2026年1月23日の投稿[1件]

椎名うみ「青野くんに触りたいから死にたい」の最終巻を読んだ。

最初は恋愛ギャグ漫画だと思っていたが、徐々にガチホラー漫画となり、そして最後には純愛漫画として美しい着地を見せた。
最終巻で好きだったのは、恋愛という概念への向き合い方だった。
恋愛漫画って、「他者から承認される話」になりがちだと思う。ありのままの自分で、誰かに認めてもらえる、というような。

でも、恋愛って、他者と向き合うだけではなくて、なによりも自分自身と向き合うことなのではないか。
優里は、青野くんという他者ならざる他者を通して、隠されていた本当の自分を観測する。
自分自身と向き合うことで、青野くんがいなくても未来へと歩いていける。
1巻のころの彼女とはまったく違う、新しい自分になって。
優里がおとなになるための物語だったのかもしれないと思った。畳む


#読書

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