2024年3月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する



久しぶりに、こたけさんのリーガルチェックを見る。
単にチェックするだけでなく、ネタの品評を多角的にやってくれているのが好きなんだよなー。
吉住さんのネタの炎上の件やお抹茶さんの利用規約違反の件についても、偏りのない目線から一言添えてくれていて、丁寧だと思う。
実は、ネタの見どころのおさらいとしても優秀なコンテンツなのではないか……と最近気づきはじめた。
「そういえばそんなくだり、あったな……」と思い出せて嬉しい。

#お笑い

かなり長い間積んでいた、連城三紀彦「人間動物園」を読む。
「このミステリーがすごい!」2003年版の7位ランクイン作品。

吹雪で交通網が麻痺した埼玉県笠井市で、汚職疑惑のある政治家の孫娘が誘拐された。
被害者の自宅には盗聴器が大量に仕掛けられており、警察は家の中に立ち入ることすらできない。
異常な状況のなかで、追い詰められていく母親と警察官たち。
彼らははたして、誘拐された少女を取り戻すことはできるのか。

いやー、変な話だった。
視点がいろんなところに飛びまくり、話もとっちらかり、なにが主眼なのかわからない迷宮へと徐々に入り込んでいく。
でも、この視点飛ばしは文章が下手だから起こっているのではなく、『人間動物園』という主軸を表現するためにわざとやっているのだと思う。

こんな面倒なことを意図的にやっているというのが、連城三紀彦らしすぎる。
全編通してあまりに読みづらいので、何度か挫折していたのだが、ようやく最後まで読めた。
ラストシーンは連城作品らしい美しさ。
ミステリ的にはトンデモ寄りの展開なのに、どこか叙情的なのがいいな。
人間ドラマとしてはかなり濃厚。
連城三紀彦にしか書けない、唯一無二の世界観を堪能した。

#読書

はやみねかおる「ぼくと先輩のマジカル・ライフ」(角川つばさ文庫)全2巻を読む。
初出が2003年ということで、「令和の倫理観に照らすとちょっとダメでは?」と思う箇所もあるが、いつものはやみねかおるのテンションで、安心して読める。

本人は自分を普通だと思っているが、実際のところはかなりの変人である語り手・井上快人。
幼なじみの川村春奈は本物の霊能力者で、霊能力を恐れない快人に好意を抱いているようだ。
快人は、大学に入学するにあたり、親からの仕送りを拒んだ結果、家賃月1万円の今川寮に住むことになってしまう。
変人だらけの今川寮のなかでも、もっとも得体のしれないオカルトマニアの変人・長曽我部慎太郎に目をつけられてしまったふたりは、「あやかし研究会」という部活に入会させられてしまう。
不可思議現象を研究しつつ、日常の謎を解いていく「あやかし研究会」。
長宗我部先輩と快人は、事件の謎を解くことができるのか。

本物の霊能力者というチートキャラを介しつつ、オカルトを理論で紐解いていく……という魅力的な導入で、なかなか好きなお話だった。
はやみねかおる作品の登場人物で大学生たちがメインというのはなかなか珍しい気がして、そこも新鮮で好きだなあ。

非常にもったいないのは、「長宗我部先輩は何者なのか?」という最大の謎が解かれないまま終わってしまうというところ。
大学に8年間通っている仙人のような先輩で、どうやらオカルトの力で人格が変わってしまうらしい、というフリだけを残し、謎めいたままフェードアウトしていくのがずるい。
夢水清志郎ポジションなんだと思うと、謎めいているほうが雰囲気としてはいい気もするが。
たぶん、シリーズ化していたらさらにおもしろくなっていたのだろうなーと思うし、そうなっていないからこそ、謎が多くて魅力的な人物に見えるというのもありそう。
今からでも続きを書いてくれないかなー、と思わずにはいられない。
「涼宮ハルヒの憂鬱」的な感じの、オカルトとミステリをミックスした部活ものとして、リブートしてほしいなー。もっとこの三人が見たい。

#読書

久しぶりに、タワーディフェンスで遊びたい!
ということで、「Bloons Adventure Time TD」を3年ぶりに起動。
アドベンチャー・タイムのキャラクターが風船を割るゲーム。
難易度は骨太で、なかなかやりがいがある。
2020年からプレイしているのだが、難しすぎて詰まっていた時期があり、合計プレイ時間は33時間くらい。

使用するキャラクターや装備によって、攻略方法がかなり多彩に変化するのがおもしろいんだよな。
自分は今のところ、フレイムプリンセスとアイスキングで一掃する方法を取っている。
キャラごとの風船の数を評価するトロフィーがあるので、本当はもうちょっとバラすべきではある。
3年ぶりでも変わらず楽しいゲームで、安心した。

#ゲーム

「映画ドラえもん のび太と空の理想郷」を見た。
うーん、これはなかなか評価が難しい映画かもしれない。
途中まではかなりおもしろく見ていたのだが、ドラえもん映画としてはちょっと求めているものと違うかなと思う。
以下はネタバレが含まれる感想。

新ドラオリジナル作品に関しては、「ひみつ道具博物館」と「南極カチコチ大冒険」が大好きで、かつ、「宝島」と「月面探査記」で非常にがっかりして映画を見に行くのをやめてしまったという経緯がある。
評価軸としては、物語としておもしろいかどうか以外に、「ドラえもん映画らしさをどこまで守っているか」、「ドラえもんの設定をどこまで理解しているか」という部分を重視しているのかもしれない。

「空の理想郷」は物語としてはそこまで悪くないし、テーマ性も独自でおもしろい。
伏線の回収は非常に丁寧で、ゲストキャラも魅力的……といいこと尽くしのように思えるのだが、「ドラえもんらしくないな」「ドライだな」と思うシーンが随所にあって、最終的にイマイチな印象になってしまった。がっかりしてばかりだった「宝島」に比べたらいい映画ではあるけど、やっぱり満足度は低いかな。

いろいろ言いたいことはあるが、一番気になるのは、ラストシーンでソーニャを一度殺してしまったくだり。
この展開が、映画ドラえもんとしてはグロテスクすぎると思う。
一気に、「そこまでしなくても」という気持ちになってしまった。

ドラえもんは、『青くて耳がない』からドラえもんたりえる。
作品によって理由は違えど、耳をかじられたこと、青くなってしまったことも含めて、個性だ。
ドラえもんが爆死したけど、メインチップが残っていたから、来週からは『黄色くて耳のある』ドラえもんの体でリスタートしますね!と言われたら、それは違うでしょ、とみんな思うはず。
ドラえもんはドラえもんの体でこれまで生きてきたからこそ、大量量産型ではない、自分だけの心と個性を持っている。そんなロボットだ。
なのに、「空の理想郷」は、ゲストキャラに関してはメインチップさえ残っていれば再生できる、ロボットだから体は変えていい、という価値観を持ち出してくる。
この認識はたしかに理屈としては正しいが、歪であり、やりすぎだと感じる。
自分の命を賭してまで、みんなを助けるという展開も、児童向け作品でやるのは一世代遅れているのではないか。
2000年代くらいならいいかもしれないけど、令和では全員が助かるルートを模索してほしい。
あくまで個人の好みの話であって、物語的必然性の話ではないが、ソーニャを殺すくだりは本当に不要だと思う。
ゲストキャラにやっていいことの範囲を超えている感じがする。
彼が非常にいいロボットとして描かれているからこそ、死と再生を美談として扱うエンディングにもやもやしてしまう。

ただ、ここでこんなにもやもやするということは、『ドラえもんとソーニャという二体の猫型ロボットが友情を育む』というメインストーリーに関しては成功している、という証拠でもある。
細部は丁寧に埋められている箇所が多く、雑な映画ではまったくないんだよな。そこがまた複雑な気持ちにさせる。
「映画ドラえもん」に自分がなにを求めているのかを映し出す、リトマス試験紙のような映画といえるかもしれない。畳む


#映画

仕事が終わり、ご褒美のつもりでケーキを2個買って食べたのだが、糖分を取れば取るほどメンタルが不安定になる体質なので、限界を超え、完全にメンタルが崩壊した。
甘いもの、やめよう……と心に誓うのであった。

崩壊した気持ちのままで「R-1グランプリ2024」を見る。
ルシファー吉岡と街裏ぴんくという、感情と人生の重みが載ったふたりが完全に流れを変え、フリップネタ勢をなぎ倒していった。
このふたりが大きく跳ねたのは、芸歴制限撤廃のおかげでもあるが、それ以上にネタ尺が1分増えたことが大きいのではないかと思った。
ふたりの影響によって、それ以降は厳しい点数が続く。これは出順が大きい大会かもしれない……という残酷な流れとなった。
このふたりがラストのほうだったら、他の人たちももうちょっと点数が高かったのではないか。

個人的に好きだったのは、毎年ちょっとずつ精度を上げてくるサツマカワさん、地上波に乗せるには危険すぎる毒まみれの吉住さん1本目、最後の最後に身一つで人生を作り上げたどくさいスイッチ企画さん。
ルシファーさんの2本目で、お笑いにおけるいわゆるコントパートを、コント内のおじさんがひとりで演じているという入れ子構造の状態が滑稽でめちゃくちゃ好きだったのだが、最終審査で一票も入らず、落胆した。
「見せ算めちゃくちゃ好きだったな~、何票入るかな」とわくわくしていたらどん底に突き落とされた、数ヶ月前のあの日を思い出した。

今後、ぴんくさんがどれくらいの温度感でバラエティを一巡するのかが非常に気になる。
あと、どうにかして、理音さんにもっとR-1チャンピオンとしての夢をしっかり見せてあげてほしい。これは本当に切実な願いとして。
しんいちさんが昨年からバラエティの新たな活路を見出して来ている気がするし、理音さんもここから活躍を増やしてほしい。

さて、『漫談』が久々の優勝を飾ったということで、来年は永田さんが優勝して、「ピン芸といえば、漫談である」というくらいのうねりを見せてほしいな……という新たな希望も生まれた。
来年に漫談でR-1に出ると、ぴんくさんの熱量と比べられてしまうのか……と思うとなかなかハードルが上がったような気もするけれど、来年も楽しみだ。

#お笑い

伊澤 理江「黒い海 船は突然、深海へ消えた」を読んだ。

2008年、太平洋上で停泊していた漁船・第58寿和丸が突如、数分のうちに沈没。17人が死亡・行方不明となる大事故となった。
第58寿和丸はもっとも安全なパラアンカーによる停泊法を用いており、突然沈むということは考えられない。特別に海が荒れていたわけではなく、周辺の僚船はまったく被害に遭っていなかった。
生き残った3名の乗組員の証言では、海には大量の黒い油があふれていたという。彼らは油のなかを必死に泳いで脱出している。
油は、おそらく第58寿和丸から流出したものと思われるが、船から油が大量にあふれているということは、船には『傷』が入っていたのではないか? なにかとぶつかり、船底に大きな亀裂が入り、沈没したのでは……と生存者たちは一様に考えているようだった。

しかし、国側が提出した報告書はずさんなものだった。生存者たちや漁船関係者の証言とはまったく噛み合わない、沈没の原因は「大きな波」によるものだという結論を提出され、当事者たちは大きく戸惑うこととなる。
5000メートル以上の深海に沈んだ船の調査も拒否され、事件は迷宮入りとなった。

波が原因で船が沈んだとは考えられない。船はおそらく、見えないなにかと衝突したのだ。
では……その『なにか』とはいったいなんなのか?
突き止めることはできないのか?
国は、なにかを隠しているのか?
忘れ去られた事件を執念で追いかける、ジャーナリストの戦いが始まる。

非常に論理的で読み応えのあるルポ。
当事者たちは事故の記憶に苦しめられているのに、報告書を作った側の人間たちは、取材に対して「記憶にない」「船の名前を聞いてもやっぱり思い出せない」と答えるシーンがたくさんあって、胸が締め付けられる。
都合の悪い真実を隠しているから「記憶にない」と言い張っているのか、それとも本当に忘れているのか。どちらにしても、当事者でないと、人はここまで残酷になれるのか……としみじみと感じずにはいられない。
国側の担当者はころころ変わっていて、ひとつひとつの事故に対してまったく誠実に対処していないということも浮き彫りとなる。黒塗りだらけの書類が提出されるくだりでは、この国が今もはらんでいる隠蔽体質について考えさせられる。

死者・行方不明者合わせて17名という大きな規模の事故であるにも関わらず、個人的にはまったくニュースで見た記憶がないなと思っていたのだけれど、当時、2008年6月8日には秋葉原通り魔殺人が起こっており、6月の報道はこの事件一色になっていたから、みんなの記憶には残っていない……という部分も、なんとも言えない悲しさがあった。

2008年の事故の3年後、2011年には東日本大震災による津波が港へと打ち寄せ、漁港の男たちは再び窮地に立たされる。しかし、この先の人生を生きていかなければならない。
過酷な試練のなかで、それでも前を向く当事者たちの姿に、胸を打たれた。

#読書

きょうは、駅メモ旅の日だ。
駅メモ旅とは、位置情報ゲーム「駅メモ! - ステーションメモリーズ!」をプレイして未獲得駅を埋めながら、行き先をアドリブで決め、降車してそのまま引き返してくるという旅のこと。
基本的には、電車に乗ってぼんやりしているだけという気楽な旅だが、一応、いくつかの条件はある。

・空いている時間は、ラジオを聞くか読書をして過ごす
・電車代以外の出費は極力減らすが、途中の飲み食いは我慢しない
・可能であれば、行きと帰りは別のルートをたどることが望ましい
・降りた駅の周辺を歩いて楽しむ
・過度な観光はしない

毎度のことだが、電車に乗ることが目的であるため、降りた駅で買い物をするとか、観光をするということはほぼほぼない。
以下、無駄に長いので、折りたたんでおく。

まず、旅のスタート地点で家系ラーメンを食べる。
きょうは贅沢に過ごしてやるぜ!!という気合を入れるため、杏仁豆腐もつける。完璧。

そして、西武新宿線へ。
これまで、西武新宿線に乗る機会そのものは多かったのだが、端から端まで行く機会がなかなかなかったのだった。
未取得だった上石神井駅~下井草駅を取得し、無事にコンプリート。
西武線で残っているのは、あとは西武多摩川線のみ。
西武池袋線、西武西武園線、西武国分寺線、西武拝島線、西武狭山線、西武山口線、西武秩父線、西武有楽町線、西武多摩湖線、西武豊島線はすでにコンプ済みだった。
こうして見ると、こまごました路線が多いなあ、西武線。
池袋線と新宿線を除くと、すべてが8駅以内におさまっているという。

下井草駅で降りてもよかったのだが、せっかくなので、終点の西武新宿駅で降りて、新宿駅から帰るか~。西武新宿という名前だから、きっと新宿駅まで、歩いていけるよね。
……などと、西武新宿駅で降りたことがない田舎の民はのんきに考えていたのだったが、これは甘かった。
西武新宿駅で降りて改札を出てみたが、どこにも新宿駅が見当たらない。案内も見つけられず。
怪しげなピンク色をした巨大トレーラーが、「ショコショコ~、ショコラ♪」みたいな変なメロディを垂れ流しながら通り過ぎていく。初めて見る車だが、「バーニラ、バニラで高収入~♪」の亜種だと思う。
ちょっと歩くと、「東新宿駅まで600M」という立て看板が見つかった。
新宿駅ではないが、東新宿駅なら、大江戸線に乗れるな……という目算を立て、東新宿駅に向かう。

しかし、街の様子がなんだかあやしい。いつも通っていた新宿の風景と違う。
古そうな建物の薄暗いお店が多かったり、ヒッピーっぽい感じの人がうろうろしてたり。
途中、何度か横断歩道で信号待ちをする機会があったのだが、みんな、歩行者側が赤信号で、車が何台も来ているのに、平気で道を渡っていく。車は急ブレーキをかけて止まる。
もちろん普通に待っている人もいるが、1回の赤信号で、10人くらいはまるで青信号かのように横断していた。なんだ、この街は……。
そして、目の前に「アパホテル 歌舞伎町店」というでかい建物が現れて、「これが、歌舞伎町だったのか!?」とアホみたいな答え合わせをしていた。
あんなに「龍が如く」で見ているのに、いざ歩きだすと意外と気づかない。
新宿駅の住所は「新宿区新宿」なのだが、西武新宿駅は「新宿区歌舞伎町」にあるのだった。そうなの!?
西武線は近くの駅まで長々と乗客を歩かせることに定評があるが、まさか歌舞伎町を歩かせる仕様になっていたとは。
東新宿駅は一応、「新宿区新宿」にあるんだけど、雰囲気的にはやや歌舞伎町に近いと思う。ちょうど中間くらいにあるのかな。

さて、歌舞伎町の雰囲気の上澄みだけを味わったところで、東新宿駅を起点に、都営大江戸線をコンプしに行くことに。
都営大江戸線といえば、15年前に放映していたアニメ「ミラクル☆トレイン ~大江戸線へようこそ~」の印象が強い。
鉄道をモチーフにしたアニメって珍しいよな、と新鮮に見ていたような記憶がある。
ただ、アニメのメインキャラとして出てきていたのは、都庁前、六本木、新宿、両国、月島などで、ほとんどの駅は空気だったのはやや惜しい。38駅もあるからしょうがないんだけど、アニメがもうすこし続いていたら、他の駅ももっと活躍できたのかな。
今回は国立競技場駅、新御徒町駅~清澄白河駅までを埋め、無事にコンプリート。
そのまま、地下鉄で読書しながら帰ることにした。
喉が渇いたので、乗換駅の自販機でミルクティーを買い、休憩しながら帰宅。

なお、これで路線コンプは71本目。
ついに70超え!ということでかなり嬉しい。次の目標は100。

駅メモ旅は、車内でほとんどの時間を過ごすので、ラジオと読書の準備が必須。
今回の旅のおともは、伊澤理江「黒い海 船は突然、深海へ消えた」というノンフィクション本と、「ほら! ここがオズワルドさんち!」にした。
前半は「黒い海」を夢中で読み進め、後半は「オズワルドさんち」を聞いていた。
本の感想はまた別の日に書くとして、「オズワルドさんち」はカオスだったな……。
畠中さんががんの手術で欠席しており、ピンチヒッターとして、鈴木もぐら(全裸)、真空ジェシカ(片方全裸)が来るという……ラジオなので、冗談で全裸と言っているのかと思ったが、あとで収録風景の写真を見たら、本当に全裸だった。どういうこと? 脱いでいいのか、ラジオブースって……。
もぐらさんと真空ジェシカが伊藤さんを言葉で攻めて困らせまくるという、3対1の卑怯な構図が最高だった。「ほら!ここが父ちゃんちの踊り場」すぎるのよ……。
イワクラさんと伊藤さんが喧嘩中で、結婚は今はしないかも、という話が妙に深刻なトーンだったなー。気になったが、詳細はぼかされていて、よくわからなかった。続報を待つか。畳む


#ゲーム

「Cell to Singularity」、仕事から帰ってきて起動したら、人類が誕生し、石器時代がはじまった。
昨日は哺乳類を誕生させるところまでしか行けなかったのだが、翌日になると人類が生まれている……というスピード、完全に「ドラえもん のび太の創世日記」じゃねーか!!という感じで、創世日記好きとしてはかなり嬉しい体験だ。
もっと人類を進化させていきたい。

#ゲーム

「Cell to Singularity」というゲームをはじめた。
何も考えたくないぜ!というときにはとにかくクリッカーをやりがちなのだが、そろそろ新しいクリッカーを開拓したいなということで。
「Cell to Singularity」は、生物の進化の過程を学びつつ、地球の生態系や宇宙そのものを作り出すクリッカーゲーム。
今のところ、惑星や衛星を発見し太陽系を生み出すパート、恐竜をひたすら進化させるパート、そしてDNAやアミノ酸から始めて、さまざまな生態系を生み出すパート(これがメイン?)の3パートに分かれている。
ゲームバランスは良好で、序盤はほどよいペースで進んでいく心地よさがある。
ビジュアルも非常にクオリティ高いものとなっており、ピンからキリまでさまざまなゲームがあるクリッカーゲーム界隈のなかでも、かなり上位に位置する作品なのでは?という予感がある。
Steam実績は19個ということでかなり少なめだが、ゲーム内実績は253個もある。なかなかやりこめそうである。

#ゲーム

R-1グランプリ開幕へ向けて、ネタを知らない人たちの予習をしようと思ったが、名前を知らないのは真輝志さんとどくさいスイッチ企画さんだけだった。
お抹茶さんのネタもあんまり見たことないけど、それ以外はよく見かけるメンバーという感じ。
芸歴制限がなくなったことで、ベテランだらけの大激戦になり、例年よりもバチバチのバトルになる……という状態を運営サイドは狙っていたのではないかと思うけど、メンバーは撤廃前とそんなに変わらないという。



ということで、今回唯一のアマチュアからの決勝進出のどくさいスイッチ企画さんのネタを見る。
自分の出順が最後だと聞かされたときの、「アマチュアは一番最初に置くべきだと思います」という冷静なツッコミが印象的だった。
いったいどんな人なのかと思って見始めたが、めちゃくちゃテンポよくておもしろい!!
発想も独創的で好き。
絶対にピン芸人でなければ実現できないテンポ感で、至高のピンネタだと思った。
相手のセリフがないことで、スピードを上げると同時に想像力にも働きかけてるの、センスいいなあ。
顔がちゃんとクイズ王っぽいのも説得力ある。
「優勝するのを目標にしないと、みんなに失礼なので、優勝したいです」という誠実さあふれるコメントもあいまって、かなり応援したくなった。

#お笑い

完走したスーパー戦隊の数を数えてみたら、15本だった。
けっこうたくさん見たし、そろそろ半分くらい行ったか!?と思っていたが、まだ全体の3割くらいという……スーパー戦隊マラソンの道のりはまだまだ続く。
大本命のルパパトを見終わってしまったため、次になにを見ようか、また考えている。
最近はカクレンジャーを見ている。なにも考えずにだらだら見られて、サクッと話が終わるのが気持ちいい。

半分くらい見て放置している作品がいくつかあるので、そこから攻めていったほうがよさそうではある。
でも、半分くらい見たのに最後まで見ていない作品って、相性があまりよくないパターンが多くて、それよりも新しい作品を見始めてしまったほうが楽しいのでは?という気持ちもある。
キャラが好きになれないとか、レッドの性格が合わないとか、そういうタイプのが多いかな。

目下のところはカクレンジャーと、実はお楽しみ用にまだ話をいくつか取ってあるギンガマンかなー。
VSを楽しむために合間合間を埋める、という意味ではトッキュウジャーとキュウレンジャーを埋めたほうがいい。
このふたつを埋めると、ゴバス~ルパパトまでの7年分のコンボが繋がるんだよなー。

#特撮

武田惇志、伊藤亜衣「ある行旅死亡人の物語」を読んだ。
行旅死亡人とは、病気、行き倒れ、自殺など、さまざまな理由で亡くなり、身元が不明のまま、どこにも引き取り手のいない死者を指す法律用語。基本的に事件性はないのだが、官報にて公表される行旅死亡人のデータには、時折、不可解なミステリーを匂わせるものがある。
「ある行旅死亡人の物語」は、ふたりの記者が、3400万円という大金を持ちながら死んだ名もなき女性の人生を追い、彼女の名前を見つけるまでを克明に描いた、執念のルポだ。

所持金3400万円、そして右手の指が一本もない。持ち物のなかには星型のペンダントがあり、ペンダントのなかには暗号のような数列が記載されていた。部屋には大きなぬいぐるみが大切に残されていた。
そんな女性の遺産の相続人を探している弁護士と接触するところから、物語ははじまる。
さまざまにもつれあう人間関係を丁寧に紐解きながら、女性の名前が発覚するくだりは、どんなフィクションよりもぐっとくる。
もちろん、ノンフィクションなので、判明しない点も多いのだが、それも含めて、ひとりの人間の生の厚みを感じられて、読み応えがあった。

どんなに隠れて生きようとしても、その人が働いたり、近所の人と話したり、家賃を払ったり、買い物をしたり……どこかで他人とのつながりが生まれる。
もしかしたら、自分もいつかは行旅死亡人のひとりになるかもしれないけれど、だれかが足跡をたどってくれたなら、きっとそこかしこに生きた証があるはずだ。
ありふれたものかもしれないけれど、自分にもそんな痕跡が残されている。
自分が死ぬ日のことを想像して、世界のスケール感に圧倒される。そんな本だった。

これを読んだあと、行旅死亡人データベースを閲覧してみたのだが、病気、孤独死、自殺などのありふれた死因とは別に、「ホルマリン漬けにされた胎児」、「江戸時代に死んだと推定される人骨」、「ゴミ捨て場に捨てられた火葬後の遺骨」など、さまざまな行旅死亡人のデータがあって、データベースを読んでいるだけでも、「こんな人生もあるんだな」と世界が変わっていくような感覚があった。

やっぱり、ノンフィクション本は視界が急激に広がるような感覚があって、小説とはべつの手応えがあるよなー、としみじみと思った。
また、おもしろいノンフィクションが読みたくなる。

#読書



Tempalayの「そなちね」が宇多田ヒカルの「光」にそっくりで、素直に聞けない……と怒っている人を以前見た。
そんなに似てたっけ?と思いつつ、しばらく忘れていたのだが、久しぶりに聞き直したら、「あ、ここの部分のことか!!」とようやく気づいた。



「光」終盤の「もっと話そうよ目前の明日のことも」のところが、「そなちね」の「その白さ 夏の煙にまかれては消えてゆくあてもなくただ」のパートに印象が似ているよね、ということだったのか。
それ以外の部分のイメージが違いすぎて、どこのことを言っているのかもピンときてなかった。
こういうの、言われないと絶対気づかないんだよな。アンテナが鈍いんだろうな。
たまたま似ているというよりは、「そなたは美しい 光あれ」、からの「その白さ」(光の白さのこと?)という流れのなかのメロディであり、タバコや花火という「光」が印象的に出てくる曲でもあるので、「光」を想起させるように、あえてここはこういう雰囲気にしているのでは?と個人的には思う。このあたり、インタビューとかで語られていたりするんだろうか。
しかし、「光」のMVはセンスあるよなあ。初めてテレビで見たときに「何だこれは!?」と思った記憶がある。

#音楽

2024年2月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

「ストリートファイター6」、ランクマッチで遊ぶ。
始めたてのひよっこなのに、強い人にたまたま勝ってしまい、シルバーランクになってしまった。
しばらくはブロンズあたりでうろうろする心づもりでいただけに、急に強めの人たちに囲まれて心折れそう。
コンボ覚えないとな……と思いつつ、だらだらとバトルハブをやったり、ラシードのストーリーを見たりしていた。
バトルハブで自分と同じくらいの強さの人に出会えたときが一番楽しいかもしれない。無限に再戦できるし。いい感じの人がいるかどうかは、時間帯やマッチングによるのかなあ。きょう会った外国人のエドはほどよい強さだったなー。

キャラが好きでやってるところもあるので、ラシードのストーリーの内容には期待していたのだが、リュウとの再戦、そして動画配信のためにドローンを購入しただけ……という申し訳程度のお話しかなくて、せつない。
こんなになにもないこと、あるんだ……。
せめてアザムとの掛け合いかA.K.I.との因縁が見たかったなあ。アザムなしなのは、声優の節約なのか?

#ゲーム

「相席食堂」(2024年2月20日)「街ブラ-1グランプリ」完結編を見る。

先週の予想通り、マユリカの優勝。
なにもしていないマユリカVSなにもしていないくらげ、という、作り物ではないナマのおもしろさのデッドヒートがおもしろい。
主に大悟さんの好みだと思うけど、作り込みすぎるよりも、ナマの人間の感情がそのまま載っかっているロケのほうが楽しい、というような評価軸がある気がする。
昨年優勝の真空ジェシカも人間ドラマだったし、やっぱりロケは感情やドラマがあったほうが見ごたえがあるのかもしれない。

さて、今回は、ともしげさん軸にしたらパッとしなかったモグライダー、完成度はかなり高いが、それゆえに作り物感が出てしまった真空ジェシカ、そして、ヘンテコお父さんと公園でひたすら遊ぶだけのマユリカの三本立て。
マユリカが優勝したのはほぼほぼお父さんのキャラがおもしろいからであり、構成もクソもあったものではない。
だが、カベポスター、ヤーレンズ、真空ジェシカなど、魅せ方重視で構成の上手なロケが多いなかで、くらげやマユリカの『本物』感はたしかに輝いていた。
ちゃんと計画できていない感じや、計画してはいるがから回っている感じが、めちゃくちゃ笑えるんだよなあ。
個人的にはくらげが優勝でもよかった気がする。
「くらげを優勝させたらまずいから、消去法でマユリカにしておこう」みたいな、M-1では絶対にありえないゆるい決着が楽しい。
ロケは経験を重ねればどんどん上手になっていくものだ。三年連続出場の真空ジェシカのロケの上達っぷりは凄まじい。
でも、上手になる過程で失われてしまう魅力は確実にある。
くらげとマユリカのロケには、そんな刹那の輝きが隠されていたという気がした。畳む


#お笑い

「警察戦隊パトレンジャーFeat.快盗戦隊ルパンレンジャー ~もう一人のパトレン2号~」を見る。

本編で東雲悟が出てきたとき、「こんなぽっと出のキャラ、偽物に決まってるだろ!」と瞬時に判断してしまったのだが、実際は本編の合間にこういう掘り下げエピソードがあったという。
ぽっと出のキャラ扱いして申し訳なかった。

30分という短い時間の中で、かつてのパトレン2号・東雲悟がどういう人だったのかを丁寧に語っている。
圭一郎とはまた別の意味で、理想の警察官だったという事実が判明するのはお見事。
しかし、ラストシーンでジュレに訪れた東雲悟はおそらく……という点も含め、視聴者に対してはかなり厳しめの展開ともなっている。人の心がない。
念願の警察サイドの掘り下げなのに、鬱展開の重みが増すという。

けっこう大事な話でもあると思うんだけど、なんでこれを本編でやらないんだ!?という気持ちにはなるなあ。
本編は警察サイドの話がかなり少なめだったので、これくらいの情報は、本編で東雲悟が出る前に、咲也の主役エピソードの一部として入れてあげてもよかったのでは。
ジャックポットストライカーの件もそうだけど、本編が盛りだくさんすぎて、入りきっていない要素がちょこちょこあるのが凄まじい。密度の濃さが半端ないな。

#特撮

北沢 陶「をんごく」を読んだ。
第43回横溝正史ミステリ&ホラー大賞受賞作。
大正末期の大阪を舞台とした、静かで美しいホラー小説。
関東大震災で妻を亡くした壮一郎のもとに、妻そっくりの『なにか』が帰ってくる。
果たして、それは本当に妻なのか。
妻だとしたら、彼女をこの世につなぎとめるものはなんなのか。
死を自覚していない霊を喰らうエリマキという人外とともに、壮一郎は謎を追いはじめる。

怖さを期待して読み始めたが、実際のところは美しさが勝つ感じで、グロかったり怖かったりする要素は薄め。
静かにひたひたと満ちていく、狂気的な雰囲気がいい。
大阪をこういうふうにしっとりとした雰囲気で描く作品って、どちらかというと少ないほうだと思うので、ステレオタイプの打破という観点でも嬉しい一作だった。
エリマキというキャラクターが強烈に魅力的で、このままエリマキを主人公としてホラー連作にしてほしいという願望を持たずにはいられないが、ラストがきれいにまとまっているため、エリマキはこれ以上出さないほうがすっきりするかも、という気持ちもある。
デビュー作でここまで凄まじいクオリティのものを出してしまうと、このあとの期待値の上昇はえげつないのでは、と思う。次回作にも期待したい。

#読書

映画「かがみの孤城」(2022)を見た。原作は未読。

学校に行くことができない少年少女たち7人が集まる、鏡の中のふしぎな異世界に建てられた城。
その城には、願いの鍵と呼ばれる鍵が存在しており、それを見つけることができれば、なんでも願いが叶う。
期限は一年間。城に行けるのは、朝の9時から夕方の5時……ちょうど、彼らが学校へ行くはずの時間だ。
中学生であるということ以外に共通項がないはずの7人は、お互いにシンパシーを覚えながら、不器用に距離を縮め、城での一年間を過ごしていくが……。

いくつかの仕掛けがきれいに決まるラストが気持ちいい、ファンタジーミステリー映画。
それぞれが不登校になった理由がかなりえげつないのだが、それゆえに、最後に前を向いて歩きだせたシーンはグッとくる。

一応、学校であったいじめを主軸としたお話なのだが、「加害者/被害者」という二項対立で人間を切り分けていないところが奥深いと思った。
いじめを受けたり、不当な差別を受けたりして学校に行けていない人ばかりがいるはずの孤城のなかで、ウレシノという名の少年が「こいつには冷たくしてもいいかな」という扱いを受けているシーンでは、視聴者も背後から刺されたような感覚があった。
いじめで不登校になったはずの主人公・こころが「たしかにウレシノにはこういう扱いをしてもいいと思っていた」と自分で気づいて反省するというシーンがあり、この流れはすごく大事な意味を持っていると思う。
いじめはいじめっ子を断罪すれば綺麗サッパリ片付くとか、いじめられっ子はいじめをしないというように思いがちだけれど、実際はたぶん、そんなことはない。
いじめられるつらさを知っているはずの彼らですら、他人に冷たくしたり、ハブったりすることをやめることはできていないのだ。だから、7人しかいない孤城というコミュニティの内部にも階層ができてしまっている。
誰の中にもそういう行動に至る因子があって、現実の世界ではたまたま、彼らがハブられる側に位置していたというだけなのだろうな、と思わせる棘のあるシーンで、これは物語全体へのスパイスとしてよく効いているように思う。
そのうえで、その後はウレシノとの仲を丁寧に修復していっているのも誠実で好きだったりする。

不登校児をケアする方法について、かなり丁寧に描かれているのは物語に説得力が出ていてよかったと思う。
特に、加害者の言い分だけを聞いて被害児童の家に担任の教師がひとりで押しかけてくるシーンは印象に残る。
映画の外側の現実でも、こうやってなかったことにされるいじめがたくさんあるんだろうなと思わせるし、だからこそ、被害児童と加害児童が無理やり対面させられるよりも前に、教師の訴えを突っぱねた母親の勇気ある行動に胸打たれる。

こころは、一度折れた精神を修復して、新たな道へと歩みだす。
この過程のなかで、加害児童の反省や懲罰といった要素はまったく描かれない。
他の不登校児たちに関しても、ただ前へ進んでいくという描写があるのみで、彼らを不登校にしてしまった元凶がどうなったかという話はまったくない。
でも、悪を罰することで折れた心がもとに戻るわけではない。
あくまで、傷ついた心を癒やすことが一番大切なこと。心を治すことができるのは、自分自身だけだ。
だれかを傷つける嫌な人は、他のコミュニティに移っても、必ず存在している。そのことは、ウレシノの件からもよくわかる。
ならば、この場でいじめっ子を断罪したとしても、転校したとしても、フリースクールに通ったとしても、結局は別のどこかで同じことが起きるかもしれない。最後には自分の心と向き合わなければならなくなる。
視聴者としては、加害児童にも痛い目にあってほしいという欲望を持たずにはいられないが、その「因果応報が見たい、決着がつかないともやもやする」という欲望もまた、仄暗い加害性をはらんでいるという視点は忘れずにおきたいと思う。
傷ついた心を癒やし、ふたたび歩きはじめるための秘密のキャンプ地のような孤城の物語に、そういう加害性を持ち込まないようにしたい。
できるなら、喜多嶋のように、自分の傷を優しさに変えて、その優しさでいろんな子どもたちを包み込めるような、そういう生き方がしたいなと思った。畳む


#映画

発売日の直後に買ったのにまったく触っていなかったことでおなじみ、「ストリートファイター6」で遊ぶ。

DLCで5のときの使用キャラであるラシードがかなり前に実装されたため、おうち対戦をしてみた。
4→5の同キャラ使用(ケン、いぶき、春麗あたり)のときはコマンドがぜんぜん違う、技削除などいろいろ変更が合ったような気がしていたので、6もハラハラだったが、ラシードに関してはコマンドはほぼ同じ。
ちょっと違う技が追加されているくらいで、操作感はあまり変わらない気がする。覚えることがあまりなくて、気軽に使えるぜ。
勝利セリフのテンションはかなりウザくなっていた。テンション高いなー。5のあと、なにがあったんだよ。
「中東の旧家の長男」が「古い王家の血をひく高貴な生まれ」に変更されてるのも意味がわからない。
旧家と王家だと、ニュアンスがかなり違う気がするんだけど、どうやったらそんな変更に至るんだ。

システム的には、まだドライブシステムがよくわかっていないので、完全にセービングアタックだと思ってボタンを押している。
ドライブインパクトを使いこなせないとダメなんだろうけど、慣れるまでは時間がかかりそうだ。
ノー待ち時間で再戦できたり、かなり快適なシステムになっていた。
あとは本命キャラのアドンが実装されてくれれば、最高なんだよなあ。
6のストリートファイトのコンセプト的に、チンピラはすごく合うと思うんだけど……(※チンピラではなくムエタイの世界チャンピオンです)。

歴代使用キャラとしては、
ストⅡ:ケン、春麗
ストⅢ:いぶき(あんまりやってない)
ストZERO系:ケン、アドン
ウルⅣ:アドン、ケン、いぶき、ブランカ、春麗、元、エレナ
ストⅤ:ラシード、ケン、ブランカ、レインボー・ミカ
という感じ。使用感としてはアドンとラシードが好きだけど、安定性を求めるならケンかも。
6は今のところはラシード一択なのだが、他にも使用キャラがいると心強いなー。ケンかブランカが無難か。

#ゲーム

「ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド」(ゲームボーイ版)をちょっとプレイ。
きょうはFランク勝利まで。
以前にもやっていたのだが、急にフリーズしてデータが全部消えてしまい、心折れてやめてしまった。
気を取り直して、今回はまた最初から。

ドラクエモンスターズは一度もプレイしたことがなく、新鮮な気持ちで遊べている。
かつて、小学生くらいのとき、こういう感じでモンスターを仲間にするタイプのゲームをやったことがある気がするんだけど、なんのゲームだったか思い出せないんだよなー。あれ、なんなんだろう。
なんとなく「サンリオタイムネット未来編」あたりではないかと踏んでいるが、記憶がおぼろげすぎて全然わからない。

「テリーのワンダーランド」の話に戻るが、モンスターをつかまえる、レベルを上げる、ボスを倒す、格闘場でライバルを倒す、という行程をひたすら繰り返すゲーム。シナリオは今のところ特にない。
基本はレベルを上げて、特殊技への対策をしてぶん殴るというだけでここまで進んできてしまっているが、このモンスターで本当にいいのか?という疑問はかなりある。
シナリオで手に入った強そうなやつだけで踏ん張っているけど、なんかこのままだとどこかで詰みそうだな。
もっと愛着のあるモンスターで行ったほうが楽しいのでは?と思いつつ、ドラゴンとゴーレムでぼかすか殴っている。

#ゲーム

「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film」を見た。
30分という時間が短く感じる、上質な戦隊映画だった。
1時間くらいあってもよかったのでは?という出来。

本編の途中に挟まる形になっている劇場版だが、手堅くまとまっている感じでよかったと思う。
本編の終盤の重大局面で、急にジャックポットストライカーという謎のコレクションが出てきて、「こんなやついたか?? 見たのに忘れているのか??」とクエッションマークが浮かびまくっていたのだが、映画でお披露目されたキャラだったのか。

本放送がはじまったとき、「ルパンレンジャーの敵は『警察』らしい」という話を聞いて、「いや、原典的に言えば、敵は『探偵』じゃないと」とぼんやり思った記憶がある。
そんなやかましい人に対し、満を持してお出しされた探偵。その名もエルロック・ショルメ!
ついに来た!! ネーミングもそのものズバリで大変に嬉しい。
もうちょっと、推理キャラを印象付けてくれたら最高だったと思うが、わかりやすさを重視して『シャーロック・ホームズ』にすることもできたはずなのに、あえて『エルロック・ショルメ』としてくれたところに拍手したい。
やっぱりルパンの相手はエルロックじゃないと。
演技的に浮いてしまいがちな『芸人枠』でもあるのだが、演技経験の多いココリコの田中さんを連れてくるというウルトラCで、ルパパトのドラマ性にもマッチしていた。

ダブルレッドの関係性の掘り下げという、本編でもかなり重要な要素をガッツリとやってくれているし、敵地にふたりで閉じ込められるという緊迫した展開も非常によく、劇場版ではなく本編の一部としてやってくれてもよかったのでは?という内容だった。
OPのアクションパートもかっこよかったなあ。
残念なのはノエルの出番の少なさだが、彼ひとりだけが一番最初に真相を見抜いていて、短時間ながら追加戦士としての有能さを見せつけていたので、これはこれでいいかなという感じ。畳む


#映画



久しぶりに「大喜る人たち」のチャンネルを見に行ったら、恐山さんがいたのでビビった。
しかも、かなりクリティカルな回答をしていて凄まじい。
大喜利出身だとは聞いていたけど、実際に大喜利しているのは見たことなかったんだよなー。
いつものメンバーのなかに恐山さんが混ざっているのが不思議な感じである。

急に「盛り下げ/盛り上げ」の関係性の構造が反転する「皇居で…」が好きすぎた。
ひわちゃんのリアルに嫌な盛り下げ方もよかった。

#お笑い

アンデシュ・ハンセン「スマホ脳」を読む。
狩猟生活をしていたころと、人間の肉体の仕組みは変わらないのに、生活の内容が激変したことで、ギャップによる不調が生まれるのだということを丁寧に説明してくれる良書。
人間の体の仕組みと、スマートフォンがそこに与える負荷の内容を解説してくれているため、単なる感情としてのスマートフォン憎し、デジタル憎しというだけではなく、科学的に実証されている害がわかる本となっている。
スウェーデンでは、ベストセラーとなったこの本に基づいた教育が行われており、子どもへデジタルがもたらす害が日本よりもちゃんと意識されているらしい。

スマートフォンやSNSを売り出している側の人たちは、自分の子どもにはデバイスを触らせないようにしている……というあたりの話は、やはりスマートフォンもSNSも、ドーパミン依存を生み出す麻薬のようなものなのかな、と思わせる。
また、幾多の研究を元に、「うつの人がスマートフォンをよく触る」のか、「スマートフォンをよく触るからうつになる」のか、卵と鶏、どちらか先なのかに慎重に言及してくれるところも、誠実で好きだった。

意外だったのは、スマートフォンを『触る』ことで、脳の機能が低下したり学習効果が落ちたり、メンタルの状態が悪くなるだけではなく、寝る部屋や学習スペースにスマートフォンが『置いてある』だけで、睡眠の質や学習効果が大幅に低下するというくだり。
人と雑談しているときに、机の上にスマートフォンを置いておくと、雑談の内容がつまらなく感じる、というのも驚きだ。
スマートフォンのアラームを、無料で使える目覚ましとして活用している人はかなり多いと思う。
が、ドーパミンの素が枕元に置いてあるだけで、脳がドーパミンを意識して気が散ってしまい、睡眠の質は低下する。
目覚まし時計を購入し、スマートフォンを寝室から追い出すだけで、睡眠の質は大幅に向上するということになる。
ちょっとやってみたいが、スマートフォンの目覚まし機能が生活に根付きすぎていて、いまから時計に切り替えるのは勇気がいるなあ。

#読書

美容院に行ってきた。
散髪中、美容師さんが「えっ!?」と戸惑った声を上げる。
そして、「なんか、すごいくせ毛の白髪が3本生えてますよ。切りますか?」と問いかけられた。
切って見せてもらうと、たしかに凄まじくクルンクルンに丸まった、長い白髪が3本あった。まったく黒い部分がない。
今まで、長い髪の裏側でひっそりと丸まって隠れていたのが、周囲の髪を切ったら顔を出したらしい。
昔からずっと直毛なので、くせ毛が生えてくるということ自体が初めてだが、並んで生えているうえに、ぜんぶ白髪というのがどことなく異様で怖かった。
「別の人の髪みたいですね」と美容師さんが冷静にコメントしており、ホラー映画のはじまりっぽかった。
これが年をとるということなのか。それともなにかの呪いなのか。
本当にウソみたいに真っ白で、動物の毛かなにかみたいだったな。

ルパパトは、お話的にもおもしろいんだけど、アクション面では「敵を倒す前に、体についた金庫のなかにあるコレクションを盗まなければならない」という縛りがいい感じにスパイスになっていて、これは革命的な発想だと思える。

遠くからビームを撃つだけで倒すというような攻略法は最初から封じられていて、快盗側は必ず一度は敵に接近し、直接体に触れる必要がある。
このルールがあるおかげで、快盗側の能力を使った急接近やパルクール、肉弾戦の醍醐味が味わいやすくなっている気がする。
開けづらい金庫をどう開けるか、接近させないような能力を持つ相手にどう立ち回るか、という戦略面でのワクワクもあり、楽しい設定だと思う。

あと、金庫に関しては、警察側に先に倒されると、快盗側は一瞬で詰みの状態に陥るため、警察に先んじられないようにしなければならないという状況も緊張感があってよかった。
でも、これはあまりに緊張感がありすぎるせいか、あまり言及されなかったなー。

#特撮

「相席食堂」(2024年2月13日)より、「街ブラ-1GP」中盤戦を見る。

そつなくこなす変化球のさや香、まったくボケないことでなぜか高得点を叩き出すくらげ、そつなくこなしているにもかかわらずくらげに喰われたヤーレンズという、ふしぎな結果となった。

くらげが場を荒らしまくったのが最高におもしろかった。
ちょっとのことですぐに感動して泣いてしまい、ほぼほぼずっと感極まっている渡辺さん、それに対してなにもツッコミを入れずに神妙な顔をしている相方……という異様な雰囲気のロケ。
本来、ロケ単品で見てみたら、凄まじくつまらないはずなのだが、千鳥のツッコミと合わさることで、奇跡の融合が起こってしまっていた。
その場の感動のノリでふわっと点数をつけたら、結果的に1位になってしまったのもおもしろが過ぎる。

昨年のダイヤモンドは、ギャグがつまらない、テンポが悪い、性格も悪そうに見えてしまうし人柄が伝わらないという、よくない要素の全部盛りになってしまっていた。
でも、ロケに慣れていない+ネタはセンス系という組み合わせだとそうなって当たり前だと思う。
今年はくらげ・ダンビラムーチョあたりが危ういかもしれないと思っていたんだけど、くらげは予想外のダークホースとなっていて、すごくよかったと思う。
街ブラは毎年、ロケにすごく慣れている人たちと、初めてロケをする人たちの経験の落差が如実に出てしまうのが見どころでもある。
ロケに慣れていないからこそ、その慣れていない部分を武器にして戦っていけるということをくらげは証明してくれた気がする。
変に飾らずに素の人柄を見せてくれているっぽいところもすごく印象がいいし、「なにもない」はずなのに妙に心に残るロケだった。
下手な小細工がないというところが長所として作用するのは狙ってできることではなく、ある意味、どんなテクニカルなロケよりも価値がある。

個人的な好みとしては、今回はさや香もめちゃくちゃ好きだった。
「ロケのお約束をぶち壊す」というのは街ブラにもっとも期待していることで、かつてランジャタイがロケの文法を理解したうえで破壊したあの展開をまた見たいと思っていた。
今回のさや香もまた、ロケの文法の破壊を目論んでいたような気がして、ニンマリできた。
「さすがに、そんなになんでもかんでも消えてなくなっているわけないだろ!!」と、やや構成があざとすぎるような感じはあるのだが、それも込みでロケの匠によるロケ破壊という作品として楽しめたと思う。
ショッピングモールが無惨に破壊されているところがなぜか地域住民に丸見えになっているくだり、街ブラ史上一番好きな風景かもしれない。

もったいないのはヤーレンズ。
おそらく優勝候補で、期待値としては一番高かった。
ネタはおもしろいし、ボケを乱発する芸風はロケ向きでもあるし、人柄もよさそう……と、負ける要素ほぼなしの状態だった。
しかし、こういう最強のコンビがなぜか落ちていくのが、街ブラあるある。
ヤーレンズのロケ中もずっと渡辺さんの顔がチラつきつづけてしまうという異常事態には笑うしかない。
ロケの出来自体はおそらく今のところトップレベルなので、ただただ出順という魔物に喰われた感じ。

来週は、ロケの匠・モグライダー、前回の王者・真空ジェシカ、平場最強だったマユリカ。どんな結果になるか、楽しみ。
なんとなく、マユリカあたりがトップをかっさらっていくのではないかと予想。畳む


#お笑い

新商品の「生雪見だいふく」を買って食べる。
雪見だいふくのぎゅうひのなかに、クリームだけが入ったお菓子。
リッチな味わいでおいしいのだが、普通の雪見だいふくと比べると、一瞬で食べ終わってしまい、かなり儚い。
賞味期限も明日までだった。儚いなあ。

最近のアイスだと、明治DearMilkが爆裂大ヒットすぎて、それを超えるものがなかなか登場しなさそう。
やや高いのだが、乳製品のみを使用したぜいたくな味わいが最高すぎて、忘れられない。

「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」を全話見終わった。
かなり満足度の高い作品だったと思う。
この次に何を見ようか、また悩みはじめる。

朝加圭一郎という理想の警察官を魅力的に見せるための話運びがうますぎて、たぶん彼のための作品だったんだなと思った。
「救急戦隊ゴーゴーファイブ」において、理想の救急救命の在り方とは?という部分を丁寧に掘り下げていたのと同じく、警察官として、道を踏み外した快盗たちにどう向き合うのかをきっちり描いていたのは興味深い。デカレンジャーとかぶるのでは?と思わせておいて、『町のおまわりさん』なので、『刑事』とは違う……という差異化ができているのもおもしろい。
「快盗=悪」として排除するのではなく、ザミーゴによって大切な人を奪われ、心を壊された『被害者』としての夜野魁利にひとりの警察官として対話を試みているシーンはグッと来た。

警察と快盗の対立を描くということで、もっと平成ライダー的な勘違いやギスギスが発生しそうなものなんだけど、蓋を開けてみると、警察側の人間ができすぎていて、知的レベルと職業意識が非常に高いため、ほとんどそういった争いに発展しなかったのは逆に新鮮。あまりにも察しがいい。
このコンセプトで喧嘩にならないこと、あるんだ……。
ルパレンの正体が公開されてしまったくだりでは「メガレンジャーみたいになるのでは!?」と思ったし、新たな隠れ家を探すのも含めてメガレンジャーを意識した展開っぽかったけど、意外と民衆にモラルがあって、惨事にはならなかった。よかった……。

ノエルも純粋かつ善人なので、スパイとしてはほとんど機能しておらず、単なる便利屋みたいな感じになっていた。
本来はもっとギスギスしてもいいキャラなのに……本人が明るすぎるし、一目見て善意だとわかりすぎる……。

ジュウオウジャーとウィザードと同じ香村純子さんの脚本ということで、やっぱり人間の善意を全力で信じるようなお話になっているのがよかったなー。
嫌な人が全然いなくて、みんな一生懸命なのが応援しやすくていい。安心して見られる感じが好きだった。畳む


#特撮

ロジクールのキーボードを新しく購入。
キーストローク深めな感じのものにしたら、かなりしっくりきている。
最近、文章を書くのをサボり気味なので、このキーボードで巻き返したい。
書かずにいるとどんどん書けなくなっていくんだよなー。

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