タグ「お笑い」を含む投稿[103件](4ページ目)
2022年7月9日(土)
2022年6月20日(月)
真空ジェシカの「美容院」というコントを見た。
「怖いだけじゃなくて、笑える怖いコントが見たい!」
と雄たけびを上げていたら、怖くて笑えるコントのほうから歩み寄ってきてくれたのが嬉しい。
あまりネタバレしないほうがいい内容のような気がするので詳細は書かないが、特に意味がなさそうに見える序盤のシーンがだんだんと意味を帯びてくる恐怖展開が秀逸。
すべてを悟ったガクが全力でブルブル震えはじめるのも、ガクのキャラクターに合ってて好きすぎる……。
時間をとても贅沢に使っているのに、無駄な部分がまったくないのがすごくおもしろいなー。
#お笑い
2022年6月19日(日)
Spotifyの一発録り超長尺漫才企画、金属バットが来たら聞こう……と思っていたが、17日に来ていた。
メインはめちゃくちゃ知っているネタだ~~前に見たことある~~!!
と歓声を上げていたが、そこからのどんでん返し(?)がおもしろい。まさかの展開。
OPテーマのダサさをいじったり、最後はボツにしてきた小ネタを連打したり、全体的に自由でおおらかな、いつもの金属バットであった。大満足。
なかなかないおもしろい企画なので、他のコンビもちょっとずつ制覇していきたいなー。
金属バットはもともと気軽なしゃべくり漫才なので、30分聞かされてもまったく苦にならなかったが、ほかの人たちはどんな感じで30分という長大な尺を処理しているのか楽しみだ。
囲碁将棋、ロングコートダディ、ミルクボーイあたりが期待大。
#お笑い
メインはめちゃくちゃ知っているネタだ~~前に見たことある~~!!
と歓声を上げていたが、そこからのどんでん返し(?)がおもしろい。まさかの展開。
OPテーマのダサさをいじったり、最後はボツにしてきた小ネタを連打したり、全体的に自由でおおらかな、いつもの金属バットであった。大満足。
なかなかないおもしろい企画なので、他のコンビもちょっとずつ制覇していきたいなー。
金属バットはもともと気軽なしゃべくり漫才なので、30分聞かされてもまったく苦にならなかったが、ほかの人たちはどんな感じで30分という長大な尺を処理しているのか楽しみだ。
囲碁将棋、ロングコートダディ、ミルクボーイあたりが期待大。
#お笑い
2022年5月30日(月)
年始につくったウィッシュリストで、「お笑いDVDを5本見る」という目標を設定したが、そういえば何本見られただろうか……とふと思い出して数えてみた。
・第一回キュウ単独公演「キュウの新ことわざ辞典」
・第三回キュウ単独公演「猫の噛む林檎は熟能く拭く」
・第四回キュウ単独公演「猿の話 ー風は吹かぬが桶屋も儲かるー」
・錦鯉 独演会「こんにちわ」
・ランジャタイ「ランジャタイのキャハハのハ!」
・アンガールズ「ナタリー」
半分がキュウだが、すでに今年の目標は達成されていた。意外と早かった。
このペースで行けば、10本くらいは見れるかもしれない。
お笑いDVD初心者なので、スタートダッシュのつもりでいろいろ見ておきたい。
あとは、空気階段、バイきんぐ、アンガールズの最近のやつ、東京03あたりが見たいなー。
#お笑い
・第一回キュウ単独公演「キュウの新ことわざ辞典」
・第三回キュウ単独公演「猫の噛む林檎は熟能く拭く」
・第四回キュウ単独公演「猿の話 ー風は吹かぬが桶屋も儲かるー」
・錦鯉 独演会「こんにちわ」
・ランジャタイ「ランジャタイのキャハハのハ!」
・アンガールズ「ナタリー」
半分がキュウだが、すでに今年の目標は達成されていた。意外と早かった。
このペースで行けば、10本くらいは見れるかもしれない。
お笑いDVD初心者なので、スタートダッシュのつもりでいろいろ見ておきたい。
あとは、空気階段、バイきんぐ、アンガールズの最近のやつ、東京03あたりが見たいなー。
#お笑い
2022年5月25日(水)
「steady.」4月号の真空ジェシカのインタビューをようやく読む。
真空ジェシカは30代の人間にとって最高におもしろい、他の年代の人にはあまり刺さらない、というような評判をよく聞くけれど、それは彼らが00年代特有のネット文化(個人ホームページ、ニコニコ動画、mixi)をそのまま受け継いで、今もそういうネット文化の閉鎖的なオモシロのなかで生きている存在だからなんだろうな~、と思った。
昔の思い出話を聞かれて「ガチムチパンツレスリングを見てましたね」なんて言い出すのは川北さんくらいだろう。
「まーごめ」のミーム化なんて、あの当時のネットスラングの在り方そのものだしなー。
その「俺たちだけが共有している特別なフレーズ」をミームとして育てていくスタイルが、どちらかというと、お笑いというよりはかつての2ちゃんねるやニコニコ動画のノリに近いということに、最近ようやく気づきはじめた。
このインタビューで一番好きなのは、当時の彼女にクリスマスケーキをつくってもらった川北さんが、ウケると思ってケーキの入った箱をひっくり返してから開けたら悲しい顔をされ、そういうことを繰り返していたら振られたという話。
『相手が喜ぶと思って』余計な嫌がらせをやってしまうの、今の芸風と完全に地続きで、人としてはダメだが、芸人としてはすごくよかった。
川北さんの話はどこまで本当なのかよくわからないが、これがガチなんだとしたらおもしろすぎる……。
数ヶ月前、土砂降りのなか集まってくれたお客さんたちに、川北さんが「なんとこのタイミングで……雨が……止みました~!!」と発表してライブ会場が大盛りあがりしたが、外に出てみたらまったく止んでいなくて、お客さんを喜ばせるためについたウソだったという話が、THE・川北!という感じで好きすぎたのを思い出した。
「嫌がらせをしよう!」ではなく「雨が止んだって伝えたらみんな嬉しいだろうな」が発端なの、オモロなんだよなあ……。
#お笑い
真空ジェシカは30代の人間にとって最高におもしろい、他の年代の人にはあまり刺さらない、というような評判をよく聞くけれど、それは彼らが00年代特有のネット文化(個人ホームページ、ニコニコ動画、mixi)をそのまま受け継いで、今もそういうネット文化の閉鎖的なオモシロのなかで生きている存在だからなんだろうな~、と思った。
昔の思い出話を聞かれて「ガチムチパンツレスリングを見てましたね」なんて言い出すのは川北さんくらいだろう。
「まーごめ」のミーム化なんて、あの当時のネットスラングの在り方そのものだしなー。
その「俺たちだけが共有している特別なフレーズ」をミームとして育てていくスタイルが、どちらかというと、お笑いというよりはかつての2ちゃんねるやニコニコ動画のノリに近いということに、最近ようやく気づきはじめた。
このインタビューで一番好きなのは、当時の彼女にクリスマスケーキをつくってもらった川北さんが、ウケると思ってケーキの入った箱をひっくり返してから開けたら悲しい顔をされ、そういうことを繰り返していたら振られたという話。
『相手が喜ぶと思って』余計な嫌がらせをやってしまうの、今の芸風と完全に地続きで、人としてはダメだが、芸人としてはすごくよかった。
川北さんの話はどこまで本当なのかよくわからないが、これがガチなんだとしたらおもしろすぎる……。
数ヶ月前、土砂降りのなか集まってくれたお客さんたちに、川北さんが「なんとこのタイミングで……雨が……止みました~!!」と発表してライブ会場が大盛りあがりしたが、外に出てみたらまったく止んでいなくて、お客さんを喜ばせるためについたウソだったという話が、THE・川北!という感じで好きすぎたのを思い出した。
「嫌がらせをしよう!」ではなく「雨が止んだって伝えたらみんな嬉しいだろうな」が発端なの、オモロなんだよなあ……。
#お笑い
2022年5月20日(金)
ケビンスが、初めて漫才の動画を公式チャンネルにアップしていた。
たしか、昨年のM-1のときのやつと同じネタだ。また見られて嬉しい。
ネタ的にはオーソドックスなコント漫才なのだが、マイムのレベルが普通の漫才師とぜんぜん違うというのがケビンスのおもしろいところ。
山口コンボイという異様な笑顔のキャラクターによる肉体派漫才。
マヂカルラブリーはマイムをネタの中心に置いてメインディッシュとしたせいで物議を醸したが、ケビンスはそこまでエキセントリックなやり方ではなく、普通にありそうなやりとりのなかにちょこちょこ凄まじいマイムを入れることで独自の世界を完成させている。
これ以外のネタも見てみたい感じなんだよなー。
どっかで配信を買って見たいな~と思いつつ、こないだの単独の配信を見逃してしまったのが惜しい。
一番好きなのは、走ってる途中のバスから降りようとして落っこちてゴロゴロ転がっていくマイム。
#お笑い
2022年5月14日(土)
ランジャタイの100ボケ100ツッコミチャレンジをようやく見る。
真空ジェシカの100ボケ100ツッコミは人を笑わせようとしているのになぜか著しく傷つけてしまうシザーハンズだったが、ランジャタイは人を困惑の渦に巻き込み、そのまま消えてしまう妖怪だった。
ランジャタイという現象への解釈が完全一致すぎる……。
ランジャタイはどんなランキングでも必ず最下位を取ってしまうという業を背負っていることを前提にすると、タイムアタックゲームでのラストシーンがこういう形になるのは始まる前からわかっていたんだな……非常に論理的な攻撃……!
やっぱり平場でのランジャタイって、どこまでも『論理』なんだよな……という、何度目かわからない確認をした。
たぶん、これを見た人はみんな言及していると思うけれど、暴走して止まらない国ちゃんに対し、ゲストの志田さんが「パチンと叩いてください」と伊藤ちゃんにお願いするも、「いつも僕叩かないんです」と頑なに叩くツッコミを拒否するのが非常によかった。
国ちゃんがボケつづけることではなく、なにが起きてもそれを止めないことがランジャタイの最大のヘンテコポイントなのだが、国ちゃんのせいで迷惑している人が目の前にいて、叩いて止めることを勧められてもなお叩かないという一貫した行動を取ったことで、見ているだけで止めないことのヘンテコさがより際立ったと思う。
#お笑い
2022年5月4日(水)
東京03のコントをいろいろ見ているのだが、今のところ一番好きなのは「修学旅行」だ。
東京03のコントは、現実にあるイヤな場面をうまく切り取って、その『ちょっとイヤだな~』の瞬間を笑いに変えていくパターンが多い。
ひとつのシチュエーションのおもしろさで突っ切っていく感じ、というか。
長尺の「修学旅行」はそういう『ちょっとイヤだな~』のあるあるシチュエーションを超えて、ひとつのドラマとして楽しめるので、お得感があると思う。
「修学旅行」というタイトルで、教師が集まる部屋を舞台に選ぶ発想がおもしろいし、教師たちの個性もどこか漫画めいていて、見やすい。
教師の部屋の窓から不純異性交遊スポットが丸見え、という謎すぎる立地も、どことなく異様で笑える。
豊本の推理によってすべてが収束していく瞬間も気持ちよくて、完成度が高いと思う。
#お笑い
2022年4月26日(火)
真空ジェシカの「ペーパードライバー講習」が好きだ。
真空ジェシカのネタはどれも完成度が高く、何度見ても楽しいんだけど、これは特に楽しい。
「この前、ふらっと教習所寄ったら~」という出だしからして完璧だ。
なにより、教習所の治安を破壊する存在『ファントム』の異常性がおもしろい。
『ファントム』は、常に一つ前の車を運転していると思いこんでいる。
自分の車を自分が運転していると認識できないので、曲がろうと思ってハンドルを切ると壁にぶつかってしまう。悲しい化け物。こんなやつに免許を与えてはいけない。
ガクの背後に『ファントム』が迫りくるときの緊張感。
『ファントム』はガクの車を運転していると思いこんでいるので、ガクが『ファントム』にビビってスピードを落とすと、『ファントム』は「スピードが出てないな……」と思ってハチャメチャにアクセルを踏み込んでくるはず。即、追突である。
『ファントム』を振り切るにはスピードを出し続けるしかない。
平和であるはずの教習所に、リアルな死の可能性が何個もポップアップしてくる異常な状況がすごく笑えて、大好きな漫才だ。
#お笑い
2022年4月20日(水)
接客業をやっていると、世の中には『ちょっと変な人』や『面倒くさい人』が思っていたより多いことに気がつく。
セクハラ、クレーム、見下しは日常茶飯事。
距離感がおかしい人、自分を勝手に常連だと思いこんで傍若無人にふるまっている人、ちょっとでも注意されたらマジギレする人。いろんな人がいる。
もしかすると自分自身も、他人から見ると、そういう面倒くさい人の一面があるかもしれない。
問題は、そういう人に出会ったとき、接し方によって、自分の本性が垣間見えてしまうということだ。
そういう人がそこにいるということは、どう頑張っても覆せない。
来ないでほしいと願っても、何度でも来る。
そういう人に対して、笑顔でいつもどおりに接することもできるし、陰口を言わないこともできる。
しかし、たいていの人は、休憩室に帰ったら、その人の悪口三昧。
過度なストレスを受けたあとは、そうしないとやっていられないのだろう。
早く帰ってもらうために、わざとすこし冷たく接したりもする。
そういうときに視覚化されているのは、そのお客さんが面倒くさい人だという現実のみではなく、接客している自分の心が驚くほど狭かった、という事実でもあるかもしれない。
普段、どんなにいい人ぶっているとしても、接客者にもやっぱり醜い部分はあるのだ、と。
空気階段の「警察」はそういう人と人との距離感に目を向けたくなるコントだ。
突然、青年の家に訪れたのは、凶悪犯を探す警察を名乗る怪しい小太りの男。
しかし、どう見ても警察という服装ではない。
競馬場にでもいそうな風体だ。
そして、男がなぜこの家に来たのかが詳細に語られる。
やっぱり、行動理由のすこしおかしな人だった。
どう観察してもヤバい人なのだが、青年は追い出したりツッコミを入れたりせず、優しく聞いてあげる。むしろ不審な男に興味津々な様子だ。
やがて、この男が異常に癖が強いだけで、そこまで悪いやつではないということが視聴者にも伝わりはじめる。
行動の内容はちょっとヘンテコだし、正直迷惑な存在だけど、話を聞けば聞くほどに、彼には彼の人生があるのだということがわかる。
もっと彼の人生を知りたい。適度に離れた場所から見たい。
青年の心に、怖いもの見たさと、好奇心が押し寄せてくる……そんな気がする。
世間には、変な人には関わらないようにしようという風潮がある。
ちょっとでも「この人はヤバい」と感じたら、話を聞かずに距離を取る。
それが現代人の普通の行動だ。
でも、話を聞いてみれば、変な人にも変な人なりの人生がある。
たった一瞬だったとしても、その人とすれ違ったとき、人生が交わったとき、すこしでも優しい自分でいることができればいい。
「警察」を見ているうちに、そんな理想の優しい世界が垣間見えた気がした。
そのヘンテコな人とずっと付き合っていくほどの勇気は、もちろんないのだけれど。
#お笑い
2022年4月18日(月)
ジャングルポケットの「余命」というコントが好きだ。
医者から宣告された衝撃の余命は、『3分』。
あまりに短すぎる余命のなかで、最後にしたかったことを必死に達成しようとする夫婦の姿は、すごく笑えて、すこしせつない。
コントは『死』という題材と相性がいい。
「死にそうで、まだ死なない」という状況。緊張と緩和。
すごく深刻な状況なんだけど、どこか滑稽で笑える。
3分という余命は本当なのか。診断ミスではないのか。
見ている人間はみんな、誤診を期待しているだろう。
あまりにありえない理不尽な余命は、きっと嘘だろうと心のどこかで願っている。
そんななか、衝撃のラストへと向かっていくスピード感。
一瞬もムダな時間がないのがいい。
余命3分という極限状況の中で、自分なら何をするだろう。
そんなふうに思いを馳せるのもおもしろい。
#お笑い
2022年4月12日(火)
お気に入りのコント、パンサーの「銀行強盗」がよしもとの公式チャンネルにあって、繰り返し見ている。
それぞれのキャラクター性を逆手に取ったコントで、最後まで見てからもう一度見ると、見える風景が変わるのがおもしろい。
突飛なことはあまりやっていなくて、ネタの内容は非常にシンプルなのだが、それゆえに強いと思う。
もっとも重要な部分を見る人の想像にまかせているのも見ごたえがあって楽しくて、自分にとっての理想のコントだ。
#お笑い
2022年4月2日(土)
最近よく見ている、サツマカワRPGのロングコント「パン」。
R-1決勝のネタもよかったけど、サツマカワRPGにあの尺は短すぎると個人的には思っていて、この「パン」の尺はすごくちょうどいいと思う。
ピンネタにもこれくらいの余韻がほしい。
終始、静かなネタでありながら、何度も爆発的な笑いどころがあって、見ごたえがある。
R-1でこのネタをできたら優勝も夢じゃないと思うのだが、あの尺である限りは無理だろうなという複雑な気持ち。
歌ネタやリズムネタにはちょうどいいけど、おもしろいコントをやるには短すぎるよね……R-1の尺……。
こういう、当たり前のように存在している常識の構造をシンプルに一撃で破壊するタイプのお笑いが大好き。
構造をよく観察しているから、ピンポイントに弱点をついて破壊できるんだろうな~と毎回感心する。
#お笑い
この世には、毎日見てもいいと思える最高の漫才がいくつも存在するが、ママタルトのうどん屋のネタは間違いなくそのひとつだ。
もはやすべてが好きすぎる。
ここまでやっても決勝に上がれないM-1は世知辛い、と何度も思った。
店いっぱいに広がる4京個の玉ねぎをふたりで眺めた後の「1本くらい電話くれよなぁ!?」は何度見ても好き。
「4京ッス」の「ッス」のリアクションもいい。
「うどんは結構ですので、お代だけいいですか?」「うどん見せてお金もらうなおまえ!」もナチュラルにスーッと流れていくいいやりとり。
そして、なによりも好きなのは、笑顔で涙を流す大鶴肥満。いいラストシーンすぎる。
#お笑い