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金曜ロードショーでやっていた「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」を見る。
最近はあまりついていけていなかった劇場版コナンだが、これは見ないとだめだろう!ということで。

公開当時から気になっていたエピソードだったけど、ようやく見られた。
「揺れる警視庁 1200万人の人質」のファンにはたまらない、松田&萩原のエピソード追加がよすぎる。
ミステリ的にも二転三転する真相が楽しめて、そこまでアクション偏重でもなく、よかったと思う。

一週間しかみんなの前で生きていなかった人に新たなエピソードを盛るの、ハードスケジュールすぎるんだよな……。
今回、かなり細かく彼の最期の一週間のアリバイ概要が明かされたので、さすがにもうこれ以上追加する余白はないだろう……。
萩原の追加はないだろうと勝手に思っていたら、さりげなく盛り込まれていて、これもおもしろかったなー。

もういないはずの松田刑事の幻影に踊らされている人々のなかに高木刑事も含まれているのが熱い。
高木刑事が自分のなかの想像だけで松田刑事を演じるシーンがほんとうに見応えがあったなあ。
もう絶対に勝つことのできない最強の恋敵を、地道な努力によって超えていく強さ。
「もっと生きている松田刑事が見たい!」「過去エピソードがほしい!」と「揺れる警視庁」放映当時には何度も考えたものだけど、すでにどこにもいない人だからこそ、現在の時間軸の作劇のなかで新たに与えられる役割があるのだということが、非常に興味深かった。

それはそれとして、あの巨大サッカーボールを街に放つ行為はなんらかの犯罪に該当したりしないんだろうか?と出てくるたびに思う。危険すぎる。

#映画



映画「BLUE GIANT」を劇場で見てきた。
壮絶だった……!
原作は10冊以上あるっぽいので、かなり圧縮されているんだけど、圧縮されているおかげか、話の濃度がすごかったなあ。原作も気になるところ。
ライブシーンの音響がぐいぐい体の中に入ってくる感じで、すごく心を揺さぶられた。
そして、衝撃のラストにも心をグラグラさせられた。

コロナ禍でほとんど映画館に行かない生活を送っていて、たぶん最後に映画を見たのは2019年の「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」だった。
ここからはもっと映画を見る生活に戻していきたいな。

#映画

2017年版の実写の「美女と野獣」を見た。
実写版は二種類あるんだけど、これはディズニーのほう。
前からアニメ版を見直したかったのだけれど、せっかくだから実写で見てみるか、ということで。
ベルは、本と空想が大好きで知性を重んじるという属性がオタクにはすごく刺さるというか、共感しやすいキャラクターで好き。
エマ・ワトソンがこの知的なヒロインに合いすぎてて、かなりベストキャスティングだと思う。

曲もどれもクオリティ高くて、現在の感覚で聞いても名曲である。
どれも細部は違うけどほぼ同じ曲なので、アニメ版を思い出せる懐かしさもある。

あと、呪いで物にされちゃった人たちが、ちゃんと物のCGの状態と俳優さんの顔の雰囲気が似せてあるところとか、芸が細かくていいなー。
ちゃんと元の顔を再現してあるっぽい。

実写版で異質なのはガストンの存在感。
酒場のテーブルの上で暴れまわり、その場にいる全員に自分を讃えさせるミュージカルシーンは圧巻。
「グレイテスト・ショーマン」でもバーのカウンターの上で踊るみたいなシーンがあった気がするけど、こういうのってテンション上がるよな~。
野蛮で狡猾、女性をトロフィーとしてしか見ていないうえに簡単に人を殺してしまうという最低な悪役なのだが、自分の欲望に正直に生きているあたりが絶妙に憎めないというか、こいつはいったいどこまで道を踏み外してしまうんだ……というハラハラ感が楽しい。
醜い野獣と対比させるために、とことんまで『映える』男としてビジュアルが完璧に作られてるのがおもしろい。
これで、野獣を獣だけどめちゃくちゃかっこいい造形にしちゃったりすると、たぶん成り立たないんだと思う。
「こんなに見た目がかっこいい男が出てきても、視聴者はそちらになびかずにいられるのか?」と視聴している側のルッキズムの感覚を揺さぶられているような感じすらする。

そんなガストンだけど、なんとル・フウとの出会いのエピソードのスピンオフドラマの企画が持ち上がっているらしい。
2022年春に撮影開始だったはずが、現在は延期中なんだとか。
本編で悪役としてきれいに完結しているのでスピンオフはいらない気もするけど、どんな話なのか気になるなー。

#映画

「スーパー戦闘 純烈ジャー」の一作目が東映特撮チャンネルで無料配信されていたので見た。

公開当初は「なんなんだ……!?」としか思っていなかったが、見てみると意外とガチのアクションもので楽しい。
序盤の初戦闘で、銭湯に突然踏み入ってきた敵集団と、腰にタオルを巻いた状態で応戦する生身アクションシーンとか、めちゃくちゃ見ごたえあったなー。なかなかない絵面。

特撮勢としては、敵四天王のキャストが熱い。
メンバー4人中の3人が特撮出身である純烈となぞらえて、敵の四天王も3人が特撮出身という凝りよう。
残りの1人も絶妙に仮面ライダー俳優顔なので、混ざると境界がよくわからなくなるという調和感。
「仮面ライダーオーズ」より伊達さん!
「仮面ライダーエグゼイド」より花家大我!
「仮面ライダー鎧武」より初瀬ちゃん!
という、豪華なメンツも非常にいい。
個人的には、このなかだと伊達さんが好きなので、おいしい役どころで嬉しかった。
しかし、伊達さんの中の人を別作品で見かけるとたいてい悪役なのはちょっと寂しいな。悪い顔だけど……。
もうちょっと戦隊出身がいてもよくない……!?という気もするけど、ライダーで統一したほうがみんなわかりやすいのかな。
第二作目のゲストは中村優一と西銘駿らしくて、こっちもかなりビッグで気になる。

お話もしっかり作られていて、純烈の3人がすでにヒーロー活動をしていたことを知った主人公・後上さんが自分もヒーローになるために女神「緑のオフロディーテ」を探し求める過程がすごくおもしろい。
女神と心を通わせることで変身が可能になるという魔法少女みたいな設定もいいよなー。
あと、緑のオフロディーテはかわいすぎる。女神のなかで一番かわいいよね……。

中盤の盛り上がりポイントでの「おまえの今の心は……『純』でも『烈』でもねえ。ヒーロー以前にな、『純烈』失格だろ」というセリフが好きすぎる。
彼らはヒーローである前に純烈だったんだな……。
曲の使いどころもバチッと決まっていて、歌謡界と特撮界の間に橋をかける存在になりたい、というコンセプトとの調和を感じた。

#映画

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