2026年1月24日の投稿[1件]

米田まりな「片付けてるのに片付かないので、東大卒の整理収納アドバイザーに頼んだら部屋が激変した」を読んだ。
絵がかわいくて読みやすい片付けコミックエッセイ。
使いやすいテクニックが多くてよかったのだが、個人的にはあとがきの一言に目を奪われた。

「大事なモノを1つでも誤って捨ててしまうと、その反動で、新しいモノを次々に買いたくなるのです。脳をマヒさせて捨てまくる、という片付け術もナシではないですが、片付けの目的は自己肯定感を高めることにつきます。片付けが原因で自分に自信をなくしたり、自分が嫌いになったのでは、本末転倒です」というくだり。
これ、すごく大事なことなのに、他ではあまり言及されていないよなと思っていた。

単なる片付けや掃除ならメリットしかないからやればやるほどいいのだが、断捨離に関しては、判断を誤ったときのデメリットが大きい気がしている。
「ハイになって家族のものまで捨ててしまい、離婚の危機」
「炊飯器や掃除機などの生活必需品を思い切って捨てたら不便になってしまった」
「入手困難な絶版本や思い出の品を捨ててしまい、後悔」
などなど、断捨離ハイによる失敗って、致命的なダメージに繋がる場合が多々ある。

そこまで極端な方向へ行かなくても、大事なものを捨ててしまった経験は、代替品を買うストレス解消に繋がりがち。
断捨離は自分を救う行為であると同時に、自傷行為の側面もあるということを知っていなければ、適切な断捨離はできないと思う。
基本的に手持ちのお金で現状回復できないようなものは捨てないほうがいいし、捨てるにしてもよく考えてから最後に捨てたほうがいい。
「とりあえず捨てろ!」と語るのではなく、「捨てたら自己肯定感が下がるものは捨てるな」と言ってくれるのが優しくて印象に残った。畳む


#読書

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