2023年2月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

体調があまりよくない、ぐったりと憂鬱な日々がつづいている。
「大逆転裁判2」と電子書籍で乗り切りたい。
「大逆転裁判2」は現在、第2話が終わりそうなところ。気になる描写が多くて、先が待ち遠しい。

そんななか、ずっと買わなければいけないなと思っていた、葦原大介「賢い犬リリエンタール」を全巻買った。
「ワールドトリガー」がこんなにも好きなのに、前作を読んでないのはやっぱりけしからん!!ということで、これから読む予定。
どんな感じなのか、楽しみだ。

2023年1月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

マンガワンのアプリで「ポケットモンスタースペシャル」の1巻を読んだ。
小学生のころに夢中で読んだ作品だけれど、令和に読んでもやっぱりおもしろい。

初期の相棒が御三家ではなくニョロゾなのがすごく好きだし、マチスとキョウをロケット団の一員という設定にしてしまうあたり、チャレンジ精神が旺盛でワクワクする。
コラッタとかポッポとかでもなく、ニョロモから丁寧に育てたニョロゾなのが、すごく強者っぽいんだよな。

マチスがレッドに10まんボルトを食らわせて気絶させ、海に捨てるという、ゲーム内ではありえないポケモントレーナーへのダイレクトアタックはいまだに衝撃的。
バトルが特別強いわけではなく、ポケモンを捕獲したり懐かせたりするのが超うまい主人公という設定も、絶妙に読者の心をくすぐるデキる主人公の概念で好き。
赤緑をプレイしながら、自分をレッドに重ねていた小学生は多かった気がする。

コミカライズはゲームの描写や展開に忠実でなくてはならないように思われがちだけれど、実はゲームとは全然違うほうが楽しめるのではないかという、コミカライズという概念への革命を起こしている作品だと思う。
ゲームとは全然違うのに、「ゲームの中でもこんなことが起きているんじゃないか?」と思わせる独自のリアリティが楽しいんだよなー。作り込みが半端ない。

#読書

「大喜る人たち」の動画には毎回癒やしをもらっているけど、特に「○○なM-1グランプリにありそうなこと」シリーズはどれもおもしろい。



今回の「地球が滅亡する前日のM-1グランプリでありそうなこと」も楽しかったなー。
ママタルト、真空ジェシカ、錦鯉、ウエストランドなどに混じって、さりげなく最近大流行中のちゃんぴおんずネタがガンガン食い込んできているのが熱すぎる。

「お前が還暦迎えたら、俺は死んでいる」を踏まえた上で「地球が滅亡してるとき、俺は大丈夫」を見ると文脈がつながっている気がして、ひわちゃんの回答がすごく好きだったなー。
ドローンのネタを拾ってくるサツマカワさんもよかった。細かい。

#お笑い

「大逆転裁判1」をクリアした。クリアまでのプレイ時間は27時間だった。
つづきから、ざっくりとプレイ直後の感想を。ちょっとネタバレあり。

ゲーム開始が2021年の9月ということで、1年以上かかってしまったということになる。
これだけ時間がかかったのは、ブーストのかかりづらいシナリオ構成だからだろうなと思う。
後味の悪い話、結局真相がわからないまま終わってしまう話、犯人にも事情があったというような話が多くて、いつものように巨悪や権力に立ち向かう爽快感はほとんどない。
そして、とんでもなく長い。
「逆転検事2」もかなり長いシナリオだけど、体感ではその3倍くらいあったような気がした。
「検事2」は飽きさせない工夫がうますぎるから、それと比べるのは酷かもしれないけれど。
味方キャラクターの描写は丁寧だし、ラストシナリオにおける伏線のはり方やロジックも見事なのだが、やっぱり「これだけ長いのに、あの謎もあの謎も投げっぱなしなの!?」という衝撃は大きい。

現在の我々は「大逆転裁判は、1と2を両方プレイして初めて完成するタイトルであるらしい」という前評判をざっくりと知っているから我慢できるけども、知らずに1だけ渡されたら激怒してもおかしくない。そんなオチ。
これほどの尺の物語を作っておきながら、一番気になる真相はなにも明かされていないというのはフラストレーションが溜まるよなあ……。

という商法に関する文句は置いておいて、本作における富める者と貧しき者の格差の描写はすごく丁寧で、興味深い。
金さえあれば無罪を買うことができるし、気に入らない人間を殺すこともできる。
一方で、貧しき者は偏見によって差別され、その貧しさゆえにさらに罪を重ね、陥れられていく。
徹底して偏見による差別や格差を描いていて、そういう描写は以前から逆転裁判シリーズにはあったと思うけれど、大英帝国というシビアな舞台だからこそ、余計に引き立つように思える。

また、そんな大英帝国において『シャーロック・ホームズ』という人物を非常に魅力的に描写しているのはポイントが高い。
今のところ、この作品における最大の魅力だと思っている。
いい人すぎてもダメだし、変人すぎてもそれはそれで魅力がないし、性格悪すぎるのも好きになれないということで、ホームズをそれっぽく描くのってすごくバランス感覚が必要だと思っているのだけれど、このホームズは独自の存在感があって、すごく惹かれる。
最初出てきたときには、性格がねじれているうえに迷惑な変人すぎて、とんでもなく殺意を覚えたものだけれど、実はその蛮行の裏で物事の本質を見ている……ということにプレイヤーが徐々に気づきはじめるのがおもしろい。
いつのまにか、成歩堂の心の師匠のような存在になっていたことに度肝を抜かれた。

大英帝国で愛されているおとぎ話のなかの主人公であるホームズは、推理の過程を飛ばして、その先にある『真実』をだれよりも先に導き出してしまうという超常的な観察能力を持っている。
しかし、万人に理解できる論理や推理を持たないため、その真実を他人に届けることができない。
成歩堂がその『真実という結果』に『推理という過程』を持たせるために、ホームズの推理をこっそり修正していく……という作業は楽しかったなー。これはもっとあってもよかった。
一足飛びに真実にたどりついてしまうせいで、みんながそれに追いつくことができない……という特性と、ホームズのカガクが先鋭化しすぎていて、まだカガクとして承認されていないせいで、ホームズの試薬で導き出した証拠は法廷で使えないという展開が結びついているのも、うますぎると思う。
これ、2でどうなるんだろうなー。引き続き、2をやっていく予定。畳む


#ゲーム

インドカレーを作りたい!

急に思いたち、稲田俊輔「だいたい1ステップか2ステップ! なのに本格インドカレー」という本を参考にしつつ、初のインドカレー作りにチャレンジした。

・必要なスパイスを買ってきて混ぜる
・調合したスパイスを肉・玉ねぎと合わせてフライパンで炒める
・水とトマトを入れて10分煮る
・吸水させたバスマティライスを炊飯器で炊く
・皿に盛ってできあがり!

今日作ったチキンカレーの工程はこれだけ。かなり簡単。
煮込む必要がないので、むしろルーで作るより早いかもしれない。スパイスさえ作ってあれば。
見た目がいいし、味も本格的でけっこうおいしい!と思ったのだが、カレーにうるさい家族は「まだまだだね」という顔をしていた。
残ったスパイスを使って、もうちょっと頑張りたい。

ごはんをバスマティライスにするだけで、もうめちゃくちゃおいしいように感じられるという不思議。
バスマティライスそのものがうますぎるだけ、という説もある。

#料理

ちいかわの更新を楽しみにしている。

あのことでかつよの話が好きで、今後に期待していたのだけれど、そこにモモンガとカニちゃんという相似形が現れたことで、さらに深みが出そうな気がする。

かつてちいかわだったけど、今はもうちいかわではなくなったあのこ。
かつてちいかわで、今も心はちいかわだけれど、ちいかわの肉体を失ったでかつよ。
かつてでかつよだったけれど、今はマイペースに自分の道を行くモモンガ。
そして、今も昔もちいかわであるカニ。

どちらも、見た目は同類に見えるけれど、中身は相容れないというコンビになっているのがおもしろい。
モモンガの中身がでかつよだと知っていたら、カニちゃんはきっと友だちにはならなかっただろう。
モモンガが元の体に戻ったら、あのこは本能のままにモモンガを殺してしまうかもしれない。

これまでは、モモンガを元の体に戻してほしいと思って読み進めていたけど、ここに至って、もう戻ることはないのだろうなという実感が出てきたように思える。
なぜなら、もうモモンガもでかつよも、自分なりの生き方と、新しい友だちを見つけたから。

過去にどんな自分だったかというこだわりを捨て、現在の自分にとってふさわしい人間関係を選んで生きていくという展開はとても現実的で好きだ。
「いつか戻るんじゃないか」と過去にこだわっている読者を置いて、ふたりはこの体のまま、未来へと歩んでいくのかもしれない。

ただ、この世界のどこかには、たぶんモモンガを元に戻してしまえるような装置も存在していそうなので(一個は壊したけどまだまだありそう)、このあとで元の体に戻って、ふたりとも友だちを失うという展開もありえるのが、ちいかわの怖いところだ。

Kindleで「同窓会 アパシー 学校であった怖い話1995」を読む。

アパシーシリーズは、SFC版と比べると同人っぽさが強くて、いまいちな話もちょこちょこあるのだけれど、これはSFC版に近い雰囲気でよかった。

おとなになった六人が新聞部の部室に集まって、もう一度七不思議の集会をするという話。
漫画家として大儲けしている細田、学園で教師をしている新堂、結婚している福沢……というあたりのほどよい現実味から、いまだにニートをやっている荒井という、えげつない未来に突き落とされるのがいいな……。
そして、六人が部室に集まって集会をしたことによって、また不思議なことが起きてしまうという展開がSFC版のIFっぽくてよかった。
日野さんだけ怪異の影響を免れてるのもそれっぽいよなー。

#読書

荒木あかね「此の世の果ての殺人」を読了。
第68回江戸川乱歩賞受賞作。

2021年、「テロス」と呼ばれる小惑星が発見された。
テロスは2023年3月7日に地球と衝突し、その衝撃で30億人が死亡する。
その際に発生する大量の粉塵が太陽光を遮るため、生き残った人類に待っているのは餓死か凍死のみだ。
人々はパニックに陥り、暴動や集団自殺に至ったり、自分の街を捨てて国外に逃げたりしていた。
そんななか、残り67日で世界が滅ぶという状況下で、主人公であるハルは教習所に通い、免許を取ろうとしていた。教習所のイサガワ先生とともに。

小惑星の衝突による世界の滅亡と免許センターという、見るからに異質な組み合わせからスタートし、このふたりが連続殺人事件の犯人を追いかけていくという疾走感のある展開がすごく楽しかった。
正義感に突き動かされ、末世でも執念で殺人犯を探すイサガワのキャラクターも危うくていい。
ハルはどうして免許を取りたがっているのか?
イサガワはなぜ免許講習をしてくれているのか?
そして、約2ヶ月後に世界が滅ぶことがわかっているのに、犯人はなぜ人を殺すのか?
細かい謎が散りばめられていて、飽きずに最後まで読めた。
ハルとイサガワがふたりでドライブしているシーンが多いんだけど、車のなかで気だるい雰囲気でだらだらしゃべっているのが好きだったなー。
女性ふたりと世界の終わりという組み合わせにはやっぱり弱い。

#読書

「ASTRO's PLAYROOM」をエンディングまでクリア。

ある程度の試行錯誤は必要だが、アクションゲーム初心者でも問題なくクリアできると思う。
クリアといっても、まだアーティファクト集めやガチャ集めがあるので、とりあえず一区切り、といったところ。
一周するのは簡単だけど、コンプしようとするとけっこう難しめ、という調整がほどよくて、とっつきやすい。
ほどよい難易度のアクションゲームを通して、PS5コントローラーの独自機能のすべてを体感できる。
細かいアニメーションやPlayStationに関する小ネタも楽しい。良作。
無料でプレイできるゲームで、ここまで完成度が高いのは嬉しいな。

#ゲーム

澤村御影「准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき」1巻を読んだ。

2021年にドラマが放送されていたらしい。
怪異を収集する准教授と、ある出来事から孤独になってしまった大学生がタッグを組み、怪異が起こしたように見える不思議な事件を解決していくというミステリ。

推理をがっつりやるというよりは、そこにある人間関係やホームズ役&ワトソン役の心の交流が中心。キャラミスっぽい感じ。
ふたりとも自分の身に起きた理不尽な出来事を解き明かすために『怪異』との接触を求めていて、事件が本当に怪異によるものなのか、それとも人間の手で起こされたものなのかを徹底分析していく。

性格描写はやや萌え寄りであざといが、キャラクター性がはっきりしているので読みやすく、先も気になる感じでよかった。
ライトで読みやすいので、疲れたときにまったり読むのにいいかも。
続きも読んでいきたい。

#読書

2017年版の実写の「美女と野獣」を見た。
実写版は二種類あるんだけど、これはディズニーのほう。
前からアニメ版を見直したかったのだけれど、せっかくだから実写で見てみるか、ということで。
ベルは、本と空想が大好きで知性を重んじるという属性がオタクにはすごく刺さるというか、共感しやすいキャラクターで好き。
エマ・ワトソンがこの知的なヒロインに合いすぎてて、かなりベストキャスティングだと思う。

曲もどれもクオリティ高くて、現在の感覚で聞いても名曲である。
どれも細部は違うけどほぼ同じ曲なので、アニメ版を思い出せる懐かしさもある。

あと、呪いで物にされちゃった人たちが、ちゃんと物のCGの状態と俳優さんの顔の雰囲気が似せてあるところとか、芸が細かくていいなー。
ちゃんと元の顔を再現してあるっぽい。

実写版で異質なのはガストンの存在感。
酒場のテーブルの上で暴れまわり、その場にいる全員に自分を讃えさせるミュージカルシーンは圧巻。
「グレイテスト・ショーマン」でもバーのカウンターの上で踊るみたいなシーンがあった気がするけど、こういうのってテンション上がるよな~。
野蛮で狡猾、女性をトロフィーとしてしか見ていないうえに簡単に人を殺してしまうという最低な悪役なのだが、自分の欲望に正直に生きているあたりが絶妙に憎めないというか、こいつはいったいどこまで道を踏み外してしまうんだ……というハラハラ感が楽しい。
醜い野獣と対比させるために、とことんまで『映える』男としてビジュアルが完璧に作られてるのがおもしろい。
これで、野獣を獣だけどめちゃくちゃかっこいい造形にしちゃったりすると、たぶん成り立たないんだと思う。
「こんなに見た目がかっこいい男が出てきても、視聴者はそちらになびかずにいられるのか?」と視聴している側のルッキズムの感覚を揺さぶられているような感じすらする。

そんなガストンだけど、なんとル・フウとの出会いのエピソードのスピンオフドラマの企画が持ち上がっているらしい。
2022年春に撮影開始だったはずが、現在は延期中なんだとか。
本編で悪役としてきれいに完結しているのでスピンオフはいらない気もするけど、どんな話なのか気になるなー。

#映画

「火曜ACTION! City Lives」の第1回を見た。

「街」という未知の巨大生物との共存を図る人類が、恐怖と寄り添いながら「街」という怪獣を愛していくモキュメンタリー・ドラマ。
モキュメンタリーといえばホラーという印象が強いけれど、本作はあくまでもドキュメンタリーのていでSFドラマをやるという形式を守っており、ホラー要素は控えめ。やや怖い描写はある。
モキュメンタリーにありがちなチープCGはほぼなく、本物っぽさが感じられる、いい雰囲気の映像に仕上がっていると思う。
仕方がないことなんだけど、モキュメンタリーで一番萎える展開だからなあ、「予算が少ないせいで、映像のクオリティがしょぼくて、視聴者が『これは現実じゃない』と気づいてしまう」というの……そこをきちんと回避してくれてるのはありがたい。

ヒーローのいない世界で理解不能な生物となんとか共存しようとするという展開は「ウルトラQ」っぽいし、巨大生物に番号をつけて人間が管理してレポートを書いているという設定はSCPっぽくもある。そのあたりの作風が好きな人にはハマりそう。
SCP民としては、映像がSCPの調査レポートのていで脳内再生される。

最近、超常的なヒーローのいない世界の怪獣描写がリアル寄りになってきている作品がちょこちょこあるのは、「シン・ゴジラ」の影響もあるんだろうな~と思っている。
あのときに『現実』と『怪獣』がより強く惹きあったような体感がある。

とりあえず、第2回以降も見てみる予定。

#視聴メモ

「Red Dead Redemption 2」、まだまだまったりプレイ。
プレイ時間21時間。
狩りをしては肉を売る、の繰り返しで、たまにサブストーリーを進めている。
メインはまったく進まない。
時限クエが多そうな雰囲気だし、まずはサブを……と思うと全然進まない。

興行師のクエストがおもしろかったな~。
手持ちの動物をうっかり逃してしまった興行師の男に頼まれて、シマウマとトラとライオンを捕まえてくることになってしまったアーサー。
しかし、見つけたシマウマは色を塗ったラバだった。
トラとライオンもきっとニセモノなのだろうと呆れながら探しはじめると……という話で、先が気になる謎解きの雰囲気が好きだった。オチも秀逸。

こういう、普段は絶対に交わらない職業の人と交流するサブクエスト、どのゲームでも好きなんだよな~。
「龍が如く 維新!」でうどん屋の店長にならないかと勧誘される話とか、「ペルソナ4」で病院の掃除のバイトをして、看護婦さんと交流する話とか。
日常から遠い職業であればあるほど楽しい。
本来は交わらない世界だから、クエストの後、別れが待っていることがわかっているのもいいよな~。

#ゲーム

録りためた「ラヴィット!」(2022年12月5日分)を見る。

「なすなかにしのおじさんが教える大阪グルメツアー!」めちゃくちゃおもしろかった。
ラジオ父ちゃんでさんざん言っていたけど、SixTONESの髙地くんがボケにアグレッシブすぎて凄まじい。
芸人以外に食われそうになって焦る真空ジェシカ、という珍しい構図。
ジャニーズがどんどん芸人と渡り合えるようになっていく謎の番組、ラヴィット。

なすなかにしの引率保護者ぶりが光りつつ、伸び伸びとボケさせてもらえている真空ジェシカが見られてよかった。
なすなかにしが、真空ジェシカのボケにかぶせてボケをしてくれるのが愛情にあふれていてよい。
「真空ジェシカのお茶の間―ちゃん」の映像もあって嬉しかった。
真空ジェシカがすごく目立っていたわけではないけど、悪目立ちをしないで食レポロケになじむようになってきているのが嬉しい回だった。
こういう形でナチュラルに混ざれるようになってきているのは、なすなかにしの功績が大きい気がする。
昨年の「相席食堂」のときは、こんなふうになるとは思ってなかったなあ。

急に出てくる芸歴45年の大御所・パピヨンズにボケを振りまくる川北さんが好きすぎる。
川北さんが髙地くんのギャグに満面の笑みになっているシーンで、スタジオで「笑ってる~!かわいい!」と言われているくだりで、「真空ジェシカはブサイクだぞ!!よく見ろ!!」と怒っていた井口さんの姿が脳裏を駆け抜けていった。

#視聴メモ

「No-brainer Heroes 挂机吧!勇者」をやっている。

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Steamでよく見かける、冒険者パーティを組んでダンジョンにもぐらせるタイプの中国製の半放置ゲー。
いわゆる盆栽のような放置ゲームで、序盤の手応えはかなりいい。
すこしずつお手入れして、パーティをよりよいものにしつつ、次のダンジョンへと潜っていくのが楽しい。
治療に時間がかかりすぎるのが欠点だが、その分を差し引いてもお値段分は楽しめそう。
装備集めもテンション上がるなー。

#ゲーム

「テレビ放送開始69年 このテープもってないですか?」(2022年12月27日~29日放送)を見た。

昭和の時代に放送された番組は、今はもう見ることができない。
でも、視聴者の家になら、昔の番組を録画したビデオテープがあるはず。
みんなの記憶の底に沈んでしまっている番組を掘り起こすため、いとうせいこうが送る新感覚投稿バラエティ番組。

以下、ネタバレありの感想。

視聴者から募集したビデオを流す……という体裁ではあるが、実際はモキュメンタリー・ホラー。
作中で何度も引用される、「坂谷一郎のミッドナイトパラダイス」という1985年に放送されたという番組は実際には存在しない。
第一夜の時点では、何の変哲もない深夜のつまらないコンプラ違反番組というノリなのだが、ミッドナイトパラダイスに送られてくる視聴者のビデオレターには徐々に違和感が混入していく。
第三夜にいたっては、いとうせいこうたちがいるメインスタジオの様子もおかしくなっていき……。

第三夜はSCPでありそうなノリなのだけれど、日本支部でSCPを書いている梨さんが脚本を担当しているということなので、本当に映像版SCPだった。
たぶん「ミッドナイトパラダイス」を見ることで発動するタイプの認識改変系SCP。
これ、「意味不明であることが怖い」という演出に見えるけど、実際は「意味がわかりそうになる(視聴者も向こう側に引きずり込まれかけている)」のが怖いんだと思う。
ギリギリのところでわからないから途中で戻っては来るけど。絶妙にわかりそう。
「あ、第一夜・第二夜のビデオレターで見たあれってそういうことだったんだ?」と一瞬納得しそうになったからな……危ないよな……。

BSとはいえ、普通にテレビでこれが放送されていたのはなかなかチャレンジャーだと思う。
「見える怖さ」よりも「見えない怖さ」のほうが強い(そして見えないことへの理由付けも丁寧である)のがテレビ向きなのかもしれないなー。
モキュメンタリーとしてのリアリティもかなり強固で、本当にこういう番組ありそうなんだよな~という実感が伴っているのもいい。

あと、「昔の番組を現代のディスプレイに映すためのサイドカットの黒帯って、そもそもそれ自体がすごく怖くない???」という発想が出た時点で、ホラーとしては大勝利だと思う。
昔の番組というだけでもけっこう怖いのに、ダメ押しのように番組に付属している「黒帯」そのものを恐怖の対象にしているのがおもしろい。
今後も、あの黒帯のなかになにか『いる』可能性が拭えなくなってくる、悪魔じみた発想。

ただ、この手の怪異の正体が水子であるという設定は非常にありがちで、そこはマイナスかもしれない。
もっと意味のわからない不気味なもののほうがよかったなー。畳む


#視聴メモ

一日中だるかったので、Steamで久しぶりに放置ゲームを一通り起動して、巡回するという作業をやっていた。
なにも考えなくても数値が伸びていくゲームは、思考力が落ちているときにぴったりだ。
放置ゲームは、短期的にバンバン伸ばしていく楽しみと、たまにのぞきに行って盆栽のようにちょこちょこお手入れする楽しみがあるような気がする。
意外と、久しぶりにやると新しい称号がたくさん手に入ったりすることもあり、それも密かな楽しみだ。

こういう日は日記の更新も遅れがちだが、日付が変わっても、寝る前までに更新すればセーフということにしている。
本当は日付が変わる前に更新できたら最高だけど、寝るまでは一日は終わっていない!ということで。

#ゲーム

お笑いコラム&レビュー誌「読む余熱」のVOLUME 5を読む。
錦鯉が優勝した、2021年のM-1グランプリの特集号。
基本的にネタへの否定はなし。懐かしがりつつ、すっきり読める構成だった。
2022年のM-1で盛り上がってるところだけれど、2021年を振り返ってみるのもいいなー。
ちょこちょこと忘れていたネタもあり、ひとつひとつを新鮮に思い出せた。
K-PRO代表の児島さんがオカンの目線で地下芸人たちを眺めているのが特によかった。

「読む余熱」は全巻購入しており、ほかの巻もちびちび読む予定。
2022年M-1総括号がきっとこれから出るはずなので、楽しみ。

#読書

「あちこちオードリー」(2023年1月11日)を見た。

ゲストはマヂカルラブリーとランジャタイ。
地下から這い上がってきた者同士、地下トークが盛り上がる。
もう十回以上は聞いている気がするランジャタイの結成エピソードや、地下芸人時代の劇場の話などに花が咲く。
劇場の話で盛り上がりすぎて、佐久間さんから「中野twlの話やめろ」というカンペが出たあたりが好きすぎる。

まったく同じ結成エピソードでも、周囲にいる人の反応によって食べやすさが変わるような気がするんだけど、野田さんの合いの手は絶妙で、この人がテレビの人気者である理由がわかるように思えたなー。
地下芸人たちの保護者としての存在感が強かった。
若林さんも「ダメな子やこじらせている子たちの保護者」っぽいイメージがあるし、ランジャタイにとってすごくいい布陣だった。

地下芸人時代の野田さんが「エンタの神様」に出たい気持ちが強すぎて、劇場に視察に来ているエンタスタッフの目にとまるため、己の理念を曲げてまでエンタっぽいネタをやっていたが、あまりにも地下深くだったため、エンタのスタッフは来ていなかったという話が好き。

東野さんが「心のブレーキをつけることで、おれはテレビ出演における自分を制御することに成功した。おまえはどうする?」と真剣に助言をしてきたのに、「東野さんがつけたなら、ぼくはつけないで変な方向へ行きます」と国ちゃんが即答して、変な空気になったのもよかったな。これぞ国ちゃんという感じがした。

#視聴メモ

「ダイヤモンドのGERA SPECIAL」(全2回)を聞く。
こんなにネガティブな芸人ラジオはなかなかないのでは?というくらいネガネガしていた。
スーパー3助くらいネガティブ。

M-1で最下位になってから、大量のアンチコメに翻弄されるふたりの日常が赤裸々に語られる。
アンチをブロックしまくる野澤さんと、アンチに「そうですね!」とコメを返すことで優越感に浸る小野さん。カオスだ。

途中、何度も聞こえてくる救急車の音をネタにしたり、アンチコメを送ってくる人のことを端的に「バカ」と呼んでいたり、随所に危うさが見え隠れしていたのだが、その冷ややかな危うさが魅力的であるような気もする。
一度見たら忘れられない奇ネタ「竹ブラジル」を深く気に入っていたりとか、自分たちの笑いへの独特なこだわりがすごくよくって、このままブレずにわが道を行ってほしい。



個人的にすごくキャッチーに好きなのは「ラッキー○○」。
シンプルに羅列+大喜利なネタなので、賞レースには向かないだろうけど、何度見てもまんべんなくおもしろい。

ところで、M-1を見たあとで、日常にあふれるレトロニムをついつい探しているのは自分だけではないはず。
個人的には、DLsiteでたまにあるタグ、「女性受け」がすごくレトロニムだと思う。
「男性受け」が覇権を握るようになってきたから、「女性受け」という特に必要のないタグを作っている人がいるんだろ~! 「女性受け」なんて言葉、なかったのに! と野澤さんのツッコミで叫びそうになる。
そんなタグで検索する人、いるのか?というナンセンス感も相まって、最初にやりはじめたのは誰なのか気になるところだ。

#お笑い

かつて、子どものころに見ていた特撮の記憶は、戦隊に関してはほとんどない。
なにを見ていたのかも判然としないくらいだ。
ただ、たったひとつ覚えているものがある。
タイムレンジャーのエンディングテーマだ。
映像が怖くて本当に苦手だったのだが、大人になって見てもやっぱり怖かった。

あらためて見ると、映像や声も怖いけど、歌詞も怖い。
「雑音(ノイズ)だらけの人波が Stop! はじけて 消えた」というところが本当にトラウマ。
「人波」ではなく「人の身」だとずっと思っていて、余計に恐ろしかった。
フルで聞いてみたら、2番は「硝子細工の ビル街が Crash! くだけて散った」だったので、さらに恐怖が加速した。
なんでそんな歌詞にするんだよ。
全体を見てもやや厨二っぽい歌詞で、本編とそこまで噛み合っているとも思えない。サビはかっこいいけど。

もっと、「ラーメンおごっちゃうから たまには負けたりしてね」や「そウルフる」の優しさを見習ってほしいものである。
戦隊ED好きな歌詞ランキングがあったら、このふたつは必ず入れたい。
あと、シリアス面では「あしたの青空 信じてるから オレたちは今 飛び立てるのさ」と「ありふれた励ましも 初めて聞く言葉みたいで そっと耳もと近づけた」がかなり好き。

#特撮

ネットプリントのブロマイドが好きだ。
特になにに使えるわけでもないのだが、場所を取らないし、特別なお店に行かなくても買えるのがいい。
ストレスが溜まっているときや、疲れる仕事の帰りなどに、コンビニに寄って手軽に買える癒やしだ。

最近は「誰ソ彼ホテル」と「BLEACH千年血戦編」のブロマイドを集めている。
「紡ロジック」のも集めようかなと思っている。

手帳のセットアップをようやくやっていた。
今回の手帳はフリーページがすごく多いものにした。
フリーページを使っていろいろやりたいけれど、フォーマットのない白紙なので、もし1月分のフリーページで失敗しても、2月以降は失敗した企画はやめられる予定。
臨機応変でいこう。

とりあえず、1月分として、一行日記ページとヘルスページをつくった。
一行日記は、その日を一行でまとめる日記。
あとから読み直すときにイヤな気分にならないように、ネガティブな情報は書かない。

ヘルスページは、手帳のYouTubeチャンネルを見ているときに、「なにかの数字をひたすら写すページを作っておくと、その作業をしているあいだは頭がからっぽになるのでオススメ!」という情報を得て、作ったデータページ。
ただただ、その日の測定数値をアプリから写して書くだけの簡単なページ。

なにをヘルス項目にしようか悩んだけど、1月分は「歩数」「Fitbitのゾーン数」「安静時心拍数」「睡眠時間」「起床時の基礎体温」「体重」にすることに。
睡眠時間は、「起床時間&就寝時間」に変えたほうがいいかもしれない。

あと、今年度のウィッシュリストがまた作り終えられていないので、これも課題だ。
昨年のウィッシュリストの達成率はチェックしたけれど、3分の1くらいだった。
今年はもうちょっと具体的な目標を設定したいな。

#手帳



森本ドキュメントTVの真空ジェシカの回をまた見ていた。
一時のオモシロのために水たまりでころんでビシャビシャになってるの、楽しすぎるよなー。
こういう、コンビVSツッコミの構図が好きすぎるので、ふたりで森本さんをからかって遊びまくってるのがよすぎた。

#お笑い

「フットンダ王決定戦2023」を分割してちょっとずつ見ている。
今、ようやくEブロックくらいまで来た。
それぞれのブロックに好きな芸人さんが配置されていて、かなりおいしい。
ぜんぶ見終わったらまとめたいけど、今のところはザコシと川北さんと井口さんがよかったな~。

ネタ披露コーナーが、絶妙に深夜に見たら最大限のパワーで笑えそうな芸人セレクションになっていて楽しい。
特に、カゲヤマといぬとちゃんぴおんずは深夜に見ると最高におもしろいと思う。
深夜に見るとたぶん5倍くらい笑えるし、昼間に見ると、冷静な気持ちが邪魔をしておもしろさが半減しそう。リミッターを外して笑いたい感じ。

カゲヤマが妹を使ってお年玉を要求していたのが好きすぎた。
「全国のお兄ちゃんお姉ちゃん~~~!!!」を無限に聞きたい。
いつのまにか、妹を観測していた全員が兄か姉にされていたの、好き。

#お笑い

職場用のノートが見るも無惨なボロボロ状態なので、ページはまだたくさん残っているけど、買い替えを検討している。
周囲を見渡すと、小さいシステム手帳のようなルーズリーフバインダーを使っている人がちらほらいて、穴あけ式なら必要な情報だけを管理できるのがいいよな~と羨ましく思う。
仕事用ノートだと、時が経つといらなくなる情報が多いので、ページを増減できると嬉しい。
自分もほしくなってきて、楽天市場でいい感じのバインダーを物色していた。

が、よく考えると、小学生の頃から、この手の紙に穴を開けて挟む系の文具で成功したことが一度もない。
システム手帳も、大型のルーズリーフも、何度も失敗してきた。
学習能力がないため、何度失敗しても新しいのを買っていた。
穴の部分がガタガタするし、立ったまま書きづらいし、たまに金具を壊すし、ガサツな人間とは相性が悪いのだ。

やっぱり、穴あけ式ではなく、あとからいらない情報のページをちぎれるタイプのリングノートが一番いいかな……と冷静に考え直し、買い物予定の軌道を修正した。
あやうく、また失敗するところだった。

#手帳

「Red Dead Redemption 2」、まだチャプター2だが、プレイ時間が15時間を超えた。

野草を摘み、狩りをし、肉を肉屋に売りに行くだけで一日が終わっていく。
チャプターがまったく進まない。
道中でキャンプをしたり、休憩しながらタバコを吸ったりと、『生活』や『日常』を楽しむゲームとしてクオリティが高いと思う。
休憩しながらタバコを吸うことにゲーム的な意味や利点はなく、むしろタバコが必要なときに切らしたりしてしまいそうでマイナス面のほうが強そうなのだが、そうすることで明らかに雰囲気が盛り上がっていくのが好きだ。

人を殺したあとにビスケットをかじったりとか、一日の終わりには必ず一服というような、自分だけの習慣をつくれるのがいいよなあ。
キャンプで焼いた肉の最初のひとかけらは、必ず焼きたてでそのまま食う、というのも個人的なこだわり。
そんな日常が好きすぎて、なかなか非日常のストーリーのなかに踏み出せない。

#ゲーム

5年前に購入して放置していた、南方純/高河ゆん「悪魔のリドル」をようやく読んだ。

高河ゆんの殺伐百合カップリングだけを摂取したい!超高速で!という人に最適な、百合カップリングカタログに限りなく近い漫画。
カップリング数に見合わない全5巻という巻数なので、ちゃんとした物語を期待しているとペラペラでずっこけるかもしれないけれども、百合カタログとしてはかなり優秀。
「こんな百合が見たい!」に対応してくれる最高の漫画だった。
アニメ版と同時進行?ということで、描き分けが髪の色を基準にしているっぽくて、最初は正直だれがだれだかわからないという欠点はある(以前はこれで挫折した)。
大量の殺伐百合を一気に摂取することが可能で、これだけいろんな種類の百合カプがあれば、どれかひとつくらいはたぶんヒットするのでは?といった趣がある。
千足&柩がカップリング的にはイチオシだったが、最後の最後で、推しキャラは走り鳰さんだな……という感じに落ち着いた。
アニメ版もそのうち見たい。



#読書

明らかに食べすぎだ。
これまでの人生で一番食べすぎている正月かもしれない。
明日からは減量してもとに戻さないと……。
食べすぎたせいか、凄まじく眠い。
ということで、きょうはおやすみなさい。

「Red Dead Redemption 2」で年始の時間が溶けていく。
だんだんと「誰にも見られていなければ追い剥ぎしてもOK」という危険な価値観が育ってきている。

手帳のセットアップも読書もまだほとんどできていないので、あした頑張りたい。
……と言いつつ、まだまだゲームをやっていそうな気もする。

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