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2022年9月4日(日)
2022年9月3日(土)
こういう日は、日記のネタが思いつかなくていつも悩む。
メガシルバーのトレカをいっぱい買ったので、どうにかきれいに収納したいけど、いい感じのトレカケースないかなー。
ケイタイザーもきれいに並べたいなー。
などと、気を抜くとメガレンジャーの話しかできないbotになってしまう。
なにもかも、メガシルバーがかっこよすぎるのが悪いのだ。
こんな、かっこよさだけを集めてつくられたようなキャラ、そうそういないだろ……!と思う。
頭がよくてI.N.E.T.でトップクラスのエンジニア、戦術に長けており柔軟な思考ができる、人格的にも完成されていて迷える他人を導くことができる、さらに戦場でもずば抜けて最強……って、なんでこんなに長所を盛ってしまったんだよ、と毎度思う。
欠点といえば、組織の命令や規範よりも自己の判断で動いてしまうことと、ロボ戦ではそんなに強くないことくらいだ。ほぼ欠点なし。すごい。
これでメガウインガーが最強ロボだったら、それはもう収拾がつかなくなっていたと思われるので、ロボがそこまで強くないのはとても空気を読んでいるよな……。
メガウインガー、あっさり負けるシーンがちょこちょこあって、「操縦する人がこんなに手練れなのに負けるわけねーだろ!」と意外すぎるのだけれど、やっぱり正規の開発費が出ていない野良ロボだから弱いのだろうか……。
名前からして「メガウインガー」なので、メガウイングが本体でロボはおまけなだけ、という気もする。
メガレンジャーのもとへ翼を運ぶためのロボというのが、ロマンがあって好き。
半年前までは「ボウケンジャーよりおもしろい戦隊が見つからないんだよな~」とか言っていたのに、いまやメガレンジャーの話しかしていないのは驚き。
おもしろさだけでいえばボウケンジャーのほうがたぶん上だが、愛着はどっこいどっこいくらいだと思う。
まだ見ぬ戦隊にもこういう宝物が埋もれているかも……と思うと、ワクワクする。
2022年9月2日(金)
ヨルシカの歌詞は毎回胸に迫ってくるものがあって、妙に惹かれる。
時期的には2018年ごろの歌詞が一番好きだ。
特に「ヒッチコック」は思い入れが強い。
>「ドラマチックに人が死ぬストーリーって売れるじゃないですか。
>花の散り際にすら値が付くのも嫌になりました。
>先生の夢は何だったんですか。
>大人になると忘れちゃうものなんですか。」
のくだりとか、何度聞いても詩的でいいんだよな。
相対性理論の「地獄先生」やアーバンギャルドの「セーラー服を脱がないで」など、先生と生徒を題材とした曲はもともとかなり好きなのだけれど、「ヒッチコック」は先生の側が生徒のペースに巻き込まれて呑まれていくさまが描かれているように読み取れて、なおかつ、その現象を恋愛の枠にくくっていないところがすごく好みだ。
ヨルシカの歌詞の世界観で、いつも、もう手に入らなくなってしまった青春や幸せのことを『夏』と呼ぶところがめちゃくちゃセンスいいよなと思うのだけれど、「ヒッチコック」の夏もまた、青春の一風景としての架空の夏で、大好き。
#音楽
2022年9月1日(木)
「重甲ビーファイター」のOPテーマ曲がマジでかっこいいので、同じ人がOPを歌ってるというつながりでこっちに来てみた。これもめちゃくちゃかっこいいよな……。
OPで、みんなが自分の職業でどんな働きぶりを見せているかという様子が描かれているので、「ヒーローと社会人兼業なのか~、大変そうだな~」と思っていたら、2話でオヤジが勝手に全員分の辞表を職場に提出しており、家族全員プーになっていて笑ってしまった。じゃあOPの映像は何なんだよ!!!
オヤジが勝手に辞表を出すとなぜか通ってしまう職場、すごく嫌だな。
ゴーゴーファイブって、ちゃんとお給料出るんだろうか。出なかったら怖すぎ。
今のところ、マトイお兄ちゃんの雰囲気や外見がすごく好きなのだが、3話を見ているとちょっとやらかしそうな感じもあってハラハラする。
灰色無地のパーカーはヒーロー(しかも主人公)が着る服ではないと思う。
「これはどう見てもプー太郎が着る冴えない服じゃん!!!」と見るたびに考えてしまい、おもしろくなってしまう。
ひとりだけオレンジのジャケット込みでのファッションだから、ジャケット脱ぐと大変なことに……。
巨大化ロボ戦でちょっと変わったことをする作品が好きなので、1話でも2話でも『戦闘』ではなく『救助』に軸足を置いているのはすごく楽しかったなー。
逃げ遅れた民間人を助け出すというミッション、大事だよね……。
#特撮
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2022年8月31日(水)
WEB部門は「鍋に弾丸を受けながら」、コミックス部門は「私の推しは悪役令嬢。」に投票した。
結果、「鍋に弾丸を受けながら」は残念ながら選外。
「私の推しは悪役令嬢。」は8位で、そこそこ奮闘。昨年よりも順位が上がっている気がするぞ。
個人的には「鍋に弾丸を受けながら」があまりにもイチオシだったので、選外なのは悲しいけど、これは間違いなく良作だし大好きなので、めげずに推していきたい。
読んでいないけど上位に入っていて気になる作品もいくつかあるので、ちょこちょこお試しで読んでみたい。
落語のやつが特に気になるんだよなー。
#読書
2022年8月30日(火)
ということで、今まで大事にとっておいた24巻を読む。
ランク戦が終わり、遠征選抜試験がはじまるが、遠征選抜試験はこれまでのチームを解体し、新たにシャッフルして作られた部隊で行い、さらにそれをA級隊員が審査するという形式だった!
というお話で、遠征に向けた準備のお話かと思いきや、めちゃくちゃがっつりおもしろい。
今回、一番印象的なのは、「どうして部隊をシャッフルしたのか?」という理由を、試験を受けている隊員たちに自分で考えさせ、ディベートによって意見を深めるくだり。
普段のチームとは違う相手と、冷静に話し合う。
その話し合いを観測しているA級隊員たちが、別室で隊員について評価し、採点する。
それらすべての隊員たちを幹部たちが審査している……という構造が複雑で読み応えがあるし、シャッフルの理由について、十人十色の意見が出揃っていき、その意見に対してA級隊員や幹部が自分の意見を追加していくという流れが最高に楽しい。
相変わらず、とても論理的で読みやすい漫画。
チーム編成前に、「一緒に遠征に行きたい人」と「行きたくない人」をそれぞれアンケートで書かせて、幹部たちがくじを操作して「行きたくない人」に書いた人同士を同じチームに編成しているくだりも好きだなー。
個人の感情をできるかぎり均等にならして組織を最適化していく流れが可視化されてて、すごく気持ちいい。
普段は身内のノリでワイワイやっていた部隊を、一旦無に戻して、一から新たな人間関係や戦略をつくらせるの、めちゃくちゃ刺激になるし成長になりそうで、いいよな。
真面目なキャラばかりなので、そこで出てくる意見も真面目なものが多いのだが、その一方でネイバーにはネイバーならではの論理や死生観があったり、生駒さんだけ通常運転だったり、緩急がちゃんとついているのがいい。
生駒さんの「ドキドキシャッフルでお祭り感をアップさせるため。今後も定期的に開催してほしい。」というアホ意見は本当に好きだし、隊長のセリフとはとても思えない。
ワールドトリガーで入りたい部隊ナンバーワンすぎるな、生駒隊……。
これで普段は頼れる隊長なのがすごい。
#読書
2022年8月29日(月)
公開当初は「なんなんだ……!?」としか思っていなかったが、見てみると意外とガチのアクションもので楽しい。
序盤の初戦闘で、銭湯に突然踏み入ってきた敵集団と、腰にタオルを巻いた状態で応戦する生身アクションシーンとか、めちゃくちゃ見ごたえあったなー。なかなかない絵面。
特撮勢としては、敵四天王のキャストが熱い。
メンバー4人中の3人が特撮出身である純烈となぞらえて、敵の四天王も3人が特撮出身という凝りよう。
残りの1人も絶妙に仮面ライダー俳優顔なので、混ざると境界がよくわからなくなるという調和感。
「仮面ライダーオーズ」より伊達さん!
「仮面ライダーエグゼイド」より花家大我!
「仮面ライダー鎧武」より初瀬ちゃん!
という、豪華なメンツも非常にいい。
個人的には、このなかだと伊達さんが好きなので、おいしい役どころで嬉しかった。
しかし、伊達さんの中の人を別作品で見かけるとたいてい悪役なのはちょっと寂しいな。悪い顔だけど……。
もうちょっと戦隊出身がいてもよくない……!?という気もするけど、ライダーで統一したほうがみんなわかりやすいのかな。
第二作目のゲストは中村優一と西銘駿らしくて、こっちもかなりビッグで気になる。
お話もしっかり作られていて、純烈の3人がすでにヒーロー活動をしていたことを知った主人公・後上さんが自分もヒーローになるために女神「緑のオフロディーテ」を探し求める過程がすごくおもしろい。
女神と心を通わせることで変身が可能になるという魔法少女みたいな設定もいいよなー。
あと、緑のオフロディーテはかわいすぎる。女神のなかで一番かわいいよね……。
中盤の盛り上がりポイントでの「おまえの今の心は……『純』でも『烈』でもねえ。ヒーロー以前にな、『純烈』失格だろ」というセリフが好きすぎる。
彼らはヒーローである前に純烈だったんだな……。
曲の使いどころもバチッと決まっていて、歌謡界と特撮界の間に橋をかける存在になりたい、というコンセプトとの調和を感じた。
#映画
2022年8月28日(日)
金属バットのM-1グランプリ2021振り返り動画がアップされていた。
あまりにも今更な振り返りなので、逆にちょっと忘れはじめていてむしろ楽しめる。絶妙な塩梅。
自分の観測範囲における芸人のM-1振り返りでよく見かけるネタのイメージ
・「風俗行きます」
・福山雅治
・さや香のからあげのネタ
・「幕僚長~~~~!!!!」 ←NEW!!!
という感じになった。
幕僚長は完全に忘れてたけど、言われてみればあったな、そんなの……。
みんな確実に「風俗行きます」の話をしているのが本当におもしろい。好きだね……。
本戦での一番の見どころである可能性すらある。
あと、印象的なのは「ダルいっすわ~」のくだりの話。
あのしょっぱい投票結果をみんな目にしているはずなのに、「ダルいっすわ~」という発言や態度を叩く人がいるの、本当に賞レースのよくないところだよな、と改めて思った。
「一年やってきて、二位で終わって、なんて言う? おまえ上がってこいよここまで」という友保さんの発言、しみじみ好きだな。
投票結果が出た瞬間の人にリアルタイムで品行方正さを求めるの、視聴者の傲慢さというか、その態度のほうがよくないよな……。
そもそも金属バットのコメントに品行方正さを求める人がいることが信じられないような気もするが。
お行儀よくしても、芸風と合わないしおもしろくないからなあ……。
2022年8月27日(土)
セントパピリアが出てきたあたりから、ちょっとありがち寄りなラスボス造形になってしまったような気はするけど、楽しめたと思う。
主人公が熱血系ではなく、インテリで冷静でまじめというのはあまり見たことないパターンで、すごく好きだった。
ちょっと残念だったのは、拓也とブラックビートが目立ちすぎて、大作と舞の活躍回が後半はかなり少なかったことくらい。
作品全体の雰囲気がガラリと変わるきっかけになったキャラとして、舞とブラックビートはすごく印象的なキャラだったけど、雰囲気を明るく変えた立役者としては、カブトもなかなかいいキャラだと思う。もっと出てくれてもよかった。ちょっとカーレンジャー感あるよな。
老師を「グル」と呼ぶのは令和の人間的にはちょっと別のものを連想してしまうな……と初期からずっと思っていたが、翌年から「老師」に変更されているようで、ちょうど時代の過渡期だったんだな……としみじみ感じた。
ただ、全話見た身からするとグルはグルなんだよな~。老師だとちょっと他人行儀な感じだな。
またひとつマラソンが終わってしまったので、次になにを見るかのひとり会議が始まる。
こんなに高速で見終わったのは久しぶりかも。勢いがあって楽しかったな~。
大作さんと裕作さんのキャラ比較もできたし、よかった。
#特撮
2022年8月26日(金)
むかしは、ナウシカとラピュタとぽんぽこが大好きだったが、成人してからは、アクション系への興味を失ってきている気がする。
ここ数年は、1位「コクリコ坂から」、2位「ハウルの動く城」、3位「崖の上のポニョ」……というファンシー寄りなラインナップになってきている。
2位3位は「風立ちぬ」や「猫の恩返し」が入ってくるときもあるのだが、1位の「コクリコ坂から」はなぜか不動だ。
作画の雰囲気も物語の雰囲気も、すごく好きなんだよな~。ドンピシャすぎる。
なお、一度も見たことがない人気作品がいまだに何作かあって、今更改まって見るタイミングもなく、ずるずると来てしまっているのだが、死ぬまでには見てみたい気もする。
ここからさらに年を取れば、またまったくべつの作品が好きになるのかもしれない。
そのときに自分がどれを選ぶのかも気になる。
2022年8月25日(木)
今回は「オードリー春日プレゼンツ 学生お笑い出身芸人SP」ということで、「学生HEROES」出身の真空ジェシカ、さすらいラビー、ストレッチーズの三組の紹介。
大学時代の映像と現在のネタを両方披露するという贅沢な構成で、すごくよかった。
1⃣真空ジェシカ「だるまさんがころんだ」/「マンションの管理組合」
2⃣さすらいラビー「友だちが欲しい」/「電話」
3⃣ストレッチーズ「卒業式」/「水かけ論」
の六本立て。学生時代のネタがフル尺ではないのは残念だが、雰囲気だけでも味わえて嬉しい。
真空ジェシカの学生時代のネタ、作風としては現在とほとんど変わらない理屈っぽい感じなのだが、最後に高速で「真空ジェシカ!」と言いながらふたりで腕をバッテンにするという謎のフェーズがあってオモシロだった。
超短い版ジャンガジャンガみたいな……。
「あれ、またやらないの?」と言われて「やんないです。恥ずかしいんで」と言い切る川北さんが楽しい。
あとはやっぱり、この三組だとストレッチーズが強すぎる。
やや癖強めでキモキャラの印象が残るさすらいラビー、最近はあえて癖をひどくしているように見える真空ジェシカ……のあと、最後にたどり着くのがストレッチーズなの、見やすさが際立つよな~。
キャッチーで、王道のわかりやすさがあり、しゃべりも実力派、大会優勝経験も豊富……という圧倒的な存在感で、すでにベテランの風格があるのがすごい。
コント漫才やキャラ漫才に頼らなくても、しゃべりだけできっちりおもしろいのが最高。
特に、水かけ論のネタは何度見てもおもしろいし、間のとり方が完璧なんだよな~。
#視聴メモ
2022年8月24日(水)
「これ、映像の継ぎ目が全然ない気がするんだけど、どうやって撮影してんの!? 1995年の合成にしては綺麗すぎるし、どのカットでも両方の顔が映っている……」
と困惑したが、それもそのはず、合成映像でツギハギした同一人物ではなく、役者さんが双子だったというオチ。
同一人物にしてはちょっとだけ雰囲気が違うと思ったら。
ダイレンジャーを通っていなかったからわからなかったぜ……。
役者さんが双子だということを知っていた人たちは、『彼』の正体についても、知らない人より察しがついていたということなんだろうか。その情報を知らなくても、なんとなくわかる気もするけど。
声もかなり似ているので、服装がああじゃなかったら見分けはつかない気がする。
#特撮
2022年8月23日(火)
「シビアでえげつない理知的かつ狡猾な作戦ばかり!!!重いぜ!!!」と序盤ではキャッキャしていたが、舞とブラックビートが登場して以降はスーパー戦隊めいた優しめの作戦の回が増えた気がする。
それでもちょこちょこえげつないが……。
人間を操ってビーファイターに差し向けるとか、機械を乗っ取って同士討ちさせるみたいな、こすいけど確実に仕留められる作戦が大好きだよな、ジャマール……。
それはそんなに何度もやっていい作戦じゃねーだろ!!人でなし!!!と思う。
近年はかなり減った気がする、半分きぐるみで半分人間みたいな怪人や幹部が好きなんだけど、ビーファイターの傭兵のおじさんたちはちょうどいい感じにヒトの要素があってすごく好きだな~。
特に、目の部分が人間のものだとすごく感情移入しやすいと思う。
ホル・ホースみたいな性格の拳銃使いの傭兵のおじさんがよすぎる……。
目と口はそのまま使って、人間の鼻と髪をきぐるみで隠すと必要最低限の『怪人』が完成するんだな……という謎の方程式を知ることができる番組。それがビーファイター。
#特撮
2022年8月22日(月)
2022年8月21日(日)
怪奇、無事に1回戦突破。よかった……。
相変わらず、『漫才』を包丁で細切れにして、その細切れにしたパーツの一部を大量に集めて並べたみたいな漫才やってるな……。
昨年の財布のネタと同じく、並べてあるパーツそのものは『漫才』からちゃんと採取したものなので、意外と「漫才じゃないやんけ!!!」とは思わないという。
そろそろ感覚が麻痺してきてる気もするが。
これで決勝に出たらかなりおもしろいことになるとは思う。ランジャタイ、マヂカルラブリーどころの話ではない。
1位のストレッチーズはかなりきれいに仕上がっているのだが、3位と2位の見た目がトンチキすぎて、平静な気持ちでストレッチーズを見られないという謎の取り組み合わせになっていて、このメンツの並べ方そのものがおもしろい。
ワールドヲーターは初めて見た。
多人数のイロモノかと思いきや、意外ときっちり役割が分けてあって、構成もしっかりしてて、「なんなんだ、こいつら……」と全力で困惑した。
#お笑い
2022年8月20日(土)
というか裕作さんのテーマが熱い!!!
出勤前にこの曲を聞いて気分をアゲられるの最高だな……。
裕作さんのテーマ(輝け!白銀の閃光)として収録されている曲が三曲あって、「メガシルバー登場(変身前によく流れる曲)」、「メガシルバーアクション(戦闘中によく流れる曲)」はたくさん聞いたのでわかるのだが、このふたつと一緒に、セットになっている謎の曲があった。
どっかで聞いた気がするけど、これって裕作さんの曲だったんですか……?
という感じの曲。
ネジレジア優勢のときに流れる不気味な曲!という感じの曲調なのだが、歌詞カードの解説を読むとこれは「最終プロジェクトslow」という曲で、スペースメガプロジェクトのテーマ曲だったらしい。
第32話で、ピンチに陥ったメガレンジャーが月面基地を訪れて裕作さんと出会ったときに流れている曲なのだが、これは別に裕作さんの曲ではないだろ!!!怖いわ!!!という感じ。
この曲、ほかであまり聞いた記憶がないんだよな。たまに流れてる気がするけど。
でも、こうやって三曲セットで収録されると、なんだかちょっと裕作さんっぽい気もしてくるから不思議だ。
こうして、うちのLast.fmはもはや特撮とCreepy Nutsしかない状態になっていく。
#特撮
2022年8月19日(金)
新たな敵・ブラックビートが現れるが、ジャマールの内部で新入りがでしゃばりすぎることへの不満が爆発してうまくいかない。
ブラックビートに対抗して生み出されたカマザキラーの産卵能力を使い、人間たちに卵を植え付け、10時間後には全員が勝手に死滅し、卵から孵ったカマザキラーが大増殖するという恐ろしく完璧な作戦が登場。
ジースタッグとレッドルに卵を植え付けることに成功した後、ブラックビートはカマザキラーの幽閉を提案する。
本体が倒されれば卵も消滅してしまうので、幽閉しておけばジースタッグとレッドルは確実に倒せる……という。
賢すぎる……こんな発想するやつが児童番組にいるのかよ。そういうのはしない約束だろ!?
ここで、ブラックビートの言うことを素直にみんなが聞いていれば、余裕でビーファイターを壊滅できていたあたり、常にギリギリの綱渡りすぎる……。
ジャマール、常に作戦が理知的なのであまり付け入る隙がない。
一方、ビーファイター側では大作が自分の身を犠牲にしてでも卵を除去する手段を探してほしい!と医者に直談判。
明るいムードメーカー的な印象が強いんだけど、意外と自己犠牲精神の強いキャラだなー、大作さん。この性格でこういう感じは珍しいような。
今のところ、大作と比べると、麗や拓也はこういうやぶれかぶれな発想はそんなにしないイメージがある。
結局、新兵器の到着でギリギリ助かったけど、常にギリギリの勝ちなのであまり「勝った!」という気持ちにはならない。
「なんかよくわからないがギリギリのところで生き残った」くらいの体感でずっと続いている戦い。視聴者の精神もギリギリである。
もうちょっと余裕を持って勝つことはできないのか。ジャマール、強すぎる。
敵を倒せなくて撤退するシーンもめちゃくちゃ多いし、とにかく辛勝が多いよなあ、ビーファイター。
毎週のように煙幕を張って逃げているイメージ。
ビーファイターが逃げたあとに残された一般人はどうなるんだよ!?と心配になる。
そして、来週の予告でなんの前触れもなく突然麗がいなくなっていた。なぜ!?
この話の直後なので、「産卵されたのがショックだったんだろうか……」という気持ちになってしまう。
今回、苦労して完成した新兵器の話はそこそこに、次回はさらに新しい兵器が届いているのもじわじわくるな。
ドリルをもうちょっと使ってあげてほしい。
#特撮
2022年8月18日(木)
ひつじねいりの「食事中のスマホ」がおもしろい。
食事中にスマホしまくる細田さんに松村さんが良かれと思って注意する、という導入なのだが、スマホ食べしている側とスマホ食べを注意している側がほとんど対等な関係でわちゃわちゃしているのが意外性があって楽しい。
一蘭で替え泥を頼むあたりからどんどん笑いの速度が上がっていって、最後に至るまで盛り上がりつづけるのが最高。
めんどくさくなって「泥たべまーす」って言ってるくだりが好きすぎる。
そしてラストのウルトラCはセンスありまくる。
このネタ、2022年3月のバージョンと4月のバージョンという2パターンがYouTubeに上がっているのだが、この間にかなりブラッシュアップされて見やすくなっているのも気分がアガる。
ここから4ヶ月経っているので、現在はさらに見やすくなっているかもしれない。
#お笑い
2022年8月17日(水)
しかし、きょう、唐突にヘッドホンの片耳が聞こえなくなった。
修理してからまだほとんど時間が経っていない。
端子をきれいに掃除したり、パソコンを再起動したり、スマホに挿してみたり、いろいろ試したけどだめっぽい。
素直に買い替えたほうがよかったか。
2022年8月16日(火)
とある作品を扱っている古い雑誌を探していて、その作品の名前でAmazonの中を検索すると、1冊だけ超プレミアのついた雑誌が出てくる。
20000円近い値段だ。
さすがに、中古雑誌にポンと20000円は出せない……でも、これ1冊しかないのなら仕方ないのか?と2ヶ月くらい葛藤していた。
「Amazon以外の場所にはないのだろうか?」
と、きのう、ようやく思いついて、他の通販サイトを検索したら、意外にもたくさんヒットする。
1冊あたりの金額は300円から500円ほどで、20000円などというトンデモな金額ではない。
そこで、一番安い300円のものを購入した。
……でもこれ、なんだか、おかしくないか?
Amazonにこの1冊しかないなどということが本当にあるんだろうか。他の中古屋にはたくさんあるのに。
改めて、Amazonに戻ってきて、「雑誌タイトル+号数」で検索してみた。
そうしたら、その雑誌専用のページが別にあって、そこにたくさん中古品が載っているではないか!
1冊100円のものまである。300円のやつ買っちゃったよ……。まあ、数百円くらいはいいか。
どうやら、20000円のプレミア価格のページは、雑誌本来のページではないところに怪しい業者の手で勝手に作られたものだったらしい。
巧妙なのが、プレミア価格のほうは、記事の内容をひとつひとつ丁寧に商品内容のところに記載しているけど、本物のページは、古い雑誌なのでそういった詳細情報が載っていないというところ。
雑誌が扱っている記事の題材や記事のタイトルで検索をかけても、本来のページには行き着かない。
最初から号数がわかっている人は本物のページにたどり着けるけど、号数がわからずに適当に作品名で検索をかけると、ボッタクリのページしか出てこないので、これを買うしかないという……。
やはりAmazonは魔窟だ。危うく、大損するところだったぜ。
2022年8月15日(月)
1回戦のひつじねいりがヤバいくらいウケてた!という話をどこかのラジオで聞いた気がしたので、見てみたらマジでおもしろい。テンポいい。
今まであまり見たことなかったけど、これからはチェックしてみよう。
見た目が特徴的で、役割がわかりやすいのがいいなー。
ボケの人のちょっとトボけた神経質そうな感じと、ツッコミの人の熱さがちぐはぐさが楽しい。存在感ある。
「キスって座学ちゃいまんねん、実技ですわ」のところの勢いが好きすぎる。
#お笑い
2022年8月14日(日)
ハプニングが地味に多い。
職場がいつになくトラブっているので憂鬱な気持ちだ。
人間関係のトラブルに出会うたびに、裕作さんのようになりたいな……と思う。
実際、裕作さんだったらこんなことは絶対しないだろうなと思うような行動はしないように気をつけている。
裕作さんは、自分にとって人生の模範のひとつなのかもしれない。
そう思うと、すこし優しくなれた気がする。
2022年8月13日(土)
第15話「翔んだアイドル」、おもしろかったなー。
予告を見たときは「なんだこれ、つまんなそう……」と思ったのだが、見てみたらめちゃくちゃおもしろくて驚いた。
ジャマールの合成獣・ブーブーブーの攻撃を浴びると人間の声を失ってしまう。
声を失った民衆が病院に詰めかけ、町は大パニック。
そんななか、アイドルの矢野かおるも声を失い、失意の底にいた。
仕事ができなくなったかおるを追い回すマスコミたち。
ファンにこのことがバレたら、アイドル生命が危うい。
そんな折、かおるのファンである青年・守は、たまたま出会ったかおるをかくまって遠くへ逃げようとする。
物を直すことが得意な守は、ビーファイターが撃墜したジャマールの戦闘機を修理してふたりで遠くへ飛んでいこう、とかおるに約束し、戦闘機を直しつづける。
そこへ通りかかったビーファイターに、守は「怪物を倒さないでくれ」と頼み込む。
職場で爪弾きにされている彼にとって、憧れのアイドルは心の支えで、彼女と一緒にいられる日々こそが幸せだったのだ。
麗は守を叱りつけるが、守は戦闘機の修理をやめない。
結局、ブーブーブーはビーファイターによって倒され、かおるは声を取り戻して自分の仕事へと戻っていく。
かおるとの別れに絶望する守は、一生懸命に直していた戦闘機の自爆スイッチを起動させ、彼女の残した思い出とともに壊してしまう。
その後、守の勤める工場へかおるが訪れるというハッピーエンドになるのだが、中盤のビターな残酷さが印象に残りつづける、不思議な回だった。
ジャマールの戦闘機の内部でふたりが話しているシーンになんともいえないリアリティがあって、好きだったなー。
ロボ戦で主人公たちが撃墜した雑魚戦闘機の内部なんて、そうそう見ることない気がする。
こういう細部の描写がいちいち丁寧で、惹きつけられる。
#特撮
2022年8月12日(金)
カフェインを摂取すると、夜に眠れなくなるというのがその最たる理由だ。
「朝に飲めば大丈夫なのでは?」とよく言われるが、それでも眠れなくなるのだった。
きのうかおとといは、家族がおすすめしてきたカフェオレ味のプロテインをもらって朝ごはんの代わりに飲んだ。
味はおいしいのだが、やっぱり眠れなくなった。
いくらカフェインが入っているからって、プロテインすらダメなんて……と軽く凹む。
ミルクティーやフルーツティーなどは平気なこともあるが、基本はカフェインであるというだけでダメだ。
ここで、紅茶、コーヒー、緑茶という無難な飲み物たちがログアウトしていく。
ココアはこれらに比べると平気だが、ちょっとカフェインが入っているので、基本は除外している。
普段はノンカフェインやデカフェのお茶を飲んでいるが、ノンカフェインのお茶の中にも苦手なお茶がいくつかある。
コンビニやスーパーで気軽に買える十六茶と爽健美茶、このふたつがなぜか苦手である。
胃弱なせいか、飲むと気持ちが悪くなる。
以前は麦茶は平気だったが、近ごろは麦茶もなぜか確実に下痢になるので、これも除外している。
ということで、いろいろ放浪した結果、最近のフェイバリットはルイボスティーである。
ひたすら、つくっては冷やして飲んでいる。
お腹を壊さないし、カフェインなしだし、喉越しがいいので夏にピッタリ。
あとは、なぜか平気なのがほうじ茶。
ほうじ茶はそこそこカフェインが入っているはずなのだが、なぜか体がスルーしており、職場に持っていくお茶はだいたいほうじ茶だ。
「眠れない」と「お腹を壊す」というネックがあるだけで、味が苦手な訳ではないのが非常に悔しい。
別に飲んだら死ぬわけではないので、次の日が仕事でなければ、夜に眠れなくなるという代償を支払って、おいしいカフェオレや紅茶を飲んでもいいのかもしれないなー、と思いはじめている。
2022年8月11日(木)
すごく大好きな作品なので、ちょっとずつ読んでいる。
作品の話をする前に、実話系の漫画への自分のスタンスと向き合っておこう。
他者を中心に描くエッセイ漫画は暴力である、という話をよくしているような気がする。
だからといって、すべてのエッセイ漫画が嫌いであるわけではもちろんない。
その暴力性を自覚しながら、できるだけ気をつけて暴力にならないように描いているエッセイ漫画については、すごく好きになるというだけだ。
「他人を漫画にする」という行為は、時に暴力的であり暴露的である。
たとえば、守秘義務のある接客業を題材にした漫画で、ちょっとおかしな客の話を赤裸々に描いたり。
かつての友人の話を、友人に無断で描いたり。
どう考えても本人の許可を取らないままで悪し様に描いているだろう、と思えるようなエッセイ漫画は世の中にたくさんあふれていて、こういう作品は苦手だ。
相手を論破してやりこめてやった、というような内容だと、さらに嫌な気持ちになる。
そこまで行かなくとも、エッセイ漫画では、嫌いな相手をブサイクに描くこともできるし、描き手に都合のいい作り話を描くこともできる。
場所と容姿と名前という情報が用意されていれば、読者がその人本人にたどり着いてしまうこともあるかもしれない。
アマチュアのSNS漫画などではたまに起こることだけれど、意図的に読者を扇動して、気に入らない人物を攻撃させることも可能だろう。
作者の視点で描いている以上、完全なノンフィクションではありえないし、事実に対してフェアではありえない。
でも、一見は完全なノンフィクションとしてふるまってもいる……少なくとも、自分から「これは嘘ですよ」と謳っているエッセイ漫画は少ないだろう。
『本当』っぽく見えてしまうからこそ、漫画化される他者に対して、誠実な態度を取らなければならないのではないかと思う。
矢部太郎の「大家さんと僕 これから」では、「自分が描いた大家さんは、あくまでも自分自身のフィルターや漫画的演出込みの存在であり、実際の大家さんとは違う『フィクション』である」という内容の言及がなされていて、すごく丁寧に人と(そして漫画が及ぼす影響と)向き合っていると感じた。
漫画が有名になればなるほど、モデルとなった人物のところに、漫画と同じようなふるまいを求める人が訪れるはずだ。
読者にとっては、その人物は現実ではなくキャラクターだ。
そういう状況になったとき、その人物がどんな思いを抱くのか。不愉快にはならないだろうか……。
そこまで作者が想像してこそ、きちんと責任を持ってこそ成り立つジャンルだと思う。
さて、「鍋に弾丸を受けながら」は非常に誠実に世界と向き合うリポート漫画である。
語り手は、世界中の危険な地域を旅しながら、その土地でしか食べられない至高の食を追い求める。
その旅の過程のリアルさ、日本にいるだけでは絶対に食べられない危険なグルメ、そして旅先で出会う人々との絆が魅力的だ。
しかし、この硬派な作品のなかで、たったひとつだけ、非現実的な設定がある。
「主人公は、二次元の過剰摂取によって脳が壊れている。そのせいで、すべての人間が美少女に見える」という設定である。
なにも知らない人は、この設定を、漫画の見た目を萌え系にするための商業的策略だと思うかもしれない。
でも、これは旅先で出会った人のプライバシーを保護しつつ、どうしても『その人物の容姿が読者にとって好ましいかどうか』という余計な情報が発生しがちな漫画において、それを発生させないという、非常に倫理的な追加設定である。
中年であろうと、子どもであろうと、老人であろうと、もともとどんな容姿の人であろうと、女性であろうと、男性であろうと、鏡に映る自分自身も含めて、すべてが等しく『美少女』になる。
そこにはモデルとなった人物に対してのルッキズムのジャッジは存在しないし、読者に勝手なジャッジをさせることもない。
なぜなら、全員の容姿が等しく『嘘』だから。
『嘘』で覆い隠すことで、その人物そのものには読者がたどり着かないように、配慮されている。
語り手が旅先で出会う友人たちのなかには、裏社会のすぐそばで生きているような人もいる。
そういう、プライバシーを暴露されてはまずいかもしれない人の容姿について、読者に情報を与えないという作品構造がすごくよくできている。
実在の人物を題材にし、公に発表するというのなら、これくらいの熱量で向き合うことが理想なのではないだろうかと個人的には思う。丁寧すぎるくらいでちょうどいい。
そうして、旅で出会った人々への敬意を払っていることがわかるからこそ、「鍋に弾丸を受けながら」の表現のリアリティは増していくのだと思う。
危険な場所で出会い、心を通わせあい、美食をともにしたことへの感謝の気持ちをちゃんと持っているからこそ、漫画にするにあたって、彼らを最大限に尊重しているのだろう。
#読書
2022年8月10日(水)
ニコラのGOODっぽいエンドを回収。
最初のBADの印象が怖すぎて、GOODまで行ってもあまり萌えられなかった。
からの、2人目の攻略対象はダンテ。
まだエンドまで行ってないけど、めちゃくちゃおもしろい。
やっぱりふたりとも奥手のパターンはいいよね……これがメインディッシュよ……。
ニコラのルートとはぜんぜん違う話の展開になってて驚き。
これ、もしかしてルートごとにやることがぜんぜん違うのか!?
ニコラのルートでさんざん主人公をひどい目に合わせてきた人が、まったくひどいことをしてこないのだが!?別人!?とびっくりしている。
というか、そのキャラの出番がマジでほとんどない。
ルートごとにちょっとずつ真実が明かされていくタイプなのかな~。楽しみ。
明日はダンテをクリアして次に行きたい。
#ゲーム
2022年8月9日(火)
わけありの生徒たちが集う、ぼろぼろの男子寮「あすなろ館」。
昨年、とある事件が起きたため、寮生の数は減る一方。
そんなあすなろ館に動物大好きの変人・鷹宮絵愛が転入してくる。
鷹宮と同室になってしまった兎川雛太は、最初は鷹宮の身勝手さや変人ぶりに戸惑うが、徐々に友情を育んでいく。
しかし、ある日、学内で絶対的な権力を持っていた生徒会長が殺害される。
容疑者は、全員があすなろ館の仲間たち。
はたして、ふたりは事件の謎を解き明かすことができるのか。
文体はかなりライトで、設定や表紙絵もかなりキャラミスの王道っぽい感じなのだが、コンセプトは意外にも本格寄り。
終盤での華麗なる消去法推理はたまらない。
派手さはまったくないが、本格とは本来こういう形であるべきなのかもしれない。
おそらく、推理はせずにミステリの定石部分だけ見ていた人は、見事にミスリードに引っかかってしまうはず。
絶妙に紛らわしいヒントが出てくるのが憎い。
雑な予想とかではなく、まじめに推理と向き合った人だけがたどり着ける真相がいいなあ。
「変人でコミュニケーション能力がないタイプのホームズ役、社会に出たら絶対いじめられるよね!?」と常々思ってる人的には、「変人ホームズを高校に転入させたらどうなるか?」という実験としてもなかなか楽しめたり。
こういう愚直で泥臭い推理をする作品が急に飛び出してくるから、本格推理開拓はやめられないぜ……。
#読書
2022年8月8日(月)
第42回小説推理新人賞受賞作を含む、全5篇の連作短篇集。
高校を舞台にした、ダークな青春ミステリ。
ミステリとしては若干小粒で物足りなく、もう一展開ほしいところだが、本作の主眼は名探偵(安楽椅子探偵)の暴力性に対する批判や、自己肯定感の低すぎる小市民が高校の運動部でどう生き抜いていくかという部分にあると思う。
米澤穂信の古典部シリーズが好きな人にはベストマッチしそうな内容。
この手のダーク青春もので、がっつり運動部の話というのはけっこう珍しい感じがする。
ダークなやつはだいたい文化部か帰宅部だという先入観があるけど、むしろ他人と自分を比べて切実に落ち込むような体験って、運動部の人のほうが多いのかもしれないなー。
安楽椅子探偵という存在への倫理面での批判はなかなか読み応えがある。
高校という閉鎖された空間において、殺人や傷害ならともかく、些細な日常の謎を解き明かすことに意味はない。
むしろ、解き明かさずにそのままにしておいたほうが適切であることのほうが圧倒的に多いはずだ。
他人の事情に土足で踏み込んでいくからには、問題解決や他者救済の姿勢が不可欠である……という常識的な大前提を理解しない安楽椅子探偵たちが、いかに無責任で情けない存在であるかということをしっかり描いていて、その視点がすごくおもしろかった。
ハウダニットには興味を示すが、ホワイダニットにはまったく興味がないミステリオタクの愚かさの描写とか、まさに普段の本格推理オタクたちの戯画化そのものなのだけれど、実際にこんなやつが存在していたら、そりゃあ迷惑だろう。
#読書
2022年8月7日(日)
まさかの、戯言シリーズの新刊が出るらしい。
本編から何年後の話なんだろう……旧キャラは出るのか……?など、興味が尽きない。
なんだかんだで、戯言シリーズは自分の読書生活の分岐点だと思うし、いまだに名作として色褪せない作品だ。
ライトノベルレーベルではないにもかかわらず「このライトノベルがすごい!」3年連続ランクインを果たした一大ヒット作品であり、序盤は鬱な本格ミステリ、中盤以降はバトルものという二度おいしい作品でもある。
西尾維新を食わず嫌いしている人でも、本格推理パートくらいは読んでほしいと思ったりする。
まだ量産を始める前の西尾維新なので、ある程度密度があり、文体に耐えられれば、最近の作品の味が薄いなと思っている人でも楽しめると思う。
青春と鬱とグロと病みがあふれる半ライトノベルだった、あのころのいくつかのメフィスト賞作品。やっぱり好きなんだよなー。
2022年8月6日(土)
しかし、きょう再生しようとしたところ、前にダウンロードしたはずのものが半分ほど消えていた。
消えているだけならすぐにダウンロードすればいいだけじゃん、と思い、ダウンロードし直していたが、全然ダウンロードされない。遅い。
アプリを削除したり、一旦機内モードにしたり、違うWi-Fiに繋いだりなどしてみたが、やはり遅い。
インターネットそのものが遅いわけではないっぽい。
ずっとダウンロードボタンがグルグルしている。悲しい。
とりあえず、一晩かけてダウンロードを頑張ってもらうか。
最新のラジ父をあしたの出勤時に聞きたいのだが、古いものから順番にダウンロードするシステムなので、もともとあったものを元に戻すだけで精一杯で、最新のラジ父までなかなかたどり着かない。一晩で終わるのだろうか。
「タイマン森本」のサツマカワRPGの回、いままで見たタイマンのなかで一番おもしろかった。
ほとんど小物なしの一発ギャグで走り抜けていくのが最高。
ガクさんの回も好きなんだけど、普段ふつうにツッコまれてる立場の人じゃない人のほうが展開に意外性があっておもしろい気がする。
「お昼到着でーす」があまりによすぎて一生やっててほしい。
ランチを運ぶだけでおもしろい謎。
#お笑い