りや人脈作りに利用している人もいるサイトらしい。
当たり前だが、ヤリモクや変態も一定数いて、いろんな種類の人がひしめいているカオスな空間。

別居中の夫との関係の悪化、そして大好きだった職場・ヴィレッジヴァンガードが本好きにとって居心地のいい場所ではなくなってきたという焦燥感に突き動かされ、本が大好きな自分が、これからどう生きるべきなのかを追いかける、思考の旅に出る。

自分の人生に本当に必要なものはなんなのか。
夫との関係をどう精算するべきなのか。
ヴィレヴァンを辞めて、その先に新しい仕事を見つけられるのか。
迷いながら、知らない人とカフェでひたすらに出会いつづける。
その先にある、人生の答えとは。
出会った人のなかには、一生ものの友だちになれる人もいれば、気が合ったのに一度しか会わなかった人もいる。
まるでこの世界の縮図を見ているようで、心が躍った。

自分もまた、かつてのヴィレッジヴァンガードが大好きだった人間なので、最近のヴィレッジヴァンガードが、はぐれもののための風変わりな本を売る場所ではなく、かわいいキャラの雑貨やアニメの推し活グッズを売る店になってしまったことは非常に残念に思っている。いつのまにか、ヴィレヴァンの本のコーナーにはめったに行かなくなったなあ……。
業績もよくないらしいし、なかなか厳しい局面に立たされているのだろうな。

なお、この作品はドラマ化もされており、サイトで出会ってよき友人になった遠藤さん役は森崎ウィン、夫役は竹財輝之助だった。
竹財さんってやっぱりこのポジションなんだ……!と納得感があった。なぜか破局が似合う。
ドラマの中身、どんな感じなんだろう。

わたしたちは狭い世間のなかで苦しんで右往左往しているけれど、一歩外に出れば、自分で思う以上にさまざまな人がいて、それぞれに別の生き方がある。
出会い系サイトでの出会いの先にあるかもしれない人生のヒントを探す、長い長い旅。
手元にある本を通して、その向こうにだれかの人生の真実を見つける。そんな壮大な一冊だった。畳む


#読書

2025年11月16日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

小さめのお祭りに行ってきた。
焼きそばを食べて帰った。
ここ数日、なんとなくメンタルがどんよりしているのだが、すこし気分転換になったかな。
メンタルどんよりのときは、節約やダイエットのことは忘れて、できるだけいろんなことに手を出してみようかと思っている。

数年前からピアノの音がずれて聞こえるような気がしていた。
確かめてみると、やっぱり一音ずれていた。
かつて、ピアノを習っていたときの音階が体に染みついているというのが大きい気がするが、一度気にしだすとかなり気になる。
ネット検索すると、同じようにずれているという人がたくさんいた。
高い方にずれる人、低い方にずれる人、両方いるようだ。

昔使っていたピアノの調律がおかしかった、老化、薬の副作用、突発性難聴の一種などなど様々な要因があるようだが、病院で調べてもわからないことも多いようだ。
昔のピアノはちゃんと調律されていたし、ピアノの先生の家や学校でも弾いていたから、たぶんこれは違うのだろう。
今の自分がおかしいのだ。

音楽をやる人でなければ、生活に大きな影響はないのだろうが……できれば原因が知りたい。
正しい音に戻したいな。

2025年11月14日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する



「Unspottable」にハマっている。
「Unspottable」は、非常にシンプルなローカル対戦ゲーム。
不規則に動くロボットの群れの中に、プレイヤーキャラが隠れている。
どのロボットが自分自身なのかは知らされていないため、まずは群れのなかから自分を探すところから始まる。
自分を見つけたら、今度は他のプレイヤーを見つけ、そいつにパンチを食らわせたら勝ち。

ロボットたちはロボットっぽい動きをしているのだが、「相手を殴りたい!」「目的を達成したい!」という欲望がにじみ出てしまうと、動きが人間っぽくなり、敵に自分の居場所がバレてしまう。

ロボットたちの動きを真似して擬態しながら、相手を探し出してパンチする。
ルールはそれだけで、複雑な操作はなにもいらない。技術もいらない。
シンプルゆえに奥深くて、ついついプレイしてしまう。中毒性があるゲーム。

#ゲーム

2025年11月13日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

「ウエストランド井口と吉住の孤独アジト」を楽しみにしている。
「絶対におもしろい!」と予告の時点で確信していた組み合わせ。
このふたり、めちゃくちゃ落ち着くなあ……。

ここ最近、芸人ラジオとの向き合い方にすこし悩んでいる。
ネタが大好きで聞いているラジオでも、ちょっとの倫理観のズレやノレないネタが増えるだけでテンションが下がっていったりする。
聞いている番組の数はかなり減っている。

そんな迷いのなかに舞い降りた「孤独アジト」。
かなり安心して聞ける番組になりそうだと思う。
井口さんの「芸人と話している時間が一番楽しい!」「家にいてもつまんない!」という姿勢がいいんだよなあ。元気が出る。
こちらは井口さんを見ているだけで楽しい。
そんな井口さんのコメディアンっぷりに冷静にツッコミを入れていく吉住さんもすごくいい。これは今後も楽しみ。

#ラジオ

2025年11月12日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

「ペリリュー 楽園のゲルニカ」のムビチケを買ってしまった。
自分のメンタルはもつのだろうか……と戦々恐々としつつ。

なんとなく、月に一回か二回は劇場で映画を見たいな~と思い、意識的にムビチケを買っている。
11月後半はガルクラ総集編の後編、12月上旬はペリリュー。

あと、埼玉の民としては「平場の月」のご当地映画具合を確かめたいところなのだが、これは11月のうちに見ないと厳しいのかな。なお、内容はまったくわかっていない。

#映画

2025年11月11日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

韓国料理の店に行った。
なんとなく通りすがりに入ったので、口コミなどは特に見ずに。
チヂミと石焼きビビンバを頼んで、おいしく食べた。
接客の雰囲気はイマイチな感じだったが、味はよかったと思う。

帰ってきてから口コミを調べたら、★1のオンパレード。
主に、接客の態度が悪い、食べている途中なのに皿を下げられる、味もおいしくない、厨房で韓国語で悪口を言われていた、などなど、評価はさんざんだった。
なんだこれは……。

味はおいしかったけどな……と思いつつ、なんとなく怖いのでもう行かないかもしれない。
たしかに、食べ終わった瞬間に皿を下げられたのはちょっと気になった……ずっと怒っているような調子だった……など、口コミを見たあとで情報を補完すると違和感が思い出される自分が怖い。完全に情報に踊らされている。
口コミを見ない井之頭五郎スタイルになれれば、もっといろんな店が楽しめるのではないかと思う。でも、やっぱり口コミは見てしまうな。

2025年11月10日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

マンスーン「無職、川、ブックオフ」を読んだ。
オモコロライターのマンスーンさんが、30歳まで無職だった自分の人生について語るエッセイ。
独特の文体、詩情のある文章と、無職という特殊な状況がうまく噛み合っていて、じんわりしみるエッセイだった。

おもしろいのは、料理に対して非常にアクティブで、凝った海苔弁当を作ったり、チャパティを焼いたり、ちゃんと油で揚げたポテトチップスを夜な夜な親に隠れて作ったりなど、無職らしからぬ丁寧な調理をずっと行っているところ。
こういうマメなところが無職脱出につながったのだろうか。

無職って、意外と詩的な状態なんだな……と新しい発見ができる一冊だった。

#読書

クリームティーのお店に行ってみたい。
だが、自分のようなモサい人が行ってもいいのか、どんな服装で行くべきなのか、よくわからなくて保留になっている。
どうにか調べて、行きたいなあ。

2025年11月9日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

rebakeで、シュトーレンのおたのしみ便を頼んだ。
どの店のシュトーレンが届くかはおたのしみ。
12月の上旬に勝手に届くらしい。
シュトーレン購入が毎年の恒例行事になってきていて、すこし嬉しい。何がくるかなあ。

#買い物

2025年11月7日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する



「ACE COMBAT7: SKIES UNKNOWN」のSPミッションをやり終えた。
本編とノリがあまりにも違いすぎる……!
「ドラえもん」と「映画ドラえもん」くらい違うぞ!

本編はわりとまじめでリアリティのあるキャラが多かったのだが、DLCはテンションの高い漫画的なキャラがいっぱい出てきて、会話を見るだけでも飽きない。本編もこのノリでもよかったのでは。

特にトーレス艦長の狂人ぶり、ラスボスぶりは凄まじい。こんなん一回見たら忘れられないよ!!!
「100万人を殺すことで1000万人を救う狂人」から、「ただ100万人を殺したかっただけの人」に突然格下げされるのがおもしろかったなー。
海の底に沈んだ戦艦のなかから奇跡的に生還したり(なんと2年間も海の底にいたという)、砲撃への愛情が強すぎる砲撃大好きおじさんだったり(腕もめちゃくちゃいい)、艦長のために死を選ぶ仲間がたくさんいたりと、カリスマと実力を兼ね備えた狂人だった。
プレイヤー目線で見ると、どう考えてもヤベえやつだし会話も通じなさそうなのだが、どうしてここにカリスマ性が生まれるんだろう……怖いね……。
安元洋貴さんの怪演もキャラに合っていて、よすぎた。
最後、命乞いするわけでも、泣き叫ぶわけでもなく、高笑いしながら海に沈んでいくのも記憶に残りすぎる……これによって、本当に後戻りできないくらい壊れた人だったというのがわかる。
トリガーの鏡写しとして配置されているキャラらしいのだが、さすがに、こんなやつと鏡写しにされるのはトリガーとしても迷惑だと思う。荷が重い。
トリガーは無口なので、なにもコメントしていないけど。どう思ってるんだろうか。

トリガーの相棒として大活躍のカウントも、本編のときよりも明らかにテンションが高くて楽しそうだった。どうしてこんなにテンションに落差があるんだ。
本編では、懲罰部隊が好きすぎて、ロングレンジ部隊にはあまり愛着がなかったのだが、DLCをやったら、こっちの部隊も好きになってきた。チョロいぜ。畳む


#ゲーム

2025年11月6日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する



粗品さんのキングオブコント講評がおもしろかった。
飯塚さんの「芸人が芸人を演じるのは評価しない」という審査に関しての掘り下げが特に興味深い。
個人的には、このコメントにはそこまで引っかからなかったんだけど、SNSでは引っかかった人が多かったんだな。
「漫画家を題材にした漫画はよほど頑張らないと売れない」みたいな話。

粗品さんは審査員をどんどんやってほしいなと思うのは、こういうロジカルな評価ができるから。真面目に評価しつつ、プロレスもできるのが熱い。
お笑いが好きすぎて、全部をシステムとして俯瞰して見られるようなところがすごいなと思う。
粗品さんの姿勢は、倫理的にはどうなの?と思うときもあるんだけど、倫理的なあれこれよりもお笑いが好き、という軸は一貫しているのだよな。
準決勝と決勝の審査の乖離の話も論理的だなと思った。

「芸人を題材にしたコントは禁じ手」という流れで行くと、3年連続で芸人を登場させているファイヤーサンダーがいつも優勝を逃すのも、芸人という要素が足かせになったりしているんだろうか。

元祖いちごちゃんがすごく好きだったから、ここで褒められてて嬉しかったなー。あの間がいいんだよなあ。畳む


#お笑い

2025年11月5日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

おもしろい映画がまた見たい!という気持ちに突き動かされて、近所の映画館でやっている作品を調べたりするのだが、あまり見たいものがない。難しい。
「爆弾」でハードルが上がりすぎている。
あー、スクリーンでおもしろい映画が見たいぜー!

#映画

2025年11月4日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

「ちょっとだけエスパー」の1話と2話を見る。
野木亜紀子と大泉洋のタッグ!ということで、期待値はかなり高かった。

ほのぼの不条理系かと思いきや、かすかな毒を見せる1話。
そして、まさかの後味悪めエンディングに落ち着いた2話。「TRICK」かと勘違いするほど後味が悪かった。

1話は「野木亜紀子がこんなかわいらしい世界観におさまっているわけない……なにかある……」と思っていたのだが、2話で一気に距離を詰めてきた感じがした。
ただ、どこへ落ち着くのかはまだまだ予測できないという。
思っていたより不穏すぎなかったな。まだほのぼのの範疇には入っている。

「この話、どこへ向かってるの?」とハラハラドキドキさせる展開のキーとなっているのは、やっぱり岡田将生だと思う。世界を滅ぼしたいと思っていそうにも見えるし、本当のヒーローのような表情にも見える、なんか絶妙なバランスで不穏な演技をしているんだよなあ。

人生で負けた人たちを集めて、善行で世界を救わせる? なんで? なにか別の目的があるのでは?
と邪推させてくるのがおもしろい。

親交を深める前に相手の本心を知ることができる先回りのエスパーと、好きになってはいけない偽りの妻。恋愛との食い合わせが悪すぎるエスパーのスキルで、妻の心を救うことはできるのか。そして、常に無条件に自分を慕ってくれる彼女を好きにならずにいられるのか。
読心のエスパーと恋愛という組み合わせが凄まじく不穏で、絶対になにか起きるという予感を巻き起こしているのがいいな。
続きも楽しみだ。畳む


#ドラマ

2025年11月3日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

航空自衛隊入間基地での航空祭に行ってきた。

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エースコンバットとファントム無頼にハマっているので、本物の飛行も見たいな……ということで。

初めてなので、フル参加ではなく、ブルーインパルスだけ見られれば、という遅めの時間に入場したが、周辺の道も含めてすごく混雑していた。

30分ほど待ち、ブルーインパルスの飛行がはじまった。
すこし遠めの場所からにはなったが、かなりの迫力があった。かっこいい!
帰りに記念ステッカーも購入し、大満足で帰宅。
また行きたいな。
オープニング飛行も見たいけど、朝早くから行くのはかなり大変そうなんだよなあ。

#イベント

2025年11月2日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

映画「爆弾」、すごくよかった。
かなり露悪的かつ不謹慎な部分もあるため、「国宝」のような大ヒットにはならないかもしれないが、サスペンス作品としてはかなり良質。
安易な感動要素やキャラ萌え要素などに頼っていないところが無骨で熱い。
原作既読勢として、原作通りの不穏な感じが出ていて楽しめた。



酔っ払って自販機を壊すという些細な容疑で逮捕された男・スズキタゴサクが、『霊感』によって爆発事件を予言する。
予告された場所は時間通りに爆破され、警察は彼の予言が本物であると確信する。
この男が犯人であることを前提に密室での取り調べを行うのだが、本名不明、職業不明、住所不明、自称記憶喪失、予言以外の供述はデタラメばかりという八方塞がり。
それでも、警察は彼の霊感にすがるしかない。
果たして、スズキは本当に爆発事件の犯人なのか?
爆弾はいったいあと何個あるのか?

なんといっても佐藤二朗の怪演が凄まじい。佐藤二朗を見るための映画。
どうしても、福田組でちょけてるときの印象が強すぎるんだけど、福田組じゃないときは凄まじい演技力を発揮するんだよなあ……と、改めて確認した。
スズキタゴサクも第一印象は相当にふざけたオッサンなので、ちょけ系の演技の延長上にありそうかと思いきや、そのふざけっぷりもシナリオの深い部分に関係しているという。
実は全然ふざけてないんだ、という仕掛けがいい。

あと、山田裕貴も名演だったと思う。
こういう犯罪を阻止しようとする話って、熱血や感動の方向に話を振っていきそうなもの。
だが、山田裕貴演じる類家という男は、むしろ事件が深刻化するたび、感情を失っていくような表情をしていた。感情をオフにすることで頭脳を研ぎ澄ませているような印象。
目の奥になんの光もないような感じ、すごかったなー。
徐々に、類家のなかにあるスズキタゴサク的な部分が見え隠れするのがゾクゾクして、おもしろい。
ドアップになったときに青ひげが見えたりするのも、たぶんスズキに寄せるための演出なんだと思うが、攻めてるなあと思った。
イケメン俳優の青ひげ、今の技術なら消せると思うのだが、むしろ見せていくんだ、という。畳む


#映画

「爆弾」をレイトショーで見てきた。
仕事帰りなのでけっこう疲れたが、レイトショーの雰囲気に合う作品でよかったなあ。これは昼より夜に見るべき映画。
感想はまたあとで出力するとして、きょうは寝よう。

#映画

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