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2024年11月22日(金)
2024年11月16日(土)
どんな番組でも、この人がいれば絶対におもしろい!と信じられるふたりの対談、おもしろくないわけがない。
「念願の焚き火なのに、火がついていない!本当に焚き火なのか!?」というフリからの、ふたりで火をつける流れに疾走感を感じた。
ふたりとも、毒舌がおもしろいキャラクターだけど、言っていいことと言ってはいけないことのラインを非常に細かく見極められる、頭のいい人だなと視聴者に思わせるところが共通していると思う。
「ギリギリ炎上しないラインで暴れる」のは、「暴れずにおとなしくしている」よりも難しいはず。
このギリギリのラインを瞬時にアドリブで判断できる能力、本当にお笑い界に必要な才能だと思うんだよなあ。
これからのふたりも楽しみ。
#お笑い
2024年10月29日(火)
今年もやってきたぞ!
M-1グランプリの2回戦インタビュー動画。
2回戦くらいのタイミングだと、みんなリラックスして気楽にネタインタビューをやっている気がして、実はすごく楽しみな時間だったりする。
3回戦、準々決勝あたりだと、ネタよりもリアルなヒリつきが感じられるようになっていくからな……。
フースーヤは今年も楽しいなー。
いつもやっているやつだけど、息切れの時間がどんどん長くなっていっているように感じる。
ボソッと小さい声で「おなかすきました」と言ってるのが妙におもしろかったな。
「ポコチャ」という単語のおもしろ感だけですべてをやりきったのが、バカバカしくて最高すぎる。これぞフースーヤ。
#お笑い
2024年10月23日(水)
めちゃくちゃセンスあって、構成が凝っていて、そこに感情も乗っていて、いい。
設定としてはよくありそうな感じなのに、たくみに非日常方向へと話題をずらしていくのが気持ちいい。
さっそくYouTubeチャンネルをチャンネル登録して、別のコント「業界の圧力」を見る。
「おれ、戦後の未解決事件に、ほとんど関わってます」「カメレオン俳優ッ!」と「契約期間中、乙は売れてはならない」、「おまえが売れたらうちの事務所は終わりだ」が好きだな~。言語選びがよすぎる。
これ、すごく完成度高いし、もしかしたら2本めだったんじゃないかな~と邪推してしまう。来年も決勝に出てほしいな~。
#お笑い
2024年10月22日(火)
ここ三年くらいのなかで一番満足度が高かったかもしれない。
審査に関しては毎年荒れているようだけど、個人的には今回の審査には不満はなかった。
ほぼほぼ94点~96点あたりで処理している人たちは、もうちょっと差をつけてほしいなとは感じるけど。
飯塚さんが独自の信念を持って点差をつけているぶん、他の人たちの無難な採点が目立つ気はする。
今後は、飯塚さんにハマらないと優勝できないような状況になってきそうだな~。
じろうさんのコメントがすごく誠実でわかりやすくて好きだった。
ファイヤーサンダーの一本目、シティホテル3号室、や団、ニッポンの社長が特におもしろかったが、ラブレターズの一本目に一番度肝を抜かれたというか、これだけかなり別の軸のネタになっていて、好きだった。
や団やファイヤーサンダーのような職人気質のネタをたくさん見たあとで、最後の最後に『爆発する感情』が登場したことが、みんなの心を動かしたのではないかと思う。
ひきこもりの息子の服のポケットから出てきた、たったひとつのどんぐり。
そこから世界が広がっていって、実は彼はすでに外に出ていくことができていたというドラマが明かされる。
閉塞していた現状が打破され、両親の感情が爆発する、まさにその瞬間を喜劇として捉える。
昨年のサルゴリラは、ネタが精巧に作られているというよりは、演技や展開に円熟味があるのがいいなと思った気がするんだけど、ラブレターズもまさにそんな感じだった。
コントは人間の感情のドラマでもあるので、あまりにもきれいに作られすぎていると、非現実的だなと思ってしまう。そこに現実と同じゆらぎがあるとおもしろいし、論理で説明しきれない展開があってもいい。
そして、こういう感情の表現は、やっぱりある程度芸歴の長い人のほうが得意なのだろうと思う。
あと、ロングコートダディの二本目の豪華すぎるセットや、小道具を破壊しまくることでウケを狙うニッポンの社長を見ていると、よしもとの贅沢さを感じるな……という気持ちにもなった。お金が、かかっている……!畳む
#お笑い
2024年9月25日(水)
国ちゃんと大島さんの対談動画を見た。
テーマは「ランジャタイ国崎を作った100のコンテンツ」。たっぷり2時間くらいある。
「ふざけまくる国ちゃんから好きなコンテンツを聞き出すなんて可能なのか??」と心配しつつ見たが、大島さんがマジレスで返しまくるせいか、意外とちゃんと答えてくれていた。この空気感、新しい……。
後輩にマジレスされまくり、にこにこしながら回答してくれる国ちゃん、おもしろい。
「笑ってはいけない場面で笑ってしまう」「同じ動作をひたすらしまくる」といった、ランジャタイの笑いの原点のようなコンテンツや思い出が語られ、納得感の強い対談だった。
漫☆画太郎のトラックのシーンのあらすじをまじめに語るくだりが非常に楽しくて、じわじわくる。
かなり手前のほうから長尺で語り始めているのが、「いや、トラックのオチの説明のために、そんな手前から行きます!?」という感じでよい。
ジブリと古畑任三郎に関しては、かなり細かいシーンまではっきりと語っていて、やっぱり国ちゃんって記憶力や描写力がすごいよなー、と久しぶりに思った。
#お笑い
2024年6月25日(火)
前回は、懐かしい人たちがたくさん出演しており、同窓会のようだなと思った気がする。
今回は大会の雰囲気が一変。初出場組の大躍進がかなり目立って、フレッシュな空気になっていた。
そいつどいつの市川刺身さんがまさかの初出場、かつ優勝という快挙。
この芸歴と知名度で初めて「細かすぎて」に出ることがあるんだ……!と驚いた。
内容は非常にしょうもないんだけど、よね皮ホホ骨さんの「たぶん捕まる奴」が妙にツボに入って、めちゃくちゃ笑ってしまった。顔芸がよすぎる。
あとは怪しいエステシリーズのおいらさんもおもしろかった。
安定しているし、怪しいエステの解像度が高い。実際に行ったことがあるんだろうか?という手触り。
#お笑い
2024年5月28日(火)
ヤーレンズに丸美屋のCM仕事が来るというミラクルが発生していた。
真空ジェシカが提唱する「M-1で一番やるべきことは、ネタのなかに企業名・商品名を入れてCMをもらうこと」論の正しさがまた証明されたなー。
優勝した/しない、結果が出た/出ないにかかわらず、CMの仕事は来たほうがいいし、CMになることでまた久しぶりにM-1のネタを思い出してもらえるというお得感もある。
ただ、この作戦で上手にCMをもらえている例は、意外とあまり見ていない気がする。
ミルクボーイくらいすんなりCMをもらえていたら気持ちいいだろうな。
これ系だと、いつのまにかR-1宣伝隊長にさせられていた井口さんが好き。
#お笑い
2024年4月10日(水)
あれ以来、テレビでノブさんを見るたびに終王がよぎってしまい、集中が途切れる。凄まじい呪い。
ゴイゴイスーからの流れで生まれたキャラクターだろうと思うけれど、地上波の冠レギュラー番組の最終回を自分たち以外の人間に完全に任せるというのは、ランジャタイにしかできない蛮行だ。
そこでさらに、ピンでフル尺しゃべりつづけるというシチュエーションもなかなかない。悪夢のようで、印象に残りすぎる。
その後、「ジェシカ美術部」が通常回の延長上の最終回をまじめにやっていたのを見て、やっぱりランジャタイって変だな……と思った。
くるまさんが「自分たちの番組にも来てほしい」と言っていた気がするが、これから他の番組にも終王ノブが現れたら、本当に伝説になると思うので、ぜひやってほしい。すべての最終回を渡り歩く男。
#お笑い
2024年3月14日(木)
久しぶりに、こたけさんのリーガルチェックを見る。
単にチェックするだけでなく、ネタの品評を多角的にやってくれているのが好きなんだよなー。
吉住さんのネタの炎上の件やお抹茶さんの利用規約違反の件についても、偏りのない目線から一言添えてくれていて、丁寧だと思う。
実は、ネタの見どころのおさらいとしても優秀なコンテンツなのではないか……と最近気づきはじめた。
「そういえばそんなくだり、あったな……」と思い出せて嬉しい。
#お笑い
2024年3月9日(土)
甘いもの、やめよう……と心に誓うのであった。
崩壊した気持ちのままで「R-1グランプリ2024」を見る。
ルシファー吉岡と街裏ぴんくという、感情と人生の重みが載ったふたりが完全に流れを変え、フリップネタ勢をなぎ倒していった。
このふたりが大きく跳ねたのは、芸歴制限撤廃のおかげでもあるが、それ以上にネタ尺が1分増えたことが大きいのではないかと思った。
ふたりの影響によって、それ以降は厳しい点数が続く。これは出順が大きい大会かもしれない……という残酷な流れとなった。
このふたりがラストのほうだったら、他の人たちももうちょっと点数が高かったのではないか。
個人的に好きだったのは、毎年ちょっとずつ精度を上げてくるサツマカワさん、地上波に乗せるには危険すぎる毒まみれの吉住さん1本目、最後の最後に身一つで人生を作り上げたどくさいスイッチ企画さん。
ルシファーさんの2本目で、お笑いにおけるいわゆるコントパートを、コント内のおじさんがひとりで演じているという入れ子構造の状態が滑稽でめちゃくちゃ好きだったのだが、最終審査で一票も入らず、落胆した。
「見せ算めちゃくちゃ好きだったな~、何票入るかな」とわくわくしていたらどん底に突き落とされた、数ヶ月前のあの日を思い出した。
今後、ぴんくさんがどれくらいの温度感でバラエティを一巡するのかが非常に気になる。
あと、どうにかして、理音さんにもっとR-1チャンピオンとしての夢をしっかり見せてあげてほしい。これは本当に切実な願いとして。
しんいちさんが昨年からバラエティの新たな活路を見出して来ている気がするし、理音さんもここから活躍を増やしてほしい。
さて、『漫談』が久々の優勝を飾ったということで、来年は永田さんが優勝して、「ピン芸といえば、漫談である」というくらいのうねりを見せてほしいな……という新たな希望も生まれた。
来年に漫談でR-1に出ると、ぴんくさんの熱量と比べられてしまうのか……と思うとなかなかハードルが上がったような気もするけれど、来年も楽しみだ。
#お笑い
2024年3月4日(月)
お抹茶さんのネタもあんまり見たことないけど、それ以外はよく見かけるメンバーという感じ。
芸歴制限がなくなったことで、ベテランだらけの大激戦になり、例年よりもバチバチのバトルになる……という状態を運営サイドは狙っていたのではないかと思うけど、メンバーは撤廃前とそんなに変わらないという。
ということで、今回唯一のアマチュアからの決勝進出のどくさいスイッチ企画さんのネタを見る。
自分の出順が最後だと聞かされたときの、「アマチュアは一番最初に置くべきだと思います」という冷静なツッコミが印象的だった。
いったいどんな人なのかと思って見始めたが、めちゃくちゃテンポよくておもしろい!!
発想も独創的で好き。
絶対にピン芸人でなければ実現できないテンポ感で、至高のピンネタだと思った。
相手のセリフがないことで、スピードを上げると同時に想像力にも働きかけてるの、センスいいなあ。
顔がちゃんとクイズ王っぽいのも説得力ある。
「優勝するのを目標にしないと、みんなに失礼なので、優勝したいです」という誠実さあふれるコメントもあいまって、かなり応援したくなった。
#お笑い
2024年2月28日(水)
先週の予想通り、マユリカの優勝。
なにもしていないマユリカVSなにもしていないくらげ、という、作り物ではないナマのおもしろさのデッドヒートがおもしろい。
主に大悟さんの好みだと思うけど、作り込みすぎるよりも、ナマの人間の感情がそのまま載っかっているロケのほうが楽しい、というような評価軸がある気がする。
昨年優勝の真空ジェシカも人間ドラマだったし、やっぱりロケは感情やドラマがあったほうが見ごたえがあるのかもしれない。
さて、今回は、ともしげさん軸にしたらパッとしなかったモグライダー、完成度はかなり高いが、それゆえに作り物感が出てしまった真空ジェシカ、そして、ヘンテコお父さんと公園でひたすら遊ぶだけのマユリカの三本立て。
マユリカが優勝したのはほぼほぼお父さんのキャラがおもしろいからであり、構成もクソもあったものではない。
だが、カベポスター、ヤーレンズ、真空ジェシカなど、魅せ方重視で構成の上手なロケが多いなかで、くらげやマユリカの『本物』感はたしかに輝いていた。
ちゃんと計画できていない感じや、計画してはいるがから回っている感じが、めちゃくちゃ笑えるんだよなあ。
個人的にはくらげが優勝でもよかった気がする。
「くらげを優勝させたらまずいから、消去法でマユリカにしておこう」みたいな、M-1では絶対にありえないゆるい決着が楽しい。
ロケは経験を重ねればどんどん上手になっていくものだ。三年連続出場の真空ジェシカのロケの上達っぷりは凄まじい。
でも、上手になる過程で失われてしまう魅力は確実にある。
くらげとマユリカのロケには、そんな刹那の輝きが隠されていたという気がした。畳む
#お笑い
2024年2月21日(水)
久しぶりに「大喜る人たち」のチャンネルを見に行ったら、恐山さんがいたのでビビった。
しかも、かなりクリティカルな回答をしていて凄まじい。
大喜利出身だとは聞いていたけど、実際に大喜利しているのは見たことなかったんだよなー。
いつものメンバーのなかに恐山さんが混ざっているのが不思議な感じである。
急に「盛り下げ/盛り上げ」の関係性の構造が反転する「皇居で…」が好きすぎた。
ひわちゃんのリアルに嫌な盛り下げ方もよかった。
#お笑い
2024年2月17日(土)
そつなくこなす変化球のさや香、まったくボケないことでなぜか高得点を叩き出すくらげ、そつなくこなしているにもかかわらずくらげに喰われたヤーレンズという、ふしぎな結果となった。
くらげが場を荒らしまくったのが最高におもしろかった。
ちょっとのことですぐに感動して泣いてしまい、ほぼほぼずっと感極まっている渡辺さん、それに対してなにもツッコミを入れずに神妙な顔をしている相方……という異様な雰囲気のロケ。
本来、ロケ単品で見てみたら、凄まじくつまらないはずなのだが、千鳥のツッコミと合わさることで、奇跡の融合が起こってしまっていた。
その場の感動のノリでふわっと点数をつけたら、結果的に1位になってしまったのもおもしろが過ぎる。
昨年のダイヤモンドは、ギャグがつまらない、テンポが悪い、性格も悪そうに見えてしまうし人柄が伝わらないという、よくない要素の全部盛りになってしまっていた。
でも、ロケに慣れていない+ネタはセンス系という組み合わせだとそうなって当たり前だと思う。
今年はくらげ・ダンビラムーチョあたりが危ういかもしれないと思っていたんだけど、くらげは予想外のダークホースとなっていて、すごくよかったと思う。
街ブラは毎年、ロケにすごく慣れている人たちと、初めてロケをする人たちの経験の落差が如実に出てしまうのが見どころでもある。
ロケに慣れていないからこそ、その慣れていない部分を武器にして戦っていけるということをくらげは証明してくれた気がする。
変に飾らずに素の人柄を見せてくれているっぽいところもすごく印象がいいし、「なにもない」はずなのに妙に心に残るロケだった。
下手な小細工がないというところが長所として作用するのは狙ってできることではなく、ある意味、どんなテクニカルなロケよりも価値がある。
個人的な好みとしては、今回はさや香もめちゃくちゃ好きだった。
「ロケのお約束をぶち壊す」というのは街ブラにもっとも期待していることで、かつてランジャタイがロケの文法を理解したうえで破壊したあの展開をまた見たいと思っていた。
今回のさや香もまた、ロケの文法の破壊を目論んでいたような気がして、ニンマリできた。
「さすがに、そんなになんでもかんでも消えてなくなっているわけないだろ!!」と、やや構成があざとすぎるような感じはあるのだが、それも込みでロケの匠によるロケ破壊という作品として楽しめたと思う。
ショッピングモールが無惨に破壊されているところがなぜか地域住民に丸見えになっているくだり、街ブラ史上一番好きな風景かもしれない。
もったいないのはヤーレンズ。
おそらく優勝候補で、期待値としては一番高かった。
ネタはおもしろいし、ボケを乱発する芸風はロケ向きでもあるし、人柄もよさそう……と、負ける要素ほぼなしの状態だった。
しかし、こういう最強のコンビがなぜか落ちていくのが、街ブラあるある。
ヤーレンズのロケ中もずっと渡辺さんの顔がチラつきつづけてしまうという異常事態には笑うしかない。
ロケの出来自体はおそらく今のところトップレベルなので、ただただ出順という魔物に喰われた感じ。
来週は、ロケの匠・モグライダー、前回の王者・真空ジェシカ、平場最強だったマユリカ。どんな結果になるか、楽しみ。
なんとなく、マユリカあたりがトップをかっさらっていくのではないかと予想。畳む
#お笑い
2024年2月10日(土)
M-1は街ブラの前哨戦に過ぎない……というのは言いすぎだが、街ブラまで見て、はじめてM-1が完結するという感覚は確実にある。
毎年楽しみにしている街ブラ、今回は前半戦。
ロケ初めてでやや滑りつつも見事に伏線回収を決めたシシガシラ、意外と場馴れしている感じを出しつつきれいに滑っていたダンビラムーチョ、前回よりもこなれまくっていてめちゃくちゃ毒があっておもしろいカベポスター、の三本立て。
シシガシラ、ダンビラムーチョ、くらげあたりが昨年のキュウとダイヤモンドの悲劇を繰り返すのではないかとハラハラしていたが、前半戦ということもあり、シシガシラとダンビラムーチョは意外と和やかに終わったと思う。
こういう感じのが後半で来ると、たぶん厳しいんだよな……。
でも、ダンビラムーチョが局で甘やかされているくだりは異様に好きだった。
すごくあったかい素敵な空気と、滑りを容認して芸人の成長をストップさせるよくない甘やかしは紙一重なのだという謎の現実を急に突きつけられたのがおもしろい。
カベポスターのクイズ対決、家族ロケの概念を覆すおもしろさで、度肝を抜かれた。
前回のカベポスターはそんなに響かなかった記憶があるんだけど、今回は、浜田さんのご家族に金をちらつかせてクイズをさせ、さらに失敗させるというゲスの極みプレイが本当に笑える。
あいだに挟まれて、微妙に素の顔をしている浜田さんがまたいいんだよなー。
こういう劇的なロケがあるから、街ブラ-1はやめられない。
#お笑い
2024年2月4日(日)
引退した王者ではなく現役プレイヤーであるバカリさんがチェアマン代理ということで、昇太さんが司会になった直後の笑点のような雰囲気で、和やかに進行していた。
審査もなんとなくゆるめのような体感があり、いつものピリピリした感じはなかった気がする。
松ちゃん不在の物足りなさはおそらく確実にあり、バカリさんの無難な進行が肌に合うかどうかという部分で意見は分かれそうなんだけど、これはこれで楽しかったかなと思う。
個人的には、『松ちゃんが選んだ視聴者の答え』のコーナーがIPPONグランプリで一番好きな時間だったので、それが見られなかったのが非常にせつなかった。
そんなにおもしろくない答えにバカウケする松ちゃんとか、松ちゃんと視聴者が一緒におつまみ食べながら酒を飲んでいるような感じがチェアマンに求めているもので、プレーンな視点で見て無難に褒め称えるのはちょっと物足りないかなと思う。
でも、あくまで代理なので、今回はこれが大正解なのだろうな。
松ちゃん不在のなかでの振る舞いの最適解を瞬時に叩き出しているのがすごいと思った。
これはバカリさんか川島さんじゃないとできない仕事ではないか、と勝手に思っている。
川島さんはさすがの高得点で凄まじかった。通常運転。
得点が高いのもすごいんだけど、別ブロックが答えているときにガヤで的確なツッコミを入れているのもよかった。
これができるのとできないのとで、だいぶ視聴者のなかでの印象が変わると思う。
「朝の大喜利支配人」というフレーズもよすぎる。
今回出場組だと、田中さんとヒコロヒーの答えを見るのが好きだったので、また出てほしいなー。
#お笑い
2024年1月29日(月)
真空ジェシカと鬼越トマホークの対談のつづきがアップされていた。
めずらしいテンションと、普段あまり聞かない話題だったので、かなりお得感があって嬉しかった。
死んだ弟の棺を引きずっている芸人さんの話が壮絶すぎて、でも笑えて、凄まじい。
なんというか、テレビやラジオには絶対に載せられないし載せない芸人たちの領域を一瞬だけ覗き見た気がして、なんとも言えない興奮があったなあ。
干された人のその後みたいな話も含めて、刺激的で、それでいて自然体のトークでもあって……いつもはテレビやラジオ、劇場という濾過フィルターを通して見ている世界の、フィルターなしの状態に思いを馳せてしまった。
#お笑い
2024年1月26日(金)
映画化も決まったらしい、名探偵津田シリーズの第一弾をようやく見る。
フィクションの世界に突然放り込まれたら、人はどう振る舞うのか?
脱出条件がわからないなかで、チュートリアルキャラたちに導かれ、ものぐさ芸人は名探偵となる。
メタの世界で推理をさせられるのが楽しすぎる。
ある種のシンデレラ・ストーリーで、普段は悪態をついていじられてばかりの津田さんが、いつのまにか伝説の名探偵となってしまうというコンセプトが非常におもしろくて、見入ってしまう。
普通に生きている人は、生活のなかで「これはフラグだな」とか「証拠になるな」とは思わないので、「思い出してみてください。なにかあるはずです」なんて言われても、たぶん思い出さないんじゃないかと常日頃から考えているんだけれど、津田さんが一生懸命考えた末、ちゃんと思い出せるシーンでは毎回笑ってしまう。
ミステリー好きがやりたくてしょうがない「ドラマの探偵役」を、やりたくないのに無理やりやらされているという滑稽さも大変に好きで、たまらない。
ドッキリ企画がやや苦手で、「水曜日のダウンタウン」はたまにしか見ないのだが、メタの視点からドッキリの構造を紐解いていく名探偵津田シリーズ、どうにかこの先も続いてほしいなと思う。
ドッキリの本質は、嫌がらせやビックリ要素ではなく、現実と地続きの『フィクション』であることで、スタジオにいる芸人たちは『ドラマを見ている視聴者』だと捉えているの、あまりない冷静な着眼点だよな。オシャレだ。
#お笑い
2024年1月20日(土)
鬼越トマホーク喧嘩チャンネルの真空ジェシカゲスト回を見る。
「どんな組み合わせだよ!?」と戸惑ったが、フランクな感じでの本音トークのテンションが逆におもしろい。
三芳町民と板橋区民で東武東上線トークが盛り上がるのも、埼玉県民としてはうれしいな。
「人身事故で電車が止まるとき、だいたいときわ台だった」という、本当に一部の人にしか通じない、謎のあるある。
あと、川北さんがクラスの人気者だったくだりを、こんなに深く掘り下げているのはなかなか珍しいかも。
大学お笑い勢でも非よしもと勢でもない鬼越トマホークならではの、外側の視点から見た真空ジェシカが新鮮だった。
#お笑い
2024年1月14日(日)
前年は、最終的に「カゲヤマの記憶がどんどん鮮明になって、敗者復活戦の象徴のようになっていく」というよくわからない脳内状況だったが、2023年は「スタミナパンとフースーヤの記憶だけがどんどん鮮明になって魅力を増していく」という似たような状況にある。どういうこと?
もっと「エバースは今後伸びる! 二年以内にストレートで本戦まで行けそう!」「来年には令和ロマン枠になっているかも」みたいな、かっちょいい話がしたいのに、スタミナパンしか頭にない。
敗者復活戦のあと、スタミナパンがでぶチャンネル完全再現YouTubeをやりはじめたのが、くだらなくて最高に大好き。
でぶチャンネルにオリジナルツッコミを加えた「トシダに見せてみた」がアップされ、さらに完成度が増した感がある。なんの完成度を極めてるんだよ……!
シシガシラが「敗者復活戦の会場ではウケたかもしれないが、本戦はフィールドが違う」みたいなニュアンスの講評を受けているくだりがあった気がするけど、正直、敗者復活戦のお笑い観や会場の空気のほうが好きだったりもするんだよな。
スタミナパンでゲラゲラ笑って、カゲヤマでなごんで、ランジャタイが「国民最低~~~!!!」と叫び散らし、トム・ブラウンがキモくない漫才に負けてズッコケて……みたいなムードって、本戦ではあまり存在しない気がする。
おもしろければなんでもいいはずなのに、実際のところはテクニカル点の配分が大きくて、歌ネタや下ネタ、しょうもないネタや大喜利ネタは徹底的に排除されていくような場所よりも、「本当にうんちしてま~~す」で大爆笑する場所のほうが、自分のお笑いの理想に近いような気がしてならない。
カゲヤマはKOCで爆跳ねしたし、スタミナパンも爆跳ねしてほしいな~と期待している。
#お笑い
2023年12月29日(金)
個人的にすごく好きなネタだったのに、会場が冷えた空気になっていて、大会直後は悲しかったのだが、よくよく考えると、あとからじわじわ効いてくるタイプのネタなのではないかと思う。
即効性はあまりないけど、記憶にはすごく残るネタ、というか。
ネタの構造としては、かもめんたるの漫才に近い気がする。
「ボケ+ツッコミ」というよりは、ツッコミが機能不全に陥っていて、「暴走する演説+振り回される人」みたいな構図になっている。
かもめんたる方式が好きな人間としては、こういうタイプのネタがもっとウケるようになってほしいけど、やっぱりちょっと「?」と思ってしまう時間が生まれるから、賞レースでの爆発力はないんだろうな。
久しぶりにかもめんたるの漫才を見返すきっかけができて、なんとなく嬉しい。
#お笑い
2023年12月25日(月)
うっかりしていて、敗者復活戦のAブロックを見逃してしまった。テレビをつけたらBブロックがはじまったところだった。あとで録画で見よう。
Bブロックの魑魅魍魎感、凄まじい密度だった。
エバースとナイチンゲールダンスを見たとき、ジャングルの奥地からようやく脱出できたような気持ちになった。鬼のような出順。
いや、スタミナパンとか鬼としみちゃむとか、めちゃくちゃおもしろかったけど。
でも、連続で見るものではないだろ!!!と全力でツッコんだ。胸焼けするわ。
Cブロックは最後がフースーヤで嬉しかった。
このあいだ配信ライブで見たネタが完成形になっている~~!!と、わくわくした。
フースーヤ以外だと、ななまがりがすごく好きなんだけど、今年がラストイヤー。残念。
ダイタクに期待していたけど、いつものネタで小さくまとまってしまっていて、爆発しなかった。
なんか、いつも三回戦や準々決勝のほうがちょっと風変わりなネタでガンガンウケてるような気がするんだよな。たしか、来年ラストイヤーだった気がするので、頑張ってほしい。
本戦は、さや香が好きすぎた。昨年よりもおもしろくなっていたし、爆発力あったと思う。
本当は2本目のようなネタで優勝したいんだろうな~という矜持も垣間見えて、泥臭い、『人間』を感じさせるコンビだなあと思う。
令和ロマンや真空ジェシカは賞レースのネタ選びを機械的に(一番審査員受けがいいようなネタを選び取って)こなしているような印象があるんだけど、さや香はネタを選ぶ時点で「ただウケるだけではなく、こういうタイプのネタでウケたい!」という強い感情が乗っている感じがして、すごく好感が持てるプレイヤーだ。
あとは、マユリカもよかったなあ。平場での大暴れも含めて、玄人っぽかった。
開始前に、個人的に優勝候補だと思っていたのはヤーレンズ。でも、1本目が強すぎて2本目のインパクトが薄れたよなー。
やっぱり、1本目を超えるネタを2本目に用意しておくことがすごく大事なんだと毎年思うけど、抱え落ちするのももったいないし、難しい。
昨年は平場がイマイチなパターンがあって、大会自体の雰囲気が上がっていかなかった局面があったけど、今年は平場がうまいタイプの人が多く、安心して見られた気がする。
さて、次はR-1かな。芸歴制限撤廃からの波乱が予想されるし、超楽しみ。畳む
#お笑い
2023年12月18日(月)
非常に久しぶりに見た気がする。
まったく変わらないテンションで、楽しい時間が過ごせた。
ドンココ、森本サイダー、や団の本間キッドなど、最近別の場所で見かけた人たちがガンガン出ていたのは嬉しかった。
「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」は、自分にとっては思い出深い企画である。
かつて我が家では、基本的に20時以降にテレビをつけてはならないという消灯ルールがあり、20時よりあとにやっている番組は、どれだけ流行っていたとしても見ることができなかった。
19時台にやっているアニメを大事に見る日々のなか、修学旅行があった。
修学旅行なら、消灯ルールは家よりも緩い。遅い時間のテレビが見られる!
そんな修学旅行先で、21時ごろに流れていたのが、「とんねるずのみなさんのおかげでした」の「博士と助手〜細かすぎて伝わらないモノマネ選手権〜」だった。
衝撃的だった。みんな、こんなにおもしろいものを夜に見ていたのか!?と雷に打たれたようになり、その後も、「細かすぎて伝わらないモノマネ」の文字を新聞で見た日には、ルールに例外を設けてもらってチャンネル権を勝ち取ったり、録画したりして見るようになった。
テレビのない大学時代を経て、バラエティやお笑いから遠ざかり、しばらくこの番組のことは忘れてしまっていた。長い時間が流れた。
しかし、2023年になっても、かつて見た懐かしいメンバーがまだ現役で出ていたのには驚いた。
牧田知丈、博多華丸、みょーちゃん、河本準一などなど。
お笑い賞レースは通常は新たな才能を発掘するための場であり、何十年も同じ場所に同じ人がいるというのは珍しいと思う。
「細かすぎて伝わらないモノマネ」は、賞レースというよりは、いつものメンバーが集ってワイワイ騒ぐという同窓会みたいな存在なのかもしれない。
気心の知れた仲間だから、だれが優勝しても特にヘイトは生まれないし、次の大会ではまた当たり前のように再会できる。
視聴者も、いつ戻ってきてもいいのだ。
あの修学旅行の日に見た風景が、まだあの日のままにそこにあった。
それがただただ嬉しい、特別な2時間だった。
#お笑い
2023年12月14日(木)
お見送り芸人しんいちとランジャタイは最強の組み合わせだと思っている。
しんいちさんをバラエティで活かすためには、あのキャラクターをいかにうまくいじれるかが肝となり、いじる側の手腕がかなり問われるのだが、同じグレープカンパニーの仲間であるランジャタイとの距離感は絶妙だ。
プライドが高くて性格の悪い陰気なお兄さんを、イタズラとスキャンダル好きの小鬼たちがからかって遊んでいるような構図が、非常に笑える。
今回は、スルメ、ダブルブッキング川元、こたけ正義感の三名とともに、それぞれが弁護士役、検察官役、裁判長役を演じ分けながら、しんいちさんが罪を犯してしまった場合の裁判シミュレーションをしていくという企画。
スルメさんと川元さんのキャラが濃すぎるし、タレコミをしてくる芸人たちが豪華すぎた。
女の子にZAZYの格好をさせてセックスすると最高に興奮するという話のあと、かまいガチのCMでふともも露出しまくりのZAZYが映ったところで、最高に笑ってしまった。
最終的に、ウエストランド河本さんが素でおかしいというネタに持って行ったのも好きだった。
こうもっちゃんと呼ばれているのもじわじわとおもしろいんだよな……。
しんいちさんは作られたクレイジーという感じがするが、河本さんはプレーンな状態でかなりヘンテコなのが楽しい。
#お笑い
2023年11月30日(木)
今年のキングオブコントについて考えるとき、必ず「演劇の稽古」の印象的なシーンを思い出す。
や団のコントが好きなのは、単純に笑えるから、ネタがおもしろいからというのもあるけれど、そこに人間の感情が丁寧に載せられているから、というのが大きいと思う。
それまで、灰皿を他人に叩きつけることをまったく厭わなかった伊藤さんが、人を殺せる灰皿に変わった途端、暴力を躊躇するのが好きだ。
その瞬間、単なる暴力キャラだった伊藤さんがひとりの人間に変わるように思えてならない。
そんな伊藤さんと、視聴者の感情が共鳴することで、余白や深みが生まれている気がする。
ただの嫌な人ではなく、ふつうに揺れる感情を持っている人なのだ、という事実に安心する。
暴力を安易にお笑いにすることが難しくなってきた令和の世の中だからこそ、『暴力を躊躇する』メンタルが笑いどころになっているのが興味深い。
コントは劇ではなくお笑いなので、感情の余白をもたせる必要は、本来はない。
ニッポンの社長の1本目のネタや、ゼンモンキーのお賽銭のネタは、システムに徹していて、感情移入の幅がないネタだと思う。それはそれでひとつの戦略なのだが、個人の好みとしては、もっとナマの人間の感情が載っかっているほうが楽しい。
アイデアやシステムがただ動いているだけのコントは、たしかに一時的にはすごく笑えるかもしれないが、システムの全容が明らかになった瞬間に、急激に現実への揺り戻しが起こるからだ。
そこに等身大の人間がいて、共感できるような人物として描かれているからこそ、描写に説得力が出るし、没入できる。
緻密なシナリオや、厚みをもたせた登場人物描写こそ、コントの醍醐味なのではないか。
や団のコントを見ていると、しみじみとそう思う。
#お笑い
2023年11月22日(水)
第1弾を見逃してしまい、大変悔しい思いをしていたが、第2弾はギリギリ間に合った。
前回、事件を解決したため『あの難事件を解決した名探偵』というていで話がスムーズに進んでいく序盤、死体が出てもすでに慣れきっていて軽く受け流していく中盤、だんだんと名探偵の自覚が生まれ、推理に没頭していく終盤。
みなみかわさんの名助手っぷりも相まって、素晴らしいバランスとなっている。
みなみかわさんのようなものわかりのいい人が主役だったらすごくつまらないと思うので、助手のポジションに持っていったのはファインプレーすぎる。
まじめに推理していた視聴者がずっこけるブラフといい、どっかで見たような既視感がありすぎて逆にどこで見たか思い出せない真相といい、単発二時間ドラマのクオリティに忠実で、非常におもしろいと思う。
そうそう、二時間ドラマって、推理面はそんなにガチじゃないんだよな……いつもどっかで見たトリックなんだよ……という。
二時間ドラマという虚無の繰り返しである世界観を踏襲することで、そこに批評性が生まれている気がして、やろうと思えばどこまでも深読みできてしまう気持ちよさがある。
死体を蹴る探偵、人が死んでもなにも感じない探偵、ひとりだけ違うメタ次元に存在している探偵、というくだりで、どうしても「メルカトル鮎じゃねーか!」と叫ばずにはいられない。
そうか、メルもドッキリの世界の住人だったからあんなふるまいだったのか。
自分がいる世界線が理解できなくなって壊れてしまうくだりは如月烏有っぽいし、名探偵津田、麻耶雄嵩と相性がかなりよさそう。
麻耶雄嵩という存在自体がドッキリみたいなもんだしなあ……。
この感じだと、たぶん第1弾は第2弾よりさらにおもしろいのでは!?という予感がするのだが、節約期間中なのにサブスクに入るのはよくないよね……ということで、思いとどまっている。そのうち見たいなあ。
#お笑い
2023年11月14日(火)
FXバトルロワイヤル2がついに終了。
いろんな意味で「それはダメだろ!!」という結果に落ち着いたが、ある意味、忖度していなくていいとも言えるのか。
・自動売買システムが損をしており、自動売買システムの画期的な宣伝にはなっていない
・人間勢もひとりしか得をしておらず、FXをやりたくなる動画でもない
という、証券会社の宣伝動画としては致命的なポイントが二点もあるのが逆におもしろい。
ただ、「おれならもっと自動売買システムをうまく使えるぜ!!」という人に対しては宣伝効果があるかもしれない。
お笑いとしては、予想外のチャートに心をかき乱され、互いに互いを裏切っていく人間たちと、淡々と無言で損をしていく自動売買くんとの対比がすごく笑える。
囲碁将棋・ダイヤモンドは両方とも、途中まではそこそこ順調に儲かっているくだりもあったのに、心が乱れたせいでどんどん落下していくのが、相場の難しさを感じさせる。
このあたりは、『お笑い』として成立させるために極端な行動に出ている部分もあるだろうけど。
FXに限ったことではないけれど、相場と向き合ったときに真っ先に感情を殺すことこそが、投資(投機)においてもっとも必要な、ただひとつのことなのだろうなー。
どれだけテクニックをマスターしても、知識を身につけても、それらが感情に勝てなければまったく意味がない。
最悪の相場や、予想外の相場に出会ったそのとき、いかに心を冷静に保てるか。狼狽しない心を培っていきたい。
そして、学べるラブリーシーズン10もはじまった。
難局で大損したテスタくんの近況が聞けそうで楽しみ。畳む
#お笑い
2023年10月29日(日)
今年もこの季節がやってきた!
M-1インタビュー動画巡回の季節!!
まじめにインタビューに答える者、一発ギャグの発表で終わる者、昨年を振り返る者……それぞれのスタンスが見え隠れする、今しか見られない貴重な動画が目白押し。
今のところ、怪奇とフースーヤが楽しかった。
二組とも、M-1を全力でエンジョイしてる感じがたまらないよなー。
怪奇はまたどんちゃん騒ぎをするかと思いきや、どんぐりたけしに萌えるだけの動画になっているのが意外性あってよかった。
この調子で、M-1関連動画を追いかけていたら、またいつのまにか年が終わっているんだろうな……。
もはや、いろいろ通し越して、年末の気持ちだ。
#お笑い
2023年10月21日(土)
終了直後の感想をざっくりメモしておく。
審査についてはこれからまた荒れそうなので触れないとして、それを抜きにしても、出順でこんなに大会が荒れること、あるんだ……という感じ。
カゲヤマとニッ社の出順が最後の方だったら、ファイナルのメンバーは全入れ替えだったかもしれない。
一番おもしろかったのはファイヤーサンダー。
ネタの着眼点があまりにもよすぎるところから始まり、最後まで失速させずに駆け抜けていく爽快感。
全体的に、人間ドラマを細かく描いているコントが少なかったのもあり、すごく輝いていたと思う。
優れたワンアイデアで突き抜けながらも、シナリオに人間の感情がしっかり乗っているのが好きすぎた。
や団は完全に出順にやられたのと、昨年準優勝で記憶に新しいおかげで、昨年を超える要素がないことが目立ったというのが敗因だろうか。
蛙亭の点が低いのも、「目新しいものがない」「もう芸風を知っている」が理由では?と思う。
や団は昨年、2本ともクオリティが高すぎて、やはり今年はやや物足りないネタではあったかな。今年のネタがよくないわけではなく、求められているレベルが高すぎる……。
そう考えると、芸風がまだ知られていない段階でインパクトを残せる初出場はかなり有利なのかもなー、と思う。
ニッ社は2本目が輝いていた。
グロ要素による減点はありそうだけど、勢いがあって好きだなあ。
そして、何と言っても外せないカゲヤマ。
始まる前のイチオシだったが、ここまで健闘するとは正直思っていなかった。
大会全体を揺るがす、とんでもない暴れまわりを見せてくれたのが楽しかった。
特に、2本目が意外と人間ドラマ系で好き。
1本目の序盤で期待させたようなドラマが、きっちり2本目に来ているのがバランスいいな。畳む
#お笑い
さらば青春の光のチャンネルのみなみかわさんゲスト回、『ハズレ映画を引いたら2時間地獄ゲーム』の企画を初めて見た。シーズン4らしい。
みなみかわさんが用意してきた5本の映画のうち、1本は神映画。残りの4本は愛すべきおバカ映画。
森田さんとブクロさんがそれぞれ1本ずつ選び、鑑賞したあと、映画の内容を語るという企画。
あらすじを聞いただけではおもしろいのかどうかはよくわからないため、語られていない裏側を推理しながら選ぶことになるが、この企画の本筋は映画を選ぶパートではなく、後半のハズレ映画解説パート。
なので、神映画を選ぼうとすると無理やり他のものに変更される。これはこれまでのシーズンでもそうなんだろうか……最初から当たりがチラ見えしていて、じわじわきてしまう。
後半、ふたりが選んだおバカ映画の解説が本当におもしろい。
あらすじを話しているだけなのに、変なツッコミポイントしかない。
「邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん」を彷彿とさせる。
やっぱり、おバカ映画に最適なツッコミが入る瞬間にしか得られない気持ちよさってあるんだよなあ、と思う。
ひとりで見ていたら自分で突っ込むしかないけど、他人(お笑いのプロ)がツッコミを入れてくれると、『壮大なボケ』+『良質なツッコミ』で完成されたコンテンツに魔改造されることがあるという……本来の楽しみ方ではないかもしれないけど、こういうの、テンション上がるよなあ。
この企画、これまでの回も見てみようと思う。
#お笑い